1 0 0 0 OA 加藤高明

著者
伊藤正徳 編
出版者
加藤伯伝記編纂委員会
巻号頁・発行日
vol.下巻, 1929
著者
曲 寧 伊藤 正裕 善本 隆之
出版者
東海大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

化学療法や放射線療法などの抗癌治療の副作用として精子形成障害が起こることがある。近年、抗癌治療副作用の軽減に漢方薬が注目されているが、抗癌治療後の精子形成障害の改善効果に関する報告は未だ少ない。申請者らは、抗癌剤投与或いは放射線照射後のマウス精子形成障害に対する牛車腎気丸の治療効果を調べた。抗癌剤投与や放射線照射後のマウス精子形成障害に牛車腎気丸が共に有効な治療効果をもつことが明らかとなった。また液性因子や細胞因子への影響について明らかにし、牛車腎気丸による精子形成障害の改善作用機序を明らかにした。補中益気湯および八味地黄丸による精子形成障害の改善効果も比較検討した。
著者
西村 誠 石原 勝 伊藤 正俊 細野 久美子 関東 裕美
出版者
日本皮膚科学会大阪地方会
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.27, no.4, pp.844-849, 1985

6年間に5例のベルロック皮膚炎を経験した。原因製品はいずれもフランス製で香水1, オーデコロン2, オードトワレ2例であった。経過を観察しえた3例の場合, 色素斑は約半年後には消退した。製品の光毒反応を患者あるいは毛ルモットで立証した。製品中の光毒物質を高速液体クロマトグラフィーで定量した。
著者
伊藤 正俊 木下 美和子
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.252-255, 1988 (Released:2010-08-25)
参考文献数
5

乾皮症10例, 尋常性魚鱗癬2例, アトピー性皮膚炎2例, 及び進行性指掌角皮症9例の計23例に尿素10%含有クリーム (フェルゼア®) を用い臨床効果を検討した。その結果, 極めて有用5例, かなり有用13例, やや有用5例の成績が得られた。疾患別では尋常性魚鱗癬, 及びアトピー性皮膚炎で著しい効果を認めた。しかし, 乾皮症, 進行性指掌角皮症の一部の症例では皮疹の改善があまり著明でない症例を認めた。全例で副作用は認められなかった。

1 0 0 0 OA 経済学講話

著者
伊藤正 著
出版者
宝永館[ほか]
巻号頁・発行日
1903
著者
川畑 貴裕 久保野 茂 伊藤 正俊 松田 洋平 秋宗 秀俊
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(S)
巻号頁・発行日
2019-06-26

4He(アルファ粒子)が2つのアルファ粒子を逐次捕獲して12Cを合成するトリプルアルファ反応は、宇宙における元素合成過程において最も重要な反応のひとつである。しかし、高温あるいは高密度な極端環境下におけるトリプルアルファ反応率には、既知の値に比べ数倍から100倍も増大する可能性が指摘されており、大きな問題となっていた。本申請課題では、・逆運動学条件下における12Cからのアルファ非弾性散乱の測定・新しいアクティブ標的を用いた12Cからの中性子非弾性散乱の測定により、極端環境下におけるトリプルアルファ反応率を決定し、宇宙における元素合成過程を明らかにすることを目指す。
著者
伊藤 正毅
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.69-81, 1999-02-25 (Released:2009-11-24)
参考文献数
127

