出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.301, pp.74-79, 2001-06

ユニフォームは、店側が思う以上に店の印象を左右する。本誌ホームページ「グルメネット」のアンケートでも、「ユニフォームがかわいいと、店のセンスが良く見えるし、料理も美味しそう」(25歳・女性)、「ユニフォームはサービスを測る目安。きちんとした格好だと、サービスもしっかりしている」(30歳・男性)などの意見が寄せられた。
著者
Suzuki K. Barbiellini B. Orikasa Y. Go N. Sakurai H. Kaprzyk S. Itou M. Yamamoto K. Uchimoto Y. Wang Yung Jui Hafiz H. Bansil A. Sakurai Y.
出版者
American Physical Society
雑誌
Physical Review Letters (ISSN:00319007)
巻号頁・発行日
vol.114, no.8, 2015-02-25
被引用文献数
41

リチウムイオン二次電池の電池電極反応に寄与する電子軌道の解明 -マンガン酸リチウム系正電極材料設計に新たな指針-.京都大学プレスリリース. 2015-02-05.
著者
遠海 友紀
出版者
京都外国語大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究では初年次教育の授業において、学生の自己調整学習を促すこと目的とし、課題に取り組む際の評価基準表を学生自身が作成する過程を取り入れた授業のデザインと評価を行った。学生が自分たちで評価基準表を作成する授業デザインを検討する際に必要となる要素を明らかにするために、授業を複数回実施し、(1)学生が作成した評価基準の妥当性を検証した。また、学生が自分たちで課題の評価基準表を作成することの効果を明らかにするために、(2)教員評価と学生の自己評価の関連の検証、(3)学生が自分たちで評価基準表を作成した際にどのように捉えたのかについての評価、(4)学生の自己調整学習に関する意識の変化の検証を行った。
著者
佐藤 通次
出版者
日本武道学会
雑誌
武道学研究 (ISSN:02879700)
巻号頁・発行日
vol.10, no.3, pp.1-6, 1978-03-05 (Released:2012-11-27)
著者
奥田 優 梅田 昭子 松本 安喜 桃井 康行 亘 敏広 後飯塚 僚 O'Brien Stephen J. 辻本 元 長谷川 篤彦
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
日本獣医学雑誌 (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.55, no.5, pp.801-805, 1993-10-15

癌抑制遺伝子p53はヒトやマウスの様々な腫瘍において不活化されていることが知られている. ネコの腫瘍におけるp53遺伝子の役割を研究するため, 種間で保存されている領域のプライマーを用いPCR法によってネコp53遺伝子cDNAのクローニングを行った. その結果, ヒトの腫瘍における変異の多発発部を含みp53遺伝子の翻訳領域の約90%に相当する1,007bpの塩基配列を決定することができた. ネコp53遺伝子はヒ卜およびマウスのp53遺伝子と同様の構造からなっており, アミノ酸レベルでそれぞれ82.9%および75.6%のホモロジーを示した. さらに, ネコ×マウスおよびネコ×ハムスターの雑種細胞においてネコp53遺伝子特異的プライマーを用いたPCR法を行ったところ, p53遺伝子はネコのE1染色体に存在することがわかった. これらの結果は, ネコの腫瘍におけるp53遺伝子の役割を明らかにするためにきわめて有用と思われる.
著者
田口 仁 李 泰榮 臼田 裕一郎 長坂 俊成
出版者
公益社団法人 日本地震工学会
雑誌
日本地震工学会論文集 (ISSN:18846246)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.1_101-1_115, 2015 (Released:2015-02-25)
参考文献数
34
被引用文献数
4

地理情報システム(GIS)は災害対応の際に有効なツールであるが、災害対応者自らがGIS を活用するために備えるべき要件について検討した研究はこれまで無かった。そこで本研究では、災害対応者が自らGISを利用して効果的に災害対応を行うために、1)地理情報の共有および流通のための標準インタフェース(Web Map Service)を有すること、2)Web-GIS を用いることの2つを満たすGISを提案した。2011年東北地方太平洋沖地震において、災害ボランティアセンターおよび地方自治体に対して、提案した要件を満たしたGIS(eコミマップ)による被災地支援を行った事例を示し、提案した2つの要件の有効性を確認した。
著者
水野 孝彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.462, pp.71-74, 2012-12

大阪市にある商店街「天神橋筋商店街」は、商店の連なる通りが南北に約2.6kmも続き「日本一長い商店街」と言われている。その商店街の雑居ビルの1階。奥まった場所に、和食店「美食同源 ながもんや」(以下、ながもんや)はある。
著者
下間 実
出版者
日本育種学会
雑誌
育種學雜誌 (ISSN:05363683)
巻号頁・発行日
vol.13, no.4, pp.235-240, 1963-12-25
被引用文献数
1

