著者
森田 悠樹 橋本 剛 小林 康幸
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2010論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, no.12, pp.36-41, 2010-11-12

コンピュータゲームプレイヤの研究ではゲームの解明も盛んに行われており,近年ではチェッカーが解かれて大きな話題となった.次のターゲットはオセロが有力である.証明数系の探索がオセロにも有効で特にWPNSが良い結果を出すことが報告されている.本稿では単純な2種類のαβ探索とWPNSの比較実験を行った.パブリックドローと呼ばれる定石から作った残り19から25石の難解な局面を使っている.その結果,ソートを行わないαβ探索の性能はかなり落ちるものの子ノードの数でソートしたαβ探索はWPNSと同等の性能を出すことが示された.またWPNSの探索における弱証明数計算の占める割合のデータを示した.それによりオセロ完全探索に向けた今後のより難解な局面の探索でWPNSなど証明数系探索が主役になりにくいことが予想された.また新たに分枝数を閾値とするαβ法を提案し実験を行った.
著者
内出 崇彦 森本 洋太 松原 正樹
出版者
日本地球惑星科学連合
雑誌
日本地球惑星科学連合2016年大会
巻号頁・発行日
2016-03-10

地震波形記録は地震学における基本的なデータである。地震学者は通常、地震波形を画面や紙に描いて可視化して、そこから情報を読み取る。しかし、ほかの方法もある。地震波形を音に変換するという可聴化である。これは近年よく行われるようになってきたが、主に非専門家へのアウトリーチが目的である。われわれは、地震波の音を研究目的で利用することを試みている。一般に、時系列データを音に変換する方法には2つある。ひとつは時系列データをそのまま音響信号に見立てて再生するaudificationであり、もうひとつは瞬時周波数や振幅といったデータの特徴に応じて音を割り当てるというsonificationである。われわれは地震波形のaudificationとsonificationの手法を開発して、どのような情報が地震波可聴化音から聞き取れるかを検討した。初めに2011年東北地方太平洋沖地震を題材とした。防災科学技術研究所の強震観測網(K-NET)と強震基盤観測網(KiK-net)の地表観測点のうち116点を適当に選んで使用した。一般に、地震波記録は聴きとるには周波数が低すぎるため、audificationの場合は再生速度を上げて、周波数を可聴域に移さなければならない。116観測点の地震波形のaudificationを10倍速の再生速度で行い、それらを重ね合わせた。可聴化音は聴きとることができるが、まだ低い。可聴化音からは日本全国に地震波形が広がる様子が感じ取れる。地震波の特徴をより明らかにするために、零交差率と振幅に応じて音を割り当てるsonification手法を設計した。10倍速で再生するものとしたため、可聴化音の全長は40秒ほど聴き取りやすい長さとなった。さらに、アウトリーチ活動で利用することも考慮して、怖くない雰囲気になるように音を選んだ。全116観測点からのデータは時間同期を考量した上で、同時に再生する。Sonificationによって得られた音は、やはり全国的な地震波伝播を感じさせるものである。初めは大きく高い音であるのに対し、徐々に小さく低い音に移行していく。これは、地震波の幾何減衰や非弾性減衰の効果を反映している。可聴化音の23秒ごろ(発震時の230秒後に相当する)に、全国的な地震波伝播とは明らかに異なった高い音が聴こえた。地域ごとに可聴化を行ってこの原因を追究した結果、岐阜県飛騨地域からのものであることがわかった。この地域で動的に誘発された地震[例えば、Uchide, SSA, 2011; Miyazawa, GRL, 2011; 大見ほか, 地震, 2012]と時刻も一致する。Audificationとsonificationによって、周波数や振幅の違いや変化を多くの観測点について同時に観測することが容易になった。本研究は、巨大地震から長距離を走ってきた地震波より高い周波数の地震波を放射する動的誘発地震を検出する方法として優れていると考えられる。謝辞: 本研究では、防災科学技術研究所の強震観測網(K-NET)と強震基盤観測網(KiK-net)の地震波形記録を使用しました。
著者
西田 孝伸 進藤 昌 増田 祥子 榊 郁子 高橋 武彦 森 英明
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
日本エネルギー学会誌 (ISSN:09168753)
巻号頁・発行日
vol.95, no.4, pp.283-288, 2016-04-20 (Released:2016-04-28)
参考文献数
22
被引用文献数
1

