著者
飯田 成敏 木村 裕
出版者
The Japanese Psychological Association
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
vol.78, no.5, pp.528-533, 2007

The effects of reinforcement and punishment on response suppression under variable-ratio reinforcement and variable-interval punishment schedules were investigated. In the baseline period, lever pressing in rats was maintained by a variable-ratio food reinforcement schedule. In the punishment condition, responding was punished by a grid shock under a variable-interval schedule. Baseline and punishment conditions alternated, and were continued until the response stabilized. Three rats were given five or six punishment rates with a fixed reinforcement rate and another three rats were given four or five reinforcement rates with a fixed punishment rate. The results indicated that the responses were either completely suppressed or not suppressed at all. When the punishment rate increased or the reinforcement rate decreased, the response was suppressed completely. Whereas when the punishment rate decreased or the reinforcement rate increased, the responses were not suppressed. These results agree with the predictions of the molar theory.
著者
伊藤 大一
出版者
立命館大学経済学会
雑誌
立命館経済学
巻号頁・発行日
vol.62, no.5-6, pp.500-518, 2014-03
著者
皆口 正一 丸山 久一 稲葉 美穂子 坂田 昇
出版者
公益社団法人日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学年次論文報告集 (ISSN:13404741)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.87-92, 1996-06-17

現在、高流動コンクリートの材料分離だけを定量的に評価する方法はなく、スランプフロー試験時の目視によって評価している。よって、これに代わる簡単かつ是量的な方法の確立が望まれている。本研究では、高流動コンクリートの材料分離、特にペーストの分離を定量的に評価する測定方法としてキッチンペーパーを用いた方法を考案し、その有効性を検討した。その結果、ペーパーの付着量の大小によって高流動コンクリートの材料分離を定量的に判断できることが分かり、また、この方法を使用することで材料分離の観点から高性能減水剤の限界添加量を見い出せることが分かった。

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1907年12月04日, 1907-12-04
著者
鈴木 雅子
巻号頁・発行日
pp.1-34,

当日発表資料
著者
石橋 賢治
出版者
Japan Society for Healthcare Administration
雑誌
日本医療・病院管理学会誌 (ISSN:1882594X)
巻号頁・発行日
vol.51, no.3, pp.161-171, 2014

公立の一般病院に勤務する看護補助者の処遇の実態を探ることを目的とし,公立の一般病院に対してアンケート調査を実施した(回答数449病院,回収率51.4%)。総人件費の高騰や常勤職員の定員枠などの問題があり,その労働需要の大きさに対し,各病院における身分割合の回答病院全体の平均値は,常勤職員14.3%,非常勤職員45.6%,臨時職員37.5%,派遣・委託2.7%である。臨時職員の勤務時間は74.9%の病院で常勤職員と同じであり,再契約時の空白期間を設定せず,勤務時間に制約のない臨時職員を多用している実態がある。常勤職員の基本給表は,「人事院の労務職の基本給表を活用」34.4%,「独自に作成」29.3%の順に多い。昇給制度は50.8%の病院がなく,急性期看護補助体制加算の評価開始後の月給への影響は「変化なし」が96.7%である。また,看護補助者の身分などにおいて,各経営形態や各地域において統計的に有意な差が認められた。
著者
都留 康
出版者
岩波書店
雑誌
経済研究 (ISSN:00229733)
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.314-327, 2006-10

本稿の目的は,自動車販売会社A社の事例を取り上げて,職能資格制度に基づく人事制度から成果主義的人事制度への変化の内容とその経済的帰結を分析することにある.分析の結果,以下の点が明らかとなった. A社は,人件費の変動費化の推進,ならびに年齢・勤続に応じた処遇から成果に応じた処遇と成果責任の明確化という理念に基づき,2000年に人事制度を抜本的に改定した.その内容は以下の3点からなっていた.① 職能資格制度の廃止と「職務ベース」システムの導入,とりわけバンドと職務ステージの組み合わせによる賃金制度への変更,② 基本給に積み上げる形の単純な業績給からドロー・ライン(基本給とみなし時間外手当の合計値)まではいっさい業績給のでない仕組みへの変更,③ 保有能力と個人業績を総合的に評価していた人事考課制度から個人業績特化型の人事考課制度への変更,ならびに業績考課結果による職務ステージの決定,がそれである. そうした人事制度改革は以下のような帰結を伴った.① 人事制度改革の前後で,特に40歳未満層での賃金格差の拡大が顕著になっている.② 制度改革による販売台数(客観的業績指標)の変化をみると,新車に関しては約28%,中古車に関して約25%販売台数が増加している.③ ドロー方式業績給の導入は,特に従来低業績であった社員の生産性を向上させている.④ 業績考課の推移をみると,下位の職務ステージでは上位の考課結果がつきやすく,上位のステージでは下位の考課結果が相対的に多い,というパターンが認められる. 以上の結果から,新たな人事制度の導入により,営業スタッフの個人業績を向上させるというA社の人事制度改革の意図はほぼ実現した結果となっていることが判明した.
著者
安達 一雄 梅崎 俊郎 宮地 英彰 藤 翠 小宗 静男
出版者
JIBI TO RINSHO KAI
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.S229-S234, 2010

