著者
Matsuda Yoshi-Taka Okamoto Yoko Ida Misako Okanoya Kazuo Myowa-Yamakoshi Masako
出版者
Royal Society Publishing
雑誌
Biology Letters (ISSN:17449561)
巻号頁・発行日
2012-06-13
被引用文献数
30

母親と他人の狭間 : 赤ちゃんが示す「不気味の谷」現象を発見.京都大学プレスリリース.2012-06-13.
著者
東阪 和馬 宇治 美由紀 山口 真奈美 三里 一貴 角田 慎一 吉岡 靖雄 堤 康央
出版者
日本毒性学会
雑誌
日本毒性学会学術年会 第40回日本毒性学会学術年会
巻号頁・発行日
pp.2003167, 2013 (Released:2013-08-14)

近年,ナノマテリアル(NM)や,蛋白質と同等サイズのサブナノマテリアル(sNM)など,種々超微粒子の利用が食品業界においても急速に進行している。例えば,sNMの代表例であるサブナノ銀・サブナノ白金は,強い抗酸化活性や抗菌活性を有し,健康食品・サプリメント・食品添加物に幅広く実用化されている。一方で,これらNM・sNMがサブミクロンサイズの従来素材とは異なる想定外の生体影響を誘発し得ることが懸念されている。しかし現状では,食品中超微粒子の安全性評価は世界的にも殆ど手つかずであり,物性や曝露実態情報と,それに基づく毒性解析(所謂,ADMET情報)は殆ど理解されていない。そこで本研究では,強力な殺菌/抗菌効果を発揮することが知られている1次粒子径が20 nmのナノ銀粒子(nAg)と,1 nmのサブナノ銀粒子(snAg),コントロール群として硝酸銀水溶液(Agイオン)を用い,単回経口投与時の体内動態解析を試みた(なお,本年会において,サブナノ白金の体内動態解析についても別演題で発表予定である)。BALB/cマウスにnAg,snAgを単回経口投与し,経時的に血液を回収した後,誘導結合プラズマ質量分析計(ICP-MS)を用いて血中・臓器中の銀量を測定した。その結果,nAgは体内へ殆ど吸収されない一方で,snAgは投与量の約0.2%が血中に残留していることが判明した。すなわち,snAgが,同一素材のnAgあるいはAgイオンとは異なり,経口曝露後に高い腸管吸収性や体内滞留性を示すことを示唆するものであると考えている。現在,より詳細な体内動態解析を進めると共に,一般毒性学的観点からのハザード情報の収集を図っている。今後,閾値追求や物性-経口曝露後動態-安全性についての定量的連関解析を推進することで,NM・sNMのリスク解析に資するADMET情報を集積したいと念じている。
著者
難波 正義 原田 信之 桑原 一良
出版者
新見公立短期大学
雑誌
新見公立短期大学紀要 (ISSN:13453599)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.173-176, 2005-12-25

本研究は一人でも多くの学生に読書習慣を身につけさせるための方法を考え出すことを目的として行った。そのために、2005年春休みに、看護学科1年生と2年生、地域福祉学科1年生、そして、5月の連休に、幼児教育学科1年生と2年生に、読書感想文を提出してもらい、その結果を分析した。この読書の課題は、正規の授業科目ではないので、提出ほ各自の裁量にまかせた。その結果、提出率は約87%であった。読まれた本を分類すると、ノンフィクションが多く(53%)、次いで、小説(23%)、実用書(17%)、随筆その他など(6%)、となった。もっともよく読まれた本は『五体不満足』であったが、281人中のわずか7人であった。このことは、学生が広範囲にわたって種々の本を読んでいることを示している。また、最近テレビで放映されたドラマを文字化した本や、新聞や雑誌で大きく宣伝されている本がよく読まれている傾向があった。このことは、歴史に耐えた良書が見のがされる危険性を示唆している。また、今回の感想文の分析より、学生に読書習慣を身につけさせるには、学生の目線にあった、あるいは、それより少し高いレベルの本を薦める必要があることが分かった。
著者
池田 智恵
出版者
関西大学
雑誌
東アジア文化交渉研究 (ISSN:18827748)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.225-237, 2012-02-01

At the end of the Qing period, there was a boom in the translation of mystery novels; however, the writing of mystery novels by Chinese authors did not become popular until the 1920s. Beginning in the late 1910s, mystery-writing contests were announced in the newspaper readers' columns, and many of the submissions resemble the earlier translated works all being set in overseas locations. At the same time, Chinesenewspapers were overfl owing with reader submissions, known as "black curtain" articles, that disclosed the darker side of society, that were extremely popular. With the appearance of mystery novels, it was believed that imagination was necessary for the appreciation of the newspaper article as a form of entertainment. In the 1910s, however, the writing of mysteries and "black curtain" articles had yet to fuse, but in analyzing the works of the 1920s, it is possible to discern that they were written based on the imagination used for the "black curtain" articles. From this point, "black curtain" article and mysteries fuse, and mystery novels that problematise China begin to be produced.

