著者
水野 裕 堀田 報誠 葛西 良徳
出版者
THE TOHOKU GEOGRAPHICAL ASSOCIATION
雑誌
東北地理 (ISSN:03872777)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.34-42, 1968 (Released:2010-10-29)
参考文献数
26

The results of the author's study on the Byobusan sand dune area along the Japan Sea to the west of Tsugaru plain are as follows ;(1) According to grain-size analysis the sand in this area is classified into four groups ; recent dune sand (A type : Mdφ= 1.51-1.76Q, dφ=0.26-0.33), older dune sand (B type : Mdφ=0.68, Qdφ=0.48), sand derived from the Byobusan formation underyling the sand dunes (C type : Mdφ=1.48, Qdφ=0.66), and beach sand (D type : Mdφ=1.12, Qdφ=0.64) (Fig. 2, Table 1). The Byobusan formation is correlated to the Shimosue-yoshi stage.(2) Three levels of terraces are recognized in this area; 10 m terrace, 20 m terrace and 30-40m terrace, the figures indicate their heights above the sea-level (Fig. 5). These three levels have been formed by eustatic sea level change since the Shimosueyoshi stage (Riss-Wurm interglacial stage).(3) The pattern of the sand dunes is characterized mainly by longitudinal dunes and parabolic or U-shaped dunes (Fig. 7·8). The recent sand dunes cover the older sand dunes and volcanic ash layer on them.
著者
堀慈琳著
出版者
雪山書房
巻号頁・発行日
1922
著者
菅野 純夫 羽田 明 三木 哲郎 徳永 勝士 新川 詔夫 前田 忠計 成富 研二 三輪 史朗 福嶋 義光 林 健志 濱口 秀夫 五條堀 孝 笹月 健彦 矢崎 義雄
出版者
東京大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2000

日本学術振興会未来開拓研究事業(平成16年度終了)、文部科学省特定領域研究「応用ゲノム」(平成16度-平成21年度)と合同で、国際シンポジウム「ゲノム科学による疾患の解明-ゲノム科学の明日の医学へのインパクト」及び市民講座「ゲノム科学と社会」を平成18年1月17日-1月21日に行なった。国際シンポジウムの発表者は未来開拓5人、本特定領域6人、応用ゲノム3人、海外招待講演者9人であった。市民講座は、科学者側6名に対し、国際基督教大学の村上陽一郎氏に一般講演をお願いし、最後にパネルディスカッションを行なった。参加者は延べ550人であった。また、文部科学省特定領域「ゲノム」4領域(統合、医科学、生物学、情報科学、平成16年度終了)合同の一般向け研究成果公開シンポジウム「ゲノムは何をどのように決めているのか?-生命システムの理解へ向けて-」を平成18年1月28,29日に行なった。本シンポジウムの構成は、セッション1:ゲノムから細胞システム(司会:高木利久)講演4題、セッション2:ゲノムから高次機能(司会:菅野純夫)講演6題、セッション3:ゲノムから人間、ヒトへの道(司会:小笠原直毅)講演7題を行い、さらに、小原雄治統合ゲノム代表の司会の下、門脇孝、小笠原直毅、漆原秀子、藤山秋佐夫、高木利久、加藤和人の各班員、各代表をパネリストとしてパネルディスカッションを行なった。参加者は延べ700人であった。また、本領域の最終的な報告書を作製した。
著者
小原 雄治 菅野 純夫 小笠原 直毅 高木 利久 五條堀 孝 吉川 寛 笹月 健彦
出版者
国立遺伝学研究所
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2000

