著者
藤森 照信
出版者
一般社団法人 日本建築学会
雑誌
日本建築学会論文報告集 (ISSN:03871185)
巻号頁・発行日
vol.281, pp.173-180, 1979-07-30 (Released:2017-08-22)
被引用文献数
4 4

In 1886 Japanese government employld german architlct Ende & Bockmann, who formed a plan to concentrate government office buildings. This plan was very important urbanism in Meiji Era. The aim of this paper is to make clear process of this project-that is famous but notclear. contents 8 on the architects and technicians.
著者
久保田 直行 森岡 利仁 小島 史男 福田 敏男
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本ファジィ学会誌 (ISSN:0915647X)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.55-63, 2000-02-15 (Released:2017-09-22)
参考文献数
26
被引用文献数
2 1

本研究の目的は, 人間のような構造化された知能を模倣し, ロボットに高度な知能を実現することである.本論文では, 環境認識に重点を置き, 環境条件が変化した場合において, 迅速に適応する必要がある.そこで, 遺伝的アルゴリズム(GA)の各個体において, 環境密度情報をもとに交叉・選択の対象とする知覚情報に基づく知覚GAを提案する.また, 外部(環境)からの評価を基に評価関数や学習率のパラメータの変更則を提案し, 移動ロボットの障害物回避計画に適応することで, その有効性について, 検討を行う.
著者
宮川 智史 久保 哲也 森 芳徳 宮武 裕昭
出版者
国際ジオシンセティックス学会 日本支部
雑誌
ジオシンセティックス論文集 (ISSN:13446193)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.45-52, 2013 (Released:2014-11-05)
参考文献数
11
被引用文献数
1 2

近年,豪雨や大規模な地震等が盛土等の災害を大規模化させ,社会的影響を拡大させている.災害時には,施工の効率性,経済性から大型土のうを用いた復旧が応急復旧として多くの現場で採用されている.過去の復旧事例より,大型土のうを用いた復旧は,平地に比べ制約条件の厳しいと思われる河川沿いや山地で多く採用されていることが確認された.大型土のうを用いた復旧は,仮設構造物であるため,本復旧時に撤去することが分かっていても応急復旧として有効な方法である.本研究では,過去の災害復旧事例を分析し,大型土のうの復旧現場でのニーズを把握するとともに,大型土のうを存置させてそのまま本復旧へ適用できるよう,復旧方法を提案した.そして提案した復旧方法が本復旧への適用できる可能性を確認した.
著者
高野 剛志 森田 紘圭 戸川 卓哉 福本 雅之 三室 碧人 加藤 博和 林 良嗣
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集D3(土木計画学) (ISSN:21856540)
巻号頁・発行日
vol.69, no.5, pp.I_125-I_135, 2013 (Released:2014-12-15)
参考文献数
25
被引用文献数
3 3

本研究では,大規模災害に対応した減災・防災計画を被災者の生存・生活環境の観点から検討するために,発災から復興までの間にインフラ・施設の利用可能性や住宅・周辺地区の状況によって徐々に変化する被災者の「生活の質(Quality of Life: QOL)」水準を小地区単位で評価可能なモデルシステムを構築した.岩手・宮城県を対象に東日本大震災の状況を評価した結果,事前の道路ネットワーク強化が被災直後のQOL低下抑制に大きな役割を果たす一方で,津波によるインフラ・施設破壊が津波到達地区外のQOLの回復を阻害する状況が明らかになった.これにより,道路網のリダンダンシー確保と各種生活施設の防災性向上を複合して実施する必要性が明らかになった.
著者
田中 洋 安藤 元博 髙宮 治 江森 正文 石田 実 三浦 ふみ
出版者
日本マーケティング学会
雑誌
マーケティングジャーナル (ISSN:03897265)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.24-42, 2019-06-28 (Released:2019-06-28)
参考文献数
42

