著者
清水 敦彦
出版者
足利短期大学
雑誌
足利短期大学研究紀要 (ISSN:03893278)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.一-八, 2008-03-01

幼稚園・保育所さらには地域の公民館からの依頼で講演に行った際、多くの母親から質問を受ける。その内容の中には「自分の子どもの子育てに自信が持てない」とか「子どもの性格」に関することなどの質問が多い。 そこで、早稲田大学の本明寛名誉教授が百人の母親を対象に行っている「母親テスト」に習って、性格に関する項目八問を抽出、幼児用に改めた質問を作成し調査を試みた。その調査結果に基づいての考察であるが、子どもを導くための助言に役立つような結果が得られたので報告する。
著者
松本 壽通
出版者
日本生活体験学習学会
雑誌
生活体験学習研究 (ISSN:13461796)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.89-92, 2001-01

21世紀を担う現在の子どもたちの心の問題が、すでに国家的な対応を迫られるほど深刻化しているが、その予防のためにも、乳幼児期から心の健康ほど大切なものはない。子どもの豊かな発達の為に欠くべからざる基本的体験について論述した。乳幼児期に心の健康のために必要な体験として、先ず新生児期より乳幼児期早期に関して、授乳、抱擁、声かけなど、児と母親との間の接続的な身体接触による母子の愛着行動の体験の必要性を強調し、同時に児の欲求が満たされることによって得られる児の基本的信頼感、及び欲求が満たされないことによる不信感などの体験が、児の将来の豊かな心の発達に深い影響を及ぼすこと。さらに乳幼児期後期には人見知りの必要性そして乳幼児期に異年齢集団による、外で思う存分遊べる自由に遊べる体験の大切さ、及び反抗期を経験することの重要性などについて述べた。
著者
松田 静男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.80, no.4, pp.663-676, 1997-04-25
被引用文献数
7

3本の平行電極導体で構成された結合線路形3極真空管[3](以下では真空管と略記)の3電極がプラズマ空間中に置かれた結合線路形3電極プラズマ管(以下ではプラズマ管と略記)はこれを能動的分布結合線路とみなせば二つの伝搬定数をもち, 伝搬定数はプラズマ管の構造寸法のほかにプラズマ条件(プラズマ温度, プラズマ密度, バイアス電圧)に依存し少なくとも一つの伝搬定数は利得伝搬定数(実部と虚部が異符号)となり, プラズマ周波数以下の電磁波でも振幅が指数関数的に増大しながら電極導体に沿ってプラズマ中を伝搬する可能性がある[2]. 本論文では電極導体の具体的構造を設定し, 電極導体の周囲を電子空間電荷と完全電離プラズマの混合体とみなし, その電極間静電容量と相互コンダクタンスの理論計算値[3], 能動的分布結合線路の理論[1]ならびにプラズマの等価誘電体の考え方[4]を適用し, 物理的解釈よりも工学的あるいは等価回路的考察に基づいてプラズマ管の伝搬定数を求め, 更にプラズマ管の電極間に静電容量を付加することにより一方の伝搬定数が無損失伝搬で他方が損失伝搬(安定な無損失伝搬)となるために必要な静電装荷条件, 電極の接地方式, プラズマ条件等の関係を検討する.
著者
石原 篤 望月 博美 李 載永 銭 衛華 加部 利明 巽 勇樹 梅原 一浩
出版者
The Japan Petroleum Institute
雑誌
Journal of the Japan Petroleum Institute (ISSN:13468804)
巻号頁・発行日
vol.48, no.3, pp.137-144, 2005
被引用文献数
1