スイカの果実および種子の砂質の遺伝現象を栽培種の1品種,地大和(V.No.1)とアフリカ原産の野生型の2系統(V.No.3および5)に一ついて調べた。 野生スイカの果皮には縞模様があり,果肉は白色で苦味物質を含むもの(V.No.3)と含まないもの(Y.Nc,5)があり,種子は白色(V.No.3)あるいは褐色(V.No.5)で大型である。地大和の果皮は縞がたく、果肉は赤色で甘味をもち,種子は褐色で中型である。これらのF_1雑種の果実は結果皮で果肉は白色,種子は褐色,中型で,苦味×無味(または甘味)は苦味,無味×甘味は無味である。果実の大きさおよびおもさに関してはF_1雑種は両親のほぼ中間型である。F_2では果皮の模様は縞(49)と無縞(24),果肉の苦味形質は苦味(47)と無苦味(17),種子の大きさは中型(77)と大型(24)に一分離し,分離比はいずれも3:1でそれぞれ前者が後着に対して優性でメンデル性1因子遺伝をする。果肉色はF_2において白(62),黄(10)および赤(2)の3色に分離し,その分離比は12:3:1である。果肉色の遺伝は2因子が関与し,白色はWY,黄色はwY赤色はwyによって表わされ,WはYに対して上位に働く。
出版者
春秋社
巻号頁・発行日
vol.第23巻, 1931
著者
袖山 研一 目 義雄 神野 好孝 浜石 和人 國生 徹郎 関 博光
出版者
公益社団法人日本セラミックス協会
雑誌
日本セラミックス協会学術論文誌 : Nippon Seramikkusu Kyokai gakujutsu ronbunshi (ISSN:18821022)
巻号頁・発行日
vol.106, no.1231, pp.333-338, 1998-03-01
被引用文献数
7 6

Preparation and some properties of 20 and/or 30 mass% Shirasuballoons(diameter 6.6, 10.4 and 31.5 μm)added lightweight pottery were studied to develop their high strength with high porosity. Mixed slip of Shirasuballoons and pottery clay was prepared by adding 0.3 mass% water glass. The green compacts consolidated by a slip casting were dried at 110℃ and sintered at 1150-1250℃ for 1h in air. Bulk density of the lightweight pottery was decreased by addition of Shirasuballoons. Closed porosities of the lightweight pottery were almost independent on diameters of Shirasuballoons. Open porosities of the lightweight pottery, however, were affected by the diameter of Shirasuballoon. The open porosity of the lightweight decreased with the addition of 20 and 30 mass% Shirasuballoons in diameter of 6.6 μm, compared with that of without Shirasuballoons, but they increased with the addition of 20 mass% Shirasuballoons in diameter of 10.4 and 31.5 μm. Flexural strength of the lightweight pottery do not decreased with the addition of Shirasuballoons in diameter of 6.6 μm ; compared with that of original pottery clay, but decreased with the addition of Shirasuballoons in diameter of 10.4 and 31.5 μm.
著者
國安 弘基 傳田 阿由美 笹平 智則 大森 斉 藤井 澄 バワール ウジヤール 傳田 阿由美 笹平 智則 大森 斉 藤井 澄 バワール ウジャール
出版者
奈良県立医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

本課題ではアンギオテンシン系の腫瘍における作用を総合的に検討した。高血糖は大腸癌細胞にレニン発現を誘導し、キマーゼとともにアンギオテンシンを活性化し、肝転移を促進した。アンギオテンシン分解産物のアンギオテンシン1-7受容体であるMAS1の発現は乳癌特にスキルス癌で顕著に低下しstage、リンパ節転移、HER2発現と逆相関した。MAS1は乳癌における新たな癌抑制遺伝子と考えられた。このように、癌におけるアンギオテンシンの役割に応じた標的治療が有効であると考えられる。
著者
明﨑 禎輝 野村 卓生 森 耕平 片岡 紳一郎 中俣 恵美 浅田 史成 森 禎章 甲斐 悟
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.48101832-48101832, 2013

