著者
一條 彰子 奥村 高明 岡田 京子 寺島 洋子 藤田 千織 上野 行一 藤吉 祐子 室屋 泰三 今井 陽子 細谷 美宇
出版者
独立行政法人国立美術館東京国立近代美術館
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

国内外の主要美術館で行われている鑑賞教育のスクールプログラムについて調査し、米国と豪州から教育責任者を招聘してシンポジウムやワークショップを4回開催、海外の先進的事例を日本に紹介した。また、国立美術館と博物館の所蔵作品49点から、小・中学生の発達段階にあわせて作品を選べるウェブプログラム「鑑賞教育キーワードmap」を開設して、学習指導要領に準じた鑑賞授業をどこでも行うことのできる環境を整えた。これらの成果は、美術科教育学会等で発表した。
著者
細谷 和範 高山 由暉 加藤 学 井上 浩行 曽利 仁 漆原 史朗 杉本 大志
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.2A1-G05, 2018

<p>In this research, a novel rough terrain track mechanism for agricultural robot and levee weed robots was developed. Soft and long spike track provides enough shear forces by insert the comb like soft spikes on weed covered steep slopes which we can often see along rice field. In addition, spikes are composed of flexible materials to enable running on uneven surfaces and muddy areas. In this report, a relationship between the spike length and the climbing performance on the grass covered slope will be described.</p>
著者
細谷 雄一
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.83, no.3, pp.167-193, 2010-03

はじめに一 ケナンの戦略思想の形成(一) モスクワからワシントンへ(二) 「最終兵器 (The Absolute Weapon)」二 「現代戦略の形成者(Makers of Modern Strategy)」(一) マキアヴェッリ(二) ジョミニ(三) クラウゼヴィッツ(四) スミス、ハミルトン、リスト(五) エンゲルスとマルクスおわりに
著者
細谷 紀江 荒井 康晴 原 節子 村山 ヤスヨ 三木 治 村上 正人 桂 戴作
出版者
一般社団法人 日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.31, no.7, pp.583-586, 1991

We reported a case of 35-year-old male motorman who was suffering from work-related IBS. His symptoms were eased by a psychosomatic approach we provided while he was away from work for a half-year. The specific therapies were as follows : 1. Antidepressant medication, anti-anxiety drugs, drugs for the bowel. 2. Counseling and autogenic training conducted not only fro self-evaluation and relaxation but also for understanding the correlation between body and mind. 3. SD in order to ease anxiety while operating a train. Regarding the process of SD, the patient told us about a fatal accident which he had witnessed previously. SD, intended to remove the anxiety caused by observing the fatal accident, rapidly eased the patient's physical symptoms, and he became able to return to his job.
著者
山崎 裕毅 高木 哲 小儀 直子 須永 隆文 青木 由徳 細谷 謙次 奥村 正裕
出版者
日本獸医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.65, no.7, pp.530-533, 2012-07-20
参考文献数
8

尿道腫瘍による排尿困難を呈した犬4例に対し,排尿路を確保するための低侵襲かつ,姑息的な対処法としてバルーンカテーテルによる尿道拡張を実施した.すべての症例で,処置直後から自律的な排尿が可能となり,1回の拡張により最大2カ月間,排尿状態が維持された.また,本処置に関連した重篤な合併症は臨床上,認められなかった.本研究における4例では比較的良好な結果が得られたことから,本法は臨床的寛解が期待できない排尿困難を呈した犬の尿道腫瘍に対する姑息的かつ,緩和効果の高い尿道閉塞解除法になり得ると考えられた.しかし,本法における最適な尿道拡張圧や合併症の発症などに関してさらなる検討が必要である.

1 0 0 0 暴力と戦争

著者
加藤千香子 細谷実編著
出版者
明石書店
巻号頁・発行日
2009
著者
幸野 純也 樋口 美玲 細谷 竜一 神岡 太郎
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2018年春季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.214-217, 2018 (Released:2018-05-31)

本研究では、ソーシャルネットワーク分析手法により、Facebook上であるブランドが他ブランドのページの「いいね!」ボタンを押すことで形成されるブランド間ネットワークを分析した。スポーツブランド7種を対象に分析した結果、Facebook上でのブランド間ネットワークの構造にはいくつかのパターンがあることを発見した。加えて、特定のブランドは積極的にFacebook上でのネットワークを形成・拡大することで、ソーシャルネットワーク空間での露出増加を図っていることを発見した。一連の分析を通じて、Facebook上のブランド戦略に貢献し得る実務的な考察を行う。
著者
片岡 哲夫 細谷 久信 江村 清
出版者
新潟県内水面水産試験場
巻号頁・発行日
no.9, pp.35-42, 1980 (Released:2013-10-08)