アルミナに担持したモリブデンジチオカルバメート(Mo-DTC)およびリン酸ジチオモリブデン(Mo-DTP)触媒前駆体を調製した。ジベンゾチオフェン(DBT)の水素化脱硫反応(HDS)を用い,これらの前駆体の触媒としての可能性を評価した。その結果,硫化水素または水素で予備処理したアルミナ担持Mo-DTCおよびMo-DTP触媒前駆体は,従来法でアンモニウムヘプタモリブデートを用いて調製したMo触媒と同等の活性を持つことが分かった。また,モリブデン錯体の触媒活性に及ぼす活性化方法の影響を調べた。窒素と水を用いて処理したMo-DTCおよびMo-DTP前駆体は最も高い活性を示すことが分かった。さらに,Mo-DTCおよびMo-DTP前駆体由来触媒は従来の予備硫化したモリブデン触媒より高い直接脱硫活性を示した。<br>
著者
小森 麻央 阿部 秀尚 橘 恵昭 山口 高平
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.709, pp.41-42, 2001-03-12

知識発見プロセスは,大きくデータ前処理とデータマイニングに分けられる.本稿では,属性処理と属性値処理に焦点をあてて,シーズ属性に基づく属性集合の決定方法について実験を行い,評価した.属性選択法としては,すべての属性の組合せを探索することはごく小規模な問題でしか現実的でないため,属性の出現頻度を考慮した少数のシーズ属性集合に,属性値処理を適用し,その中から最良のものを初期属性集合とし,さらに逐次的に他の属性を付加しながらよりよい属性集合を選択していく方法を採用した.小規模な野球のデータに対してはこれらの方法論は有効であった.今後はもっと大規模なデータ集合に対しても実験を行い,より一般的な知見を得,前処理の支援環境に結びつけることが目標である..
著者
高瀬 巌 小山 寛史 藤下 章男
出版者
日本農薬学会
雑誌
日本農薬学会誌 (ISSN:03851559)
巻号頁・発行日
vol.7, no.4, pp.473-480, 1982-11-20

mesulfenfosの樹幹注入またはdisulfotonの土壌混和の単木処理によるマツノザイセンチュウの防除効果と施用方法や時期別による樹体内の吸収・移行および分布との関係を検討して, つぎの結果を得た.(1) mesulfenfosを樹幹注入またはdisulfotonを土壌混和処理すると, 薬剤は松の樹体内に吸収移行して優れた枯損防止効果を示した.マツノザイセンチュウの防除効果と薬剤の吸収量との間には相関性が認められた.(2) mesulfenfosを樹幹注入すると, 注入点から上方1mでは, 注入部位にのみ薬剤は検出されたが, 高さ5&acd;7mでは樹体内に均等に分布していた.そして, 木部の中心部より薬剤はおもに検出されたことから, 樹幹に直接注入すれば, 蒸散流に乗って上昇, 移動する垂直移行分布が認められた.(3) 11月から3月に薬剤を樹幹注入または土壌処理したとき, 6月の分析時に土壌処理でやや吸収量の差はあったが, 9&acd;12月の樹体内の吸収量は変わらず, いずれの処理時期でも効果が認められた.マツノザイセンチュウの活動期間に薬剤を松に保持させて優れた防除効果を発揮させるには, 樹幹注入は5月まで, 土壌処理は3月までに処理すればよい.(4) 土壌処理したdisulfotonは比較的幹基部に多いものの, 上方の幹部や枝部にも吸収移行しており, 垂直分布が認められた.おもに木部(外側)に多いが, 篩部からも検出されたことから, 松の根系から吸収され, 蒸散流はおもに木部の辺材と篩部であることが示唆された.(5) 樹体内から検出された化合物は樹幹注入ではmesulfenfos自身であったが, 土壌処理では酸化体のdisulfoton sulfoneとsulfoxideが主であった.土壌処理したdisulfotonは土壌内で酸化されて, 酸化生成物が根から吸収移行した.
著者
数原 良彦 植松 幸生 井上 孝史 片岡 良治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学
巻号頁・発行日
vol.108, no.329, pp.7-8, 2008-11-24

本研究では,ソーシャルブックマークにおけるスパマーのタグ付与行為が非スパマーとは異なると考え,ユーザのタグ付与行動に基づく特徴を抽出し,教師つき機械学習を用いてスパマーの判別器を生成することでスパマーの除去を行う手法を提案する.評価実験より,提案した特徴を用いて,スパマーの分類精度を保ったまま非スパマーの誤分類が減少されることを確認した.
著者
根本 幸人 後藤 慎弥 金井 敦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.3, pp.55-60, 2009-01-15

