著者
小林 重信
出版者
社団法人人工知能学会
雑誌
人工知能学会誌 (ISSN:09128085)
巻号頁・発行日
vol.18, no.4, pp.439-451, 2003-07-01
被引用文献数
7
著者
小森 彰夫 大藪 修義 森崎 友宏 増崎 貴 庄司 主 小林 政弘 鈴木 康浩 水口 直紀
出版者
核融合科学研究所
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

先行研究で大きな成果を挙げたローカルアイランドダイバータを,定常運転に対応した閉構造ダイバータに発展させ,大型ヘリカル装置(LHD)に設置した.初期実験では,閉構造化によって中性粒子が数値実験の予測通りに圧縮されていることが確かめられた. また,閉構造ダイバータ配位と共存可能なプラズマ周辺部のエルゴディック層を,外部摂動磁場によって変化させることで,ダイバータへの熱・粒子輸送を制御できることを示した.
著者
大窪 健之 小林 正美 土岐 憲三 益田 兼房 寺田 佳高 石井 隆之 岡崎 風時
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

全国の木造の重伝建地区(国指定の町並み保存地区)は、地震火災による同時多発火災に弱い。しかし災害時に最も重要な役割を果たす住民が参加し、地区防災計画を定めた例は少数であった。このため、防災水利の整備事業の実施前、中、後、の段階別に地区を選定して住民ワークショップを実施し、図上防災訓練による想定と、発災対応型防災訓練による実践を試みた。得られた結果を総合することで、住民ワークショップの手法とその有効性を明らかにした。
著者
市川 裕介 石井 久治 長野 翔一 小林 透
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LOIS, ライフインテリジェンスとオフィス情報システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.450, pp.103-108, 2010-02-25

サイト横断的なWeb閲覧行動の分析のために,ユーザのクライアントPCから収集したWeb閲覧履歴データを分析・可視化する方式について提案する.提案にあたっては,閲覧行動可視化のための課題を明らかにし,課題解決のアプローチについて延べ,プロトタイプシステムの実装を行い実際の閲覧履歴に適用した結果について報告を行う.
著者
笹木 圭子 小林 弘幸 恒川 昌美
出版者
The Mining and Materials Processing Institute of Japan
雑誌
資源と素材 : 資源・素材学会誌 : journal of the Mining and Materials Processing Institute of Japan (ISSN:09161740)
巻号頁・発行日
vol.117, no.9, pp.747-752, 2001-09-25
被引用文献数
4

Aragonite-type of light calcium carbonate was synthesized by the successive reaction using calcined-hydrous scallop shells and calcined lime stones in the aqueous system with Mg<sup>2+</sup> ions under the CO<sub>2</sub> bubbling. In order to obtain the high aspect ratios of aragonite, the reaction temperature and concentrations of Ca<sup>2+</sup> ions in the 2nd step were important. The aspect ratio of aragonite increased when the reaction temperature was higher in the 2nd step than in the 1st step of the successive reaction. When the smaller amounts of calcium source were added in the 2nd step than in the 1st step, and the reaction temperature was lower in the 2nd step than in the 1st step, large particles of aragonite were produced with no smooth surfaces. The successive reaction was useful to extend the variety of morphologies in aragonite.
著者
小林 勉 西村 伸也 棒田 恵 渡辺 恵 樋口 雅希
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.73, no.634, pp.2557-2564, 2008-12-30

"Machiya" houses in the "segai-style", which is characterized by its use of cantilevers as the ceiling beams to hold the roof, can be seen all over Niigata Prefecture. "Machiya" houses in the Shinano and Agano river basins and on the Japan Sea coast were examined and house systems and their use of interior space investigated. "Segai-style" houses were consequently divided into four groups according to defferences in details: houses on Sado Island; houses downstream on the Shinano and Agano rivers; houses midstream on the Shinano river; houses upstream on the Shinano river and on the Japan Sea coast.
著者
梅田 靖 松本 光崇 福重 真一 木村 文彦 増井 慶次郎 藤本 淳 増井 慶次郎 近藤 伸亮 高本 仁志 小林 英樹 木下 裕介
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