本論文はCMO(チーフマーケティングオフィサー)が日本企業において企業業績にどのような貢献をしているかを実証的に分析するとともに,CMOの地位が現在どのように変化しているかを文献調査で明らかにすることを目的としている。CMOが企業業績に正の影響を与えていることが近年米国で報告されているが,日本ではまだ研究がほとんどなされていない。実証分析の結果,日本企業において,CMOを設置している企業の割合は約8–11%であり,設置率は業種によってばらつきがあった。またCMO設置企業と非設置企業とでは,前者がより規模において大きいことがわかった。また,CMO設置あり・なしは,企業の2年間売上伸張率に正の影響があり,CMO設置は4.7%の売上増収効果をもっていた。また,企業規模が小さな企業ほど,CMO設置あり条件が売上変化率により大きな影響を与えている。文献調査では米国消費財企業においてCMOに代わりCGO(チーフグロースオフィサー)が設置される傾向が2010年代に目立つようになった。CMOへの詳細インタビューを通じて,これらの結果を仮説モデルとしてまとめ,CMO/CGOの設置がどのように企業業績に影響を与えるかを考察した。
著者
廣森 直子 宋 美蘭 上山 浩次郎 上原 慎一
出版者
北海道大学大学院教育学研究院
雑誌
北海道大学大学院教育学研究院紀要 (ISSN:18821669)
巻号頁・発行日
vol.140, pp.337-351, 2022-06-25

本稿の目的は青森県の高校卒業生の進路を地域間格差,ジェンダー差に着目して明らかにすることである。その結果,青森県の高校生の進路状況を全国と比較すると,大学・短大への進学率の低さと就職率の高さが特徴的であることや,専門学校進学率は一貫して全国より低いことが明らかにされた。 青森県の地域区分は6つに分かれており,主要3市(青森,弘前,八戸)を含む3地域(東青・中南・三八)と,郡部の3地域(西北・上北・下北)である。また,青森県内の大学は11校,短大は5校,専門学校は26校あるが,青森県内の高等教育機会は主要3市を含む3地域(東青・中南・三八)に偏在しており,地域間格差が見られる。 高校卒業生の進路状況では,全体として男性ほど就職率が高く,女性ほど進学率が高い。青森県内のいずれの地域も同様の傾向が見られた。地域区分別にみると,東青・中南・三八は進学率が高く就職率が低く,西北・上北・下北は進学率が低く就職率が高い。進学率が高い地域と低い地域(就職率が低い地域と高い地域)があり,「二極分化」の傾向が見られた。こうした傾向は高等教育機会の供給の地域分布に影響を受けつつ,高校偏差値の地域的な格差によって生じている。第4章にあるように,この傾向は北海道とは異なる現象として現れている。
著者
平森 大規
出版者
法政大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2022-08-31

近年、LGBTを含む性的マイノリティに対する関心が高まっている。既存研究の多くは質的調査法を用いており、社会全体における性的マイノリティに対する意識、人口集団としての性的マイノリティの実態や、その生活状況に関する統計は限られている。数少ない量的調査法を用いた研究では、クィア理論など性のあり方を考える上で長く蓄積されてきた知見が軽視されている。本研究ではクィア理論的視点から性的マイノリティに対する社会意識、性的マイノリティ人口の複雑性・多面性、性的マイノリティと階層・不平等に関する計量社会学的分析を行う。本研究は、批判的人種理論を含む批判理論と量的方法論の接合を目指す国際的学術潮流の一部である。
著者
中村 誠一 森島 邦博 西尾 晃
出版者
金沢大学
雑誌
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
巻号頁・発行日
2020-10-27

本国際共同研究はホンジュラスの世界遺産「コパンのマヤ遺跡」において、ミューオン透視という日本発の物理学イノベーションをマヤ文明の神殿ピラミッド内部の探索に利用する新しい発想の考古学調査法により、マヤ碑文に記載されているコパン王墓を世界に先駆けて発見しようとする文理融合研究である。コパン遺跡アクロポリス内の11号神殿をターゲットとして、ミューオン透視法を適用し王墓の可能性がある未知の空間を同定する。可搬式ライダー機器を使った三次元計測によって構築された3Dモデルに発見空間を正確に位置づける。そこへ最短距離で到達できるトンネル経路を設計し11号神殿内部を発掘調査し透視結果を考古学的に検証する。
著者
藤井 可絵 守本 倫子 小森 学 吉浜 圭祐
出版者
日本小児耳鼻咽喉科学会
雑誌
小児耳鼻咽喉科 (ISSN:09195858)
巻号頁・発行日
vol.38, no.3, pp.336-343, 2017 (Released:2018-03-31)
参考文献数
14