近年,多様に変化し,膨大に増加し続ける Web ページの中で,価値ある情報が埋没する問題が出てきている.その中で, Web ページ間の link 構造を利用した従来の Web ページ評価手法だけでは必ずしも欲しい情報が得られなくなっている.そこで本稿では, Web ページ評価のために, Web ページ間の link 構造だけでなく,ユーザ, Web ページ及びそれらの関連情報を考慮したモデルを提案する.また,本モデルを用いて,実際のソーシャルブックマーク上で Web ページに対して付加されているタグを利用してユーザおよび Web ページの評価値を算出し,本モデルの性質を明確化する.Useful Web page is buried under huge number of Web pages which keep increasing explosively in recent years. Evaluation methodologies of Web pages, which are used at present based on link structure between Web pages, unfortunately do not work very well. Therefore, social bookmark services where bookmarks are shared and grouped using tags become popular. In this paper, a Web page evaluation model is proposed. The model consists of users of Web and related information as well as link information. Then, evaluation values of Web pages based on the model are calculated using actual Web pages and characteristics of this model are clarified and discussed.
著者
見上 晋一 谷口 和之 石川 勉
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
日本獣医学雑誌 (ISSN:00215295)
巻号頁・発行日
vol.47, no.3, pp.357-369, 1985-06-15

成熟日本ウズラの膵臓内分泌島の免疫細胞化学的研究を行い, 膵島の分布, 細胞構成, 島細胞の微細形態について観察した. ウズラ膵島は主としてA細胞とD細胞からなるα島と, B細胞とD細胞からなるβ島, およびA, B, D細胞からなる混合型β島に区分された. β島は各膵葉に分布し, α島と混合型β島は膵葉と第三葉に限局して分布していた. A細胞は抗グルカゴン血清および抗グリセンチンC端血清に対して陽性の球形顆粒を有し, B細胞は抗インシュリン血清および抗アヒルC-ペプチド血清に対して陽性の多形性の顆粒を含んでいた. D細胞は抗ソマトスタチン血清に対して陽性の球形顆粒を含んでいた. 混合型β島は膵葉と第三葉のβ島にA細胞が混入して形成される. B細胞のみから成るβ島は著しく小型で, 膵臓全体に分布していた.
著者
中村 和市 橋木 善春 北川 浩 工藤 規雄
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
日本獸醫學雜誌 (ISSN:00215295)
巻号頁・発行日
vol.44, no.5, pp.735-742, 1982-10-25

アヒルみずかき皮下にコロイダル・カーボン又は明ばん沈殿ウシ血清アルブミンを投与すると, 腰リンパ節リンパ洞内遊走性食細胞はこれらの物質を摂取後リンパ索よりリンパ小節に侵入し, コロイダル・カーボンを摂取した食細胞は食細胞小島を形成しつつ最終的には胚中心周囲域あるいは肝中心内に到達した. また西洋ワサビ由来ペルオキシダーゼでは上記の食細胞を介する節内移動のほか, リンパ洞内皮および実質内細網細胞を介する移動もみられた. これらの事実は食細胞とリンパ球間の協調がリンパ節内における初期免疫応答時に重要であることを示すと思われる.
著者
岡本 敏一 山田 純三
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
日本獸醫學雜誌 (ISSN:00215295)
巻号頁・発行日
vol.43, no.6, pp.863-870, 1981-12-25

