著者
関口 安義
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
2000

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1541号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:2000/6/13 ; 早大学位記番号:新3007 概要書あり
著者
関 秀行
出版者
大学図書館研究編集委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.98, pp.11-18, 2013

<p>慶應義塾大学メディアセンターでは海外の図書館・図書館活動との連携を重視した図書館運営を行っている。目録フォーマットと図書館システムの国際標準化を基盤に,Googleブックス図書館プロジェクト,OCLC Research Library Partnershipなどの国際的な活動に参加しており,職員の海外図書館研修にも力を入れている。本稿では,それぞれの活動を概観として報告し,「国際化」を支える背景について述べる。</p>
著者
永田 葉子 中井 正一 関口 徹
出版者
一般社団法人 日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.14, no.28, pp.429-432, 2008-10-20 (Released:2009-03-17)
参考文献数
6
被引用文献数
3 3

In this paper, the results of PS-logging conducted in Chiba city and the northwest area of Chiba prefecture are used to estimate S-wave velocity of the surface ground. This area consists of diluvial formation, alluvium and filling soil. Based on the regression analysis, expressions that give S-wave velocities of sandy soils and cohesive soils from SPT N-values and depth are proposed, as well as standard values of S-wave velocities for humic soil(peat) and Kanto loam.
著者
水沢 直暉 関 優也 Jian Tao 山口 実靖
雑誌
第81回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2019, no.1, pp.45-46, 2019-02-28

近年の情報サービスの普及に伴い,サーバーの設置スペースや消費電力の増加などの問題が生じており,この解決策として仮想化技術というものがある.仮想化手法の一つであるコンテナは,VMを用いる他の仮想化手法と比べ,ゲストOSが存在しない分,高い性能が期待できる.本稿では,著名なコンテナ手法であるDockerを用いてI/O性能の向上について考察をする.
著者
馬屋原 康高 関川 清一 河江 敏広 曽 智 大塚 彰 辻 敏夫
出版者
公益社団法人 広島県理学療法士会
雑誌
理学療法の臨床と研究 (ISSN:1880070X)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.9, 2019 (Released:2019-07-05)

高齢者の肺炎の約 80%が誤嚥性肺炎であり、誤嚥性肺炎リスクを早期に発見し対応すること が急務である。嚥下機能と咳嗽能力の関連があることが報告されており、咳嗽能力を評価する ことは重要である。その評価指標の一つとして、咳嗽時の最大呼気流量(CPF)が用いられてい る。CPF値が270 L/min以下となった場合、呼吸器感染症を発症すると、急性呼吸不全に陥る 可能性があるとされ、160 L/min以下では、気管内挿管も考慮される値と報告されている。そ の他 242 L/min 未満が誤嚥性肺炎のカットオフ値として報告されている。臨床的には、そのカッ トオフ値を参考に低下した CPF を種々の咳嗽介助法を用いてカットオフ値以上に引き上げるこ とが重要となる。さらに筆者らは、咳嗽音を用いてより簡便な咳嗽力の評価方法を提案している。 誤嚥性肺炎を予防する第 1 歩としてより幅広く咳嗽力評価が用いられることを期待する。
著者
近藤 正太 井手 裕一朗 井関 康武
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.C3O3068, 2010

