著者
白須 裕之
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告人文科学とコンピュータ(CH) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.8, pp.9-16, 2008-01-25

本稿は中国古典文献(古籍)、特に抄本、版本等のテキストを電子化することを前提に、その概念モデルを提出する。書物には論理的な文書構造と共に物理構造が存在し、更に古籍には現代の書物と異なる物理構造が存在する。このような複数の構造を捉えるために、本稿ではタグのOverlap問題を扱える多構造文書なる概念を提出する。これはConcurrent Markupのデータモデルの上に、複数の木構造を定義できるようにしたものである。更に校勘情報のために必要な概念についても議論する。This paper investigates multi-structuring and collation issue of textual encoding in ancient Chinese printings and manuscripts. We discuss requirements of digital text repositories for knowledge base on histrical sources, and overlapping problems of concurrent markups. So this paper presents a conceptual model of digital texts based on The Layered Markup and Annotation Language(LMNL) with XML-based multi-structures. Furthermore we show applicability of this model to textual encoding of ancient Chinese printings and manuscripts.
著者
櫻井 三子 山本 和彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.49, pp.309-310, 1994-09-20

RFC822で定義されたヘッダと本文以外に構造を持たないメールに代わって,本文に構造を持つ多目的メール(MIME)や,プライバシ強化メール(PEM)が定義されている.MIMEもPEMもRFC822との互換性は重視しているが,互いの利用に関しては十分な考慮がなされないまま,独立に規定されている.様々なデータ形式を扱うMIMEの利用は,今後RFC822に代わり普及するであろう.従って,MIME形式のメールに対してPEMを適用するような場合が増えることが予想されるため,MIMEやPEMのような構造化メールを統合する必要性が高まってくる.また,構造化メールの普及を図るためには,Emacsなどユーザの多いエディタ上で使い易いインターフェイスを提供することが重要である.このような観点から,本稿では, MIMEとPEMを統合する方式や, Emacs上のメールインターフェイスにおける実装について議論する.
著者
段上 達雄
出版者
別府大学会
雑誌
別府大学紀要 (ISSN:02864983)
巻号頁・発行日
no.55, pp.11-22, 2014-02

風流笠看聞御記鵲鉾京都祇園祭傘鉾風流笠(傘)という言葉は『看聞御記』が初出で、傘鉾という言葉は京都祇園祭の鵲鉾に由来する。鉾という言葉が加わることにより、傘は依代としての性格が強まり、綾傘鉾や四条傘鉾を生みだす。そして、京都祇園祭は全国の都市祭礼に大きな影響を与えていく。
著者
加茂 文吉
出版者
東京工科大学
巻号頁・発行日
2023

タイトル・著者は学位授与報告書による
著者
外池 亜紀子
出版者
麻布大学
巻号頁・発行日
2015

http://id.nii.ac.jp/1112/00004492/
著者
三上 史哲 宮崎 仁
出版者
川崎医療福祉学会
雑誌
川崎医療福祉学会誌 = Kawasaki medical welfare journal (ISSN:09174605)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.115-128, 2017

近年,国際生活機能分類(ICF)の意義や活用の重要さは認識されてきたが,構造の複雑さや項目 数の多さ(全1,457項目),用語の難しさ,全体像の理解の難しさなどから,実践的活用までに至って いないといえる.本研究では ICF の実践的な活用を目指し,その第一歩として適切なコード化を促 す支援システムを作成し,その活用例を示した.支援システムは ICF をインターネットを介して閲 覧,検索可能とする Web システムとした.ICF 検索機能としては Google 検索エンジンのサイト内検 索を利用し,多くのユーザが見慣れた検索結果を得ることが可能となった.さらに,Yahoo 形態素解 析(WebAPI)を利用し,文章による検索を可能とした.類義語に関しては,形態素解析で分割され たキーワードに対する類語辞典へのリンクを表示し,容易に再検索できるようにした.このシステム の活用例として,①日本広範小児リハ評価セット,②居宅サービス評価票,③要介護認定調査票,④ 重症児チェックリスト,⑤障害程度区分,⑥認知症アセスメント,⑦機能的自立度評価表の各評価項 目を ICF コード化した.全生活機能評価票の分析対象項目は,合計で291件あった.コーディングし たデータを評価票ごとに集計し,頻度分布図を作成したところ,評価内容が心身機能「b」を中心に したものと活動・参加「d」を中心にしたものに分かれることが示唆された.そこで,評価票間のコー ド(質問項目)の類似度をクラスタ分析を用いて確認したところ,日常生活動作を中心に調査を行っ ている評価票と高齢者を対象とした調査の分類があることが示唆された.新しい評価票を作成した際 に,同様の分析を行えば類似度の高い評価票を確認することができる.この活用例では,既存の評価 票を ICF コード化し,類似の評価票を分類することで,新しい評価票を作成する際により完成度を 高めるための一つの方法を示すことができたと考える.

