著者
守屋 純二 竹内 健二 上西 博章 赤澤 純代 元雄 良治 橋本 英樹 金嶋 光男 小林 淳二 山川 淳一
出版者
The Japan Society for Oriental Medicine
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.65, no.2, pp.87-93, 2014
被引用文献数
1

慢性疲労症候群(Chronic Fatigue Syndrome : CFS)は6ヵ月以上持続する,休息後も改善しない強い疲労感を主症状とする。発熱,睡眠障害,頭痛などの症状を呈し,著しく生活の質が損なわれる。原因として,ウイルスによる先行感染,免疫学的な変調,中枢神経系の,特に海馬における形態的・機能的変化などが報告されている。しかし,明らかな原因は不明で,診断マーカーや治療法は確立していない。<br>今回報告する症例は16歳男子高校生で,インフルエンザ罹患後の持続する発熱と強度の倦怠感などを主訴とした。既に複数の医療機関において約1年間の精査・加療を受けるも原因は不明で,CFSと診断された。当科紹介時に再度CFSの診断基準を満たすことを確認し,三黄瀉心湯エキス7.5g/分3とデュロキセチンを併用したところ,4週後には疲労・倦怠感は軽減した。しかし,熱型は不変,食欲低下を認めたため,補中益気湯エキス7.5g/分3を追加したところ,劇的に症状が改善した。<br>西洋医学的に治療に難渋するCFS のような疾患に対して,漢方治療が有効な治療方法として使用できると考え報告する。
著者
守屋 剛一郎 高野 研一
出版者
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
雑誌
修士論文
巻号頁・発行日
2011-03 (Released:2010-00-00)

通信と放送の融合が本格化する今日において、情報システム開発とコンテンツ制作の技術融合は、さらに促進されるものと思われる。ウェブサイトの開発・制作者がこの技術融合に順応し、互いのクリエイティビティを向上させ、ユーザに満足を与える、といった結果が望まれる。しかし、その一方で、ウェブサイト開発・制作の複雑化の影響もあり、(品質、予算、工期における)プロジェクトの失敗、長時間労働、離職・転職といった問題も生じている。これらの問題の多くは、ウェブサイト開発・制作に係る組織が、プロジェクトマネジメントや関連技術の進歩に組織的に対応できていない場合に起因するものと考える。プロジェクトマネジメント対策として、プロジェクトマネジメント知識体系や組織のプロセス改善成熟度モデルであるCMMI(Capability Maturity Model Integration)などすでに確立された有効的な取り組みが存在するが、本研究では、ウェブサイト開発・制作者のプロジェクトや組織に対する意識の把握を試み、プロジェクトマネジメントを実践し得るための組織の内部要因を探索した。方法として、ウェブサイト開発・制作者を対象とした、「人がやめる」ことと「プロジェクトの失敗」という問題に係る要因を確認する92問の設問によるアンケート調査を実施した。そして、アンケート調査結果の596有効回答に対して多変量統計分析を行った。抽出した因子を用いて共分散構造分析を行った結果、「人がやめる」、「プロジェクトの失敗」を表した尺度に負荷をかける因子と、負荷を軽減する因子の関係を確認した。負荷を軽減する因子は「経営・管理陣への信頼」、「技術・情報の共有」、「処遇への満足」であった。それらの分析結果を基に、ウェブサイト開発・制作に係る組織が、プロジェクトマネジメントや関連技術の進歩に組織的に対応するための提言を作成した。
著者
小吹 健太郎 守屋 宣孝 上田 博唯
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.35, pp.21-26, 2010-05-07
被引用文献数
4

本稿では対話ロボットの目を逸らす仕草が、対話者に与える印象についての実験結果について述べる。本研究の目的は、人が対話ロボットに感じる不安感をなくす事である。実験は目を逸らす方向と目を逸らす時間の2種類のパラメータを選び、それぞれを変化させて印象評価を行った。その方法と結果を示す。不安感を最も低減できるのは下に0.2秒目を逸らす場合であるという結果となることなどが明らかとなった。
著者
守屋 央朗
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.54, no.8, pp.555-561, 2016-07-20 (Released:2017-07-20)
参考文献数
15