【目的】肩の有痛性運動機能障害、特に腱板損傷症例においては関節窩に対し上腕骨頭が腹頭側偏位することは臨床場面で多く経験すると共に文献的にも示されている. このアライメント異常がアウトレットインピンジメントを発生させ運動時痛を伴う機能障害の誘発要因であると考える. 従来、腱板損傷に対するトレーニングはセラバンド等を用いて負荷をかけた回旋運動、アウターマッスルの過活動を誘発するような運動等、上腕骨頭の中心化を考慮しないトレーニングが一般的と思われる. そこで今回、この骨頭の腹頭側偏位を修正し関節窩に対し骨頭の中心化を促すトレーニングが、肩外転時における外転筋の筋発揮能力に改善が見られるか検討したので報告する.【方法】腱板損傷と診断され、視診、触診にて骨頭の腹頭側変位を認めた15例18肩. 男性7例、女性8例、平均年齢62.8歳(31~79歳)を対象とし、上腕骨頭の中心化を促すための治療(中心化トレーニング)を施行し、その前後における外転筋力を測定した. さらに15例18肩の中から、一般的に行われている腱板損傷に対するトレーニング(腱板トレーニング)が施行可能であった13例16肩に対し、腱板トレーニング前後での外転筋力を同様に測定した. トレーニングとして、1.骨頭の中心化トレーニング:まず関節窩に対して骨頭の中心化を促すため、背臥位において骨頭の背側へのモビリゼーションを、Grade2(軟部組織の伸張による制限を感じるところまで)までを用い、中心化が得られるまで断続的に2分~3分間施行した. その後椅子座位で、肩約30°~45°外転位にし上腕骨を肩甲骨面上に保持し、肘をベッドに置き軽度外旋位から骨頭を背側誘導しながら肩甲下筋による内旋運動を、各症例の疲労を考慮し30回~50回行わせた. 2.腱板トレーニング:肩を下垂位、肘90°屈曲位にした椅子座位で肩の内旋、外旋運動をセラバンドにより、筋疲労を起こさない程度の抵抗量でそれぞれ30回、手を顎に当てた状態で90°までの肩屈曲運動をセラバンドで抵抗を加え同様に30回施行した. 外転筋力測定:端坐位にて肩甲骨面上で肩90°外転、手掌を床に向けた肢位を保持させ、最大での等尺性肩外転筋力をhand-held dynamometer(マイクロFETII)を用い前腕遠位に抵抗を加え、中心化トレーニングと腱板トレーニングの施行前後でそれぞれ2回測定し、最大筋力を測定値(単位;ニュートン)として比較した. なお中心化トレーニングと腱板トレーニングは日を変えて行った. 統計学的検討は対応あるt検定を用い、危険率1%未満を有意差ありとした. 【説明と同意】被検者に研究の内容を説明し同意を得た.【結果】腱板損傷15例18肩の平均最大外転筋力は28.41N±8.51であったが、上腕骨頭の中心化トレーニング後では34.57N±10.09と筋力の増加を示し、有意な差を認めた(p<0.005). また平均増加率は24.1%でありトレーニング後、筋力低下を示したのは18肩中1肩だけであった. その中から中心化トレーニングと腱板トレーニング共に施行可能であった13例16肩の中心化トレーニング前後の筋力は、それぞれ29.28N±8.49、35.01N±10.66となり有意な差を認め(p<0.001)、平均増加率は20.8%であったが、腱板トレーニング前後では、トレーニング前30.58N±14.5、トレーニング後は31.93N±15.4であり統計学的有意差を認めず(p<0.12)、平均増加率も5.07%にとどまり、しかも、逆にトレーニング後筋力低下を示したものは16肩中4肩に認められた.【考察】今回、上腕骨頭の中心化トレーニングにより、最大外転筋力が平均28.41Nから34.57Nに向上し、平均24.1%の増加率を示した. また腱板トレーニングも施行可能であった13症例16肩に限定しても中心化トレーニング後は筋発揮能力の改善を見た. つまり、効率的外転運動を行うためには上腕骨頭の回旋軸は外転運動の全般にわたり、関節窩の中心に位置するよう比較的一定していなければならないことを示すものであり、健常人の肩運動時におけるバイオメカニクスの研究と一致する. これを裏付けるものとして、今回骨頭の中心化を考慮しない肩の回旋筋強化を主とした腱板トレーニング前後において、最大外転筋力にあまり変化なく効果は認めなかった. しかも4肩で逆に筋力低下を示した事は、この腱板トレーニングが大胸筋や三角筋後部繊維、小円筋、棘下筋の筋スパズムを複合的に強化し骨頭の腹頭側偏位を助長したためと考えられ、このことからも腱板損傷症例に対する骨頭の中心化は重要であり、トレーニングの有用性を示すものと考える.【理学療法学研究としての意義】腱板損傷に対する理学療法を骨頭の位置異常と言う視点からも捉える事で、より高いレベルでの治療効果の可能性が期待出来る.
著者
関 朋昭 Tomoaki SEKI
出版者
名寄市立大学
雑誌
紀要 = Bulletin of Nayoro City University (ISSN:18817440)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.1-5, 2019-03

