6 0 0 0 OA 四谷怪談

著者
春錦亭柳桜 口演
出版者
一二三館
巻号頁・発行日
1896

6 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1931年05月05日, 1931-05-05
著者
横田八百吉 著
出版者
万秀堂
巻号頁・発行日
1908
著者
内藤 莞爾
出版者
The Japan Sociological Society
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.83-104,117, 1968-07-01 (Released:2009-10-20)

In 1641, Nagasaki was officially recognized as the only trade port in Japan. But actually the port was already opened in 1579, and the city formation had also been taking place since then. Meanwhile, there had been many thousands of martyrs and exiles among citizens as well as among foreign missionaries in consequence of the persecution to Christianity. Kyushu University owns the old census registers called “Ninbetsucho” of Hirado-cho in Nagasaki, some of which, in perfect preservation, are taken up as the data in this paper. Besed on them, I intend to examine the dynamic movements of family in those days. This study covers 29 years, from 1634 (K an-ei 11) to 1659 (Manji 1), during which the war of Amakusa broke out and the trade monopolization mention above took place. Some of our findings are as follows. Dividing the population into houseowners (Ie-mochi) and tenants as done in the census, we can observe that the former group contained a considerable number of large households. But houseowners at that time generally kept many domestics or servants other than normal family member of servants was almost as many as the other. So if we exclude them from the household members, the number of normal member of both types does not differ very much. Moreover, considering the relationship between normal members, many of them were in- or un- complete families. It is considered so far that ambitious people who gathered there from many parts of the country were stimulated by the rapid urbanization in Nagasaki. We tried to analize these mobile circumstances appeared in the family register of 1642, which alone had the “descriptive” style just suiting our purpose. According to this, people born in the city were less than half, and more than 80 % of their fathers were immigrants. As for sex distinction, the in-moving mobility rate of males was higer than that of females. We can confirm that they married native-born females in Nagasaki after moving into the city. In short, families in those days, in our impression, were the units of«laboring»rather than«living».To add the effects of the trade fluctuations to these, therefore, family continuity was very low in general. There were little cases of creation of branch families, too. On the other hand, the residential mobility after moving into the city was fairly high. An example illustrating such a mobility at that time was the case of converts, so called «Korobi». For instance, in 1634«Korobi»amounted to 60% of the population, which in 1659 decreased to 18% including the dead. Through the analysis of family dynamics, the image of early Nagasaki as a growing «Western City»could clearly be seen.
著者
中村 淳路 横山 祐典 関根 康人 後藤 和久 小松 吾郎 P. Senthil Kumar 松崎 浩之 松井 孝典
出版者
一般社団法人日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集 2013年度日本地球化学会第60回年会講演要旨集
巻号頁・発行日
pp.174, 2013 (Released:2013-08-31)

地球上に存在するクレーターの形成年代や侵食過程について検討することは, 他の惑星表面のクレーターの形成過程を検討する上で重要である. 本研究は, インド・デカン高原上に位置する直径1.88kmの衝突クレーターであるロナクレーターについて, 宇宙線照射生成核種(10Be, 26Al)を用いた年代測定を行うことで, 形成年代と侵食過程の検討を行った. ロナクレーターは玄武岩上に形成され現在までよく保存されているクレーターとしては地球で唯一のクレーターであることから, 火星上のクレーターの比較対象として注目されている. しかし先行研究によるロナクレーターの年代推定は, 測定手法によって1.79 ka から570 kaまでと大きく異なっている. 本研究では10Be, 26Alを用いて新たにロナクレーターの表面照射年代を決定し, さらにイジェクタの露頭の14C年代測定を行うことで, 形成年代値の再検討を行なった.
著者
小澤 薫
雑誌
経済研究所年報 (ISSN:02859718)
巻号頁・発行日
no.49, pp.227-239, 2017-10-10