大河津分水路河口近くで捕獲した親魚を蓄養し、その体型の変化及び成熟過程を調査した。また、カワヤツメのふ化率に対する水量及び光の影響について検討を行った。そして、人工ふ化により得た幼生を10ケ月以上飼育した。1. 蓄養により親魚の体重、体長、L 1、L 3、L 5は減少傾向を示したが、L 2、L 4は増加傾向を示した。2. 蓄養親魚は、24尾中20尾が成熟し、全数が成熟するまでに蓄養開始日から28日を要し、各親魚の成熟日数にばらつきがみられた。3. ふ化率に対する水量の影響では、注水量が2.67ml/分cm2の区でふ化率が32.2%と最高となった。4. ふ化率に対する光の影響では、授精直後で光による悪影響はみられたが、授精後8日以降では各区によって違いがみられた。5. カワヤツメの幼生は、ふ化後14日で平均体長0.74cm、123日で6.31cm、315日で8.97cmに成長した。
著者
片岡 哲夫 細谷 久信 江村 清
出版者
新潟県内水面水産試験場
巻号頁・発行日
no.8, pp.28-32, 1980 (Released:2013-10-08)

新潟県大河津分水路の河口から1km上流及び新潟県三面川の河口から19㎞上流で捕獲した親魚の体長、L 1、L 2、L 3、L 4、L 5、体重、卵重量、熟度、孕卵数について調査した。1)大河津分水路産親魚の体長及び体重は、三面川産親魚のそれと比較して大きく、特に雌に大きな差がみられた。2)L 1、L 2、L 5については、各親魚とも体長比は大きな差が見られないが、L 3、L 4については、大河津分水路産親魚と三面川産親魚との間に、成熟こよる体型の変化による差がみられた。3)大河津分水路産雌親魚の卵重量は20g~70g、熟度は0.10~0.30の間にみられ、溯上直後でも成熟度にかなりのひらきがみられた。三面川産雌親魚は、卵重量・熟度が0のものがかなりおり、分布にかたよりがみられた。4)大河津分水路産雌親魚の成熟しているものについて、卵数の計測を行なったが、103,000粒~122,000粒であった。
著者
細谷 和海
出版者
The Ichthyological Society of Japan
雑誌
魚類学雑誌 (ISSN:00215090)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.127-138, 1982-08-15 (Released:2010-06-28)
参考文献数
18
被引用文献数
1

種々の変異型が知られている日本産ヒガイ属魚類にっいて, 形態形質の比較研究を行った.有効な分類形質を主成分分析した結果, 河川に生息する個体群, 琵琶湖産正常色型, アブラヒガイの3っのグループに整理できた.河川産の個体は正常色・短頭型でS.variegatus variegatus (カワヒガイ, 新称) に, 琵琶湖産正常色型はやや長頭でS.variegatus microoculus (ビワヒガイ, 新称) に分類した.ツラナガ・トウマル・ヒガイはどの形質においても連続し, 独立した個体群として区別できなかった.アブラヒガイは体色が濃黄褐色を呈し, 長頭で, 背鰭黒色横帯が退化的パターンを示すなど最も特殊化している.これらの特徴に基づきアブラヒガイを新種S.biwaensisとして記載した.
著者
細谷 和輝 高橋 一成 大家 渓 岩森 暁
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.84, no.862, pp.17-00561, 2018 (Released:2018-06-25)
参考文献数
20
被引用文献数
2

Surface modification of polystyrene (PS) dish used as a cell culture substrate is an indispensable strategy to enhance cell adhesion. In general, plasma treatment is employed to enhance the hydrophilic nature on the PS dish surface, and sterilization treatment of the PS dish is performed after the plasma treatment. We reported on a simultaneous process of surface modification and sterilization on the PS dish in a sterilization bag by using active oxygen species (AOS) generated via ultraviolet (UV) lamps, whose wavelength are 185 and 254 nm respectively. Herein, we attempt to investigate the dependency of the distance between UV lamp and PS dish on the surface modification by using the AOS. After exposure of AOS, the oxygen content of the PS dish was increased, whereas the water contact angle was decreased along with the decrement of the distance between PS dish and UV lamp owing to increase in the AOS concentration. Cell adhesion was also enhanced with decrease of the distance between PS dish and UV lamp compared with untreated PS. Especially, chemical states such as atomic concentration and chemical bonding affect cell adhesion rather than the surface wettability. Illumination of the UV lamps and AOS concentration at the PS dish surface affects the resultant cell adhesion.
著者
細谷 浩之 谷 直記
出版者
紙パルプ技術協会
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.60, no.6, pp.900-903, 2006-06-01