6 0 0 0 日土交渉史

著者
内藤 智秀
出版者
慶應義塾大学
巻号頁・発行日
1933

博士論文
著者
鈴木 三男 能城 修一 田中 孝尚 小林 和貴 王 勇 劉 建全 鄭 雲飛
出版者
国立歴史民俗博物館
雑誌
国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History (ISSN:02867400)
巻号頁・発行日
vol.187, pp.49-71, 2014-07

ウルシToxicodendron vernicifluum(ウルシ科)は東アジアに固有の落葉高木で,幹からとれる漆液は古くから接着材及び塗料として利用されてきた。日本及び中国の新石器時代遺跡から様々な漆製品が出土しており,新石器時代における植物利用文化を明らかにする上で重要な植物の一つであるとともに日本の縄文文化を特徴づけるものの一つでもある。本研究では現在におけるウルシの分布を明らかにし,ウルシ種内の遺伝的変異を解析した。そして化石証拠に基づいてウルシの最終氷期以降の時空分布について検討した。その結果,ウルシは日本,韓国,中国に分布するが,日本及び韓国のウルシは栽培されているものかあるいはそれが野生化したものであり,中国には野生のものと栽培のものの両方があることが明らかとなった。それらの葉緑体DNAには遺伝的変異があり,中国黄河~揚子江の中流域の湖北型(V),浙江省と山東省に見られる浙江型(VII),日本,韓国,中国遼寧省と山東省に見られる日本型(VI)の3つのハプロタイプ(遺伝子型)が検出された。中国大陸に日本と同じハプロタイプの野生のウルシが存在することは,日本のウルシが中国大陸から渡来したものだとすれば山東省がその由来地として可能性があることを示唆していると考えられた。一方,化石証拠からは日本列島には縄文時代早期末以降,東日本を中心にウルシが生育していたことが明らかとなった。さらに福井県鳥浜貝塚遺跡からは縄文時代草創期(約12600年前)にウルシがあったことが確かめられた。このような日本列島に縄文時代草創期に既にウルシが存在していたことは,ウルシが大陸からの渡来なのか,元々日本列島に自生していたものなのかについての再検討を促していると考えられた。The lacquer tree, Toxicodendron vernicifluum (Anacaradiaceae) is an endemic tree in East Asia and is called urushi in Japanese. The urushi lacquer is collected from the tree trunk of this species and has been utilized as an adhesive and/or a painting material from very ancient ages. Many kinds of lacquer ware have been recovered from Neolithic archeological sites in Japan and China, and the urushi lacquer ware especially characterizes the Jomon culture in Japan. To elucidate the origin of the Japanese urushi culture, we examined the distribution of urushi trees in East Asia, analyzed their chloroplast DNA, and re-examined the fossil record of the urushi plant.Although the urushi plant is now distributed in China, Korea, and Japan, all of the trees in Korea and Japan are not native, but are cultivated. Thus the urushi trees in Japan is considered as an introduction from somewhere in China. We detected three haplotypes in the chloroplast DNA (trnL intron and trnL-F intergenic spacer regions) in of the urushi plant. The first one haplotype (haplotype V) is widely distributed in central China between Hwang Ho and Yangtze Jiang of China. The second haplotype (haplotype VI) is found in Japan, Korea, and Liaoning and Shandong provinces of China. The last one haplotype (haplotype VII) is found only in Shandong and Zhejiang provinces of China. The presence of wild urushi plant with the haplotype VI in certain areas of China may suggest the possibility that the urushi trees in Japan seem to have originated and introduced from those areas, if it was introduced. Fossil records of pollen, fruits, and wood of the urushi plant have been recovered from the early Jomon period in Japan, especially in eastern and northeastern Japan. One exception is the oldest record of the incipient Jomon period of ca. 12600 cal BP of a urushi fossil wood from the Torihama shell midden of Fukui prefecture. This fact is pressing us to re-consider whether what the urushi plant was brought over from China, or it is native to Japan originally.
著者
中島 淳
出版者
九州大学
巻号頁・発行日
2007

博士論文
著者
渡辺 宏明
出版者
法政大学教養部
雑誌
法政大学教養部紀要 (ISSN:02882388)
巻号頁・発行日
no.100, pp.1-13, 1997-02