高齢者糖尿病の頻度, 成因, 症状の特異性, 治療目的, 治療内容-食事, 運動, 薬物療法-, 慢性の合併症, コントロール目標について考察した. 60歳以上の高齢者の糖尿病の頻度は13~14%に達した. 30歳以後, 年齢とともに食後の血糖の上昇が認められるが空腹時の糖の上昇は著明でない. 高齢者糖尿病の成因としてインスリン抵抗性とインスリン分泌障害が考えられ, 肥満者は抵抗性が主であり, 非肥満者は分泌障害が主であると報告されている. インスリン抵抗性の原因として年齢を経てもインスリン受容体の減少がないことより受容体以後, GLUT4の translocation までのいずれかの機構の障害があり, インスリン分泌障害はインスリンの first, second phase ともに障害されていると報告されている. 相対的なプロインスリンの増加も報告され, プロインスリンからインスリンの転換の障害も示唆されている. 高齢者には口渇中枢の障害や糖の排泄域値の上昇が見られることから糖尿病の症状は非定型的になりやすい. 高齢者糖尿病には認知障害が認められがその程度や障害内容がどのような治療の妨げになるかは解明されておらず, この分野の研究が重要である. 高齢者糖尿病の食事療法は低栄養や vitamin, mineral, 亜鉛などの欠乏→創傷治癒の遅延に繋がる可能性があるので食事指導は個人の能力, 社会的環境に即した個別指導が必要である. 持続した運動療法は高齢者でも中年者と同様の効果が認められているが, 運動前に充分なチェックが大切である. 薬物療法は年齢に伴う薬物代謝の変化から副作用の出現-特に, 低血糖の遷延-に注意が必要である. 高齢者の低血糖は counterregulatory hormone の分泌低下や低血糖の認知低下などがあり重症化しやすい. 血糖コントロールの recommendation としてFBS 140mg/dl以下, 食後血糖200mg/dl以下, HbA1cは測定上限値1%以内が提示されている.
著者
伊藤 正憲 ITO Shoken
出版者
京都女子大学現代社会学部
雑誌
現代社会研究 (ISSN:18842623)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.119-130, 2013-12

幸福のパラドックスについて議論する場合には、生活評価、生活満足度、幸福度、感情の四つを区別することが重要である。幸福のパラドックスとは、いわゆるイースタリン・パラドックス─国際比較でみて所得の高い国のwell-beingが高いとはいえないこと、及び一国時系列でみて所得の上昇が必ずしもwell-beingの上昇をもたらさないこと─そして国際比較で所得がある水準以上になるとwell-beingが頭打ちになること(飽和点の存在)である。しかし、Cantril Ladderによる生活評価を指標に使った近年の諸研究によれば、国際比較でみて評価と対数所得との間に直線的な右上がりの関係が見出される。これは、生活の評価がグローバル・スタンダードに基づいてなされているからだと考えられている。一国時系列でも多くの場合、生活満足度を指標にとればそれは所得の上昇とともに上昇している。ただし、感情を指標にとると米国の場合、最近の一時点でみてwell-beingがある所得水準で頭打ちになる。
著者
久保 金弥 伊藤 正樹 伊藤 徹魯 岩久 文彦
雑誌
障害者歯科 (ISSN:09131663)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.25-27, 2001-02-28
参考文献数
5
被引用文献数
4
著者
西川 嘉広 水谷 英夫 小出 哲朗 石川 久高 今井 裕一 大村 崇 山田 典一 大久保 節也 市川 毅彦 伊藤 正明
出版者
一般社団法人 日本臨床救急医学会
雑誌
日本臨床救急医学会雑誌 (ISSN:13450581)
巻号頁・発行日
vol.22, no.5, pp.732-735, 2019-10-31 (Released:2019-10-31)
参考文献数
8

症例は60代,男性。初回来院時,診察中に心房細動から心室細動となりアミオダロン塩酸塩注を投与された。その後,心室細動はコントロールされ無事退院した。その際,予防的にアミオダロン塩酸塩錠が継続処方された。1カ月後,心房細動にて救急受診し,初回入院時に潜在性WPW症候群の可能性が疑われ,心室細動への移行が懸念されたことからアミオダロン塩酸塩注が静脈内に投与された。その10分後,アナフィラキシーショックを呈した。加療にて回復後,アレルゲンの検索が行われた。アミオダロン製剤には錠剤と注射剤がある。すでにアミオダロン塩酸塩錠を内服していたことから注射製剤の添加剤に着目し,皮膚反応試験を実施した結果,アレルゲンはベンジルアルコールと判明した。本添加剤は多岐にわたり含有されているため,新規投薬時には医療用医薬品だけでなく一般用医薬品にも含有されていないことを確認するなど細心の注意を払う必要があると考えられた。
著者
伊藤 正子 下條 尚志 小田 なら
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

