4 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1942年02月23日, 1942-02-23
著者
高沖 宗夫
出版者
日本宇宙生物科学会
雑誌
Biological Sciences in Space (ISSN:09149201)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.76-83, 2007 (Released:2007-12-26)
参考文献数
49
被引用文献数
2

Nearly 50 multicelluar animal species have ever been flown on the near earth orbit or further. Animals used in space experiments range from Primates to Cnidaria. Widely used laboratory animals on the ground, such as rats and fruit flies, are frequently flown species. Mice, however, seem less popular in space experiments, probably because of their relatively poor resistance to the stressful space environment. To keep rodents onboard the space craft in a health state requires tremendous efforts. Moreover, the use of rodents onboard the International Space Station (ISS) has become extremely difficult, due to the cancellation of the Centrifuge facility. Rearing fish in space, on the other hand, is easier than to keep rodents, since their waste excretions are borne by the water flow and can be effectively removed by filtering. Fish are suitable model for the studies on development, radiation effects and vestibular functions. Among fish, Medaka (Oryzias latipes) will be the most useful species for space experiments, with the inventory of inbred and mutant strains, their genome sequence data, and the established gene knockout technologies. Medaka together with established small laboratory animals, such as C. elegans, are most promising species for the experiments onboard the ISS. Other unique groups of animals in space experiment are those inhabit in the arid area. These animals, such as Mongolian Gerbil (Meriones unguiculatus), generally require few drinking water and produce little amount of waste. This enables flight hardware being simpler. Although the lack of their genome sequence data is a big drawback, they are useful for space experiments, especially for those utilizing recoverable capsule satellites.
著者
亀協從 輯
巻号頁・発行日
vol.[2], 1800
著者
Atsushi Mizuno Chisa Matsumoto Takuya Kishi Mari Ishida Shoji Sanada Memori Fukuda Issei Komuro Kenichi Hirata Koichi Node
出版者
The Japanese Circulation Society
雑誌
Circulation Reports (ISSN:24340790)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.100-104, 2021-02-10 (Released:2021-02-10)
参考文献数
14
被引用文献数
5

Background:Cardiovascular department restriction policies on procedures resulting from the COVID-19 pandemic have not been fully evaluated.Methods and Results:We performed a retrospective analysis of a nationwide survey performed by the Japanese Circulation Society in August 2020. The total response rate was 48.9% (651/1,331). The rate of restriction of cardiovascular procedures peaked in April. Exacerbations of heart failure due to hospital restrictions were noted in 43.8% of departments.Conclusions:Many departments restricted their cardiological procedures, and this rate changed according to the pandemic situation. The exacerbation of cardiovascular disease resulting from pandemic restrictions should not be ignored.
著者
井上 淳詞 原田 和樹 原 浩一郎 木下 芳一 加藤 範久
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集 平成22年度日本調理科学会大会
巻号頁・発行日
pp.57, 2010 (Released:2010-08-27)

【目的】ごぼうは、一般野菜の中でも特に食物繊維とポリフェノールを豊富に含む野菜である。我々は、このごぼうに注目し、焙煎することで、さらに抗酸化能を高めた「ごぼう茶」を開発した。ごぼう茶の腸内環境への影響を、動物実験により調べ、さらに健康な成人45名による摂取試験の結果についても併せて報告する。 【方法】国内産ごぼうを、蒸気加熱(ブランチング)後にカットし、乾燥した。さらに130~180℃で焙煎を行った。これを2.75%の濃度で熱水抽出したものを供試サンプルとし、高脂肪食を与えたSD系ラットに水の代わりに与え、腸内細菌叢と糞中の二次胆汁酸、IgA、ムチンについて調べた。また、健康な成人45名に、同じ条件で抽出したごぼう茶抽出液(500ml/日)を2週間摂取し、1週間のwash-out期間後に、ごぼう茶粉末(20g/日)を2週間摂取してもらい、便通と血液成分、血圧について調べた。 【結果】動物実験では、高脂肪食のみを与えた群で、糞中の二次胆汁酸が増加したが、ごぼう茶摂取群は、有意に二次胆汁酸が減少し、また腸管免疫の指標となるIgAおよびムチンが増加した。ヒトに対しては、排便回数に差異は認められなかったものの、最高血圧が約10mmHg減少した。さらにごぼう茶粉末を摂取することで白血球数と肌水分の増加が認められた。以上の結果から, ごぼうを焙煎することで、美味な機能性飲料としての利用が可能であり、さらにごぼう茶中にはリグニン等の不溶性食物繊維も含まれることから、粉末化による加工食品の素材としても可能性を得た。
著者
山内 有信 中村 友香 狩谷 標 檜垣 俊介 山城 ミヤ子 稲井 玲子 東元 稔
出版者
鈴峯女子短期大学
雑誌
鈴峯女子短大研究集報. 自然科学篇 (ISSN:03895025)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.1-11, 2006-12-20

