1 0 0 0 OA 蒲生氏郷

著者
原玆朗 著
出版者
至誠堂
巻号頁・発行日
1910
著者
池邉 一典
出版者
一般社団法人 日本静脈経腸栄養学会
雑誌
日本静脈経腸栄養学会雑誌 (ISSN:21890161)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.681-686, 2016 (Released:2016-04-26)
参考文献数
19

高齢者では,健康を維持し,食生活を楽しむためには,咀嚼機能がきわめて重要である.本論文では,高齢者の口のはたらき,すなわち口腔機能が,栄養摂取,さらに健康に与える影響について,これまでのエビデンスを中心に紹介した.まとめると以下の様になる.1.加齢とともに歯数は減少し,個人差も大きくなる.また,咬合力,味覚などの口腔機能が低下する.2.歯の数は,寿命に関係する様々な因子の影響を調整した上でも,長寿と関係がある.その歯と生存期間を結ぶ経路として,口腔機能低下による栄養摂取の変化が考えられる.3.歯を失うと野菜類の摂取量が減少し,抗酸化ビタミンや食物繊維などが不足し易い.また,タンパク質の摂取も減少する.4.要介護高齢者では,咀嚼や嚥下機能は低栄養と関連がある.5.我々の研究より,歯数より咬合力の方が栄養摂取(ビタミン,食物繊維,タンパク質)や運動機能に関連することが示された.
著者
金 悠進
出版者
京都大学東南アジア地域研究研究所
雑誌
東南アジア研究 (ISSN:05638682)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.71-102, 2017

This paper will show that one of the decisive factors in the rise of Ridwan Kamil as the mayor of Bandung is the sociocultural context of the city. The daily cultural practices of urban apolitical "ordinary" young people have been historically developed into or conceptualized as "creative" (kreatif). The term "kreatif" itself is ambiguous and could include anything new and different. Ridwan Kamil, as a political outsider with no strong political base, has shrewdly and successfully exploited the ambiguous concept of kreatif to increase his popularity among the urban citizens in Bandung. Bandung has been described as a thriving cosmopolitan city during the colonial period. Urban young people in the city were depoliticized but able to enjoy Western popular culture under the Suharto regime. Especially since 1990, they have built independent music and clothing labels to develop the local indie scene. Ridwan Kamil, as an architect, has supported creative industries, including fashion and music. He has successfully changed the mindset of citizens to become the mayor of Bandung through creative festivals.
著者
横山 真男 瀬田 陽平 矢川 元基
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.856, pp.17-00287-17-00287, 2017 (Released:2017-12-25)
参考文献数
15

Based on experimental observation of liquid dripping, a method to prevent liquid adhesion at the wall of cup was proposed in this paper. When water or sauce etc. is poured from edge of a cup or a pot, the liquid adheres to the wall of cup, which often makes a table or clothes dirty. To clarify the above annoying problem, the flow dripping from the cup, whose edge was shaped to have various thin channels, was observed by using high speed camera. We found the water adhesion on cup's wall reduced when the channels were located at the outside of edge of the cup.

1 0 0 0 OA 前九年絵巻物

出版者
巻号頁・発行日
vol.[2],
著者
河野 由 水村 真由美
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.67, pp.175_1-175_1, 2016

<p> バレエダンサーは上肢の動きで作品に登場する人物の役柄や感情を表現するが、表現を伴う動作には、経験者であっても大きな個人差が存在する可能性が高い。そこで本研究の目的は、表現を伴う上肢動作の運動学的指標の個人差を上級者と中級者で比較することにより、身体表現の個人差と技術水準の関係を明らかにすることとした。対象は、海外のバレエ団に所属するプロ3名、アマチュア上級者6名、アマチュア中級者14名であった。対象者にバレエ作品『白鳥の湖』でみられる白鳥の羽ばたきを模した上肢動作を実施させ、その様子を光学式カメラで撮影した。その後、肩、肘、前腕、手、MP関節角度を算出した。各対象者の上肢挙上および下降局面の時間を100%として規格化し、規格時間1%ごとに各関節角度を平均した後、変動係数(CV)を算出した。その結果、算出した関節角度の中で手関節屈曲/伸展動作のCVが最も大きく、特にプロでは上肢下降局面の最大下降付近でCVが大きかった。これらの結果から、表現を伴う上肢動作において、技術水準が高くなると手関節屈曲/伸展動作の個人差が大きかったことから、手関節屈曲/伸展動作にダンサー個人の表現特性が内在している可能性が示唆された。</p>