本研究は杉微粉末からの同時糖化発酵によるバイオエタノール製造に関するものである。振動型粉砕機ダンデムリングミルにより粉砕した杉微粉末は,酵素糖化において効率的に糖に変換できる。杉微粉末と高温発酵性酵母Schizosaccharomyces japonicus SS4-5 を用いた40℃での同時糖化発酵ではエタノールの生成が阻害された。そこで,高温条件下で効率的にエタノール生成が行えるように改良するためにSS4-5株の細胞をUV処理に供与した。変異処理の結果,高温条件下で安定してエタノール生成が可能な変異株SS4-5SP株を取得した。SS4-5SP株を用いた40℃での同時糖化発酵ではエタノール生成とエタノール収率は51.11 g/Lと81.81%であった。SS4-5SP株を用いた同時糖化発酵により高効率のエタノール生成が実現できる。
著者
近森 高明
出版者
京都大学
雑誌
京都社会学年報 : KJS
巻号頁・発行日
vol.7, pp.193-208, 1999-12-25

This article deals with two epidemics, "shinkeisuijaku (neurasthenia)" and "noiroze (neuroses)", the former spread over Japan from early years of this century (c. 1905-1930s), and the latter after World War II (c. 1955-1980s). By focusing on the difference between two views of the apparently same disease, I attempt to demonstrate how the humanistic=psychological perspective, which prepared for "mental problems" of today, has prevailed among lay figures after World War II. Citing a lot of discourses concerning "shinkeisuijaku" and "noiroze", I try to show how the two diseases were understood by lay figures. "Shinkeisuijaku" was thought to result from the strain of nerves, caused by the high pressure of civilization. It attacked especially on "brain workers", and on men more than women. It was considered not as a mental process but a physiological process that caused such symptoms as headache, insomnia and depressing mental state. In contrast, "noiroze" was understood as a mental or psychological process, so that symptoms similar to "shinkeisuijaku" are considered to result from some kind of mental conflict. The cases of "noiroze" were described with such humanistic terms as "personality", "human relationships", "life history", etc. What distinguishes the view on "noiroze" can be called humanistic=psychological perspective, which prevailed with the epidemic of the disease. From this perspective, our sufferings are always interpreted as mental one. Today we notice people suffering from "mental problem" more than ever, which shows us how wide and deep the perspective has prevailed over us.
著者
酒井 佳奈紀 宇津 貴 近森 康宏 難波 倫子 原田 環 竹治 正展 高原 健 山内 淳
出版者
一般社団法人 日本透析医学会
雑誌
日本透析医学会雑誌 (ISSN:13403451)
巻号頁・発行日
vol.38, no.12, pp.1793-1797, 2005-12-28 (Released:2010-03-16)
参考文献数
11
被引用文献数
2 1 2

症例1は保存期腎不全で通院中の68歳の男性. 2005年2月, 左膝の疼痛, 腫脹のため, スリンダクの内服を開始した. スリンダク開始10日後より, 食欲低下, 全身倦怠感が出現. 全身倦怠感が強く, 腹痛, 嘔吐を伴ったため当科紹介. 腎不全の進行, アシドーシス, 高カリウム血症を認め, 直ちに血液透析を施行した. 血液透析中より腹痛が増強, 透析後の腹部CTにてfree airを認めたため, 緊急開腹手術を行い, 回腸末端より120cm口側に穿孔を伴った小腸潰瘍を認めた.症例2は72歳の男性. 2004年10月, 急性心筋梗塞を契機に血液透析に導入され, 近医で維持血液透析を行っていた. 2005年1月末より両下肢の安静時疼痛のため, ロキソプロフェンを内服していた. ロキソプロフェン開始5日後, 突然腹痛が出現し持続し, 近医でイレウスと診断され, 当院に緊急受診した. 腹部全体の圧痛, 筋性防御, Blumberg徴候, 炎症反応の上昇より, 消化管穿孔を疑い腹部CT施行. 肝前面に少量のfree airを認めた. 保存的治療に反応しないため, 翌日開腹術施行. トライツ靱帯より40cm肛門側の空腸に, 径8mmの穿孔を認めた.近年, 非ステロイド性抗炎症薬の使用者に小腸潰瘍が多発することが明らかにされてきた. 腎不全患者は, さまざまな合併症による疼痛を訴えることが多いが, 安易な非ステロイド性抗炎症薬の使用を慎むとともに, 非ステロイド性抗炎症薬の投与中に貧血低アルブミン血症, 腹痛などを生じた場合, 小腸の潰瘍や穿孔も考慮する必要がある.

