著者
村田 佳代子
出版者
首都大学東京
巻号頁・発行日
2018-03-25

首都大学東京, 2018-03-25, 博士(心理学)
著者
市岡 聡
雑誌
人間文化研究 (ISSN:13480308)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.372-358, 2012-12-21
著者
竹林 正樹 吉池 信男 小山 達也 鳥谷部 牧子 阿部 久美 中村 広美 平 紅
出版者
行動経済学会
雑誌
行動経済学 (ISSN:21853568)
巻号頁・発行日
vol.11, no.Special_issue, pp.S9-S12, 2018 (Released:2019-04-10)
参考文献数
7

【目的】シンプルな肥満予防介入として体重測定促進研修会を実施し,週1回以上の体重測定習慣化について比較検証することを目的とした.【介入・解析】青森県出先機関職員向け研修会の応募者(適格条件:体重測定頻度が週1回未満)から3人単位のクラスターを作成し,乱数表で無作為にクイズ群,行動宣言群,成功回顧群の3群に割り付け,RCT(1時間の研修会および一斉メールによる介入)を行った.また,別地域の職員を参照群に設定し,6か月後の体重測定行動を並行群間比較した.【結果・考察】クイズ群20人,行動宣言群22人,成功回顧群22人,参照群44人を解析した結果,介入3群全体で6月後体重測定者は44%(参照群2%,p<.001)であった.中でも成功回顧群は59%と最も高い効果がみられた.ただし,本研究にはサンプルサイズ等に関する限界がある.
著者
Ryota AKABANE Shotaro SHIMANO Atsushi SAKATANI Mizuki OGAWA Masayoshi NAGAKAWA Hirosumi MIYAKAWA Yuichi MIYAGAWA Naoyuki TAKEMURA
出版者
JAPANESE SOCIETY OF VETERINARY SCIENCE
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.19-0350, (Released:2019-09-04)
被引用文献数
3

Basic information related to the association between right heart echocardiographic parameters and invasive pulmonary artery pressure (PAP) in dogs with pulmonary hypetension (PH) is scarce. The aim of this study was to examine the association between conventional right heart echocardiographic parameters and invasive PAP by right heart catheterization (RHC) before and after PH. Five female beagle dogs regarded as clinically healthy were used. Echocardiography and RHC were conducted before and after creating chronic embolic pulmonary hypertension (CEPH) models. The acceleration time to ejection time ratio in pulmonary artery flow profile (AT/ET), the ratio of the pulmonary artery and aortic diameter in diastole (PA/Ao), the right pulmonary artery distensibility index by M-mode method (RPAD M-mode), the normalized right ventricular internal diameter in diastole (RVIDdn), and the normalized tricuspid annular plane systolic excursion (TAPSEn) were correlated with the invasive systolic PAP (sPAP), mean PAP (mPAP) and diastolic PAP (dPAP). Multiple linear regression analysis identified AT/ET and RVIDdn as independent predictors of sPAP, PA/Ao and RVIDdn as independent predictors of mPAP, and PA/Ao and RPAD M-mode as independent predictors of dPAP. AT/ET and PA/Ao had high sensitivity and specificity for predicting CEPH. In conclusion, AT/ET, PA/Ao, RPAD M-mode, RVIDdn and TAPSEn were significantly correlated with invasive PAP and alterations in PA/Ao or AT/ET might enable clinicians to predict PH, even if tricuspid regurgitation is not observed.
著者
真野 俊樹 小柳 秀彦 山内 一信
出版者
多摩大学経営情報学部
雑誌
経営・情報研究 多摩大学研究紀要 = Tama University Journal of Management and Information Sciences (ISSN:13429507)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.27-34, 2007-03-01

従来は競争が少なかった病院には患者に選ばれる病院になるあるいはなりたい動機は少なかったと思われる。こういった状況下にあったためか、病院におけるマーケティング・コミュニケーションについての研究は少ない。 今回の調査は、日本病院会の会員病院(2621施設)院長とし、調査方法は無記名式郵送質問紙調査、送付は平成13年10月18日、対象は2621病院におこなった。回答者は、病院長(代理を含む)が541名、無記名が16 名であった。 本調査は、病院によるマーケティング・コミュニケーション活動の重要な実態調査といえよう。 In the former days, hospitals were not interested in the marketing communication activities because of shortage of the competition. Then, there are few papers researching about marketing communication activities in Japanese hospitals, This paper has shown some interesting findings
著者
高口 央 坂田 桐子 黒川 正流
出版者
日本グループ・ダイナミックス学会
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.42, no.1, pp.40-54, 2002
被引用文献数
1

本研究では, 集団間葛藤・協力の文脈からなる仮想世界ゲームを用いて, 複数のリーダーによるリーダーシップが, 集団にどのような影響を及ぼすのかを検討した。各集団における公的役割を持ったリーダーを公式リーダーとし, 集団内の1/3以上の成員から影響力があると評価された人物を非公式リーダーとした。両リーダーのリーダーシップ発揮形態に基づき, 全集団を次に挙げる2つの基準で5つに分類した。分類の基準は, a非公式リーダーの有無, bリーダーシップ行動 (P機能と集団内M機能, 及び集団間M機能が統合された形 (PMM) で発揮されているか) であった。この分担形態を用いて, 集団へのアイデンティティ, 個人資産について検討を行った。さらに, 本研究では, 集団間文脈において検討を行ったため, 特にリーダーシップの効果性指標として, 他集団からの評価, 集団間関係の認知を採用し, それらについても検討を行った。その結果, 複数のリーダーによってリーダーシップが完全な形で発揮された分担統合型の集団が, もっとも望ましい状態にあることが示された。よって, 集団間状況においては, 複数リーダーによるリーダーシップの発揮がより効果的であることが示唆された。