持続可能社会像の議論のため、「持続可能社会シナリオ」が盛んに描かれているが、文章の合理的理解が困難であり、また、シナリオ作成の計算機支援も十分ではない。以上の問題を解決するため、本研究は、論理構造に注目したシナリオ表現方法論、シナリオ作成の計算機支援方法論を提案し、これらを実装したシナリオ作成・分析支援システム「Sustainable Society Scenario (3S) Simulator」を開発した。さらに実行例として、持続可能社会における製造業のシナリオを作成した。
著者
藤江 正克 藤本 浩史 彼末 一之 王 碩玉 高杉 紳一郎 小林 洋 安藤 健
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2011-04-01

超高齢社会の到来に伴い,動作支援ロボットに対する社会的ニーズは急速に拡大している.しかし,動作支援ロボットでは,支援する関節・筋の生体情報のみを利用してロボットの動作を決定しているため,全身協調運動に与える影響は十分に検討されていない.本研究では,ロボット使用者の全身の動作が協調されることが可能なロボットの制御則の構築に向け,課題を大きく以下の3つに分けて取り組んだ.(1)ヒトの全身協調動作モデルの構築,(2)生活動作における被介助者の全身動作の最適化,(3)介助ロボットの動作生成.そして,用途の異なる複数のロボット対し上記の3つの課題に基づき,全身協調動作を誘発するロボットの開発を目指した.
著者
竹内 聡史 河野 正司 小林 博 桜井 直樹 細貝 暁子 金城 篤史 甲斐 朝子
出版者
社団法人 日本補綴歯科学会
雑誌
日本補綴歯科学会雑誌 (ISSN:03895386)
巻号頁・発行日
vol.52, no.4, pp.473-481, 2008-10-10 (Released:2009-02-20)
参考文献数
17
被引用文献数
1 1

目的 : 下顎タッピング運動に随伴する体幹動揺が, 座位において観察できるのか, また立位と座位でどのような差を示すか追求することを目的とした.方法 : 被験者は顎口腔系に異常を認めない男性6名 (25-29歳, 平均年齢27.0歳) で, 姿勢は立位, 座位の2種類として, 10秒間の咬頭嵌合位保持, 3Hzの20秒間タッピング, その後10秒間咬頭嵌合位保持を1測定単位として測定を行った. 下顎運動はTRIMETII (東京歯材社製) により上顎座標系にて下顎切歯点を, 頭部は大地座標系で上顎切歯点, 下顎頭点, 頭頂点, 後頭点を, また体幹動揺はProreflex (Qualisys社製) により大地座標系で胸骨点の矢状面内運動を分析した.結果 : 座位において, 下顎タッピング運動に随伴する体幹動揺が認められた. 開口量に対する体幹動揺量を立位と座位でWilcoxonの符号付検定をしたところ, 有意に立位の方が大きくなった. また体幹動揺の周波数分析におけるパワーの平均値を立位と座位でWilcoxonの符号付検定をしたところ, 有意に立位の方が大きくなった. しかし, 原波形解析による検出率をWilcoxonの符号付検定をしたところ, 立位と座位で有意差は認められなかった.結論 : 体幹動揺量は立位の方が大きいが, 原波形による検出率では差がなく, 咀嚼動作として自然な座位での分析も可能であることが明らかとなった.
著者
志賀 博 小林 義典 荒川 一郎 横山 正起 雲野 美香
出版者
日本顎口腔機能学会
雑誌
日本顎口腔機能学会雑誌 (ISSN:13409085)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.25-29, 2005-10-30

目的: 食品の味の違いが咀嚼時の脳内血流に及ぼす影響を明らかにする目的で, 健常者に味の異なるグミゼリーを咀嚼させた時の脳内血流について分析した.方法: 健常者10名(男性5名, 女性5名, 22〜34歳, 平均年齢24.8歳)に味の異なる3種類のグミゼリー(普通, 甘い, 苦い)を主咀嚼側で20秒間咀嚼させた時の両側の脳内血流を浜松ホトニクス社製近赤外分光装置NIRO-300^[○!R]を用いて記録した.なお, 近赤外分光装置の測定プローブは, 照射部と受光部の距離を4cmとし, 両側の咀嚼運動野相当部の皮膚上に毛髪をかき分けて, 開閉口運動に最も反応する位置に設定した.分析は, はじめに各グミゼリーの咀嚼前, 咀嚼中, 咀嚼後の脳内血流の経時的変化を調べた.次いで, 咀嚼前と咀嚼中との脳内血流の変化量について, 食品間で比較した.結果: 脳内血流は, いずれのグミゼリーでも咀嚼中に有意に増加したが, 咀嚼終了後に減少し, 咀嚼前の状態に回復する傾向を示した.また, 脳内血流量は, 苦いグミゼリー咀嚼時が最も少なく, 甘いグミゼリー咀嚼時, 普通のグミゼリー咀嚼時の順に多くなり, 食品間に有意差が認められた.結論: 脳内血流は, 咀嚼運動によって増加すること, また食品の味の違いは, 脳内血流の増加の大小に影響を及ぼすことが示唆された.
著者
岩崎 稔 橋本 和廣 上村 良 池田 幸広 小林 久人 花房 徹兒 田中 紘一
出版者
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
雑誌
日本小児外科学会雑誌 (ISSN:0288609X)
巻号頁・発行日
vol.42, no.4, pp.470-479, 2006

