著者
牧野 陽子
雑誌
成城大學經濟研究
巻号頁・発行日
no.105, pp.89-125, 1989-07
著者
横川 和幸 Kazuyuki YOKOKAWA 仙台大学 SENDAI COLLEGE
出版者
仙台大学学術会
雑誌
仙台大学紀要 = Bulletin of Sendai College (ISSN:03893073)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.9-14, 1987-10-01

本研究は,仙台大学陸上競技部に所属する男子短距離部員15名を被験者として,100m疾走タイムと跳躍形態の異なる跳躍運動(水平方向)の跳躍距離を測定し,疾走能力と跳躍能力との関係や各種跳躍種目間相互の関連性を明らかにし,今後の疾走におけるジャンプ・トレーニングの方向づけの指針を得ることを目的とした。その結果,跳躍能力に優れている者は,疾走能力にも優れている傾向があり,また,各跳躍種目間相互の関連性については,すべてに関連が認められた。このように,疾走トレーニングにおける補助的手段のジャンプ・トレーニングの課題は,より遠くへ跳ぶことを目標にすることが必要であると思われる。そして,それを達成するためには,トレーニング負荷としての跳躍回数や跳躍距離,さらには,脚部の筋力強化や跳躍種目に応じた跳躍技術の習得等も考慮して実施することが大切であると思われる。The purpose of this study is to clarify the relation between various Jump performance and sprint performance. The subjects were 15 members of Sendai college Students who belong to track and field team. The items measured on this study were a distance of vorious Jump exercises. The results were as follows; 1. The sprinter with good Jumping performance had a tendency to have high sprint performance. 2. The correlation between the eight Jump exercises relates to each Jumps From these results the Jump exercise in sprint training is important and its subject is to increase a distance of Jump.
著者
関口 敦 曾田 治男 大木 康則 樺澤 寛二 吉田 譲 森田 高志 笹川 繁 佐藤 智明 見目 恭一
出版者
The Japanese Society of Extra-Corporeal Technology in Medicine
雑誌
体外循環技術 (ISSN:09122664)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.53-56, 1998

当院における過去4年間の機器トラブル1,409件を検討した。機器は心電図モニター190台,輸液ポンプ140台,シリンジポンプ150台,パルスオキシメータ61台。修理内容の内訳は,非故障が303件(21.5%),院内修理が689件(48.9%),メーカー修理が417件(29.6%)であった。年別のメーカー修理の比率は,1994年度48.6%,1995年度34.2%,1996年度20.0%,1997年度27.6%であった。修理1件当たりの平均ダウンタイム日数は,心電図モニター13.1日,輸液ポンプ37.6日,シリンジポンプ34.4日,パルスオキシメータ17 .4日で,ダウンタイム率2.9%であった。トラブルの約46%が現場スタッフの不適切な使用方法に由来していた。看護婦への機器教育に力を入れているが,不適切な使用方法に由来するトラブルが減少せず,操作未熟が16.0%,破損・紛失が30.5%あった。トラブルを起こさないための対策として,注意喚起だけでなくFool proof的な対策を講じることが今後重要と考えられた。
著者
金 蘭九
出版者
九州看護福祉大学
雑誌
九州看護福祉大学紀要 (ISSN:13447505)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.139-154, 2003-03

本稿の目的は、日本と韓国の視覚障害者教育政策の歴史的変遷を整理、比較研究し、障害者福祉政策のための1つの方向性を提示することにある。 また、本稿では、日本における視覚障害者教育政策の史的展開と韓国における視覚障害者教育政策の史的展開の、大きく2つに分けて考察を続けた。まず、日本における視覚障害者教育政策の史的展開は、盲学校の誕生、盲教育制度、教育方法の変遷、普通科重視の教育などの内容である。次に、韓国における視覚障害者教育政策の史的展開ほ、済生院の設立、盲教育制度、教育方法の変遷、ソウル盲学校などがその内容である。The formation of this study is to review and reorganize the historical changes of the policies of the education for the visually disabled in comparison between Korea and Japan, and then propose a positive direction for the policies of the welfare for the visually disabled. Firstly the two countries historical developments of educational policies for the visually disabled are analyzed and studied individually. In Japan measures were taken in setting up the schools fol the blind, revising the educational system and its method and paying attention on normal classes. Secondly, in Korea the following is the content of the development, e.g.establishing the Saiseiin, revising the educational system and its method and setting up the Seoul school for the blind.
出版者
巻号頁・発行日
vol.238 村上之城絵図,
著者
Yoko Nomura Toshio Sasaki Hyung-Been Kang Ryuichi Suwa
出版者
The Society of Fiber Science and Technology, Japan
雑誌
Journal of Fiber Science and Technology (ISSN:21897654)
巻号頁・発行日
vol.73, no.11, pp.317-326, 2017-11-10 (Released:2017-11-28)
参考文献数
41
被引用文献数
1

Okinawa Island is part of the Ryukyu Islands located in southern Japan. Basho-fu is a unique and traditional Okinawan textile made from the banana plant Itobasho. The traditional production process of Bashofu has not been well studied scientifically. In this study, materials from the traditional degumming process (Udaki) of Basho-fu were characterized by morphological observation and other analytical instruments (FT-IR and XRD). The fiber materials degummed by the traditional and the modern laboratory methods were compared. The vascular bundles of the main component of Basho-fu fibers were conserved in the materials processed by the two degumming methods. However the FT-IR study indicated that the traditional method was milder than the laboratory process. The results scientifically confirms that the delicate traditional degumming step is a crucial process in the production of the fine Basho-fu textiles.
著者
佐藤 美樹 田髙 悦子 有本 梓
出版者
日本公衆衛生学会
雑誌
日本公衆衛生雑誌 (ISSN:05461766)
巻号頁・発行日
vol.61, no.3, pp.121-129, 2014 (Released:2014-04-16)
参考文献数
31

