著者
関口 秋香
出版者
東京女子大学言語文化研究会
雑誌
東京女子大学言語文化研究 (ISSN:09187766)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.32-46, 2016-11-01

The aim of this paper is to contrast stereotypical utterances (“yakuwari-go”) of characters in Japanese and American animated films. It focuses on so-called women’s language and its frequency in Disney movies which feature princesses and Ghibli movies whose main characters are girls. It attempts to answer three questions. (1) What are the differences between the stereotypical utterances in Disney and Studio Ghibli movies? (2) What historical changes are there in the frequency of use of women’s language? (3) What can be said about these changes, considering the fact that stereotypical utterances reflect social stereotypes? To answer the first question, linguistic features of the words used by the characters in the Disney movies and Ghibli movies were examined. To answer the second question, the frequencies of occurrence of women’s language in heroines’ utterances were found, and to answer the third question, the historical changes in the use of women’s language in the movies are examined against the social background of the U. S. A. and Japan. The results show that Disney movies make use of differences between General American and British pronunciation, as well as very colloquial or non-standard forms (such as -in’ for -ing) and slang to distinguish characters. On the other hand, Japanese stereotypical utterances mainly employ different personal pronouns, and characteristic sentence endings. The frequency of women’s language used by the heroines dropped sharply after 1989 in Disney movies and after 1997 in Ghibli movies. The use of women’s language in the movies suggests that changes in the stereotypical image of women started earlier in Disney movies than in Ghibli movies.
著者
関 肇
出版者
関西大学国文学会
雑誌
國文學 (ISSN:03898628)
巻号頁・発行日
vol.103, pp.329-344, 2019-03-01
著者
衣袋 洋一 上島 進 関 益巳
出版者
Geographic Information Systems Association
雑誌
GIS-理論と応用 (ISSN:13405381)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.1-10, 1993-03-25 (Released:2009-05-29)
参考文献数
6

Recent years, for development of computer hardware and software, information processing is about to accoplish remarkable progress. While, today, space use on each floor of buildings is more various, and has become difficult to be grasped by methods of numerical or two-dimensional.As a method of research, analysis and valuation on various space use on esch floor of buildings, we propose "three-dimensional mesh map" which is made of a cubic lattice with one unit-3.5m×3.5m ×3.5m, which is made out by three-dimensional computer graphics.
著者
日本舶用機関学会軸系研究委員会
出版者
公益社団法人 日本マリンエンジニアリング学会
雑誌
日本舶用機関学会誌 (ISSN:03883051)
巻号頁・発行日
vol.23, no.8, pp.500-507, 1988-08-01 (Released:2010-05-31)
参考文献数
10
被引用文献数
1 1

Allowable minimum revolution of shafting relating to oil film generation on stern tube bearing is described in this paper.
著者
塚越 徳子 角田 明美 渡辺 恵 京田 亜由美 瀬沼 麻衣子 近藤 由香 北田 陽子 廣河原 陽子 一場 慶 金子 結花 関根 宏美 宮澤 純江 橋本 智美
出版者
日本緩和医療学会
雑誌
Palliative Care Research (ISSN:18805302)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.95-103, 2023 (Released:2023-04-06)
参考文献数
34

【目的】群馬大学医学部附属病院のがん看護外来における相談内容に関連する要因を明らかにする.【方法】2019年度の相談1308件から欠損値を除く1084件を対象に後ろ向きに調査した.調査項目は年代,性別,相談者,利用回数,がんの治療状況,相談内容などとした.相談内容と利用者の属性とのχ2検定,二項ロジスティック回帰分析を実施した.【結果】治療に関する内容は,70歳代以上,家族・親族のみ,再発・転移あり,初めての利用,治療前,泌尿器,子宮・卵巣,原発不明と関連した.身体的な内容は,治療中,治療後,再発・転移なし,消化器と関連した.心理的な内容は,30歳代以下,40~60歳代,患者のみ,2回目以上の利用と関連した.社会的な内容は,患者のみ,家族・親族のみ,再発・転移なし,乳房と関連した.【結論】相談内容によって関連要因は異なり,関連要因に応じて相談の準備を整えることに活用することができる.
著者
十一 浩典 関山 恭代
出版者
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
雑誌
農研機構研究報告 (ISSN:24349895)
巻号頁・発行日
vol.2023, no.13, pp.99-105, 2023-03-31 (Released:2023-03-31)
参考文献数
20