4 0 0 0 OA 南島探験

著者
笹森儀助 著
出版者
笹森儀助
巻号頁・発行日
1894
著者
緒方 祐介 大森 芳彦 山下 高生 岩田 哲弥
雑誌
研究報告セキュリティ心理学とトラスト(SPT) (ISSN:21888671)
巻号頁・発行日
vol.2016-SPT-17, no.16, pp.1-6, 2016-02-25

WEB サービスでの認証はパスワードによる認証では十分なセキュリティを確保することが難しくなってきている.パスワードにかわる認証方式として公開鍵と秘密鍵を用いた認証でセキュリティを高めた FIDO Alliance にて検討されている認証方式が注目されている.本稿では,FIDO の利便性を向上させた提案である認証鍵 リレー型キーストアに着目し,FIDO で達成されていたセキュリティレベルの実現を目標に脅威の分析を行いセキュリティ面での課題を明らかにするとともに,課題に対する対策について述べる.
著者
望月 哲男 沼野 充義 宇佐見 森吉 井桁 貞義 亀山 郁夫 貝澤 哉 浦 雅春
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
1998

散文、詩、批評、演劇、美術、思想といった様々な分野における現代ロシア・ポストモダニズム作品を対象に、以下のような観点から分析・性格付けを行った。1)ポストモダニズムの思想や創作方法は、今日のロシア文芸界でどの程度優勢なものとなっているか。2)他地域のケースと比較して、ロシアのポストモダニズムにはどのような特徴があるか。3)現代ロシア文化は、革命前のロシア文化および革命後のソ連文化とどのような関係にあるか。4)ポストモダニズムはロシアの文化的自意識の表現にとってどのような役割を背負っているか。結論として、ロシア・ポストモダニズムと総称されている現象は、決して単なる欧米の文化潮流の模倣ではなく、ロシア・ソ連の文化的な過去に深く根ざしたものであることが確認された。またそれ故に、ポストモダニズムが単にソ連文化や共産主義文化への反動としてのみでなく、ロシア近代の様々な文化潮流を緩やかに総合する仲介者としての役割を果たしていることも認識された。本研究の一環として、北大スラブ研究センター国際シンポジウム『ロシア文化:新世紀の戸口に立って』(2000年7月)を行い、現代ロシア文化の特徴を多角的な観点から研究すると同時に、ロシアを含めた世界各国の学者・文化人による現代ロシア文化観を比較検討した。研究の中間成果は『現代ロシア文化』(望月他著、国書刊行会、2000)、『現代文芸研究のフロンティア(I)』(望月編、北大スラブ研究センター、2000)『現代文芸研究のフロンティア(II)』(望月編、北大スラブ研究センター、2001)、T.Mochizuki(ed.),Russian Culture on the Threshold of a New Century,Slavic Research Center,2001,『現代ロシア文学作品データベース』(望月編、北大スラブ研究センターホームページ)(http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/literature/literature-list.html),『Modern Russian Writers』(T.Mochizuki,E.Vlasov,B.Lanin(eds)(http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/Writer/windex-e.html)などに発表された。
著者
中村 みゆき 上甲 実 塚本 修 金森 恒雄 東 克彦 川田 一昭 木邨 弘 亀井 紀男 鎌田 忠彦 筆保 弘徳
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.129-139, 2002-02-28
参考文献数
12
被引用文献数
4

岡山県勝田郡奈義町には標高1240mの那岐山が聳え,台風などが那岐山よりも南側を通過する際に,那岐山の南麓に強い北寄りのおろし風が吹くことがある.「岡山県における局地風研究グループ」は,1999年9月より那岐山山頂での観測を開始し,今日までに「那岐山からのおろし風」を2事例観測した.この2事例と台風が瀬戸内海付近を通過したにもかかわらずおろし風が吹かなかった1事例を比較して,気象条件を詳しく調査した更に,過去において山頂での観測を行っていなかった期間に那岐山よりも南側を通過した台風など,36事例についても調査し,「那岐山からのおろし風」の発生条件をまとめた.その結果,本研究では新たに,那岐山の麓におろし風が吹くためには山頂を越えるある程度の空気の量と上層の安定層の強度にある臨界値が必要だということと,おろし風発生時には風下側山麓の奈義で局所的に気圧が低下することがわかった.
著者
伊藤 元博 熊澤 伊和生 西尾 公利 森川 あけみ
出版者
Japanese College of Surgeons
雑誌
日本外科系連合学会誌 (ISSN:03857883)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.132-135, 2011
被引用文献数
2 1