本研究では,生活保護ケースワーカー,査察指導員の業務とそれへの意識から福祉事務所が直面している課題を明らかにすることを目的としている。研究対象は,新潟県内の福祉事務所で,生活保護業務を担当する現業員と査察指導員の全員とし,郵送で調査を行った。「担当ケース数」「所持資格」「経験年数」「訪問計画通りの訪問」「仕事への意識」などの項目から分析を行った。「希望の部署でなかった」「早く異動したい」という現在の職場・仕事に対して否定的な回答が多かった。その背景として,過重な業務量,専門性の欠如,指導支援体制の未確立という点が挙げられた。住民の福祉を守る最前線としての福祉事務所において,生活保護業務の意義を確認し, 1 人ひとりの住民,利用者に向き合う体制,組織として課題に取り組む体制が求められている。あわせて,国の決定だけでなく,自治体として住民の福祉を支えていく体制の在り方を見直していく必要がある。
著者
張 永嬌
出版者
千葉大学大学院人文公共学府
雑誌
千葉大学人文公共学研究論集 = Journal of Studies on Humanities and Public Affairs of Chiba University (ISSN:24332291)
巻号頁・発行日
no.40, pp.49-70, 2020-03-27

[要旨]一九二〇年代に草野心平の活動で、宮澤賢治のテクストが中国の広州に送られたことをはじめとして、第二次世界大戦下、宮澤賢治テクストの中国への紹介は少なくはない。一九二〇年代や戦時下の中国における宮澤賢治の受容と一九八〇年代以降の中国における宮澤賢治受容との差異とその原因を考察することが本論の問題意識となる。このような視座に立つ際に、「中国での宮澤賢治研究・翻訳」という現象そのものを研究対象とする「中国における宮澤賢治受容」について通時的に論じることが重要であると思われる。本論は広州・旧満州・上海における宮澤賢治テクストと関わった媒体を取り上げ、それに伴う「賢治像」を明らかにする上で、一九八〇年代以降に中国で再紹介されている際の「宮澤賢治像」も考察する。その具体的なイメージとして、日本のアンデルセン・教育的な機能・サブカルチャー(宮崎駿)・国民的な作家といったイメージが挙げられる。その上に、宮澤賢治受容が多様化されつつある現在において、従来の「宮澤賢治讃頌論」から脱していないという問題も残っていることを提起する。本論は中国における宮澤賢治の受容の変遷を辿る作業を通じて、全面的な作家像を浮かび上がらせることを試み、中日の文化に関する相互理解を深めるための一つの糸口として位置づけたい。
著者
葛谷,隆正
出版者
日本教育心理学協会
雑誌
教育心理学研究
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, 1955-07-15

以上18民族に対する学生層及び成人層の態度に関する所見を要約すると次の通りである。(i)好意度の順位と各順位の度数分布状況から18民族を分類すると次の6型式が得られる。第1型式と第6型式とは著るしい好悪に対するstereotyped attitudeがあるものと考えられ、第3型式及び第4型式は各個人に於て好悪の評価に著しい個人差があって、未だ好悪の態度におけるstereotyped tendencyは見られない。第2、第5の型式は前二者の中間型と見られ、全体的に言えば十分なstereotyped attitudeは形成されるに至っていないが、ある程度の固定化傾向を示していると思われる。(ii)各型式の主要特長を述べてみると、(イ)第1、第6の型式の特長-第1型式では接触源が多面的且つ豊富であり、従って理由根拠もその数が多く、各理由条項において凡て好ましいものと評価される。自国民を除いて成人層も学生層も共にドイツ人、フランス人、イギリス人に対してこの第1型式の範疇に於て評価しているが、之は明治初期以来約百年間に亘り凡ゆるマス・コミュニケーションによって浸みこまれた我が国民の彼等諸民族に対する凡ゆる面に於ける卓越性のために根強く喰いこんだ彼等への先進民族観、優秀民族観、逆に言えば彼等諸民族への自己民族の根深い民族的劣等感racial inferioity complexに由るのであると考えられる。アメリカ人に対しては成人層は依然前述の事情により更には太平洋戦争(第二次世界大戦)及びその後のアメリカ人との急激な直接的接触を通して益々彼等を優等視することが強化されるに至ったことにより圧倒的に好意度が高くなっていると思われる。併し学生層では成人層とはその米人観に於て著しく異った排米教育を受け、戦後の日本の歩みが彼等によって束縛され支配され利用されていると感じ、特に政治的に経済的に操られていると感ずるところから、成人層のもっているうな好意的なstereotyped attitudeは崩壊しつつあると考えられる。特に国際的にも米国がその平和政策に於てどちらかと言えば失敗しつつあるとの印象が強く、その為愈々米人への不信を強めていると思われる。
著者
佐久間 洋司 石黒 浩 大阪大学
雑誌
人工知能
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, 2017-03-01
著者
常田 邦彦
出版者
日本野生動物医学会
雑誌
日本野生動物医学会誌 (ISSN:13426133)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.73-79, 2016-04-30 (Released:2018-05-04)
参考文献数
30
被引用文献数
1