細胞の機能は数千種類のタンパク質が協調的に働くことで達成される.それぞれのタンパク質の発現量はどのように決まっているのだろうか,またその量が変化したときに何が起きるのだろうか? 本稿では,主に酵母を対象として,近年のオーミックスデータや筆者らのタンパク質発現限界のシステマティックな測定結果などを通じて,細胞がタンパク質発現リソースをどのように配分しているのか,細胞がどれくらいのタンパク質発現のキャパシティをもっているのかという視点で細胞を眺めてみたい.なお,本稿のデータや図の一部は,最近筆者が執筆した文献1から引用している.詳細な内容についてはそれも合わせて参照していただきたい.
著者
大鳥 精司 山下 正臣 井上 玄 古志 貴和 山内 かづ代 伊藤 俊紀 鈴木 宗貴 渡辺 朋子 守屋 秀繁 高橋 和久
出版者
日本腰痛学会
雑誌
日本腰痛学会雑誌 (ISSN:13459074)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.121-126, 2007 (Released:2008-01-22)
参考文献数
7

側方すべりを伴わない椎間板楔状化を伴う腰部脊柱管狭窄症に椎弓切除術群と固定術を併用した群の比較検討を行った.脊柱管狭窄症に対し連続して行った椎弓切除術群(13例)と,連続する固定術(12例)を対象とした.術式の選択は症状や画像評価によらず,初めの連続する13例は椎弓切除術のみ,後の連続する12例は固定術を選択した.症例はレントゲン単純仰臥位正面像にて1椎間の5°以上の椎間板楔状化がある症例で,側方すべり2 mm以内とした.術前,経過観察時の臨床成績,側方すべり(mm,正面像),左右屈にての可動角度(°,正面像)を評価した.結果,全症例の術後JOAスコアは23.2点と改善したが,固定術群の方が有意に改善していた.その理由として,成績不良例は椎弓切除群に3例認められ,側方すべり距離は術前0から術後2 mmに,左右屈にての椎間可動角度は術前平均12°から術後14.6°となっていた.術前,左右屈にての椎間可動角度が10°以上の症例で,成績不良であった.これら3例に関しては再固定術を追加し,良好な成績を得た.椎間板楔状化を伴う脊柱管狭窄症ではX線正面左右屈像において椎間可動角度が10°以上は成績が悪く,病態に,除圧術後の椎間板楔状化の悪化が神経症状を惹起していることが考えられた.
著者
原 香寿子 守屋 文葉
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.120, pp.2126, 2022-03-31 (Released:2022-03-18)

東京大学附属図書館では,「新図書館計画」の名のもとに2015~2020年に本郷キャンパスにある総合図書館の大規模な改修工事を行った。本稿では,計画段階から完了するまでの工事の過程を振り返り記録するとともに,新装された施設・設備を紹介する。
著者
守屋 彰夫
出版者
一般社団法人 日本オリエント学会
雑誌
オリエント (ISSN:00305219)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.38-54, 1982

To define the correlation of &lsquo;treaty&rsquo; with &lsquo;covenant&rsquo;, the functions of the gods in the Aramaic Inscriptions from Sefire (Sf) are investigated from the religious-historical point of view. It is stated in stele IA lines 7-14 that this treaty was concluded <i>in the Presence of</i> the gods of the contracting parties and the names of the gods as witnesses are listed. In the first half of these lines (11. 7-10) the gods of <i>KTK</i>, an unknown city or territory, are enumerated in pairs, showing clearly the influence of the Babylonian pantheon. The construction of these lines suggests that the Babylonian culture exerted a remarkable influence on <i>KTK</i>. The latter part of the same enumeration lists the gods in Arpad as witnesses (11. 10-12). There both western semitic gods, such as <i>Hadad</i>, '<i>El and</i> '<i>Elyon</i>, and natural phenomena were worshipped. Unlike the former enumeration, there is no pair consisting of a god and his consort. To enumerate gods as witnesses in such a way was very prevalent in the Ancient Near Eastern traditions. In Sf natural phenomena were adored as well as gods, but in the OT phenomena listed were limited to only <i>heaven and earth</i> (e. g. Dt. 31:28 etc.). In addition, God appears as the witness to the treaty between Laban and Jacob (Gen. 31:50). These examples show that the function of the gods in Sf is similar to that of God in the OT. There was a traditional thought in Ancient Orient that the transgressors of the treaties were cursed and doomed to extinction by the treaty-gods. A similar type of curses appears in stele IA lines 14-35, in which <i>Hadad</i> plays quite an important role and most curses are closely related with his character as the storm-god. Furthermore, it was essential that the gods themselves conclude the treaty, which means, they were not only witnesses but also parties to the treaty. The following verbal usages are discussed in detail here: <i>sym</i> and <i>nsr</i>. Frequent appearances of the expression '<i>lhy</i> <i>&lsquo;dy&rsquo;</i> or <i>&lsquo;treaty-gods&rsquo;</i> emphasize the inseparable connection of Sf with the OT and Ugaritic Literature. My final conclusion is: although there may be no direct borrowings on the part of the OT from Sf, the covenant thought in the OT and the treaty thought in Sf are closely related each other.
著者
加藤 あい 宮田 明子 守屋 由香
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会学術総会抄録集 第55回日本農村医学会学術総会 (ISSN:18801749)
巻号頁・発行日
pp.145, 2006 (Released:2006-11-06)

