著者
橋本広一 著
出版者
革新書道会
巻号頁・発行日
1925
著者
橋本 俊次 大塚 宜寿 山本 敦史 高澤 嘉一 柏木 宣久 田邊 潔 頭士 泰之 姉崎 克典 大原 俊彦 半野 勝正
出版者
国立研究開発法人国立環境研究所
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2014-04-01

固相吸着法などで採取した大気や水試料を加熱脱着法により直接、測定装置に導入することで、迅速かつ網羅的な分析を可能にした。膨大な種類の化学物質を分離測定するために多次元ガスクロマトグラフィ-飛行時間型質量分析法を用いた。測定データから任意の物質情報を抽出あるいは除去する手法を開発し、特に質量欠損の利用は、炭化水素由来のマススペクトルをほぼ完全に除去可能にした。未知物質の同定には質量分解能3万程度の測定が有効であった。非負制限因子分解(NMF)法の応用により、連続するモニタリングデータから差を検出する手法を開発した。また、データ比較のためには必須の保持時間合わせの手法も新たに開発した。
著者
橋本 健広
出版者
関東学院大学経済経営研究所
雑誌
関東学院大学経済経営研究所年報 (ISSN:13410407)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.97-103, 2013-03

グローバル化が進み企業における英語の必要性が高まる中,中小企業を独自のコンテキストをもつ言語コミュニティととらえて研究することが望まれる。本研究では,広域京浜地域の中小製造業に関して,企業活動で使用される英語および他の言語についての調査を行った。中小企業は海外展開や外国語の使用が難しい状況にあるものの,多くの中小製造業が国際語としての英語および共通語としての日本語を使用して海外企業と企業活動を行なっていることがわかった。
著者
大仁田 義裕 加藤 信 小森 洋平 酒井 高司 橋本 義武 小池 直之 田中 真紀子 入江 博 宇田川 誠一 谷口 哲也 GUEST Martin 田丸 博士 江尻 典雄 安藤 直也
出版者
大阪市立大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2005

微分幾何学における部分多様体論は,ガウス以来の歴史の長い学問分野で,常に他の諸分野と関わりながら発展してきた.本研究課題は,有限次元および無限次元リー理論,幾何学的変分問題,可積分系理論,幾何解析等の分野と関わり,伝統的な方法を踏まえ無限次元的手法まで視点を広げて,部分多様体論の研究を広範かつ集中的に組織・推進した.有限次元および無限次元等径部分多様体,ラグランジュ部分多様体のハミルトン変分問題,調和写像と可積分系等を研究推進,新しい方法と結果を与えた.また,この研究領域における国際的な協力体制を整備し,若手研究者たちの活動も大いに促進した.

1 0 0 0 OA 啓発録

著者
橋本左内 (景岳) 著
出版者
金原喜一
巻号頁・発行日
1897
著者
橋本 武法 田島 直嗣 福島 雄太 中山 功一
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

駅で電車を待っているときに,次に到着する車両の混雑状況や,空いている車両番号を知ることができれば,乗客は嬉しい.本研究では,ユーザの保持する加速度センサーの値のみから,そのユーザが立っているか座っているかを自動で判別し,車両ごとの着席率(混雑状況)を駅で待っているユーザに案内するアルゴリズムを提案する.また,Androidスマートフォンへの実装例について述べる.
著者
田村 香織 橋本 敬
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

その場にない対象について表現し伝え理解できるという超越的コミュニケーションについて、描画コミュニケーション実験で調べた。この実験では、送り手が目の前にない対象を描画し、受け手は描画から対象が何かを返答する。これを繰り返すことで、両者は「自分に関する仮説を持った相手」に関する仮説という入れ子を深めていく。この過程の分析から、コミュニケーションにおける自己他者モデルの形成と超越性との関係を議論する。
著者
橋本 龍樹 大谷 浩 八田 稔久 宇田川 潤
出版者
島根大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2002

