著者
岩井 四郎 木下 房男 木内 一巳 小松 ★ 仁科 良夫 大木 正夫 島田 安太郎 千村 重平 梅村 弘 阿高 康行 遠藤 輝 藤田 敬 郷原 保真 石橋 俊明 石田 聖 小坂 共栄 熊井 久雄 三上 進 三谷 豊 水野 学 岡部 孝次 酒井 潤一 沢村 寛 下野 正博 新海 正博 杉山 茂 田辺 芳宏 田中 俊広 渡辺 晃二 山下 昇 矢野 孝雄 吉野 博厚
出版者
日本地質学会
雑誌
地質学論集 (ISSN:03858545)
巻号頁・発行日
no.7, pp.297-304, 1972-12-25
被引用文献数
8

The Matsumoto Basin Research Group was organized in March, 1971, to clarify the geological history of the Matsumoto Basin. The results of studies obtained during the last year are as follows. 1) A geological map on the Quaternary of the Matsumoto Basin was constructed for the first time. 2) The crystal ash beds in the Nashinoki Loam Formation are correlated to the so-called biotite pumice beds (B_1, B_2, B_3) around Yatsugatake Volcano, while the crystal ash may had been erupted from the volcano around Kumonotaira to the north of Mt. Mitsumatarenge in the midst of the granitic rock area of the Japanese Northern Alps. 5) The Nashinoki Gravel Formation is the products of the first, large scale deposits filling up of the Basin with gravel. It shows that the formation of the Basin set out first in that age. 4) Simultaneously with the accumulation of the Nashinoki Gravel (or the subsidence of the Basin), the Northern Alps began to rise and the peculiar volcano (with the crystal ash) started its activity.
著者
栗原 主計 市川 裕介 田中 俊介 岡田 謙一 松下 温
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.52, pp.315-316, 1996-03-06

通信技術やコンピュータシステムの発達により、地理的に分散した会議室同士を結ぶ、テレビ会議システムの臨場感を高める研究も飛躍的に発展してきた。しかし、どんなに技術が進歩しても、人間にギャップをまったく感じさせないほどの完壁な臨場感を実現することは不可能とは言わないまでも、困難かつ高価につく。これは、人間の感覚器は非常に精巧に出来ているためである。どれだけ似せても現実との違いに気付く限り、その目標は逃げ水のようなものである。また、毎回会議のたびにテレビ会議システムの利用予約を行い、会議室まで出向くのは面倒であり、電話をかけるような気軽さで各人の席から自由に参加したいという要望は強い。このような、携帯性や簡易性を上げる為には、伝達情報の取捨選択を行い、要らない情報の通信を敢えて切り捨てる必要があると考える。本研究では、人間の関わりを階層化することによって、その関りの深度を明確にすることを試み、人間の協同作業に必要な最小限の情報をそこから抽出し、通信コストを減らす効果を目指している。
著者
田中 俊行 小川 哲史 池谷 俊郎 竹吉 泉
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.68, no.8, pp.1891-1895, 2007

当院悪性腫瘍患者への告知率は78%である. 告知を受けていないがん患者と主治医の立場から当院の告知のあり方を検討した. 2005年4月から2年間にチームが介入した患者566例を依頼時のがん告知で「告知なし」「原疾患まで (以下, 原疾患) 」「転移まで (以下, 転移) 」「予後まで (以下, 予後) 」の4群に分けた結果, 「告知なし」11%, 「原疾患」28%, 「転移」52%, 「予後」9%であった. 「告知なし」の平均年齢 (77歳) はその他の群に比べ有意 (p<0.01) に高い値であった. 「告知なし」は, 男性19例, 女性41例と女性が多かった. 「告知なし」のチームの関与日数は16日で, 「原疾患」や「転移」に比べ有意 (それぞれp<0.01) に短かった. 死亡の割合は, 「告知なし」が明らかに高かった (67%). 主治医の医療従事年数は「告知なし」12年で, 「転移」や「予後」に比べ有意に (p<0.05) に短く, 一方10年以下の割合は一番高かった (42%). アンケートで, 全医師は告知が必要と考えているが, がん患者を受け持つ医師は「患者に聞いてから告知をする」を含めても患者主体の告知は41%であった. がんを受け持つ医師は経験年数が少ないほど家族にゆだねる傾向にあった. 高齢の患者に, 医師 (特に医療従事年数の比較的短い医師) と家族で告知を決めている傾向があるかもしれない. 今後医師への教育が必要になってくる.
著者
成山 謙一 田中 俊一郎 白土 秀樹 小池 浩次 平川 直也 中島 寅彦 小宗 静男 中村 和正 野元 諭 塩山 善之
出版者
耳鼻と臨床会
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.53, no.4, pp.204-213, 2007-07-20 (Released:2013-05-10)
参考文献数
17