当院にて手術加療を行った先天性後鼻孔閉鎖症19例について初回手術時期,ステント留置期間およびサイズ,再手術例についての検討を行った。初回手術年齢平均は両側閉鎖例で生後4か月,片側閉鎖例では5歳3か月と,両側閉鎖例で有意に低年齢での手術を受けていた。ステントの平均留置期間は,両側閉鎖例と片側閉鎖例での比較,および初回手術後開存した例と術後狭窄あるいは閉鎖した症例で比較した結果,有意差はなかったが,ステント径は両側閉鎖例では有意に小さいサイズを選択しており,初回手術年齢が低年齢であることと関連している。再手術した8例中7例は最終的に開存しており,成長と共に鼻腔が拡大することで手術方法やステント径も選択できる事が良好な結果につながると考えられ,症例に応じた手術計画を立てる必要があると考えられた。
著者
海老根 直之 北條 達也 中江 悟司 田中 宏暁 檜垣 靖樹 田中 歌 荒井 翔子 濱田 安重 石川 昂志 森川 綾子 鈴木 睦子 渡口 槙子
出版者
同志社大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究では,共に摂取した飲料と食物が互いの水分の吸収速度に与える影響と,体位の変換が水分の吸収速度に与える影響を検討することを目的とした.その結果,水分を速やかに補給するためには,飲料を固形食と同時に摂取するよりも10分先行して摂る方が有効であること,飲料の量と温度は飲料水分だけでなく共に摂取した固形食の水分の吸収にも影響しうること,加えて,体位を工夫することで水分の吸収を促進できる可能性が示された.これらの知見は,効果的な水分の補給法の確立には,従来行われてきた飲料単体に焦点を当てた検討だけでなく,食事や体位といった実用時に生じる要因も含めた検討の必要性を示唆するものである.
著者
池田 浩之 森下 祐子 茂木 省太 中井 嘉子 井澤 信三
出版者
一般社団法人 日本認知・行動療法学会
雑誌
行動療法研究 (ISSN:09106529)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.47-56, 2012-01-31 (Released:2019-04-06)
被引用文献数
1

精神障害者への就労支援は近年注目されつつあるが、その就職状況の実態は依然厳しく、支援プログラムや支援システムも確立されていない現状にある。特に、実践は進みつつあるものの、就労支援プログラムの効果については検証されていないといった課題がある。本研究は、就労移行支援施設に通う精神障害および発達障害者6名を対象に、SSTと心理教育を中心とする認知行動療法に基づいたプログラムを実施し、プログラムの効果を測定することを目的に行った。結果、精神的健康度に改善がみられたほか、自己効力感においても得点の上昇がみられたことからプログラムの有効性が示唆された。一方、障害種別によって効果の現れ方に違いがみられ、障害に対応したプログラムの作成の必要性が示唆された。また、本プログラムはパッケージ化されたものであるため影響要因の特定は定かではないことから、今後プログラム内容の精選や順序効果の確認などが課題として残された
著者
中野 典子 森奥 登志江 小川 安子
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
家政学雑誌 (ISSN:04499069)
巻号頁・発行日
vol.37, no.6, pp.411-417, 1986-06-20 (Released:2010-03-10)
参考文献数
4