異所性に水晶体を誘導させるため、表皮外胚葉へ水晶体形成に関与する転写調節因子を表皮外胚葉へ導入した。導入時期を決定するため、レポーター遺伝子であるLacZを組み込んだアデノウイルスを、妊娠8日目から13日目の羊水中に注入し、妊娠13日及び14日目に胎児を取り出し、X-gal染色およびβgalactosidase抗体によって感染細胞を検出した。その結果、妊娠9日目に注入した胎児では水晶体と網膜の間にある間葉細胞が感染していたが、水晶体線維細胞には感染していなかった。妊娠11日目に注入した胎児では、水晶体線維細胞の一部が感染していた。分裂期にある細胞にのみ感染し、持続的に感染するLacZを組み込んだレトロウイルスを用いて妊娠10.0日と10.5日目に注入して感染させ、妊娠14日目に胎児を取り出した。その結果、妊娠10.0日に注入した胎児の眼球において、多数の水晶体線維細胞と一部の水晶体上皮細胞、および一部の網膜色素上皮細胞が感染しており、10.5日目に注入した胎児の眼球においては、水晶体全体に感染しており、わずかな網膜色素上皮細胞が感染していた。これらの実験より、注入時期を妊娠9.5〜11.0日とした。水晶体形成に関与している転写調節因子の一つであるFoxE3と、この遺伝子の転写調節領域及びSV40 poly Aを連結させたコンストラクトを作成した。FoxE3の突然変異マウス(dyl/dyl)にこれを導入したトランスジェニックマウスでは、小眼球症が改善することが確かめられている。アデノウイルスによってこの遺伝子を表皮外胚葉へ一過性に導入することにより、水晶体・眼球の組織形成におけるFoxE3の働きを解析できると予測された。ウイルス作成・濃縮過程を経て1.06×10^<10> pfu/mlの濃縮ウイルス液を得た。濃縮ウイルス液を妊娠10.5日目のdyl/dyl胎児の羊水中に注入し、15.5日目胎児における眼球を観察した。その結果、注入した胎児の眼球では、角膜と水晶体上皮の癒着は起こっていなかったが、水晶体線維細胞の走行の乱れや水晶体内に空胞を認め、このウイルスによって水晶体の異常を改善させる得ることが推測された。
著者
橋本 陽
出版者
記録管理学会
雑誌
レコード・マネジメント : 記録管理学会誌 (ISSN:09154787)
巻号頁・発行日
no.66, pp.42-56, 2014-03-15

本稿は、個人文書の編成を論じるものである。編成はISAD(G)などのある記述とは反対に標準が未だ決定されていない。その上、個人文書やマニュスクリプトは、組織のアーカイブズとは異なり、多くの場合において出所及び原秩序の尊重の原則が適用できず、編成は非常に困難である。本稿の狙いは、このような大きな問題を解決するために貢献し得る一事例を提示することにある。本稿は法政大学大原社会問題研究所環境アーカイブズが所蔵するサリドマイド関連資料を素材として、その特質を丹念に調べ、日本と英語圈における編成の方法論を検討し適応可能なモデルを探した。最終的には、これらの方法論を組み合わせ新しい編成の方法論を作り上げ、それをサリドマイド関連資料に適応することで、資料を編成することが可能となった。ここで示した方法論は、同種のマニュスクリプトや個人文書を編成するための一つの道標となるはずである。
著者
佐野 和史 大関 覚 木村 和正 橋本 智久 増田 陽子
出版者
獨協医科大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2012

生体組織を凍結・解凍すると通常では細胞破壊を起こすが、既に食品鮮度を保つために利用されている凍結・解凍時の細胞破壊を極力抑える特殊な冷凍技術(Cell sAlive system, 略称CAS)を用いて切断後凍結保存した動物肢を解凍し顕微鏡下に血管吻合再接着して生着生存させうる技術開発を行った。結果現時点ではCAS凍結により細胞破壊をある程度抑える事ができたが、生着生存させるには至らなかった。今後に繋がる本研究成果として瞬時に組織内をむら無く均一に凍結し得る実験用CAS冷凍装置の冷凍能力を向上と、より組織障害性の少ない細胞凍結保存液の調整調合が鍵である事がわかった。
著者
薗田 直志 長田 哲次 内山 佳之 田中 秀生 増本 一真 橋本 賢二
出版者
社団法人 日本口腔外科学会
雑誌
日本口腔外科学会雑誌 (ISSN:00215163)
巻号頁・発行日
vol.56, no.1, pp.36-39, 2010-01-20 (Released:2013-10-19)
参考文献数
31
被引用文献数
4