サイバーナイフは、小型直線加速器、ロボットアームと位置確認システムから構成される定位放射線照射治療装置である。一般的に頭蓋内疾患 (脳腫瘍、動静脈奇形など) に施行されるが、頭頸部疾患として鼻副鼻腔、上中咽頭、口腔底腫瘍、その他に頸椎、頸髄疾患等に施行されている。当科では、T4特に頭蓋底や眼窩浸潤症例、および大血管浸潤などの手術不能例や、手術可能でも機能温存などの点で患者が手術拒否した症例などに対して施行している。今回、われわれは当院にてサイバーナイフ治療を施行した鼻副鼻腔悪性腫瘍症例6例について検討した。全6例の内訳は、男性4例、女性2例。平均年齢は62歳であった。組織別には、嗅神経芽細胞腫が2例、扁平上皮癌、悪性黒色腫、甲状腺乳頭癌転移例、円柱上皮癌が各1例であった。これらの症例に対して、外照射約50Gy施行し、効果について評価した後、本法を施行した。本法のみの照射量は20-30Gy、平均23Gyであった。効果は、CR3例、PR3例であり、奏功率は100%であった。本法はガンマナイフに比べて、固定フレームが不要のため、適応照射範囲が広い。さらに照射線量を均一にでき照射精度も高く、放射線障害の低減が期待できる。今後の鼻副鼻腔悪性腫瘍治療に対して、本法は機能温存やquality of life (QOL) の改善の点で有用な治療法と考えられる。
著者
竹森 敬祐 三宅 優 田中 俊昭 笹瀬 巌
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.54, pp.31-36, 2004-05-21
参考文献数
11
被引用文献数
3

昨今,急速にインターネット全域に拡大する攻撃が深刻な問題になっている.ネットワークサービスに影響を与える大規模攻撃やワーム感染ホストが与える局所的な攻撃の確実な検出と迅速な対応,被害規模の把握は重要な課題である.本研究では,侵入検知システム(IDS: Intrusion Detection System)のイベント出力に関する情報理論的な曖昧度を情報エントロピーによって算出し,その長期間の統計分布の平均と標準偏差を用いて,短期間の異常性を評価する手法を提案する.実際のIDSログを用いて局所的攻撃の検出率に関する評価を行い,本手法が未検出率ならびに誤検出率を低減できること,従来からのイベント頻度を用いた異常検出手法と組み合わせることで確実に検出できることを示す.本手法をインターネットの攻撃概況指標へ適用することで,セキュリティ監視者の迅速な対応と情報交換に寄与する.Recently, rapid increasing attacks that influence network services have become critical issues on the Internet. A detection technique for large scale attacks and worm infected hosts needs to estimate degree of its propagation. In this research, we propose an anomaly detection technique for IDS (Intrusion Detection System) events using the information entropy. And the information entropy is adapted to a profiling approach which compares the current information entropy with mean and standard deviations of the past information entropies. Experimental evaluations with real IDS events show that the detection ratio of false positives nd false negatives for the large scale attacks or the worm attacks on our approach is better than that using event counts on previous approach. Furthermore, the combination system of our approach and previous approach is able to detect potential issues perfectly. We also adapt the techniques to a thereat indicator, and its objective alarms effect with quick and reliable response for security operators.