1 0 0 0 OA 三人叢書

著者
河野正義 編
出版者
東京国民書院
巻号頁・発行日
1908
著者
松岡 育弘 内藤 哲義 山田 碩道
出版者
公益社団法人 日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.51, no.9, pp.759-765, 2002-09-05 (Released:2009-03-13)
参考文献数
14
被引用文献数
4 7

数多くの溶媒について水を飽和した状態で, 溶媒のアクセプタ性を示すET値と水の溶解度を測定した. 水の溶解度は, カールフィッシャー法により電量滴定で測定した. 用いた溶媒は, 7種類のアルカン, 3種類の芳香族溶媒, 3種類の塩素化炭化水素, 4種類のエステル, 6種類のケトンと5種類のアルコールである. 各溶媒のET値は1,2-ジクロロエタンを除いて対応する水の溶解度とかなりよい直線関係が成立することが分かった. これらの溶媒の中でデカン酸による銅 (II) イオンの抽出に関して研究してきた溶媒に対して, 水の溶解度とこれらの抽出系に含まれる種々の平衡定数との間にかなりよい直線関係があることを示した. このことは, これらの抽出平衡が水和の影響を受けていることを示唆している. 本研究で用いた溶媒への水の溶解度は2.36×10-3から4.74mol dm-3であり, ET値と比べて広い範囲にわたっている. このことは, 有機溶媒への水の溶解度は, 溶媒抽出における溶媒効果を研究する際, 有機溶媒の性質を示す高感度な尺度として有用となることを期待させる.
著者
大野 太郎
出版者
一橋大学
巻号頁・発行日
2008

博士論文
著者
菱田 慶文 中嶋 哲也 細谷 洋子
出版者
四日市看護医療大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

今年度の調査は、8月にタイで行われたアマチュアムエタイの世界ユース大会と12月末ブラジルのリオデジャネイロにある4つのブラジリアン柔術の道場に調査に行くことができた。タイ国のアマチュアムエタイ世界大会では、ブラジルチームにインタビューした結果、選手は、自ら渡航費を捻出するほどの金銭を所持しておらず、チームは、寄付金や企業にスポンサーとなってもらい世界大会に参加している状況であることが分かった。大会事務局発行のアマチュアムエタイの機関誌において、リオデジャネイロやサンゴンサロなどの都市では、ムエタイの普及が、教会や公民館などを借り,ボランティアて行われていることが分かった。ファベイラ(スラム街)では、特に、犯罪組織や麻薬の密売者に関わらせないためにも活動が重要であると記されている。ムエタイのボランティア指導は、週に2、3回行われており、参加者の中には、いじめ被害者や不登校児の報告もあった。12月に行ったブラジル、リオデジャネイロでの調査は、観光客でにぎわうコパカーナビーチにあるブラジリアン柔術道場やカンタガーロのファベイラにある柔術場の調査に成功した。コパカーナビーチの柔術道場は、ミドルクラス以上の白人が多く、フィットネスでもブラジリアン柔術は、行われていた。これらの道場の教育観は、少年少女に礼儀作法や身体訓練など健全育成のために、ブラジリアン柔術を教えるという理念のもと行われている。一方、ファベイラのジムでは、健全育成の側面に加えて、前述のムエタイと同様に、犯罪組織や麻薬の密売から遠ざけたい、という目的が第一であり、柔術をやっていれば、将来にファベイラ以外での生活ができるように、目標を持たせたい、等という、教育観を垣間見ることができた。これらの道場もボランティアでムエタイやブラジリアン柔術を教える人々の教育観や格闘技観を知ることができた。

1 0 0 0 OA 表紙

出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.3, no.3, pp.j1, 2019-06-24 (Released:2019-08-30)

1 0 0 0 OA 北門名家誌

著者
丸山浪人 著
出版者
魁文舎
巻号頁・発行日
1894
著者
ミッショー ウィリアム H.
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.163, 2001 (Released:2001-06-01)

情報技術の進展,とりわけ電子ジャーナルの出現で学術コミュニケーションは大きく変わりつつある。また,現在の情報環境は,出版社のリポジトリー,抄録・索引サービス,ローカルなリポジトリー・アグリゲータが存在する分散型情報環境である。一方で情報検索のツール状況は,標準化された検索環境としてのWeb,インタフェースとしてのブラウザの確立,HTTPの技術,標準化された言語などを安定して利用できる環境である。こういった環境にあってリソースをいかに統合し,更にツールを結びつけそれぞれの機関に見合った情報システムを設定し,情報を提供することは情報担当者,システム作成者,ライブラリアンにとって大きな課題である。これらリソースをリンクさせ,統合的なシステムを可能にするのがXML技術である。講演者は学術コミュニケーションの変遷,分散型情報環境,XML技術の詳細,メタデータとリンク技術,学術コミュニケーションの仲介的役割をもつ出版社および図書館の将来について論じる。筆者の属するイリノイ大学の大規模ジャーナルフルテキストプロジェクトであるイリノイテストベッドプロジェクトについても言及する。