患者は40歳,男性.2日前より発熱,食欲低下,頸部腫脹にて他院通院中であった.意識レベル低下が出現し,救急車にて来院.救急外来で突然呼吸停止し,経鼻挿管を施行した.両頸部に発赤,腫脹を認め,入院時CTにて全頸部にガス像を認めた.ガス産生を伴う深頸部膿瘍による敗血症性ショックと診断しノルエピネフリンを0.3~0.9γ投与して全身管理し,全身状態が安定した入院後3日目の造影CTにて椎前間隙に膿瘍を認めたため,入院後3,5日目に切開排膿術を施行した.起炎菌は緑膿菌,嫌気性グラム陰性球菌の混合感染で,DRPM,CLDMを使用し,32日目まで洗浄処置を要した.64日目に右下顎智歯抜歯術を施行した.自験例は右下顎智歯の歯性感染症が原因で生じたガス産生を伴う深頸部膿瘍で,造影CT検査にて膿瘍形成を早期に発見し,至適な切開,抗菌薬の使用にて救命することができた.
著者
村上 雅裕 桂木 聡子 行廣 佳奈 大野 雅子 天野 学 森山 雅弘
出版者
一般社団法人日本医薬品情報学会
雑誌
医薬品情報学 (ISSN:13451464)
巻号頁・発行日
vol.17, no.3, pp.133-139, 2015 (Released:2015-12-18)
参考文献数
7

Objective: Along with the globalization of the Japanese economy, the number of international students in Japan has gradually increased.  Under these circumstances, international students to visit pharmacies for self-medication are expected to increase.  Thus, we carried out a questionnaire survey on international students conducting self-medication using non-prescription drugs, and examined its problem.Method: To clarify the status of self-medication using OTC drugs by students studying abroad, multiple-choice and free description-style questionnaire sheets written in Japanese or English were distributed to 30 international students based in Kobe City.  The sheets were independently completed by the students, excluding those who had difficulty in sufficiently comprehending the questions and required the researcher’s oral explanations for assistance.Result: While 90.0% of the respondents answered that they occasionally use non-prescription drugs in their own countries, only 60.0% answered that they had experience of purchasing the drugs in Japan.  When purchasing OTC drugs, 15.2% faced <difficulty in reading> instructions printed on their packages.  While 30.0% regarded <pharmacists’ advice> as important to purchase appropriate drugs in their home countries, only 23.3% sought such advice in Japan.Conclusion: These results revealed a tendency for international students to purchase OTC drugs following pharmacists’ advice less frequently in Japan than in their home countries despite their literacy difficulties.  In the future, we hope to examine issues such as possible active communication by pharmacists and the drugstore structure, so as to promote self-medication through purchasing drugs at Japanese pharmacies.  As a result, we hope to contribute to making Japanese pharmacies more foreign user-friendly in a real sense.
著者
岡本 依子 菅野 幸恵 東海林 麗香 亀井 美弥子 八木下 暁子 高橋 千枝 青木 弥生 川田 学 石川 あゆち 根ヶ山 光一 Yoriko Okamoto Sachie Sugano Reika Shouji Miyako Kamei Akiko Yagishita Chie Takahashi Yayoi Aoki Manabu Kawata Ayuchi Ishikawa Koichi Negayama 湘北短期大学保育学科 青山女子短期大学児童教育学科 東京都立大学大学院 東京都立大学大学院 神戸大学大学院 青森中央短期大学保育学科(現 鳥取大学) 松山東雲短期大学保育科 香川大学教育学部 愛知県知多児童相談センター 早稲田大学人間科学学術院
出版者
湘北短期大学・紀要委員会
雑誌
湘北紀要 (ISSN:03859096)
巻号頁・発行日
no.29, pp.29-41, 2008

妊婦が胎動をどのような感覚としてとらえているか。本研究では,胎動そのものの変化に対して,妊婦がどのような感受性を示すかを検討する。妊婦の胎動への感受性の指標として,妊娠中に記録された胎動日記において,胎動を表現するために用いられたオノマトペに着目した。妊婦38 名から得られた胎動日記1032 を分析した結果,妊娠期には,実にさまざまなオノマトペが用いられていることがわかった。オノマトペに用いる音が豊富であり,語基の変形だけでなく,臨時のオノマトペの使用も認められた。また,胎動を表すオノマトペと胎児への意味づけとの関連について週齢変化を検討した結果,3 つの時期に整理することができた。第一期(~ 28 週)は胎動のオノマトペが多様性を帯び,第三期(35 ~ 40 週)に向けて,オノマトペの多様性より,胎児への意味づけの多様性が増すように変化することを見いだした。最後に,母子の身体接触としての胎動という観点から考察した。
著者
森 政弘
出版者
日本ロボット学会
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.23, no.4, pp.384-387, 2005-05-15 (Released:2010-08-25)
参考文献数
5
被引用文献数
1 1 2
著者
森 政弘
出版者
一般社団法人 日本ロボット学会
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.27, no.9, pp.964-966, 2009 (Released:2011-11-15)
参考文献数
4
被引用文献数
5 5 2
著者
森川 潤
出版者
広島修道大学
雑誌
広島修大論集 (ISSN:18831400)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.35-61, 2012-02-29