1 0 0 0 OA 絵馬かゝみ

著者
田中俊次 編
出版者
絵馬鑑刊行会
巻号頁・発行日
vol.第1集 1, 1918
著者
大久保 孝雄 田中 俊一郎 田中 史彦 辻 聡 守田 和夫 ウラサ リチャードルーカス
出版者
The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers
雑誌
農業機械學會誌 (ISSN:02852543)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.110-116, 2000-09-01

生籾の低温乾燥では品質の劣化を促進する化学反応が抑制されるため, 高品質米の生産が可能であることが示唆されている. 本研究では生籾の充填層および多段式乾燥装置における乾燥解析モデルを構築し, 生籾の冷却乾燥過程における籾水分を予測した. その結果, 実験値と計算値はよく一致し, モデルの妥当性が実験的に検証された. また, 冷却乾燥では水分むらの少ない均一乾燥が達成されることが明らかになった.
著者
田中 俊一郎 田中 史彦 大久保 孝雄 前田 欣治 守田 和夫 ウラサ リチャードルーカス
出版者
The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers
雑誌
農業機械學會誌 (ISSN:02852543)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.104-109, 2000-09-01
被引用文献数
1

初期含水率23.5%d.b. の生籾 (品種: ヒノヒカリ) の通風乾燥特性について研究を行った。実験は, 5, 10, 15, 20℃の4段階の温度条件に対し, 6.31~87.1%の範囲で7段階の相対湿度条件を設定して, 籾薄層の低温空気通風下における乾燥特性を明らかにした。その結果, 以下の知見を得たので報告する。1) 生籾の乾燥は減率乾燥第2段の乾燥速度式により律速される, 2) 生籾の薄層における乾燥モデル式として球モデルの適合性が高い, 3) 球モデルを仮定することによって決定した乾燥速度定数は温湿度に依存する, 4) 生籾の平衡含水率は Chen-Clayton 式を当てはめることにより温湿度の関数として整理される, 5) 生籾に含まれる水分の蒸発潜熱が熱力学的に算出された。以上の成果は, 生籾の常温以下での乾燥を行う上で基礎となる。
著者
田中 俊明
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日文研叢書 (ISSN:13466585)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.417-436, 2008-12-26
著者
田中 俊実 小山田 正美
出版者
日本雑草学会
雑誌
雑草研究 (ISSN:0372798X)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.171-175, 1991-09-02
被引用文献数
1

全国35地点の水田土壌を採集し、ナプロアニリドの除草活性の変動要因と考えられる土壌特性との関連性について検討した。 1) ナプロアニリドのイヌホタルイに対する除草活性I_<90>値は、35地点の土壌のうち29地点は0.5〜2.0 ppmの範囲にあったが、北海道(南幌)、栃木(宇都宮)、茨城(牛久)、神奈川(藤沢)の土壌で除草活性の低下が認められた。4地点の土壌に共通する特徴は、炭素含有率が高く、ナプロアニリドやNOPに対して強い土壌吸着を示した。 2)土壌特性のうち、炭素含有量、窒素含有量、ナプロアニリドおよびNOPの土壌吸着係数の各要因とナプロアニリドの除草活性との問に高い相関が認められた。 3) ナプロアニリドの除草活性は土色の明度、色相b、彩度との問にも高い相関があり、これらの特性はナプロアニリドおよびNOPの土壌吸着係数との問にも相関が認められた。 4)以上の結果から土壌有機物を多く含む水田土壌では、ナプロアニリドおよびNOPが強く吸着されるため除草活性が低下すると考えられる。また、除草活性の変動を知る方法として土色の識別が利用できる可能性が示された。
著者
山口 明彦 藤本 徳毅 寺村 和也 加藤 威 古田 未征 田中 俊宏
出版者
日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会
雑誌
皮膚の科学 (ISSN:13471813)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.57-62, 2016 (Released:2016-06-02)
参考文献数
15