嚥下内視鏡検査は嚥下機能を評価するにあたり、さまざまな利点を有している。しかしながら、その手技は一つの重大な欠点を有する。われわれは嚥下した瞬間は映像を見ることができない。いわゆるホワイトアウトといわれるまっ白い映像しか見えない。そこでわれわれはホワイトアウトの瞬間の嚥下機能を評価するために同時に嚥下圧を計測してみることとし、一側性声帯麻痺において甲状軟骨形成術前後の嚥下圧について評価した。嚥下圧は術後明らかに改善しているにもかかわらず、同時記録している嚥下内視鏡検査ではホワイトアウトが生じるのみで、何ら変化を認めなかった。嚥下内視鏡検査にはホワイトアウトという大きな欠点があるが、嚥下圧の同時記録により、十分に補えるものと考えられる。
著者
久野 千津子 中村 稔 真弓 武仁 林田 一洋 加治 良一 長澤 浩平 仁保 喜之 福田 敏郎 恒吉 正澄 大島 孝一
出版者
The Japan Society for Clinical Immunology
雑誌
日本臨床免疫学会会誌 = Japanese journal of clinical immunology (ISSN:09114300)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.256-264, 1995-04-30
被引用文献数
8 3

症例は20歳,女性. 1993年2月,高熱,関節痛,サーモンピンク様皮疹が出現し,白血球増多,脾腫を認め,成人スチル病と診断された. γ-globulin製剤およびprednisolone(PSL)の投与にて症状は改善した.同年9月より全身倦怠感,微熱が出現し,当科に再入院.成人スチル病の再燃を疑われ, PSL 15mg/day投与にて経過観察していたが, 10月2日,高熱と下肢にサーモンピンク様皮疹が出現. 10月7日にはGOT 3,270IU/<i>l</i>, GPT 1,880IU/<i>l</i>, LDH 5,480IU/<i>l</i>と肝障害が出現し,急速に肝不全状態となったため, methylprednisoloneによるpulse療法,血漿交換を開始した. hemophagocytosisが原因と思われる汎血球減少を合併し, VP-16による化学療法も施行.しかしDICが進行し, 11月2日死亡した.剖検所見では,肝臓は組織学的に肝細胞の広範な壊死を認め, histiocyteの浸潤を認めた.本症例はhemophagocytic syndrome(HS)により成人スチル病や急性ウイルス性肝炎と鑑別困難な症状を呈した興味ある症例と考え報告する.
著者
久保 琢磨 宇野 毅明
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告数理モデル化と問題解決(MPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.17, pp.57-60, 2008-03-05
被引用文献数
3

近年,組合せ最適化の実社会への適用を目的とする動きが活発となっているが,一般ユーザが容易に最適化を利用できるまでには至っていない.本研究方針は,中小規模の問題に対し,ユーザ自身が容易に最適化を利用できるしくみづくりとしている.今回はスタッフスケジューリングに焦点をあて,勤務スケジュール作成者のスケジュール作成作業の負担を軽減させる為に,あるビジネスホテルが抱える問題を対象に,スケジュール作成者にとって,容易に調整可能なスケジュールを作成することを目的とする.Recently, the movement to apply combinatorial optimization to practical problem has been active. However, general users can't easily use optimization. The direction of our research is that general users can lightly use optimization. In this paper, we focus the problem called staff scheduling and we want to reduce workload of a staff which make a schedule for every staff. Then, we aim to make an easily adjustable schedule to practical problem which the staff in certain business hotel has.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1536, pp.104-106, 2010-04-12

そして、スーパーホテルは、産官学で構成するサービス産業生産性協議会が3月に発表した「顧客満足度指数」でトップホテルに輝いた。4980円という低料金のホテルが、帝国ホテルや外資系高級ホテルを凌駕したことは、ホテル業界はおろかサービス産業全体に衝撃を与えることになる。電話のない客室 伝説の男が水俣に降り立ったのは、88年のことだった。 山本梁介。
著者
藤田 之彦 日吉 一夫 若杉 直俊 作田 亮一 柳田 恭子 淵上 達夫 後藤 一彦 大久保 修 内海 康文
出版者
一般社団法人 日本小児神経学会
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.59-63, 1988-01-01 (Released:2011-08-10)
参考文献数
13

ロタウイルス腸炎罹患を契機にそれまで頻発していた痙攣発作が一時的に全く消失した点頭てんかんの2例を報告した. 2例ともに症候性点頭てんかんであり, 一日に10回程度のシリーズ形成の痙攣発作が下痢出現後3日目には1日に1回となり5日目からは全く消失した. また脳波上も2例ともに改善し, 発作波は限局化を示した. しかしそれぞれ痙攣発作消失後16日目と30日目に下痢出現前と同様の発作型で再発した. これらの作用機序は不明であるが, 突発性発疹症や麻疹などの感染症でも同様の報告があり免疫学的作用機序などが推察された.

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1946年06月17日, 1946-06-17

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1951年10月06日, 1951-10-06