アヒル腺胃における内分泌細胞を光学および電子顕微鏡で観察し次の所見を得た. 1) アヒル腺胃には銀親和細胞は認められなかった. 2) 深在腺には多数の好銀細胞が卵円形と2極あるいは多極性の突起をもった形でみられた. 浅在腺には卵円形のものが少数みられるにすぎなかった. 3) これらの内分泌細胞を電顕観察し, 分泌顆粒の形態から次の4形に型別した. I型:顆粒が径約100〜250 nmの球形で種々の電子密度と, 空胞状から充実したものまで多様な内容を示すもの. この型の細胞は深在腺のみにみられ, Grimelius法またはSevier-Munger法で検出される突起をもつ細胞と同じ細胞と考えられた. II型: 径約200〜450 nm大の多数の大型球形顆粒の間に, 長径約200〜500 nmの多形性顆粒が少数混在する. いずれの顆粒も電子密度が高く, わずかな明調帯を有していた. 少数の脂肪様滴がこれらの顆粒間に混在していた. III型: 顆粒は径約230〜400 nmの球型で種々の電子密度を示す. この顆粒がアヒル膵島のD細胞顆粒と同様の形態であることから, この型の細胞はD細胞と推察された. IV型: 顆粒は球形で径約80〜200 nmと非常に小型で, 限界膜に囲れ高い電子密度を示す. 4) これらの内分泌細胞はすべて閉鎖型と推定した.
著者
橋本 善春 北川 浩 工藤 規雄 杉村 誠
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
日本獸醫學雜誌 (ISSN:00215295)
巻号頁・発行日
vol.44, no.4, pp.597-605, 1982-08-25

アヒル胸腺髄質内にみられる, 細胞内小胞および細胞間小胞を形成する上皮性細網細胞の微細構造とその分泌能を電子顕微鏡的免疫組織化学によって検討した. 細胞内小胞を含有する上皮性細網細胞は, その小胞内にPAS陽性物質を含み, 粘液物質の分泌および貯蔵を示す像がみとめられたが, 細胞間小胞を構成する細胞にはこれらの像はみとめられなかった. horseradish peroxidase (HRP) で免疫すると, 抗HRP抗体が小胞含有上皮性細網細胞内に検出されたが, ファブリキウス嚢除去アヒルではみとめられなかった. これらの所見は, アヒル胸腺上皮性小胞含有細胞は粘液物質の分泌および貯蔵能を有することを示唆するものと思われた.
著者
Maslog Florita S. 本部 真樹 林田 直樹 吉原 一浩 両角 徹雄 松村 正利 廣田 好和
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:9167250)
巻号頁・発行日
vol.61, no.3, pp.283-285, 1999-03-25
被引用文献数
4 5

フィリピンのアヒルから分離したPasteurella multocida serotype A菌体のリポ多糖体 (LPS), 莢膜抗原(CCA), リボゾーム(RS), および細胞外層(OCL)の分画に対するニワトリ末梢血白血球の貧食能の影響を, フローサイトメーターにより検討した. これら4つの分画の中でCCAのみに, 単核細胞及び多形核白血球の貧食能を増強する作用かみられた. この成績から, CCAは貧食能増強誘発作用を有することが示された.
著者
成橋 和正 野村 政明 亀井 浩行 小野 俊介 松下 良 清水 栄 横川 弘一 山田 清文 鈴木 永雄 宮本 謙一 木村 和子
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
藥學雜誌 (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.123, no.11, pp.973-980, 2003-11-01
被引用文献数
13 16