2017年度はハノイ、フエ、メコンデルタで華人と明郷についての調査を行った。まずハノイでは旧市街の元華人街を中心にインタビューを実施、短期間ではあったがしつこく何度も通ったかいがあり、水面下に残る華人ネットワークをたどって、1978年の中越関係悪化時に中国に戻らず、ベトナムに残っている人たちの証言を得ることができた。その結果、ベトナム人男性と結婚していた華人女性はベトナムに残ることができたが、それ以外の人々はほとんど残ることができず、ほぼ中国へ渡っていることがわかった。中部・南部からも難民となってベトナムから脱出した中国系住民は多いが、ハノイほど徹底して追い出されてはおらず、政治都市ハノイの厳格さと、北部から華人人口の大部分が出国したとされていた通説を確認することにもなった。さらに以前の教育状況や今は政府に接収されてしまっている会館の活動、華僑・華人大量出国の前後の状況など歴史を具体的に明らかにできた。ハノイに残った華人についての調査はこれまでないので貴重な資料を収集できたと言える。通常外部者は入れない、接収され小学校にされている元広東会館の建物内部も見ることができ幸運にも恵まれた。12月にはハノイ大のチン教授と分担者とともに、フエでインタビュー調査、フエ大学で華人に詳しい研究者と交流し文献資料収集を行った。フエは観光客で賑わうホイアンと同様、華人会館などの施設が揃っているにも関わらず、全く観光開発されていない。ホイアンやホーチミン市に比べ華人社会が衰退しつつあり、観光開発に関わるような人材も少ないことがわかった。行政側もフエには王宮関係の施設がたくさんあるために、ベトナム的でない華人施設に注目する必要がないと捉えているようだ。また阮朝に高官として仕えていた明郷の子孫が残っているのも古都の特徴で、抽象的にしか言われていない明郷のかつての活躍ぶりを具体的に明らかにできた。
著者
角田 香澄 伊藤 正江 柵木 嘉和 坪内 美穂子 徳留 裕子
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.18, pp.164, 2006

【目的】近年、放課後の児童の生活習慣は、塾に通うなど以前に比べて大きく変化してきた。また、食の欧米化や生活習慣の変化にともない児童の嗜好性も変化してきた。食環境については、スナック菓子摂取量の増加、外食や調理済み食品、レトルト食品の使用等により、児童の嗜好性も変化してきたと思われる。学校給食の残食率は、嗜好性と同様に食環境と密接に関係しているといわれている。そこで、本研究では、主食に重点をおき、残食率と喫食環境との相互的な関係を知ることを目的にアンケート形式による、嗜好等の調査および喫食状況(残食率)を調査した。<br>【方法】現在の児童の嗜好を知るために愛知県一宮市の小学生3040名(男子1537名、女子1503名)を対象にアンケート形式による嗜好等の調査を行った。また、小学校給食の残食率の調査を行った。<br>【結果・考察】嗜好等の調査を「全国児童生徒の食生活等の実態調査」と比較した。全国調査の結果では、最も好まれる献立は、カレーライスであった。一宮市の児童も同様に、カレーライスを最も好むと答えた。嫌いな食品については、全国調査の上位10品目の結果は、その中の8品目が野菜であったのに対し、一宮市の児童も全国同様、野菜が上位をしめる結果であった。また、嫌いな料理の傾向も同様の結果が得られた。全国調査の嫌いな献立の1位は、野菜サラダであり、一宮市の児童も野菜の入った献立を好まない結果であった。2.米飯の月別残食率は、6月から9月にかけて高い傾向を示した。真夏などの暑さや湿度の影響を強く受けていると思われる。嗜好と残食率の関係については,好まれる献立である「カレーライス」について比較した。特にカレーライス時の残食率は5%と低いが,湿度が高く蒸し暑い時期には,8.7%と高い傾向を示した。給食の献立と気候は喫食状況に大きく関係する傾向が示唆された。
著者
伊藤 正史
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.71, no.4, pp.J125-J130, 2017 (Released:2017-03-25)
参考文献数
11

地上デジタル放送で,HDと4Kを切替えながら視聴できる番組コンテンツ技術を実用化した.現在の地上デジタル放送では,放送波で4K映像を提供することはできない.しかし,ハイブリッドキャスト運用規定2.0版で,H.265/HEVCにより圧縮符号化された4K映像をMPEG-DASHで配信し,テレビ上で再生する運用が可能になった.そこで,ハイブリッドキャストを使って放送と同内容の4K配信映像を表示し,従来の受信機に影響を与えることなく,放送の使命である視聴者の安心・安全を確保した上で,現在の地上デジタル放送でHDと4Kを切替えて視聴できる番組を実現した.本稿では,4Kなどの新しい映像技術を放送サービスで提供する方法として,ハイブリッドキャストによる放送と通信のハイブリッド伝送の実現手法を示すとともに,実際の放送結果と,視聴地域に応じたCMを表示するアドレッサブル広告への応用について述べる.