6 0 0 0 OA 入菩薩行

著者
シヤンテ・デーヴァ 著
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1921
著者
やぎぬま ともこ 源川 暢子
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.356, pp.130-133, 2005-06

夏に向けて準備したいのが、喉ごしのいいプルプルデザート。寒天・ゼラチンといったゲル化剤や葛は溶解温度などに大きな違いがある。それぞれの特徴を生かせば、これまでにない食感を生み出すことも可能だ。辻調の先生に聞く基礎知識プリプリした弾力が特徴口溶けの良さも魅力ゼラチン ゼラチンの原料は、牛骨や牛皮、豚皮などに含まれるコラーゲン。

6 0 0 0 OA 西教史談

著者
山本秀煌 著
出版者
洛陽堂
巻号頁・発行日
1919
著者
長谷部 ゆかり 齋藤 文子
出版者
聖泉大学
雑誌
聖泉論叢 (ISSN:13434365)
巻号頁・発行日
no.17, pp.167-179, 2009

老年期を目前にした更年期にある女性は,閉経,子どもの独立など様々なライフイベントの変化からもストレスが蓄積し更年期うつ病や更年期障害などを引き起こす危険性がある1)。このため,医療職者は更年期女性の健康管理に着目し,心身の健康を保持するようなサポートが必要だと考える。高齢者には,老徴の現れとともに身だしなみやおしゃれに対して消極的になる傾向があり,心身ともに老化を促進させる要因となる2)との報告があり,化粧療法などの生活意欲向上方法が提案されている。一方,加齢とともに機会が減少するような結婚式などの非日常的なイベント時の装飾が生活意欲向上にどのように影響するのか報告された例はない。今回,更年期女性に対しウエディングドレス着用というイベントを提供した結果,精神的側面への影響を認めた。
著者
Yoshimoto Jun
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.66, no.5, pp.963-970, 1996-08-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。ポスター
著者
野中 猛
出版者
医学書院
雑誌
精神医学 (ISSN:04881281)
巻号頁・発行日
vol.29, no.7, pp.p725-733, 1987-07
被引用文献数
1

6 0 0 0 Decision Table

著者
吉村 鉄太郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.5, no.5, pp.268-276, 1964-09-15
著者
Kenjiro Sugimoto Sei-ichiro Kamata
出版者
映像情報メディア学会
雑誌
ITE Transactions on Media Technology and Applications (ISSN:21867364)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.12-21, 2015 (Released:2015-01-01)
参考文献数
42
被引用文献数
3 25

This paper presents an efficient constant-time algorithm for Gaussian filtering and also Gaussian derivative filtering that provides a high approximate accuracy in a low computational complexity regardless of its filter window size. The proposed algorithm consists of two key techniques: second-order shift properties of the Discrete Cosine/Sine Transforms type-5 and dual-domain error minimization for finding optimal parameters. The former enables us to perform filtering in fewer number of arithmetic operations as compared than some state-of-the-art algorithms without integral images. The latter enables us to find the optimal filter size that provides the most accurate filter kernel approximation. Experiments show that the proposed algorithm clearly outperforms state-of-the-art ones in computational complexity, approximate accuracy, and accuracy stability.
著者
曽根 智之 野中 一晴 佐々木 紀樹 山口 大美
出版者
JAEA
雑誌
JAEA-Technology 2007-063
巻号頁・発行日
pp.1-42, 2008-01

二次廃棄物が多量に発生する等の理由により焼却処理が適さない有機系廃棄物(リン酸トリブチル廃溶媒,フッ素油を含む廃油等)の処理技術として、水蒸気改質処理法の開発を実施している。本試験では、模擬廃溶媒(TBP/n-ドデカン混合物)及び模擬廃油(フッ素油/鉱物油混合物)に対する実証規模水蒸気改質処理試験装置の処理性能の確認及び運転条件の最適化等を行った。試験の結果、次の成果が得られた。(1)水蒸気改質処理による模擬廃溶媒及び模擬廃油のガス化率は98wt%以上であった。また、二次廃棄物として回収された残渣は十分に無機化されていた。(2)模擬廃油の処理において、放射性物質除去用フィルタの閉塞が確認されたが、水蒸気供給量を1.5kg/hから3.0kg/hに増加させることで閉塞の原因となっている無機炭素が生成しにくくなり、フィルタの閉塞を抑制できることが明らかになった。(3)模擬廃溶媒の処理において、ガス化プロセスにおける加熱温度を600sim650circCに設定することでTBPの分解で生成したリン酸の大部分が蒸発した。この条件で廃溶媒を処理することにより放射性二次廃棄物になる残渣の発生量低減の可能性が示された。 著者所属: 日本原子力研究開発機構(JAEA)
著者
吉田 愛 伊藤 雄一 尾崎 麻耶 菊川 哲也 深澤 遼 藤田 和之 北村 喜文 岸野 文郎
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.33, no.21, pp.65-68, 2009-06-08
被引用文献数
1

雨は時間や場所に依存してさまざまな様相を呈し,独特の印象を人に与える.そこで,雨を情報として他者と共有することができれば,今までにはない情報共有の手法となると考えられる.本研究では,雨と人をつなぐインタフェースである傘に注目し,雨を再現して体験できる装置の実現を目指す.具体的には,ダイナミック・スピーカの構造を利用して,実際の雨が傘に当たることで傘軸に発生する振動を記録,再生できるシステム「アソブレラ」を実現する.また,アソブレラを用い,雨だけでなくビー玉や蛇など様々な物を傘で受け止める感覚を体験できるアプリケーションや,雨をリアルタイムに伝達し合うアプリケーションを実装する.