4領域全体の調整・推進、わが国のゲノム研究の機動的・有機的な研究推進のシステム作り、ピーク研究を支えるための基盤研究事業の支援、すそ野を広げるための研究支援事業、社会との接点などの活動をおこなった。主なものとして以下をあげる。研究支援委員会:シーケンシングセンター委員会では、4領域のゲノム/cDNAシーケンシングについて全面的に請け負った。原始紅藻、ホヤ、ゼニゴケY染色体、メダカゲノムについてホールゲノムショットガン法をベースにプラスミド、フォスミド、BAC配列を加えて決定した。また、日本産由来のマウス亜種MSM系統についてB6標準系統との比較のためにホールゲノムショットガンを1Xまで進め、1%程度のSNPsを見出した。cDNAについては、ミジンコ、線虫C.elegans、近縁線虫、ホヤ3種(カタユウレイボヤ、ユウレイボヤ、マボヤ、ヌタウナギ、メダカ、シクリッド、ドジョウ、アフリカツメガエル原始紅藻、細胞性粘菌、ヒメツリガネゴケ、ゼニゴケ、コムギ、オオムギ、アサガオをおこなった。リソース委員会では、本特定領域研究で作成された遺伝子クローンの維持・配布支援をおこなった。対外委員会:広報委員会では、ホームページ、メールニュース、シンポジウムなどの活動をおこない、対社会、対研究コミュニティへの情報公開・発信をおこなった。社会との接点委員会では、ゲノム科学と社会との双方向のやりとりの場として「ゲノムひろば」を3年にわたり計8回(東京、京都、福岡)開催し、高校生、一般市民との交流の実をあげた。また、医科学倫理問題の検討を進めた。
著者
堀田正敦 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.[84],
著者
大和田 真玄 祐川 誉徳 伊藤 太平 佐々木 憲一 堀内 大輔 佐々木 真吾 奥村 謙
出版者
Japan Heart Foundation
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.42, no.4, pp.S4_190-S4_194, 2010

症例は37歳, 男性. 35歳時, 夜間入眠中に心室細動(VF)による心停止から蘇生されて当院に搬送された. 受診時の心電図は正常であったが, ピルジカイニド負荷にてtype 1のBrugada型心電図が検出され, Brugada症候群と診断し植込み型除細動器(ICD)植え込み術が行われた. 植え込み後1年半経過した後, 1回のICD適切作動と2回の不適切作動が確認された. 不適切作動は2回とも自転車に乗っている時で, ICDテレメトリーではT波oversensing(TOS)に起因するダブルカウントが確認された. 運動負荷試験では負荷終了後の回復期にtype 2のBrugada型心電図を来し, 同時にTOSが捉えられた. β遮断薬は投与しづらく, またICDの感度調整でもTOSを予防できず, 他社製ICDに変更し, 心室リードを追加した. その後は運動負荷でもTOSが発生しないことが確認された. Brugada症候群ではしばしばTOSによる不適切作動が問題となる. デバイスの選択やリード留置部位を決定する際には, 一層の注意が必要であると考えられた.
著者
堀田正敦 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.[155],
著者
赤堀 八重子 飯田 苗恵 大澤 真奈美 原 美弥子 齋藤 基
出版者
公益社団法人 日本看護科学学会
雑誌
日本看護科学会誌 (ISSN:02875330)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.27-35, 2014-03-20 (Released:2014-03-12)
参考文献数
19

目的:特定保健指導における未利用の理由の構造を明らかにすることである.方法:A町の特定保健指導の未利用者10人を対象とし,未利用の理由に関連する3点を質問項目として半構造化面接を行い,KJ法を用いて質的に分析した.結果:特定保健指導における未利用の理由の構造は,【“私という領域”がある】【私には“良好な健康”より大切な生きがいがある】【私に限定せずに必要な人への活動を望む】という3つの要素から構成されていた.各要素の関係性として,【“私という領域”がある】は健康観に基づく自己決定の権利を示し,他の要素の基盤となり支持していた.さらに,各要素には,現在の身体状態を健康と捉える健康観が根底にあり,相互に影響することで未利用の理由が強化される関係にあることが示された.結論:未利用の解決には,未利用者の健康観を考慮した支援を行うことの重要性が示唆された.
著者
菅原 清子 堀口 寛子 沖田 善光 竹田 千佐子 鮫島 道和 高橋 勲 平田 寿 杉浦 敏文
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.456, pp.57-60, 2005-12-02