本研究は,世の中のあらゆる「集まり」における普遍かつ不変法則を発見した。証明には,数学とくに圏論を用いた。その結果「一つの集まりにおける対象が増えると,もう一方の集まりの対象が減る」という法則を発見した。この法則を「反相関理論」と命名した。
著者
山本 里枝子 大橋 恭子 福寄 雅洋 木村 功作 関口 敦二 上原 忠弘 青山 幹雄
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.60, no.10, pp.1896-1914, 2019-10-15

クラウドの普及にともない,RESTに準拠したWeb APIが企業の情報システムに広がり,Web APIの利用や提供のためのソフトウェア開発が急速に増加している.そのため,Web APIの品質がそれを利用したアプリケーション開発の生産性と品質に大きな影響を及ぼすことが明らかになってきた.従来のシステム内APIと異なり,Web APIはリモートで実行され,ユーザと独立に変更される.これらの特徴はWeb APIのソフトウェア工学の新たな問題を提起しており,特に数が増えているエンタープライズWeb APIを利用するユーザのリスクとなっている.本稿では,システムAPIと異なるWeb APIの品質面の特徴をとらえる試みとして2つの品質特性を定義した.Web APIを利用するアプリケーション開発者のパースペクティブから,ユーザビリティの品質副特性である習得容易性と互換性の品質副特性である相互運用性が我々の課題に対応すると特定し,品質モデルを定義した.この品質モデルに基づいて,尺度と定量的評価方法も提案する.本稿では提案する品質モデルを,Uber,WordPress,OpenStack,メディア処理を含む実際のWeb APIに適用した.提案したモデルを検証するため,Web APIの習得容易性と相互運用性について実証的実験を行った.提案した品質の統計値と実験結果を比較し,提案した品質モデルと尺度の有効性を検証した.
著者
中村 喜宏 松尾 学 岡 哲資 関 亜紀子
出版者
ヒューマンインタフェース学会
雑誌
ヒューマンインタフェース学会論文誌 (ISSN:13447262)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.233-244, 2015-05-25 (Released:2019-07-01)
参考文献数
13

There has been a significant progress in wearable computing technology. However, the existing character input methods for wearable computers have some defects and are not practical. This paper proposes and evaluates two character input methods for wearable computers using a distance sensor at the wrist and five mechanical switches at the fingertips. The results of our evaluation show that the proposed methods are sufficiently fast and easy to learn for practical use. This paper also discusses reasons for user errors and limitations of the methods.
著者
亀谷 裕志 金井 哲男 Jianliang DENG 堤 千花 古関 潤一
出版者
一般社団法人 日本応用地質学会
雑誌
応用地質 (ISSN:02867737)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.19-30, 2010 (Released:2013-03-31)
参考文献数
14
被引用文献数
4 2