【目的】新生児未熟児の胆汁うっ滞症に対し,胆道閉鎖症に対する除外診断の重要性と治療戦略の妥当性を研究すること.【対象と方法】胆汁うっ滞を認めた新生児未熟児2例(超低出生体重児:胆道閉鎖症,極低出生体重児:胆汁うっ滞症)の臨床経過を後方視的に調査分析し,確定診断のための諸検査の妥当性および治療指針に対する正当性を分析した.1990年より京都大学で始まった生体肝移植の移植患児の内,肝移植時の体重が5kg以下の患児は20名(男児:5名,女児:15名)であった.原疾患は,胆道閉鎖症9例,劇症肝炎5例,代謝性肝疾患4例,肝硬変2例であった.それらの患児に対する肝移植の治療成績と治療の妥当性を検討し,今回の症例に対する治療の適合性を検討した.【結果】超低出生体重児の胆道閉鎖症の患児は,生後187日目に葛西手術を受けるも術後36日目に多臓器不全にて死亡.一方,胆汁うっ滞症の極低出生体重児の患児は内服薬を併用し,精査・加療中である.京都大学医学部附属病院で行われた生体肝移植手術時の体重が5kg以下の患児(20例)の治療成績は,10名が生存で10名が死亡であった.肝移植時の体重3.7kg以下の5例は全例死亡であり,3.8kg以上の症例での生存率は66.7%であった.【結論】新生児未熟児の胆汁うっ滞症では,腹部超音波検査,肝胆道シンチグラフィーを施行し,胆道閉鎖症を早期に除外することが重要である.葛西手術時期を逸した症例や,胆汁酸の代謝障害による高度の肝機能障害を呈した疾患では,確定診断のための詳細な検査を行いつつも,確定診断には至らず肝硬変が高度に進行するようであれば,肝移植術も考慮した治療手段を考えることが患児の救命にとって重要である.
著者
木村 元 山村 雅幸 小林 重信
出版者
社団法人人工知能学会
雑誌
人工知能学会誌 (ISSN:09128085)
巻号頁・発行日
vol.11, no.5, pp.761-768, 1996-09-01
被引用文献数
60

Many conventional works in reinforcement learning are limited to Markov decision processes (MDPs). However, real world decision tasks are essentially non-Markovian. In this paper, we consider reinforcement learning in partially observable MDPs(POMDPs) that is a class of non-Markovian decision problems. In POMDPs assumption, the environment is MDP, but an agent has restricted access to state information. Instead, the agent receives observation containing some information about states of the MDP. Also we focus on a learnig algorithm for memory-less stochastic policies that map the immediate observation of the agent into actions: The memory-less approaches are suited for on-line and real-time adaptive systems that have limited memory and computational resources. Then, the following mathematical results are got. First, it can improve its policy to maximize immediate reward by stochastic gradient ascent without estimating any state or immediate reward. Second, it can improve the policy to maximize discounted reward in an initial state by stochastic gradient ascent without estimating any state, immediate reward or discounted reward. The above advantages are remarkably effective in POMDPs, because it is not required to estimate any states, immediate reward or discounted reward explicitly. Making use of these results, we present an incremental policy improvement algorithm to maximize the average reward in POMDPs. We ensure the rational behavior of the proposed algorithm in a simple experiment.
著者
田村 和巳 林 豊彦 中嶋 新一 小林 博 山田 好秋 石岡 靖 宮川 道夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス
巻号頁・発行日
vol.95, no.404, pp.61-68, 1995-12-09
被引用文献数
5