韓国の会社である,ケイターボ社は高効率のターボブロワ(TB)シリーズを開発した。TBシリーズは半永久的なエアーフォイルベアリングと高效率高速モータを適用し,ルーツブロワに比べて30%以上のエネルギー節約及びメンテナンスの削減で長寿命のターボブロワである。機械的な摩擦が無いことと低騒音の構造にすることにより,低騒音75dBと画期的に減少し,速回転するので重さと設置面積を大幅に削減できた。振動がないので防振工事の必要がない。<BR>汚排水処理曝気用,セメント工場の搬送システム,製紙工場,纖維工場などProcess Airの供給装置として使用できる。また遠隔操作も可能であり,お客様の幅広いニーズに対応できる。
著者
山隈 瑞樹 荒井 充 畑中 修二 細谷 文夫 飯田 光明 小勝 一弘
出版者
安全工学会
雑誌
安全工学 (ISSN:05704480)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.165-173, 2005-06-15 (Released:2016-12-30)
参考文献数
13

煙火薬製造における静電気危険性を把握するために,主要な工程を対象に帯電量の測定等を行った.その結果,ふるい分け作業において原料粉体が強く帯電することが判明した.硫黄の帯電量は際だって大きく,過塩素酸カリウムおよびアルミニウムはほぼ同等の帯電量であった.作業者が帯電防止をしていない場合には,2 kg のアルミニウム粉体のふるい分け作業によって最大15 kV に帯電した.小分け作業においては,アルミニウムをポリエチレン製スコップで取り扱った際に大きく帯電した.帯電した煙火粉体を絶縁性容器に入れた場合には,接地導体を接近させると粉体表面との間で着火性のある静電スパークが観測された.通常の作業条件においては,3 ~10 kg 程度の雷薬をふるい分けて絶縁性容器に入れると,これに着火可能な放電が発生すると見込まれた.
著者
細谷 律子
出版者
一般社団法人 日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.57, no.12, pp.1221-1228, 2017 (Released:2017-12-01)
参考文献数
7

日頃筆者は, 森田療法を基軸に, リフレーミングなどさまざまな技法を組み合わせて心理面のケアを行っている. あるがままの生き方を目指した森田の理論は, 心理療法というより生き方の道しるべと理解しており, 不安や葛藤を抱え, 悩みながらもがんばっている患者に有用と考えている. 治療者の指導に真面目に取り組んでもらうためには, 患者の心情に十分寄り添う必要がある. 共感力, 反映, 肯定的側面に着目していくことなどが大切であり, また治療者自身もあるがままの生き方を目指す姿勢をもって治療を行っていくことが大事であると考えている.
著者
吉村 彰記 細谷 亮平 小柳 潤 小笠原 俊夫
出版者
一般社団法人 日本複合材料学会
雑誌
日本複合材料学会誌 (ISSN:03852563)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.146-152, 2014 (Released:2015-08-06)
参考文献数
8
被引用文献数
2

In this paper a new method which measures fiber orientation in CFRP laminates from X-ray CT images is proposed. In the proposed method, fiber orientation is analyzed by applying digital image correlation method (DIC) to the acquired tomographic images. By using DIC, brightness pattern, which results from radiodensity difference between fiber and resin, is compared between two different planes in thickness direction. Then three dimensional displacement of brightness pattern, which indicates fiber orientation, can be measured. In this study, we applied the proposed method to a quasi-isotropic CFRP laminate. After X-ray CT imaging, the sample was sectioned and polished. Fiber orientation was then experimentally measured by using a microscope. Fiber orientation calculated by the proposed method agrees very well with experimentally measured one, and the validity of the proposed method was demonstrated. Additionally, we applied the proposed method to a plane-woven CFRP laminate. The result revealed that the invalid fiber orientation may be calculated for the fiber orientation is parallel to the plane of CT image, or for the fiber orientation is calculated using the pattern around the outer edge of CT images.