著者
市川 芳治
出版者
公正取引協会
雑誌
公正取引 (ISSN:04256247)
巻号頁・発行日
no.714, pp.72-77, 2010-04
著者
筒井 和幸
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
no.24, pp.12-13, 2007-08-18

日本物理教育学会近畿支部の「新理科教育プログラム創造委員会」では,昨年,小学校・中学校の教員を対象にアンケート調査を行い,教育課程改訂の方向性について分析を行った。また,大阪府高等学校理化教育研究会では,「小・中・高理科教育課程に関する懇談会」を毎年開催し,より望ましい教育課程の在り方について意見交換を行っている。これらの調査結果や懇談会での意見から,次期教育課程に対して教育現場で望まれていることを集約するとともに,最近の様々な動向を踏まえて,今後の教育課程行政の在り方について私見を述べる。
著者
佐々木 翔太郎
出版者
山口大學文學會
雑誌
山口大学文学会志 (ISSN:0551133X)
巻号頁・発行日
vol.60, pp.61-73, 2010

日本の鬼は中国より伝わったとされるが、意味範囲が時代と共に拡大しているため、日本人と中国人では鬼に抱くイメージに差異が生じているのではないかと考えられる。そこで、マインドマップ(maind-map)を用いたアンケートを実施し、日本人と中国人がそれぞれ鬼にどのようなイメージを抱いているか調査した。調査の結果、日本人と中国人の間に共通するイメージはあるものの、鬼の容姿や性質などのイメージに関して顕著な差異があることが明らかになった。そのため、日本と中国では「鬼」の表現のされ方も異なっていると考えられる。中国語母語話者は日本へ留学して来た際、特に日本語の「鬼」を用いた比喩表現に違和感を持つことが多いと思われる。想像上の存在である鬼に対する主観の差異が「鬼の解釈にも差異を生じさせているのであり、日本の「鬼」に対する中国語母語話者の誤解を防ぐためにも、「鬼」の意義差を明確にする必要があろう。
著者
吉岡 伸也 木下 修一
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.64, no.8, pp.619-623, 2009-08-05

タマムシを始めとして,昆虫や鳥など多くの生物が輝きのある鮮やかな色を持っている.これらの色は構造色と呼ばれ,自然界のフォトニック材料とでも呼ぶべき微細な構造体にその起源がある.近年のフォトニクス研究の高まりに呼応するように,生物の構造色は再び注目を集め,微細構造が示す光学特性はもちろんのこと,波長よりもはるかに大きい構造や視覚との対応をも利用した,総合的な発色の仕組みが明らかになりつつある.
著者
杉浦 健
出版者
日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.48, no.3, pp.352-360, 2000-09-30
被引用文献数
1

本研究の目的は, 拒否不安と親和傾向という2つの親和動機と対人的疎外感との関係, 及びそれらの関係の発達差や男女差を調べることであった。中学生366名, 高校生528名, 大学生233名を対象に親和動機, 対人的疎外感及び自我同一性についての質問紙調査を行った。その結果, 拒否不安と親和傾向は高い正の相関を示すにもかかわらず, 拒否不安は対人的疎外感と正の関係を, 親和傾向は負の関係を示した。また, 結果には男女差, 発達的差異があった。(1)女子において, 拒否不安は成長に伴い漸減した。(2)男子では, 拒否不安は中学生で対人的疎外感と負の関係を示したのに対し, 大学生では正の関係を示した。(3)拒否不安と親和傾向の相関は, 中学生の方が, 高校生, 大学生よりも高かった。これらの結果から, 2つの親和動機の変化は, 対人関係を適応的に維持していくための発達課題を示しているのではないかと考えられた。
著者
斎藤 眞
出版者
日本学士院
雑誌
日本學士院紀要 (ISSN:03880036)
巻号頁・発行日
vol.55, no.2, pp.81-103, 2000 (Released:2007-06-22)
被引用文献数
1 1

In November, 1999, celebrating the 60th anniversary of the Institute for American Studies at Rikkyo University, a special lecture meeting was held. It seems to be generally believed that American studies did not exist in pre-war Japan. But, as the establishment of that Institute at Rikkyo University itself suggests, the term“American studies”and some achievements in that field had existed well before the war. As a matter of fact, it started in the closing days of the Tokugawa regime. What was the reason for this early and strong interests in American studies in pre-war Japan?
著者
伊奈 龍慶 西村 公伸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.286, pp.43-48, 2009-11-12
被引用文献数
2

これまでオーディオ用のインシュレータは種々開発・販売され,使用により音質が変化することは良く知られているが,その理由については解明されていないのが現状である.本研究では,円錐型スパイク形状のインシュレータを採り上げ,頂点から底面またその逆方向での振動伝達特性の理論的解明を試み,形状や材質が伝達特性に与える影響を検討する.さらに,電源部を持たないアンプなど振動発生が少ない信号系統での雑音低減を目指し,スパイクの形状と振動吸収法を検討した.実験的には数種類の樹脂材料を用いて円錐型スパイクを試作し,信号系統の雑音低減に有効な形状や材質を,音質と音像定位の改善の立場から比較検討した.また,同時に,併用する振動吸収剤の効果についても検討を重ねた.
著者
定延 利之
出版者
日本語教育学会
雑誌
日本語教育 (ISSN:03894037)
巻号頁・発行日
no.123, pp.1-16, 2004-10
被引用文献数
1

Copyright (c) The Society for Teaching Japanese as a Foreign Language

4 0 0 0 OA 草々かしこ

著者
文の家桜洲 著
出版者
嵩山堂
巻号頁・発行日
1890

4 0 0 0 OA 雌竜雄竜

著者
稲岡奴之助 著
出版者
青木嵩山堂
巻号頁・発行日
vol.〔前篇〕, 1902