<はじめに> 産褥期における子宮の復古および悪露の変化は著しくかつ重要であるため、産褥期における注意深い観察と復古促進に向けたケアが必要となる。 経腟分娩後の子宮復古状態については基準化され、看護を行う上でのアセスメントの指針ともなっている。しかし、帝王切開後の子宮復古に関しては一般に経腟分娩より遅いと言われているが、明らかなデータとして発表されているものはない。そこで、経腟分娩と帝王切開の子宮復古状態を比較し、帝王切開術後のアセスメントの基準を明らかにすることを目的とし検討した。<研究方法> 経腟分娩者30名、帝王切開分娩者21名。正期産かつ単胎とし、帝王切開分娩者に関しては、緊急帝王切開や合併症がない者とした。産褥0日より退院日までの子宮底長と硬度および、悪露量を測定した。妊娠・分娩経過、分娩週数、妊娠・分娩歴、Hb値、胎盤の大きさ・重さ、児体重、使用薬剤名・投与量、排泄状況、離床時期などについてフェイスシートを用い情報収集した。<結果および考察> 子宮底長の経日的変化に関して、産褥1日を除いては、帝王切開の方が経膣分娩の子宮底長に比べて高い。これは子宮に手術操作が加わることや、安静の期間が長いこと、授乳開始の遅れが影響していると考えられる。悪露量の経日的変化において、産褥1・3・4日で帝王切開より経腟分娩のほうが有意に悪露量が多く、産褥5日は経腟分娩の悪露量が多い傾向にあり、産褥2・6日は、帝王切開の悪露量が多い傾向であった。産褥1日は経腟分娩では、授乳の開始や安静の制限がされていないことが関連していると考えられる。産褥2日に帝王切開の悪露量が多い傾向であったのは、歩行開始となることが関連していると考えられる。 帝王切開の場合、経腟分娩と比べて子宮底長は高く経過していくが悪露量は経腟分娩が多い量で推移することが多かった。一般的には、子宮底長が高いと悪露量が多く子宮収縮が悪いと判断するが、帝王切開の場合は子宮底長が高いことと、悪露量の多さには関連がなく、子宮底長と悪露量では子宮収縮状態を判断することはできない。【まとめ】 経腟分娩と帝王切開における産褥期の子宮底長の経日的変化をみた結果、帝王切開分娩の方が、経腟分娩よりも子宮底長が高く推移することが明らかとなった。しかし、帝王切開の子宮底長が高く推移しても、経腟分娩に比べ悪露量は少なく、子宮収縮が不良という指標にはならない。産褥期の子宮復古に影響を及ぼすといわれる因子についての今回の研究では有意差はでなかった。今後は、産褥期の吸啜回数や時間など、本研究項目に取り上げなかった因子の影響も含め、検討すべきである。
著者
前田 学 守屋 智枝 高橋 智子 脇田 賢治
出版者
日本皮膚科学会西部支部
雑誌
西日本皮膚科 (ISSN:03869784)
巻号頁・発行日
vol.76, no.4, pp.330-334, 2014-08-01 (Released:2014-10-09)
参考文献数
11

65 歳,男性 (無職) 。ツーバイフォー築 10~11 年の居間床中央に 2013 年 6 月初旬から 3 カ月用カートリッジ交換後の電池式殺虫剤 (ピレスロイド系) を必要時に作動させた。同月下旬昼,腋窩に浮腫性紅斑が出現し,翌日未明,身体痛,1 分間意識消失,下痢・脱糞のため,翌朝 3 時,当院救急部に搬送された。 各種検査で異常がなかったため,一時帰宅した。同室で朝 6 時過ぎに同様の意識消失が出現し,7 時過ぎに再度救急部に搬送・入院した。同日 16 時,皮膚科診察時,全身に蕁麻疹様紅斑が出現し,手足の冷感と著明なチアノーゼと共に 3 回目の発作 (収縮期血圧 95 mmHg) が出現した。皮疹は初診の翌日に寛解し,救急搬送時からの肝機能異常は著明に改善したが,CRP は一時的に 4.76 mg/dl 上昇後,入院 4 日で検査値もほぼ正常化し,退院した。ピレスロイド剤は,中毒症状出現時,軽症では全身倦怠感や筋攣縮,運動失調,中等度症では興奮,手足の振戦,唾液分泌過多,重症では間代性痙攣,呼吸困難,失禁の出現が報告されているので,今回の発作はてんかんや食物アレルギーおよび末梢循環不全や冷え性の既往なく,各種検査でも直接的な原因の見当らないことより,密閉した居間で使用した電池式殺虫剤による中毒を疑った。
著者
守屋 和幸 広岡 博之
出版者
公益社団法人 日本畜産学会
雑誌
日本畜産学会報 (ISSN:1346907X)
巻号頁・発行日
vol.89, no.1, pp.1-6, 2018-02-25 (Released:2018-03-23)
参考文献数
5

