著者
鳩山 由紀夫 ハトヤマ ユキオ Hatoyama Yukio
出版者
同志社大学文化情報学会
雑誌
文化情報学 (ISSN:18808603)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.37-45, 2006-03

講演自分の将来を考える上で、人生は一度しかないのだから、いろいろと試行錯誤をした上で自分の適性や将来の目標を見つけた方がよい。そのためには、どのような情報に基づいて、どのように将来の進むべき道を決定をしていけばよいのか、その最適な方法を考えることが必要である。これまでの学問経験や政治家としての人生経験に基づいて、科学的な意思決定の方法とは何か、数学という学問が我々の生活の中でどれだけ重要な役割を果たしているのかなど、意思決定に関する文化情報学的考察をおこなう。
著者
若倉 正英 清水 芳忠 荻原 瑠 三宅 淳巳
出版者
Japan Society of Material Cycles and Waste Management
雑誌
廃棄物学会誌 = WASTE MANAGEMENT RESEARCH (ISSN:09170855)
巻号頁・発行日
vol.18, no.6, pp.382-391, 2007-11-30
参考文献数
9

一般廃棄物処理施設における労働災害の発生状況を, 日本廃棄物処理施設技術管理者協議会が継続的に実施しているアンケート結果に基づいて解析した。廃棄物処理工程での労働災害発生率は全産業平均の7倍以上であり, 安全化の推進は緊急の課題である。廃棄物処理施設別に事故の起因となった設備機器, 作業, 発生原因を, 事故の種類や負傷者の重篤度により分類し, 非定常作業での安全上の問題点, 施設や設備機器ごとの潜在危険性を整理した。また, 労災事故多発の背景にある組織要因や管理運営要因などを明らかにするため, 廃棄物の取り扱いでの典型的な死亡事例について, 根本原因分析を行った。その結果, 廃棄物処理工程では安全の基礎である管理者, 作業者の安全意識の不足が, 事故の根本的な要因であることなどが明らかになった。また, 一般廃棄物処理での労働安全活動が産業廃棄物処理業に比べて, 低調であるなどの問題点も示唆された。
著者
上田 照子 三宅 真理 西山 利正
出版者
厚生統計協会
雑誌
厚生の指標 (ISSN:04526104)
巻号頁・発行日
vol.56, no.6, pp.19-26, 2009-06
被引用文献数
2
著者
畑中 寛
出版者
日本水産學會
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.45, no.5, pp.557-560, 1979
被引用文献数
1

The geographical distribution of two subspecies belonging to <i>Sepia officinalis</i> LINNAEUS off the northwest coast of Africa was examined, using the materials collected by Japaese trawlers. Results obtained are as follows:<br> (1) The southern boundary of <i>Sepia oficinalis oficinalis</i> is in the vicinity of the Cap Vert.<br> (2) The northern boundary of <i>S. o. hierredda</i> is at the latitude of Cap Blanc.<br> (3) <i>S. o. hierredda</i> is found mainly in waters shallower than 50 meters and <i>S. o. officinalis</i> is found in every depth until at least 110 meters off the coast of Mauritania where both subspecies have been inhabiting commonly.
著者
團 重樹 浜崎 活幸 山下 貴示 岡 雅一 北田 修一
出版者
公益社団法人日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.74, no.4, pp.615-624, 2008-07-15
被引用文献数
7

アリザリンレッドSで甲を標識したコブシメのふ化イカ2.5〜6.2万個体を石垣島の浦底湾と川平湾に放流し,各湾に設置された小型定置網の漁獲個体と石垣島の5ヵ所の海岸および魚市場で甲を収集し,標識の有無を調べた。放流個体は放流年の秋から翌々年の春にかけて放流点近海で漁獲され,小型定置網での混獲率は4.5〜18.0%に達した。また,標識甲は放流点近辺の海岸で発見された。これらの結果から,回収率は0.02〜0.08%, Yield per releaseは0.24〜1.28gと推定された。
著者
渡邊 恵太 加藤 昇平
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.28, 2014