1) 被検者15名の心拍数と酸素摂取量間の相関係数はおのおの0.9以上であった.2) わさび, にんにく, 辛子, カレー粉, 赤唐辛子等の刺激のある香辛料の香りをかいだときと, バニラエッセンスのような甘い香りをかいだときを比較すると, わさび, にんにく, 辛子, カレー粉, 赤唐辛子等のような刺激性のあるものの場合は1分間あたりの心拍数が90~100回, 平均心拍数97回であった.これに対し, 甘い香りをかいだときは平均心拍数86回であり, 刺激性のある香辛料の香りをかいだときには心拍数は高い値を示した.また, カレー粉の香りをかいだときの消費エネルギー量は, HR-VO2法およびRMR法よりの算出値は, 休息状態での消費エネルギー量にくらべ両方法において高値となった.3) 白飯摂取時1分間あたりの心拍数は平均89回であったが, 白飯にカレー粉をまぜて摂取すると心拍数は平均102回となり, 白飯に赤唐辛子粉をまぜて摂取すると平均心拍数は99回であり, 刺激性の強い香辛料の存在により心拍数は高値を示した.4) 平常食事と刺激性の強い調理品を摂取したときの1分間あたりの心拍数は, 平常食事時では80~90回台であるのに対し, 刺激性の強い調理品摂取時は90~100回台に心拍数が集中しており, 刺激性のある調理品を摂取するときには心拍数は高くなった.5) 消費エネルギー量は平常食事では, 体重1kgあたり1分間, 平均0.037kcalであり, 刺激性の強い調理品摂取時は平均0.056kcalとなり, 刺激性の強い調理品摂取においては, 消費エネルギー量測定値は高く示された.したがって, 食事中の消費エネルギー量は, 刺激性のある調味料の存在と料理の献立により変化することが考えられる.
著者
曽我 元 森田 康治 新井 賢二
出版者
日本化粧品技術者会
雑誌
日本化粧品技術者会誌 (ISSN:03875253)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.97-103, 2014-06-20 (Released:2016-06-20)
参考文献数
10
被引用文献数
1

日常的に行われる美容行動の一つである地肌マッサージに関して,血行促進を効率的に実現できる方法を考案することにした。そこで,種々のマッサージ基本手技が皮膚血流に与える作用を個別に評価した。その結果,頭皮においては,圧迫法が最も血流上昇作用が高いという特徴を見出した。ほかの基本手技も組み合わせて,約3分間のセルフマッサージ方法を創案した。この方法により地肌をマッサージすると,即時的な血行促進作用が認められ,平均で約120%まで上昇し,20分程度持続することを確認した。また,地肌が動きやすくなり,1週間の連用を行うと動きやすさのスコアに上昇傾向が認められた。この方法は,地肌マッサージの生理学的意義を明らかにする目的で,頭皮の物性や血流量に与える影響と,それに加えて,毛髪の成長に関わる作用を評価するために有用である。
著者
森岡 雄太郎
出版者
岡山医学会
雑誌
岡山醫學會雜誌 (ISSN:00301558)
巻号頁・発行日
vol.48, no.11, pp.2716-2728, 1936-11-30 (Released:2009-03-31)
参考文献数
13
被引用文献数
2 2