30歳代,男性。2009年3月上旬より特に誘因なく両下腿に紅斑が出現し,徐々に上肢にも拡大し発熱を伴うようになったため前医を受診した。セファゾリンの投与を受けたが軽快せず,D-dimmer 上昇,血小板低下を認め,原因不明の播種性血管内凝固と診断された。メシル酸ナファモスタットを投与され凝固異常は改善したが,発熱が持続しイミペネムの投与を開始されたが無効であった。このためステロイド内服やステロイドパルス療法も行われたが,発熱が持続するため当院転院となった。受診時,患者は Yamaguchi らの基準のリンパ節腫大以外のすべての項目を満たし,検査結果と合わせて感染症,悪性腫瘍,膠原病を除外し,成人発症 Still 病と診断した。ステロイドの単独治療,ステロイドパルス療法,メトトレキサート,シクロスポリンの併用,二重濾過血漿交換,コルヒチン内服のいずれにも著明な反応を示さず,軽快と増悪を繰り返した。治療抵抗性の成人発症 Still 病であり,IL-6 の高値を認めたため Tocilizumab の適応と判断し,Tocilizumab とステロイド内服の併用療法を開始したが病勢は完全には治まらず,最終的に Tocilizumab とメトトレキサート,ステロイド内服の併用により長期の寛解を得ることができた。Tocilizumab の難治性成人発症 Still 病に対する有効性については,今後も本例のような症例の積み重ねが必要と思われる。(皮膚の科学,15: 57-62, 2016)
著者
石塚 みどり 田中 俊之 福田 純子 平間 正博 大谷 敏夫
出版者
天然有機化合物討論会実行委員会
雑誌
天然有機化合物討論会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.42, pp.331-336, 2000

C-1027 is a potent antitumor antibiotic, in which a nonprotein chromophore is tightly and specifically bound to an apoprotein. The chromophore, which has an endiyne structure and is responsible for DNA cleavage, is very labile when isolated, but greatly stabilized through binding to the apoprotein. Their binding structure and stabilizing interactions are very interesting problems in terms of molecular recognition and protein transport. The 3D structure of C-1027 apoprotein was determined by the X-PLOR calculation using 1539 experimental restrains derived from NMR spectroscopy. The apoprotein has three antiparallel β-sheets, and the hydrophobic pocket is formed by four-stranded β-sheet (DCHI) and two loops (residues 75-79, 97-100)(Fig.3). The overall shape of the apoprotein is quite similar to those of neocarzinostatin (NCS) and actinoxanthin (AXN). The binding structure of C-1027 complex was calculated based on 1539 NMR-derived constraints which include 38 intermolecular restraints between the aromatized chromophore and the apoprotein. The aromatized chromophore is bound to the hydrophobic pocket of the apoprotein. The benzodihydropentalene core locates in the center of the pocket with its molecular plane almost perpendicular to the bottom of the pocket. The β-tyrosine unit locates on the left side of the core, and both benzoxazine and aminosugar moieties on the right side (Fig.4). The hydrophobic interaction is most likely the major binding interaction between the apoprotein and the aromatized chromophore. Moreover, the 18-amino group of the chromophore locates in the proximity of either the carboxylate of Asp101 or the imidazole ring of His104, which indicates there could be a salt-bridge or a hydrogen bond type interaction between the aromatized chromophore and these side chains. To confirm the predicted binding interactions, we made several mutant apoproteins whose specific amino acid residue is replaced with the amino acid of different type and examined their binding abilities for the aromatized chromophore by NMR. The results obtained will be discussed.
著者
臼杵 豊展 井上 将行 平間 正博 田中 俊之 細井 文仁 大家 真治 大谷 敏夫
出版者
天然有機化合物討論会実行委員会
雑誌
天然有機化合物討論会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.257-262, 2003