近年,Twitterに代表されるマイクロブログが即時性の高い情報源として注目されている.一方で,ユーザが膨大な情報の中から即時的に必要な情報を獲得することは難しい.そこで,ユーザの興味を分析し,ユーザが必要とする情報を抽出,推薦するシステムが必要である.本研究では,潜在的ディリクレ配分法と協調フィルタリングを組み合わせることでユーザの興味を明らかにし,情報推薦を行う手法を提案する.
著者
笹川 喬介 和泉 順子
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.27, pp.1-6, 2013-09-04

報道などで誹謗中傷に関する事例が取り上げられる際、インターネットの持つ 「情報の拡散」 や 「匿名性」 といった特性によって誹謗中傷問題が不特定多数に拡散・増加した、悪質化した、と指摘される傾向がある。しかし、誹謗中傷はインターネット上だけに生じる問題ではなくインターネット以外の実空間に従来から存在している問題であり、この指摘は実空間での問題が顕在化または注目されていないための相対的な評価であるとも考えられる。つまり、指摘される誹謗中傷問題の増加や悪質化が実空間からインターネット上に転移した際に特に着目されただけと考えると、「インターネットが問題」 なのかは不明瞭である。本論ではインターネットとインターネット以外の実空間における誹謗中傷問題の違いについて、情報を流通するメディアの観点から検討を進め、絶対的な指標として誹謗中傷問題の発生件数を調査した。その結果、インターネットだけではなく実空間を含んだ誹謗中傷問題の発生件数自体には増加傾向は見られないことが分かった。その上で、誹謗中傷問題の悪質化に関して、インターネットの特性による変化と実空間への影響について考察する。Libel and slander problems on the Internet were often reported by mass media maliciously due to the abilities of the internet as the media, such as anonymity or diffusivity of the information. However, libel and slander also has been existed actions in the real society in the past. Thus, in this paper, we considered the influence of the behavior on the Internet against libel and slander problems through the study using the objective statistical data.
著者
糸川 英樹 塚越 茂
出版者
日本保険医学会
雑誌
日本保険医学会誌 (ISSN:0301262X)
巻号頁・発行日
vol.90, pp.320-329, 1992-12-15

喫煙状態を示す検査として呼気中一酸化炭素(以下呼気中COと略)濃度,体液中(血液,尿,唾液)におけるチオシアニンとニコチン及びその代謝産物であるコテニン濃度測定が挙げられる。これら検査の感度,特異性及び禁煙後検出可能期間について保険医学的見地から文献的考察をした。コチニン検査が感度・特異性共95%以上と最も高く次にニコチン,COとなりチオシアニンが最も低く感度が80%台であるが特異性が70%とかなり低い値が示された。一方禁煙後検出可能期間については,COやニコチンに比べて比較的半減期の長いコチニンについて幾つかの研究があり,軽度喫煙者で1〜2日,中等度者で3〜5日である。高度喫煙者でも1週間ぐらいの禁煙でおおむね検出不能になると考えられる。以上,今回調査した喫煙習慣判別検査は,被検者が喫煙している限り高い鑑別力を示す(特にコチニン値測定)が,一旦喫煙を中断されると比較的短期間のうちに検出不能となるので選択実務上に問題が残り,保険医学的にみて必ずしも理想的とは言えない。今後この面での更なる研究開発が望まれる。
著者
古池 達夫
出版者
日本薬史学会
雑誌
薬史学雑誌 (ISSN:02852314)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, pp.230-234, 1997-12-30
参考文献数
10
被引用文献数
1
著者
八木 聖哉
出版者
同志社大学
雑誌
博物館学年報 (ISSN:02861305)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.41-56, 1996-12
著者
石井 歓 竹沢 裕之 小島 正 児玉 広幸 浜本 誠 形浦 昭克
出版者
耳鼻咽喉科臨床学会
雑誌
耳鼻咽喉科臨床 補冊 (ISSN:09121870)
巻号頁・発行日
vol.1995, no.Supplement84, pp.30-35, 1995-10-15 (Released:2012-11-27)
参考文献数
11
被引用文献数
1

Thirty-two handicapped children with hearing impairment were fitted with hearing aids. Hearing aids were effective in 28 of these caces, but were effective for all children less than 1 year old. Hearing aids could not be fitted in 4 caces.The results of this study showed the importance of early diagnosis of hearing impairment and early fitting of hearing aids in handicapped children.