顎連動の制御メカニズムを解明するために,我々はヒトに近い構造をもつ自律顎運動ロボットと咬合力センサを開発してきた.このロボットには,DCサーボモータでワイヤを駆動する方式を用いた咬筋と外側翼突筋アクチュエータが装着されている.これらアクチュエータの制御にインピーダンス制御と適応制御を用いることにより,ヒトに近いかみしめを伴う開閉口運動を実現できた.しかしこの制御系は,等張性収縮において完全な位置制御を行っており,この点では実際の筋と異なっていた.これを改善し,より正確に伸張反射系をシミュレートするために,筋種や連動相の違いによりワイヤ長のフィードバック量を調節できるようにした.この制御系の改良と顎二腹筋アクチュエータの追加により,従来より自然な開閉口連動を実現することができた.
著者
平松 薫 小林 堅治 Ben Benjamin 石田 亨 赤埴 淳一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.41, no.12, pp.3314-3322, 2000-12-15
参考文献数
14
被引用文献数
7

インターネット上における地図を媒体とした情報提供方法は,都市に関連したホームページを提供するサービスにおいて数多く利用されているが,今後予想されるホームページ数の増加や地理的な集中に対処するためには検索機能との統合が必須である.そこで,都市に関する大量のホームページを効率的かつインタラクティブに検索できるようにするため,地図を利用した多角的な検索機能をホームページの検索に組み入れた地図インタフェースを提案する.本地図インタフェースでは,検索機能として近傍検索,カテゴリ検索,およびキーワード検索を取り入れ,検索結果を地図上に重ね合わせて表示することによって,実世界に即した情報利用を可能にする.また,動作中にクライアント側へ転送したデータをキャッシュとして利用することで,クライアント側の地図インタフェースとサーバ上の情報検索システムとの間で検索処理の分散を図り,地図インタフェースからのインタラクティブな検索を実現する.実際にデジタルシティ京都において地図インタフェースの公開運用を行い,公開用データを利用した性能評価とアクセスログに基づいたユーザの利用状況の分析を行ったところ,検索要求に対する即応性とキャッシュデータを活用するシステム構成の有効性を確認することができた.Online map systems have been used extensively to provide living cityinformation on the Internet.However, because of the spatial limitations of geographically-basedvisual representation, such systems can not deal with the anticipatedexplosive growth in the number of Web pages; such growth results inareas on the map with an over-concentration of links. In this paper, we propose a map-based user interface which integratessearch functions that evaluate Web page contents and the geographicalinformation located therein. This interface enables neighborhood search, category search, andkeyword search. The search results, which are hyperlinks to the searched Web pages are superimposed as icons on a map image. In addition, the interface utilizes enables users to searchinformation interactively by caching the transmitted data so as todistribute search processing between client and server. We also present performance evaluations and user access analysesof this map-based user interface on Digital City Kyoto which providesregional information to the public on the Internet.The results show the effectiveness of using a system configured toutilize cached data and respond quickly to search requests.
著者
木下 健 高木 健 寺尾 裕 井上 憲一 田中 進 小林 顕太郎 山田 通政 高橋 雅博 植弘 崇嗣 内山 政弘 江嵜 宏至 佐藤 増穂 岡村 秀夫
出版者
公益社団法人日本船舶海洋工学会
雑誌
日本船舶海洋工学会論文集 (ISSN:18803717)
巻号頁・発行日
no.1, pp.43-53, 2005-06
被引用文献数
2

The present paper proposes a Sailing Wind Farm as main energy resource with small load on an environment. It sails around EEZ of Japan seeking appropriate breezing and avoiding meeting heavy storm like Typhoon. This is a concept of main energy resource of Japan to minimize environmental load when fuel cell and hydrogen will be available for daily life. A prototype design shows feasibility of safe sailing even in case of Typhoon and structural strength in storm. If Sailing Wind Farms, 3900 units of the prototype replace coal power plants, then we can obtain 18% of total electric power generation of Japan and reduce 10% of exhausting CO_2 of the 2002 level.

1 0 0 0 OA 政体論

著者
小林儀秀 訳編
出版者
文部省
巻号頁・発行日
vol.初編, 1875

1 0 0 0 OA 英国行政談

著者
小林儀秀 編
出版者
小林儀秀
巻号頁・発行日
vol.1, 1876