従来の薬学教育における臨床教育の不足から,多くの薬学系大学院博士前期課程(修士課程)に薬剤師免許取得後の大学院生を対象とした臨床系の専攻やコースが設立されてきている.金沢大学でも,薬学研究科(現:自然科学研究科)に臨床薬学教育を主眼に置いた医療薬学専攻が平成8年に設立され,国立大学としては早期であった.本学医療薬学専攻では,薬剤師免許取得者を対象とし,臨床現場で指導的役割を果たす高度な薬剤師の養成および次世代の医療薬学教育研究に携わる人材の育成を教育理念としている.このため,医療薬学専攻の学生に対して医療現場の実習を通じて医療を担うものとしての自覚を深めさせるとともに,自然科学の素養を身に付けることを求めている.具体的な教育目標は,医療人としての倫理観の醸成,医療の専門家として健康と疾病に関する知識獲得,薬物治療に起因する問題の同定・評価・解決,ならびに,コミュニケーションに関する知識・技術の習得,さらには,関連分野における高い研究・開発能力を発展させることである.このため,発足当初は,入学初期の集中講義,1か月の市内保険薬局での薬局実習,6か月の本学医学部附属病院薬剤部での実務実習を行い,1年間を課題研究期間としていた.講義は学部教育に引き続き,基礎自然科学系科目が大半であり,臨床現場での実習との非関連性が学生からも指摘されていた.また,半年間の実習後に修士の学位論文の一部として病院実務実習篇の作成や口頭発表が要求されていたために,実質的な実務実習は,時間的に極めて限られていた.実務実習を終えたあとの課題研究は,医療薬学専攻ならびに生命薬学専攻に属する各研究室で行っていたことから,必ずしも臨床に近いものではなかった.さらに,学生が就職するのは実習終了後1年を経過した後であり,就職直前の学生から実務に対する不安がでたり,就職直後に修了生や雇用者から実習経験が薬剤師として十分に活かせていないとの声が聞かれた.このような問題点を踏まえて,平成13年度に医療薬学専攻のカリキュラムの改善を図った.医療薬学に対する幅広い知識を深めさせるため,臨床系講義科目を充実させた.この変更では,薬物治療の科学的基礎とともに,看護,倫理,心理,国際など,医療に関連する人文・社会系分野も開講し,受講する学生の講義科目数が増加した.また,実習に関しては,継続性や充実性を考慮し,実務実習期間を1年に延長した.最初の2か月間は薬剤師業務全般の集中的な導入実習として,6人ずつ4グループに分かれ,調剤部門(一般調剤・注射薬調剤,2週間),製剤部門(一般製剤・無菌調剤,1週間),薬剤管理指導部門(医薬品情報・医薬品管理・TDM,1週間:病棟業務,4週間)を行う.その後は学生1人に対し指導薬剤師1人というマンツーマン形式の個別指導とし,薬剤師職能の病棟の薬剤管理指導を中心の実習としている.これに対し,医療薬学専攻の各教官も3名程度の学生を担当し,面接などにより実習の進捗状況を把握するとともに,専門分野に応じた指導も担当している.しかしながら,実習(実務)の大部分は指導薬剤師により行われており,個別指導であるため学生全体としての質の評価や,問題点の抽出は行いにくい.そこで,この新カリキュラムによる講義の理解度や実習の達成度について,visual analog scale(VAS)を用いて,学生と指導薬剤師による評価を試みた.また,この評価結果から,新カリキュラムの問題点などについて考察することとした.
著者
花田 収悦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.21, no.9, pp.p938-948, 1980-09-15
著者
藤尾 正和 松本 裕治
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.40, no.12, pp.4201-4212, 1999-12-15
被引用文献数
14

本論文では,粗い日本語係り受け解析手法として,語の共起確率に基づく係り受け解析手法を提案し,その評価を行う.学習および評価用コーパスとしてEDRコーパスを使用し,文節および文単位の係り受け精度を調べる.またどのような係り受け関係名において誤りが多いのか調べるため,関係名ごとの解析精度も調べる.英語において,比較的近いモデルおよび情報を用いたCollins? (1996)のモデルと文節単位の係り受け精度を比較した結果,EDRコーパスを使用した日本語解析に関しては,我々のモデルの精度がCollinsのモデルを上まわった.また,現状の統計モデルのもとでさらに解析精度を上げるため,再現率を犠牲にして適合率を上げる手法(部分解析),および適合率を犠牲にして再現率を上げる手法(冗長解析手法)についても提案する.``確信度''(乾ら,1998)を使用した Globalのほか,Local/norm,Ratio/nextの3つの手法について評価を行った結果,少くとも我々の統計モデルを使用する場合,解析精度,速度などを考慮するとRatio/nextが優れているということが分かった.We present statistical models of Japanese dependency analysis based onlexical collocation probability.We use the EDR corpus for both training and evaluation,and evaluate the precision of the models in terms of correct dependencypairs and correct sentences.We measure the correct rate of dependencypairs for each type of dependency relation.To achieve higher performance under the current statistical parsingmodel, we propose a method that intend to acquire higher precision rateat the cost of recall rate (partial parse), and the method to acquirehigher recall rate at the cost of precision rate (redundant parse).We propose and compare three partial (redundant) parse methods,Global, Local/norm, Ratio/next, and find that Ratio/next is superior to others among our methods.