経穴刺激と自律神経活動, 即ち身体の状態の間には密接な関係が存在することが指摘されている. 中でも足底の指圧は比較的手軽な手法であるため一般に広く行なわれており, その効果も看過できないものがある. 本研究では被験者22名に対して足底のツボを指圧することにより, 自律神経活動と脳波がどのように変化するのかを検討した. 自律神経活動を解析した結果により, 指圧中に交感神経の活動レベルが増加する被験者群(Sym-G)と副交感神経活動の活動レベルが増加する被験者群(Para-G)に分けて検討した. 指圧時には両群ともに脈波伝播時間は遅くなり, 心拍数は減少した. 脳波のα1帯域(8〜10Hz)パワーに関しては, Sym-Gで右足指圧時に増加したが, Para-Gではあまり変化が見られなかった. また脳波のα2帯域(10〜13Hz)パワーに関しては両群ともに同じような傾向が見られた.

1 0 0 0 六巻抄

著者
日寛著 [堀日亨註解]
出版者
創価学会
巻号頁・発行日
1961
著者
福田 収一 渡 秀二 堀川 浩甫
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集. A編 (ISSN:03875008)
巻号頁・発行日
vol.47, no.416, pp.384-390, 1981-04-25
被引用文献数
1 5

溶接残留応力が疲労き裂伝ぱにおよぼす影響を80kg/mm^2級高張力剛を用い, き裂開閉口現象に注目して実験的に検討した. すなわち, サブマージ溶接した縦突合わせ溶接継手試験片と素材試験片における横われを想定した中央切欠きからの疲労き裂伝ぱをしらべ, 溶接景趣試験片における残留応力の影響も素材試験片における応力比の影響も有効応力拡大係数範囲ΔK_<eff>を用いれば統一的な定量的評価が可能であることを明らかにした.
著者
堀井 満恵 笹野 京子 筏井 沙織 石井 仁乃 長谷川 ともみ
出版者
富山大学
雑誌
富山医科薬科大学看護学会誌 (ISSN:13441434)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.33-42, 2002-04

本研究は母親がパニックに陥ることなく, 児の泣き方や泣き声からそのニーズや訴えの意味を把握し, 的確なケアができるよう, 現在育児の真っ只中にある母親達に, 児の空腹時, 不快時, 眠い時, 甘えたい時の泣き方や泣き声の判別に, どのような方法や手段を用いているか, また, その断定の根拠などについてアンケート調査し, 一方, 育児経験は無いものの同年代であり且つ近い将来看護支援者になるであろう本学看護学生が児の泣き声にどのような判別の方法や手段が得られるのかを探るため, 調査に協力が得られた4年次生に, 泣き声テープを聴いてもらい聴き分け状況を調査し, 比較検討を行った.その結果, 母親は児の泣き方の判別手段として「時間」が最も多く, 次に「時間と声の調子」を挙げ, 僅かの人が「しぐさ」で判断していた.また, その獲得要因としては「育児の中の気持ちの安定」「時間」「しぐさ」「声の調子」に加え, その泣きの意味を解かろうとして「おっぱいを与える」「おむつを換える」「抱っこする」「声がけをする」など, 児の反応を見ながら, こまめに対応している母親は早期に判別できることがあきらかになった.
著者
堀口 俊二 下斗米 哲明 HORIGUCHI Shunji SHIMOTOMAI Tetsuaki
出版者
新潟産業大学附属東アジア経済文化研究所
雑誌
新潟産業大学経済学部紀要 = Bulletin of Niigata Sangyo University Faculty of Economics (ISSN:13411551)
巻号頁・発行日
no.45, pp.79-99, 2015-06

2007年に札幌の石川雅康氏の自宅で清水流測量術の絵巻が見つかった.本稿では,この絵巻を手がかりに人の繋がりを求め,伝来経路を考察する(§2).さらに絵巻の影印を与える(§4).§1は清水流測量術,絵巻の発見とその著名を説明する.§3は絵巻の概略と関連書である.
著者
堀内敬三 等編
出版者
音楽之友社
巻号頁・発行日
vol.[第1] 第60巻 (器楽篇 日本ピアノ名曲集 第2), 1960