2004年新潟県中越地震で斜面崩壊が生じた2地点において, すべり面の力学特性の評価に重点をおいた調査を行い, その結果に基づき崩壊メカニズムについて考察した. いずれの崩壊地点も地層傾斜15~20°程度の流れ盤の緩い斜面であり, 平滑に近い層理面に沿って弱面が発達していた. 弱面を含む不攪乱試料を用いた室内試験では35~40°の内部摩擦角が得られ, 粘着力は不飽和状態では10kPa程度で飽和状態では0kPaであった. これらの強度に基づく安定解析によれば, 常時の水位変動に対して斜面は十分に安定であったこと, 地震前の降雨による飽和化が崩壊に寄与したことがわかった. 一方, 斜面が長距離移動したという崩壊の形態を考えると地震動によって弱面の強度が低下したことが想定された. 室内で実施した単純せん断試験によれば載荷方向の反転を伴う繰り返し荷重を与えることにより弱面の強度が低下することが確認された. したがって, 崩壊の原因のひとつとして地震による繰り返し荷重が緩い斜面に作用することにより荷重の方向が反転し, その影響により弱面の強度が低下したことが考えられる.
著者
山本 成一 中村 遼 上野 幸杜 堀場 勝広 関谷 勇司
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.3_46-3_57, 2015-07-24 (Released:2015-09-24)

インターネット接続が普及し,さまざまな場面でネットワーク技術が利用されるようになった.しかしながら,その運用形態は進化していない.機器毎の固有の設定を個別に実施する旧来からの手法にとどまっている.研究レベルでは,いくつかの提案がされているが,現在のネットワーク利用に対し,実用的な運用レベルの要求を満たすものではない.本研究では,新しい運用管理アーキテクチャGINEW (General Integrated Network EngineeringWorkbox)を提案した.そのプロトタイプ実装の適用結果を報告する.
著者
関口 久美 西村 正巳 沢田 勝夫
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集 (ISSN:00290270)
巻号頁・発行日
vol.24, no.139, pp.205-209, 1958-03-25 (Released:2008-03-28)
参考文献数
6

It is well known that the characteristics of rubber vibration isolators depend upon their shapes. So the authors obtained experimental equations which show the variations of their characteristics in relation to the shape factor S=(cross sectional area)/(free surface area). They previously proposed the successive approximation method already on a supposition that the variations of characteristics are chiefly caused by shape effect due to their deformations. Here the more accurate approximation method is presented on a supposition that the deformed shape is a sort of rotating parabolic body. And the radius of curvature of bonded part largely influences the moduli of rubber vibration isolators, but even in such cases this calculating method is applicable.
著者
関口 陽美 牧野 州明 津金 達郎 竹下 欣宏
出版者
一般社団法人日本鉱物科学会
雑誌
日本鉱物科学会年会講演要旨集 日本鉱物科学会2008年年会
巻号頁・発行日
pp.121, 2008 (Released:2009-04-07)

長野県和田峠東方の男女倉地域に分布する流紋岩質溶岩は黒曜石を伴っている.黒曜石には球顆が含まれており,この球顆は主にクリストバライトとアルバイトを主体とし,加えてわずかな輝石やオキサイド,空隙から構成されている.黒曜石の球顆様構造には放射状の球顆と同心層状のリソフィーゼがある.黒曜石中には斑晶やマイクロライトが含まれ流理構造を構成するマイクロライトもある. リソフィーゼは中心付近に気孔を持ち,斑晶,散在するマイクロライトを包含し,流理を構成しているマイクロライトの配列を変形させているが,これらのマイクロライトはリソフィーゼには包含されない.一方,球顆は斑晶,散在するマイクロライト,リソフィーゼのほかに,流理を構成しているマイクロライトの配列を変形させずに包含している. これらのことからリソフィーゼは,斑晶や気孔の表面を核として形成が始まると考えられる.その後,溶岩流中の流理を構成しているマイクロライトが形成され,放射状の球顆が斑晶,リソフィーゼなどを核とし,散在するマイクロライト,流理を構成するマイクロライトを包含しながら未固結部分を連続的に成長し,最終的には薄い外皮が全体を覆う.リソフィーゼと球顆はともに斑晶の隅から成長していることが多く,溶岩流が未固結状態であるときの斑晶によるキャビテーションが球顆とリソフィーゼの成長のきっかけの一つとして考えられる.