1 0 0 0 OA 四診備要 2巻

著者
細井順
出版者
袋屋亀次郎[ほか4名]
巻号頁・発行日
vol.[1], 1847
著者
佐藤 将 後藤 寛
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2012, 2012

従来、首都圏においてニューファミリー層が居住するエリアは都心部での地価の高さの影響から都心から離れた郊外が多かった。しかしバブル経済の崩壊以後は地価が安くなった影響で都心部での住宅購入は比較的容易になったこと都心回帰傾向がみられるようになった。ただその一方で交通の利便性の悪い郊外部に居住するニューファミリー層は減少し、オールドタウン問題が顕著にあらわれるようになった。このように住宅双六が変化する中で最近のニューファミリー層の居住地選択嗜好の把握をする必要があるといえる。この選択嗜好を把握することで都市経営の安定、少子化問題対策の道標になるといえるのではないかと考えられる。本研究では首都圏を対象として第一に1966~1970年出生コーホート、1971~1975年出生コーホート、1976~1980年出生コーホートの3つの出生コーホートについて10~14歳時点の人口と30~34歳時点の人口の比を算出し若年単身層も含めた人口の流出入を明らかにする。第二にさきほど設定した3つの出生コーホートの30~34歳時点での有配偶率を分析し、人口の流出入とあわせてニューファミリー層の現在における居住地選択を検証する。なお本研究での首都圏の定義は特別区に通勤・通学するする人の割合が常住人口の1.5パーセント以上である市町村とこの基準に適合した市町村によって囲まれている市町村とした。1976~1980年出生コーホートでは都内中心部から都県境に隣接する市で流入が多いことがわかった(図1)。都内以外で見ると埼玉県では戸田市、和光市に神奈川県では川崎市、横浜市港北区と南武線、東横線の沿線への流入が特に多い。1971~1975年出生コーホートでも同様の傾向が見られた。1966~1970年出生コーホートでは他の2つと同様に東京西南部で流入が多い傾向にあったが特に流入が多いのは都内ではなく和光市、浦安市、川崎市中原区といった都県境に隣接する市であった。また30~34歳時点での有配偶率の分析結果から都内中心部ではどの出生コーホートも有配偶率が低いことがわかった。ただし例外もあり1971~1975年出生コーホートでは江東区の有配偶率は高かった。これは近年の湾岸エリアでのタワーマンションの影響しているものと思われる。全体的にどの出生コーホートで見ても有配偶率で高かったのは埼玉県の戸田市と朝霞市、神奈川県の横浜市都筑区と川崎市宮前区であった。以上、出生コーホートを視点に見てきたが人口の流出入と有配偶率での相関は見られなかった。都内中心部への流入の多くは若年単身層が多いことがこの結果からわかった。しかし都県境に隣接する市で見ると人口の流入が多い地域で有配偶率が高い地域も見られた。都内中心部と比べて地価が安い影響からニューファミリー層の流入も多いことが考えられるが、こうなった要因について解明していく必要があるといえる。

1 0 0 0 OA 出水一件

巻号頁・発行日
vol.第59冊, 1000
著者
森 滋夫
出版者
日本宇宙生物科学会
雑誌
Biological Sciences in Space (ISSN:09149201)
巻号頁・発行日
vol.6, no.3, pp.142-146, 1992 (Released:2006-02-01)

A variety of animal behavior under microgravity has been found in the experiments using parabolic aircraft flights and in space. Forward looping in fish and tadpoles is contrast to backward looping of pigeons, while frogs and hamsters extend their extremities with the head turning backward. Postures of monkeys and man, on the other hand, are different from those of above animals. Loss of vestibular input must be common to all of these animals and there may be some similarities among the species in the sensory conflict against it. Advancing animals experiments in space, it is important to make further progress in comparative neurology particularly regarding the posture control and behavior of animals.
著者
荒磯 恒久
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会誌 (ISSN:13405551)
巻号頁・発行日
vol.116, no.3, pp.152-155, 1996-02-20 (Released:2008-04-17)
参考文献数
16
著者
関屋 俊彦
出版者
関西大学国文学会
雑誌
國文學 (ISSN:03898628)
巻号頁・発行日
vol.92, pp.117-129, 2008-03-01
著者
吉澤 和弘
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.944, pp.50-53, 2017-08-03

3年後に始まる第5世代(5G)の通信サービスは数兆円の経済効果を生むとみて、スポーツ観戦や遠隔機器制御など、提携先と多様なサービス開発を急ぐ。対話型のAI(人工知能)エージェントなどITの新事業にも注力。1000社との"強者連合"を武器に、IT分野のプラットフォーム競争に挑む。