The antitumor antibiotic C-1027 is a 1:1 complex of a highly labile enediyne chromophore (1) and a carrier apoprotein. C-1027 exhibited the potent cytotoxicity toward various cancer cells. The p-benzyne biradical (2), which is in equilibrium with 1, abstracts hydrogens from DNA to exert its biological activity. The apoprotein functions as both the stabilizer and the drug delivery system of 1. Recently, we found that the biradical 2 slowly abstracts α-proton of Gly96 of the apoprotein, which caused the oxidative cleavage of the peptides and led to a self-degradation of C-1027. To create a more stable analog of antibiotic C-1027, we designed a Gly96-deuterated (D-Gly) apoprotein. The D-Gly apoprotein was expressed in Escherichia coli in the presence of glycine-d_5. The unstable chromophore 1, isolated from natural C-1027, was then incorporated into the D-Gly apoprotein using HPLC techniques to obtain the D-Gly C-1027. Stability tests revealed that the D-Gly C-1027 was 1.8 and 4.9 times as stable as the natural one under solid and solution states, respectively. Cytotoxicity test also reflected the stability of D-Gly C-1027. Thus, we achieved the creation of supranatural products by rational design utilizing kinetic isotope effect. The presented work demonstrated the novel design principle to create the supra-natural products by integrating the data of physicochemical property of the small molecule and the atomic-level 3D-structure of the protein, which will be applicable to other biologically important natural products and proteins.
著者
兵藤 知典 竹内 清 中田 正也 宮坂 駿一 金森 善彦 東原 義治 梅田 巌 木村 逸郎 山越 寿夫 高橋 善昭 古田 悠 内田 俊介 田中 義久 片岡 巌 播磨 良子 布施 卓嘉 中井 優 島村 光 大久保 正紀 田中 俊一 三浦 俊正 伊藤 泰義 西村 達雄 中村 尚司 金井 康二 山路 昭雄 植木 紘太郎 木邨 祐二 竹村 守雄
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会誌 (ISSN:00047120)
巻号頁・発行日
vol.15, no.5, pp.312-321, 1973-05-30 (Released:2010-04-19)
参考文献数
74

This is a report on the activities of the Research Committee on Neutron Shielding (Apr. 1970-Mar. 1973), Atomic Energy Society of Japan. The Committee studied the present status and problems in Japan and the trends in foreign countries in such fields as neutron reactor shielding, including transport calculations, duct streaming, spectroscopy, shielding optimization and cross sections for shielding calculations. Three working groups established in the Committee-Neutron Transport, Duct Streaming and Cross Section for Shielding-undertook such activities as (a) calculations of the five benchmark problems for testing computational methods in neutron transport, (b) a survey of theoretical and experimental approaches to duct streaming, and (c) intercomparison of nuclear data for particular nuclides related to shielding in data libraries such as ENDF/B-I, III, KFK-120 and -750.
著者
益淵 正典 山下 優毅 田中 俊憲 林 鷹治 重田 征子 小埜 和久 佐々木 美枝子 新見 治
出版者
広島文教女子大学短期大学部
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
1995

『ホヤ喘息』や『ダニアレルギー』の治療用抗原に関して蓄積してきた知見を基にスギ花粉症治療薬の研究を行った。まず、スギ花粉蛋白質の抽出法の検討を行った。NaHCO_3抽出(CJP-N)ではF画分にCryj1、J画分にCryj2の溶出がみられ、Crij1とCryj2の精製に適していたがPBS抽出(CJP-P)ではよりアルカリ性の弱い画分に様々にアルカリ性度の異なるCryj1,Cryj2、その分解物及び主要抗原以外の抗原の溶出がみられた。次にスギ花粉中のCryj1,Cryj2以外の抗原の存在と、アレルゲンとしての寄与を検討した。CJP-PのSDS-PAGEブロット後のIgE染色では分子量の異なる10個のバンドがみられ、これらは全てCryj1,Cryj2とは異なっていた。Cryj1,Cryj2はSDSで変性を受けてIgEと全く反応しなかった。患者血清を主要抗原で中和後、患者IgEと反応した抗原量を見積った。実験は15人のスギ花粉症患者血清すべてで、主要抗原以外の抗原と反応した。反応は患者による個人差があった。これらの結果を基に、減感作治療用抗原の検索を行い、アレルゲン性が強く、抗体IgGを作る能力が高く、粘膜反応性(結膜反応)をもたず、分子量が1万から10万の間にある抗原、CJP-PのC画分がノミネートされた。この画分は主要画分を含んでいない。今後、主要画分との混合などを検討して、さらに有用なワクチン開発の工夫が必要である。一連の抗原検索中に、イオン交換で分画したCJP-P画分のSDS-PAGE後の、蛋白質のN-末端側のシークエンスを分析した結果、Cryj1のN末端側の分解物(p15)とC末端側の分解物(p29)を発見し、p29が発症抗原である可能性を示唆した。今回我々はスギ花粉ワクチン用抗原を得るために様々な検索を行い、ノミネートされた蛋白質は出てきたがまだ特定するには至っていない。今後、これらの蛋白質の中からさらに効果的なワクチンを開発する方向に向けて研究していく予定である。