カテキン類摂取で体脂肪が低減されることが報告されている。しかし,これらの研究は中・壮年層で軽度肥満の者を被験者としているものがほとんどであり,若年層での研究はほとんど見当たらない。そこで,4週間に亘る高濃度茶カテキン飲料の摂取によって体脂肪低減効果が得られるかについて,研究の趣旨を説明して同意を得た健康な女子大学生を被験者として検討を試みた。その結果,BMI,体脂肪量および体脂肪率は有意に低下し,とくに体の部位別の体脂肪率では体幹部が有意に低下した。また,体年齢,ウエスト周囲径も有意に減少し,体重あたりの基礎代謝量は有意に上昇した。これらの結果から,とくに生活習慣病で問題となる腹部脂肪(内臓脂肪)が減少し,生活習慣病予防に対する効果が期待できると考えられた。
著者
平野 葵
出版者
北海道大学文学研究科
雑誌
研究論集 (ISSN:13470132)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.105-116, 2014-12-20

本稿は、村上春樹『ねむり』の主人公「私」と、作中で「私」が読むレフ・トルストイの『アンナ・カレーニナ』に登場する女性たちとを、母/娘/妻としての側面を中心に比較・検討することによって、これまで女性表象に関して批判されることの多かった村上作品における、『ねむり』の位置づけ及び評価を行うものである。『ねむり』の語り手であり、息子を持つ専業主婦の「私」が直面する母性愛の揺らぎと沈黙、そして彼女が迎える暗い結末は、社会が敷いた暗黙の規範から逸脱してしまった女性の、その出口のない苦悩と恐怖とを表している。村上春樹の初期作品では、視点人物の男性には見抜けない不透明な沈黙として女性の問題が描かれており、問題そのものよりもその不可視性の深刻さを提示する傾向にあった。しかし近年の作品では、女性視点を導入し、女性に対する家庭内暴力や性暴力や、妊娠・出産などの母性に関わる問題を、可視的に描く方向へと変化している。この小説では、語り手である女性が、自身の母性愛の揺らぎを吐露しており、『ねむり』(当時は「眠り」)が発表された時期やその前後の作品の傾向から、前述の変化の転換点に位置する作品として捉えることができる。しかし手法の変化を経つつも、村上作品は処女作『風の歌を聴け』から近年の長編小説である『1Q84』『色彩を持たない多崎つくるや、彼の巡礼の年』に至るまで、初期から現在まで継続して母娘関係や母性にまつわる物語を描いてきたのであり、そしてこの『ねむり』という小説は、不眠や悪夢という極めて非現実的な設定を用いることによって、母/娘たちが抱える非常に現実的な問題を抉り出した、現代社会のアレゴリーとして機能しているのである。
著者
時実 象一
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.66, no.9, pp.490-494, 2016-09-01 (Released:2016-09-01)

1996年に創設した民間デジタル・アーカイブ機関,Internet Archiveは広範な文化資源のアーカイブをおこなっている。そのうち,ウェブページのアーカイブ,テレビニュースと政治広告のアーカイブ,書籍の電子化について最近の動向を報告した。また2016年6月にInternet Archiveの本部で開催された,「非集中型ウェブ・サミット(Decentralized Web Summit:Locking the Web Open)」についても簡単に報告した。
著者
岩河 信文
出版者
社団法人 日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.48, no.5, pp.91-96, 1984-03-30 (Released:2011-07-19)
参考文献数
7
被引用文献数
1 2

熱気流による樹木の発火危険を探るため, 発火時の葉温を既往の実験成果から整理するとともに, その検証のための実験を行った。既往の実験姓として空気温度の測定であったため藻内への熱の貯留から発火に至る経過がつかみ得なかった。本実験では藻の麺が発火する時点で近傍の遮敝板内の測点の値を記録することにより, 輻射熱の影響のない適正な葉温 (発火限界温度) を把握することができた。