狩猟の主な目的は時代とともに変化してきた。近代に入って重要な位置を占めた商業的狩猟の時代はすでに終わり,被害防除のための捕獲の拡大と,レクリエーション狩猟の縮小が現在の特徴となっている。明治時代初期に整備が始まった狩猟法とそれを引き継いだ鳥獣保護法は鳥獣の捕獲に対する規制法であったが,1999年の改正以降性格が変わりつつある。それは,生物多様性の保全を目的とした自然保護法的な性格と,計画制度や事業制度の拡充による科学的計画的な事業の推進という性格が強まっていることである。2014年の鳥獣保護法の改正は,「保護」と「管理」を対立的な狭い概念として法律的に定義したという問題点を持つ一方,個体群コントロールを促進するための指定管理鳥獣捕獲等事業や,事業の適切な担い手確保を意図した認定鳥獣捕獲等事業者制度が創設されるなど,時代の要請に応える内容となっている。改正法の実効性の評価はまだできないが,今後の展開を期待したい。ただし,この改正はやはり対症療法の域に止まっており,現在の社会的状況は鳥獣保護管理の基本的な枠組みの再検討を必要としている。
著者
林 貴啓
出版者
日本トランスパーソナル心理学/精神医学会
雑誌
トランスパーソナル心理学/精神医学 (ISSN:13454501)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.70-76, 2008

本論考は、『物質と記憶』『創造的進化』などで知られるH. ベ ルクソンを「スピリチュアリティの哲学者」として再評価するこ とを目的とする。スピリチュアリティの立場の妨げの一つは、そ の志向が現代社会で支配的な世界観―機械論的世界観、自然科学 的実証主義―と衝突することである。ベルクソンの創造的持続の 哲学は、こうした近代主義的世界観を乗り越える道を今なお示唆 しうる。さらに分析的知性・言語とは別のしかたで創造的なリア リティに触れる「直観」という道を示した認識論は、決して反知 性主義ではなく、既存の知の枠組みを打破し、より高次なリアリ ティを開示するものであり、確かな方法論に裏打ちされている。
著者
家辺 勝文
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.18, no.4, pp.334-343, 2008-11-29 (Released:2009-01-27)
参考文献数
13

視覚的なメディアとしての文書は言語表記体系に依存した空間的構造をもち,形態依存の意味作用の場を形作る.電子文書交換の観点から組版関係のJISなどを参照しつつ日本語文書の視覚的構造化の諸特性を再検討する.
著者
岡田 桂
出版者
舞踊学会
雑誌
舞踊學 (ISSN:09114017)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.32, pp.12-23, 2009 (Released:2018-06-18)

Today, we can see the tendency that much part of popular music is oriented towards dance music. The elements of dance-oriented popular music, especially of those rhythms are majorly influenced by House/Techno music which was emerged around the early 1980’s from the underground night club scene in the United State. This article intends to examine the reason how and why House music was invented and about to strongly influence on popular music. In the process of examination, it is mentioned that a unique role of Japanese synthesizer named TB-303 which contributed towards developing the early scene of Acid House Music. The major group to invent and bring up House music was gay Afro-Americans in that time and they should be recognized as subcultural tribe in terms of urban sociology/cultural studies. In this paper, I regard the House music as the practice of bricolage by urban tribe and as TB-303 as tribal musical instrument. Also the trend of embodiment of music is discussed through the process in which popular music is about to change from the thing to listen towards something to feel.