目的 孤独感に関する研究は,一般成人や高齢者を対象とした研究は比較的多くみられるものの,乳幼児を持つ母親を対象とした研究は,まだ限られている。本研究の目的は,都市部在住の乳幼児を持つ母親の孤独感の実態ならびに関連する要因について,乳幼児の年齢集団別(4 か月,1 歳 6 か月)に個人要因ならびに環境要因から検討を行い,育児支援に関する実践への示唆を得ることである。方法 A 市 B 区の乳幼児健康診査に2012年 9 月~11月(計10回)に来所した母親を対象に無記名自記式質問紙調査を実施した。分析は,日本語版 UCLA 孤独感尺度得点を従属変数とし,乳幼児の年齢集団別に基本属性,個人要因(内的作業モデル,育児感情),地域要因(子育てのしやすさ,近所との付き合い方,ソーシャルネットワーク)を独立変数とした重回帰分析を行った。結果 回収した251票(回収率58.4%)のうち回答に欠損のあった 3 人を除く248人(有効回答率57.7%)を分析対象とした。なお,4 か月児は125人(55.8%),1 歳 6 か月児は123人(59.7%)であった。その結果,4 か月児を持つ母親の孤独感尺度の平均点は39.2±9.4点,孤独感の高い者は,内的作業モデルタイプがアンビバレント型(β=.354,P<.001)傾向もしくは回避型(β=.331,P<.001)傾向であり,また育児感情の負担感(β=.180,P<.05)の得点が高く,ソーシャルネットワークの家族(β=−.144,P<.05),育児仲間(β=−.255,P<.01)の得点が低かった。また 1 歳 6 か月児を持つ母親の孤独感尺度の平均点は37.5±10.0点,孤独感の高い者は,母の主観的健康感(β=−.191,P<.01)が低く,内的作業モデルタイプがアンビバレント型(β=.297,P<.001)傾向もしくは回避型(β=.190,P<.05)傾向であり,育児感情の負担感(β=.283,P<.001)の得点が高く,ソーシャルネットワークの育児仲間(β=−.213,P<.01)の得点が低かった。結論 母親の孤独感を予防•軽減するためには,母親が育児を通じた人間関係を構築することやサポートを受けながら育児を行っていくための力を高める支援とともに,地域の人的ネットワークを含む地域の環境づくりへの支援が重要であると考えられた。

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著者
坦和三郎 著
出版者
積善館
巻号頁・発行日
1900
著者
保谷 徹 熊沢 徹
出版者
新人物往来社
雑誌
歴史読本
巻号頁・発行日
vol.44, no.13, pp.236-239, 1999-11
著者
濱田 輝一 岡田 裕隆 福留 英明 山本 広信
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.G3P3564-G3P3564, 2009

【目的】<BR> 今回初めて学生を実習に送り出し、また実習開始前までの学習成績結果であるGPA( grade point average)が集積できたことから、入学直後のアパシー傾向得点との関係を知ることで、今後の学生指導に有用ではとの観点からこの関係について検討したので報告する.<BR><BR>【方法】<BR> 1.データの得点は、それぞれの得点は以下の通りとした.1)アパシー傾向:鉄島らのアパシー傾向尺度31項目.尚、検討の前段階として集団としての均一化の為現役のみとし、かつ各尺度への回答の信頼性保持の為の社会的望ましさ尺度で不適当と判断されたものは除外した.また、全体傾向の把握を本位とすることから、男女差がないことを確認し検討を行った.2)GPA:大学において世界標準的に学生評価として用いられているもので、本学で運用されてきた成績評価とした.各科目の評点は、A(80~100点)を4点、B(70~79点)を3点、C(60~69点)を2点、再試合格者D(60点)を1点、F(59点以下)を0点の5段階とした.この評点を基に、全科目を合計し、登録履修した科目数で除し、GPA(スコア)とした.<BR> 2.検討課題: 前記2者の全体傾向の把握を主体とし、加えて専門科目のみのGPAとアパシーとの関係や、実習履修が可能となった群とそうでない群との関係も検討した.尚、対象となったのは、57名で、内訳は実習履修可群47名、否群12名であった.<BR><BR>【結果】<BR> アパシーGPAの関係は以下の通りとなった.1) 全員でみた場合:全科目、専門科目共に、r=0.32、0.33で関係は見られなかった.2)実習可能群と不可群での比較(1)群間の差異;統計的に優位な差は見られなかった.(2)全科目での関係;P<0.01、r=-0.50となった.(3)専門科目での関係;P<0.01、r=-0.52となった.<BR><BR>【考察】<BR> 以上の結果から、アパシー傾向の高い程GPA得点が低くなり、一方アパシー傾向が低い程GPA得点が高くなることが、全履修科目や専門科目でも言えることから、入学時のアパシー得点からその後の学業成績も予測でき、学生指導の一助となることがわかった.今後は、未終了の実習成績が得られた後、さらに検討していきたい.
著者
水野 浩二
出版者
北海道大学哲学会
雑誌
哲学 (ISSN:02872560)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.1-17, 2002-07-21
著者
犬塚 孝明
出版者
鹿児島県立短期大学
雑誌
研究年報 (ISSN:02885883)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.95-129, 1987-03-25