Diese Mitteilungen erstrecken sich auf die Ergebnisse einerseits von klinischen Beobachtungen, anderseits von anatomisch-histologischen Untersuchungen.I. Klinische Befunde.1) Es handelt sich um eine vergleichende Beobachtung der Hodenlage durch einen Längsdurchmesser, der vom Oberrande des äusseren Leistenringes bis zum Unterende des Hodensackes fällt.Hier her gehört zunächst eine Gruppe, die sich aus 27 Fällen von 13 jährigen Knaben und 33 Fällen von 16 bis 44 jährigen Männern zusammensetzte. Dabei fand ich verschiedene Hodenlage, die eine, nämlich 56, 6%, zur linken Seite, die andere, nämlich 30%, zur rechten Seite stärker abhängend als die andere, während der Rest eine symmetrische Lage hatte.2) Bei weiteren 100 Fällen von Medizinstudenten, die Herrn Prof. J. Shikinami beobachtete, war das Resultat ähnlich, d. h. die linke Hoden war stärker abhängend in 75%, die rechte in 20% aller Fälle, nur 5% hatten eine gleichmässige Lage. Das Abhängen ist verschieden stark je nach dem Lebensalter oder der Seite des Hodens. Gewöhnlich ist es beim Knaben stärker beim linken Hoden, beim Erwachsenen beim rechten, am hochgradigsten ist es, wenn man die Lebensalter vergleicht, beim Jüngling. Während der ersten Jahre der Pubertät nimmt der Hoden in seinem Rauminhalt und seinem abhängenden Grad sehr rasch zu, so dass beide gegen das 13. Jahresjahr fast das Doppelte von vorher betragen.II. Ergebnisse bei Leichen.1) In Bezug auf das Volumen und Gewicht des Hodens.Nach van den Brock sind die beiden Hoden beim Menschen meistens ungleich gross; der linke Hoden ist im allgemeinen etwas grösser und schwerer als der rechte. Als eine Ursache dieses Unterschiedes weist er auf den schlechten Abfluss der in die Vena renalis einmündenden Vena spermatica hin. Um die Frage klar zu stellen, untersuchte ich einerseits die Volumina der beiderseitigen Hoden im Bezug auf ihre längs- quer- und sagittalen Durchmesser, anderseits mass ich das Gesamtgewicht des Hoden- und Nebenhodens. Die erste Gruppe waren 22 Fälle von 18. bis 86. jährigen Japaneren, die zweite 40 Fälle von anderen Erwachsenen. Trotzdem meine klinischen Befunde betreffs der Lage des Hodens mit van den Brocks Beschreibung übereinstimmen, ist das Ergebnis bei den Leichen doch gegensätzlich: die rechten Hoden waren in 72, 72% aller Fälle grösser, nur in 13, 63% der untersuchten Fälle kleiner als die linken, während die übrigen gleiches Volumen hatten. Allerdings auch das Gesamtgewicht des Hoden- und Nebenhobens war bei 75% schwerer zur rechten, bei 17, 5% zur linken Seite und nur bei 7, 5% war es gleich. Ein Vergleich der Durchmesser der verschiedenen Hodeuachsen zeigt, dass die Längsachse am längsten ist, während die beiden andern, die sagitale und die Querachse der Reihe nach nachfolgen.Das Ergebnis ist wie folgt:a) Mass der mittleren Hodendurchmesser:b) Der Prozentsatz der längeren Durchmesser im Vergleich zum andern Hoden war:c) Prozentsatz eines gleichen Hodendurchmessers für beide Hoden:2) Über den Musculus cremaster externus in der Tunica vaginalis communis des Samenstranges.Hier spreche ich hauptsächlich über die Verhältnisse der Muskelfasern bei 10 Fällen, nämlich bei je einem 28, 36, 39, 44, 50, 55, 65, 68 und 71 Jahre alten Mann und bei einem Neugeborenen. Die Zahl der Muskelfassern war grösser und ihre Entwicklung weiter fortgeschritten bei den stärker abhängenden Seiten, wobei die linke Seite die rechte übervog d. h. linke 60%, rechts 40%. Die geringste Gesamtzahl zeigte ein 68. jähriger Mann, nämlich 810, die höchste der Neugeborene, nämlich 7370.
著者
湯 華民 定岡 知彦 森 康子
出版者
日本ウイルス学会
雑誌
ウイルス (ISSN:00426857)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.221-236, 2010-12-25 (Released:2011-09-01)
参考文献数
171
被引用文献数
6 6

ヒトヘルペスウイルス6(human herpesvirus 6 : HHV-6)は,小児期のポピュラーな疾患のひとつである突発性発疹の原因ウイルスであり,90%以上の成人の体内に潜伏感染している.近年は,移植後患者におけるHHV-6再活性化による脳炎が問題となっている.また,HHV-6と薬剤過敏症症候群との関連性も示唆されている. ヒトヘルペスウイルス7(human herpesvirus 7 : HHV-7)は,健康成人の末梢血単核球から分離されたウイルスであり,HHV-6感染後の突発性発疹を引き起こすことが知られている.両者は,βヘルペスウイルス亜科に属する近縁なウイルスであり,主にT細胞において感染増殖し,子孫ウイルスを形成する.
著者
森内 浩幸
出版者
一般社団法人 日本小児神経学会
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.51, no.3, pp.151-156, 2019 (Released:2019-05-08)
参考文献数
12
被引用文献数
4

近年における先天性サイトメガロウイルス (CMV) 感染症の診療における最大の進歩は, 症候性感染児に対する抗ウイルス療法が予後を改善できることを示したことである. それに伴って, 感染児を見逃すことなく確定診断することの重要性が増し, 本邦では生後21日以内の新生児尿を検体としたCMV核酸増幅法が保険収載された. しかし今なお多くの先天性CMV感染児が診断されないまま見逃されており, 特に新生児聴覚スクリーニングを経て発見された先天性難聴児の中に潜む先天性CMV感染児の早期診断と治療介入が進むことが望まれる.

3 0 0 0 OA 博物新編後集

著者
大森惟中 編
出版者
青山堂
巻号頁・発行日
vol.第1巻 動物部, 1875