【目的】虚弱高齢者でも実施可能なように福島県喜多方市で開発された「太極拳ゆったり体操」(以下,体操という)は,運動器の機能向上(AGG,2011)や新規の要介護認定の発生を抑制する(日老医会誌,2011)ことが証明されている.しかしながら,4種類ある体操の型(坐位版2種類,立位版2種類)について,呼吸循環系から体操の安全性について検討された報告はない.本研究は,後期高齢者を対象として,体操の安全性を呼吸循環動態から検証することである.【方法】対象は,地域在住高齢者に対する太極拳ゆったり体操プログラムの介護予防効果(UMIN000006991)の臨床研究に参加している70歳以上の3例の女性とした.年齢,BMI,安静時心拍数と血圧は,それぞれ対象1では71歳,29.2kg/m2,73回/分,142/85mmHg,対象2は76歳,21.4kg/m2,77回/分,158/77mmHg,対象3は75歳, 23.5kg/m2,66回/分,157/94mmHg,であった.体操は,坐位での2種類(約11分と6分),立位での2種類(約13分と6分)の4種類である.安全性の検証方法は,椅座位での安静3分後に4種類をランダムに十分な休息時間を設けて1日に2種類ずつ,2日で計4種類を実施した.評価項目:体操前後に血圧,Borg scaleを測定した.また,携帯型呼気ガス分析装置エアロソニックAT-1100(アニマ社)を用い,体操中の呼吸数,心拍数や呼吸商(RQ)を測定した.【倫理的配慮,説明と同意】対象者には口頭で説明を行い,同意のもとに研究を実施した.本研究は,学内研究倫理委員会で承認を受けた.【結果】対象1:体操中の最大心拍数は坐位版,立位版でそれぞれ82回/分,85回/分であり,カルボーネン式でいうk=0.16を超えることはなかった.体操後に血圧の上昇は認めず,逆に低下する傾向にあった.体操中の最大呼吸数は坐位版,立位版で,それぞれ最大25回/分,26回/分であり,安静時から大きく呼吸回数の増加,変動はなかった.対象2:体操中の最大心拍数は坐位版・立位版でそれぞれ84回/分,93回/分であり,カルボーネン式でいうk=0.24を超えることはなかった.体操後に血圧の上昇は認めなかった.体操中の最大呼吸数は坐位版,立位版で,それぞれ最大23回/分,23回/分であり,安静時から大きく呼吸回数の増加,変動はなかった.対象3:体操中の最大心拍数は坐位版,立位版でそれぞれ74回/分,85回/分であり,カルボーネン式でいうk=0.24を超えることはなかった.体操後に血圧の上昇は認めなかった.体操中の最大呼吸数は坐位版,立位版で,それぞれ最大22回/分,24回/分であり,安静時から大きく呼吸回数の増加,変動はなかった.対象3例の平均RQは坐位版で0.87±0.10,立位版で0.84±0.07,体操のMetsは坐位版で最大2.17Mets,立位版で最大2.83Metsであった.また,体操中の最大Borg scaleは,対象2において立位版で13「ややきつい」であった.【考察】対象3例において,体操実施時の最大心拍数はカルボーネン式のおおよそk=0.2程度であったこと,RQの平均も0.8であったことから,体操の坐位版,立位版ともに脂質代謝優位の有酸素運動であると考えられた.また,Metsからは坐位版ではゆっくりとした歩行,立位版では67m/分での歩行程度の身体活動量(Med Sci Sports Exerc. 2000)であると考えられた.体操後に血圧の上昇は認めず,体操実施中の呼吸回数の大きな増加や変動(呼吸数の減少)を認めなかったことから,バルサルバ様式(息をこらえて止める)を必要としない運動であると考えられた.一方,Borg scaleは対象2において最大で13「ややきつい」を認めたが,これは立位版で下肢筋力の発揮を必要とする運動パターンにおいて認めたものであり,呼吸循環系の自覚的負担を訴えるものではなく,対象3例において適切な負荷量であると考えた.以上を総合して,本体操は後期高齢者にも安全性の高い運動プログラムの一つであると考えられた.【理学療法研究としての意義】体操実施前中後の健常な後期高齢者における呼吸循環動態が明らかとなり,今後,体操を適応する対象を患者へ拡大していく上での基礎資料となる.また,本研究で得られた体操のRQやMetsは,肥満症や動脈硬化性疾患などの生活習慣病予防・改善への効果を検討する上での基礎資料となる.
著者
山田 皓大 李鹿 輝 中野 政身
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第51回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.63, 2008 (Released:2009-04-14)

アメンボ類は特性長さが1cm、特性体重が10 dyne の昆虫で、池や川、外洋の水面に生息している。アメンボの体重は、自由表面が湾曲して生じた表面張力によって支えられており、水をはじく左右の中足を漕ぐように動かして進む。これまでの研究からは、アメンボの流体力学的な推進力は、漕ぐ脚が発する半球状の渦と表面張力波によって、下にある流体に運動量を輸送していることが明らかになった。本研究の目的はアメンボが素早く足を動かす瞬間にアメンボと流体との運動量の交換を定量化することである。デジタル粒子画像計測法(DPIV)技術を用いて水の流れを可視化した。アメンボの脚の素早い瞬間の動きが水の運動量に与える影響を定量化し、その結果アメンボの推進効率を算出する。