各要因のグループ(水準)内のデータ数が等しくない不釣り合いデータの分散分析には,最小2乗分散分析法が用いられ,平均値には通常の算術平均値ではなく他の要因や回帰変量に影響されない最小2乗平均値が使われる.本研究では,オープンソースのフリーソフトウェアRパッケージによる最小2乗分散分析法と最小2乗平均値の算出手順を紹介し,回帰変数を含む2元配置試験の数値例を使って,Rによるプログラムと実行結果を例示した.
著者
守屋 誠司 長田 紀美 丹 洋一 詫摩 京未
出版者
一般社団法人 数学教育学会
雑誌
数学教育学会誌 (ISSN:13497332)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1-2, pp.49-60, 2017 (Released:2020-04-21)

教科書に掲載された通りに「数の分解と合成」,ブロック操作を行いながらの1 位数同士による繰り上りや繰り下がりの無い足し算・引き算,20 までの数が指導され,実態として指を使って計算する児童も多く存在するクラスを対象に,「繰り下がりのある引き算」の指導改善を目指して,「繰り上がりのある足し算」から次の方針で連続した指導を試みた。方針Ⅰ:事前調査を丁寧に行い,児童の実態を明らかにする。その上で,指導方略を検討し授業実践する。方針Ⅱ:既習の1位同士の加法と減法の計算技能習得をまず徹底させる。方針Ⅲ:ブロック操作は採り入れず,具体物で導入して,それを図で表現させながら考えさせる。最後に図と具体物を対応させて振り返らせる。これは,具体と抽象との行き来を確実にさせる意味がある。方針Ⅳ:教師が,個人学習での様々な結果をi-Pad で撮り込み,全体解決の一斉授業では児童が電子黒板上でその画像を使って発表・説明し,皆で確認する授業形態を採る。これは,ICT 利用の効果的成果を確認するためである。 ブロック操作を行わず図表現のみで通した場合,集中して思考でき,多様な方法を考えだす機会になっていることが確認できた。ブロック操作は,むしろ思考を中断させてしまう可能性が示唆された。
著者
門岡 幸男 小川 哲弘 高野 義彦 守屋 智博 酒井 史彦 西平 順 宮崎 忠昭 土田 隆 佐藤 匡央
出版者
Japan Society of Nutrition and Food Science
雑誌
日本栄養・食糧学会誌 (ISSN:02873516)
巻号頁・発行日
vol.72, no.2, pp.79-83, 2019 (Released:2019-04-23)
参考文献数
19

Lactobacillus gasseri SBT2055株 (LG2055) の摂取による消化管を介した保健機能に関する研究を行った。内臓脂肪蓄積抑制作用については, はじめに, LG2055を含む高脂肪飼料を摂取したラットで腸間膜脂肪の脂肪細胞の肥大化が抑制されることを見出した。さらに, この知見を基にヒト介入試験を実施し, 有効性探索, 用量設定および最終製品での確認という一連の試験において, LG2055の摂取による内臓脂肪蓄積抑制作用を確認した。免疫調節作用については, マウスにおける小腸免疫グロブリンA産生促進作用およびインフルエンザウイルス感染防御作用を確認し, さらに, ヒト介入試験においてインフルエンザワクチン特異的抗体価およびナチュラルキラー細胞活性の亢進を確かめた。以上の成果の活用例として, 内臓脂肪蓄積低減作用に関する知見に基づいた特定保健用食品の許可取得および機能性表示食品としての届出があげられ, 実際の商品への保健機能表示が可能となった。
著者
守屋 以智雄 Moriya Ichio
出版者
名古屋大学年代測定資料研究センター 天然放射性元素測定小委員会
雑誌
名古屋大学加速器質量分析計業績報告書
巻号頁・発行日
vol.5, pp.121-133, 1994-03

名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム報告 [タンデトロン加速器質量分析計を用いた14C年代測定の利用による考古学・文化財科学研究の新展開] Proceedings of Symposium on Tandetron Accelerator Mass Spectrometer, Nagoya University\“New Developments in Studies on Archeology and Cultural Assets by Using 14C dates Measured with the Tandetron Accelerator Mass Spectrometer”