メタボロミクスとは生物の代謝物を網羅的に調べ,それらを解析することで生命現象を捉えようとする研究手法である.一般的には,液体クロマトグラフィーやガスクロマトグラフィーなどの分離装置と質量分析計を組み合わせることで試料中に存在する代謝物を分離し,これらを一斉かつ網羅的に測定して代謝物の総体(メタボローム)情報を得た後,種々の解析方法を用いて得られた情報の意義を考察する.近年では,メタボロミクスの発展と共に培われた分析技術・解析技術を応用し,農産物・食品を対象とした研究が活発に行われており,本稿では農産物に含まれる機能性成分に主眼を置いて実施したメタボローム解析について述べる.まず農研機構が保有する来歴が明らかな農産物に含有される代謝物を75%エタノールで抽出し,これらをペンタフルオロフェニルプロピル(PFPP)カラムで分離後,Q-TOF/MS で各成分の保持時間,および質量情報を得た.続いて差分解析により試料間で差異が見られた成分を特定し,来歴情報に照らして差異の意義について考察した.解析結果の一部を紹介し,将来の展望について解説する.
著者
寺下 智美 立原 素子 堂國 良太 吉崎 飛鳥 関谷 怜奈 田村 大介 山本 正嗣 上領 博 小林 和幸 西村 善博
出版者
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
雑誌
気管支学 (ISSN:02872137)
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.163-167, 2018-03-25 (Released:2018-03-29)
参考文献数
11
被引用文献数
1

背景.炎症性筋線維芽細胞腫inflammatory myofibroblastic tumor(IMT)は稀な低悪性度の軟部腫瘍であり,術前診断しえた例は非常に少ない.症例.39歳,男性.健診での胸部異常陰影の精査目的で当院を紹介受診された.胸部CTでは造影効果を伴う左B8をほぼ閉塞するような境界明瞭な4 cm大の腫瘤影を認めるも,血液検査では炎症反応の亢進や腫瘍マーカー値の上昇を認めなかった.気管支鏡検査では左B8に発赤を伴う腫瘤の露頭を認めた.経気管支針生検transbronchial needle aspiration(TBNA)にてリンパ球などの炎症細胞の浸潤を伴った細胞密度の高い紡錘形細胞の増生を認め,α-smooth muscle actin(αSMA)とanaplastic lymphoma kinase(ALK)陽性であったためIMTと診断した.結論.本症例のように若年者の孤発結節影を認めた場合,IMTを鑑別にあげる必要がある.TBNAとALKの免疫染色は,術前診断に有用な手法であると考えられた.
著者
関根 健雄
出版者
小山工業高等専門学校
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

アクティブラーニング型授業を実践する中で、英語そのものの理解ではなく、辞書の解説や内容と図表との関連性が理解できない学生が多く存在し、学習効果が高まらないことがある。そこで、「リーディングスキルテスト」とTOEIC/TOEIC-IPを実施しその結果や関連性を検証し、学生の読解力の実態と効果的な授業改善を行い、英語読解と基礎的読解力双方の向上を目指す。同時に、効果的な教科横断型授業や、一斉授業で「つまづき」を感じている学生への学習支援、リメディアル教育の推進・充実に寄与することを目的とする。
著者
関矢 信康 地野 充時 小暮 敏明 巽 武司 引網 宏彰 柴原 直利 喜多 敏明 寺澤 捷年
出版者
The Japan Society for Oriental Medicine
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.443-447, 2006-07-20 (Released:2010-03-12)
参考文献数
10

腸癰湯は『備急千金要方』を原典とする処方で急性・慢性腸疾患, 皮膚疾患, 肺化膿症などに応用されてきた。我々は種々の疾患に対して腸癰湯が有効であった9症例を経験した。自覚的には更秘を訴える者が多かった。これらの症例を検討した結果, 共通した他覚所見としてこれまで重要であるとされていた右臍傍圧痛, 回盲部圧痛, 腹直筋緊張の他に, 皮膚乾燥, 浮腫傾向 (顔面, 上肢, 下腿), 舌質の色調が正常であるものが多い傾向がみられた。これらが新たな使用目標となることが示唆された。

1 0 0 0 上関町史

著者
上関町史編纂委員会編
出版者
上関町
巻号頁・発行日
1988