Angioedema is sudden local swelling of the lips, eyelids, buccal region and tongue. It is usually induced by drugs. Angioedema is a well-recognized side effect of angiotensin-converting enzyme inhibitors (ACEs), but angioedema associated angiotensin II receptors blockers (ARBs) is very rare. We report a case of angioedema of the tongue and floor of the mouth that was probably induced by an ARB.A 76-year-old man came to our emergency unit because of acute swelling of the tongue and difficulty breathing.He had a medical history of hypertension and cerebral infarction, but no allergic disease. He had severe diffuse edematous swelling of the submandibular and cervical regions, an elevated tongue making it difficult to close his mouth, and sialorrhea.Although urgent computed tomography showed marked swelling of the tongue, there was no evidence of edema in the respiratory tract. Angioedema of the tongue was diagnosed, and hydrocortisone sodium succinate was given intravenously. Within 12 hours the swelling of the tongue and floor of the mouth resolved completely.Candesartan was strongly suspected to have caused the angioedema, and we discontinued it. There has been no evidence of recurrence of the angioedema during the 18 months since candesartan was discontinued.
著者
椿原 啓 橋本 秀之 小西 健一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. C-II, エレクトロニクス, II-電子素子・応用 (ISSN:09151907)
巻号頁・発行日
vol.81, no.11, pp.886-888, 1998-11-25
被引用文献数
1

低濃度NMP溶液からキャスト製膜したポリアニリン膜を硫酸水溶液に浸漬し, ドープしてその導電率を求めた.硫酸水溶液の濃度の増加に伴い導電率は単調に増大し, pH=0.8以上で飽和に達した.重量変化, X線回折スペクトルによる構造変化から硫酸濃度がpH=2を超えると分子鎖間が拡大し硫酸イオンが導入され新たな結晶化が進み導電率が大きく増加することがわかった.
著者
山中 章 関口 敦仁 黄 暁芬 山田 雄司 今泉 隆雄 小澤 毅 橋本 義則 今泉 隆雄 小澤 毅 河角 龍典 橋本 義則 馬 彪 山田 邦和
出版者
三重大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2007

本研究では次の様な成果を獲得した。(1)東アジアの都城が、西アジアの都市と、機能や構造において多くの共通点を有していることを明らかにした。(2)新たに3DVR表示システムを開発し、3つのモデルを作成した。(3)鈴鹿関のモデルを分析して日本古代三関が交通の検問と軍事の両機能を兼ね備えた施設であることを解明した。(4)復原モデルを用いたデジタル野外ミュージアムの展開を開いた。
著者
眞壁 祐樹 宮本 文夫 橋本 博之 中西 希代子 長谷川 康行
出版者
[日本食品衛生学会]
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.51, no.4, pp.182-195, 2010
被引用文献数
8

畜水産物を主原料とする加工食品中の残留農薬について一斉分析法を検討した.均一化した試料に酢酸エチル-シクロヘキサン(1 : 1)および硫酸ナトリウムを加えて抽出,濃縮後,アセトニトリル/ヘキサン分配およびC18ミニカラムで脱脂し,グラファイトカーボン/PSAミニカラムで精製した.分析にはイオントラップ型GC/MSを使用し,スキャン法で測定した.スキャン法での測定が困難な農薬についてはMS/MS法でスキャン法と同時に測定した.試料4種(冷凍餃子,ウナギ蒲焼,コンビーフ,レトルトカレー)について292成分の添加回収試験 (0.1 μg/g添加) を行った結果,210 (レトルトカレー) ~262 (冷凍餃子) 成分が回収率 70~120% の範囲であった.本法は畜水産物を主原料とする加工食品中の残留農薬検査に有用な分析法であると考えられる.