著者
Ikeda H. Sano N.
出版者
IEEE
雑誌
IEEE transactions on electron devices (ISSN:00189383)
巻号頁・発行日
vol.60, no.10, pp.3417-3423, 2013-10

We propose a surface potential-based polycrystalline silicon thin-film transistors (poly-Si TFTs) compact model considering a nonequilibrium state. A drain current model considers grain boundary (GB) trap-related physical phenomena: composite mobility of GB and intragrain, GB bias-induced mobility modulation, transient behavior because of carrier capture and emission at GBs, pinch off voltage lowering, and GB trap-assisted leakage current. Besides, photoinduced current behavior is also considered by introducing quasi-Fermi potential. A capacitance model is derived from physically partitioned terminal charges and coupled to the drain current. This compact model allows us to accurately simulate static characteristics of various types of poly-Si TFTs, including temperature and luminance dependence. Furthermore, it succeeded to simulate frequency dependence of circuit performance derived from the trap-related transient behavior, which was verified by evaluating delay time in a 21-stage inverter chain.
著者
Baba Masakazu Ito Keita Du Weijie Sanai Tatsunori Okamoto Kazuaki Toko Kaoru Ueda Shigenori Imai Yoji Kimura Akio Suemasu Takashi
出版者
American Institute of Physics
雑誌
Journal of applied physics (ISSN:00218979)
巻号頁・発行日
vol.114, no.12, pp.123702, 2013-09
被引用文献数
15

The valence band structures of a 35-nm-thick BaSi2 epitaxial film on Si(111) have been explored at room temperature by hard x-ray photoelectron spectroscopy (HAXPES). The experimentally obtained photoelectron spectrum is well reproduced by first-principles calculations based on the pseudopotential method. The top of the valence band consists mainly of Si 3s and 3p states in BaSi2, suggesting that the effective mass of holes is small in BaSi2. This is favorable from the viewpoint of solar cell applications. The observed spectrum shifted slightly to the lower energy side due to n-type conductivity of BaSi2. The valence band top was observed at about 0.8 eV below the Fermi level in the HAXPES spectrum.
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.182, pp.116-121, 2008-06

ひと言で「設計」と言っても対象の工程は幅広く,使うドキュメントは様々です。工程の呼び方も,基本設計と詳細設計,外部設計と内部設計など,いろいろあると思いますが,今回は,ユーザーの使い勝手に影響するという意味で重要な「外部設計」に当たる部分に的を絞って見ていきましょう。離島:周囲との隔絶 まずは,外部設計工程の成果物一覧です(図1)。
著者
立間 徹 渡辺 正
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.42, no.11, pp.609-616, 1990-11-01

小特集 バイオテクノロジー
著者
坂尾茂信著
出版者
LM通信社
巻号頁・発行日
1987
著者
岡村 耕二 縄田 毅史 平原 正樹 荒木 啓二郎
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.40, pp.756-757, 1990-03-14

我々は並列プログラミング言語の処理系を分散環境上で実現する研究を行っている。本論文ではこの処理系の言語仕様で記述された並列プログラムの実行を支援するオペレーティングシステム(以下OS)、DaOSの概要を述べる。本論文では処理単位の呼び方を扱い方によってプロセスとタスクとに区別する。すなわち、処理単位をOSで管理する場合はプロセスと呼び、処理単位を言語のレベルで指定する時はタスクと呼ぶ。
著者
塚本 健司
出版者
鶏病研究会
雑誌
鶏病研究会報 (ISSN:0285709X)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.43-45, 2003-05-25
被引用文献数
2

オランダとベルギーで発生した高病原性鳥インフルエンザについてProMed情報を基にまとめた。ProMed情報によれば、2003年2月28日にオランダ南東部、ドイツ国境に面したGelderland州において、高病原性鳥インフルエンザが発生し、4月26日現在までに、可能性の高いものを含めて240農場が被害を受けた。4月末日の段階で、発生地域はオランダ南東部の3州(Gelderland、Utrecht、Noord-Brabant)に広まっており、終息の目処はたっていない。死亡鶏には典型的な病変(頭部・鶏冠・肉水の水腫と全身の出血斑など)が観察され、養鶏場での死亡率(80%)も高い。発生農場の半径1km(後に3km)の円内の家禽は全て殺処分の対象であり、これまでに2400万羽が処分された(5月2日現在全鶏の24%)。また、移動禁止は当初発生農場の半径10km以内とされていたが、その後オランダ全土に拡大されており、移動禁止の対象は家禽ばかりでなく馬・牛・羊・豚も含まれている。
著者
小林 貴訓 杉村 大輔 平澤 宏祐 鈴木 直彦 鹿毛 裕史 佐藤 洋一 杉本 晃宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.90, no.8, pp.2049-2059, 2007-08-01
被引用文献数
16

視野を共有する複数のカメラを用いて,三次元空間における人物の実時間追跡を行う.従来より,パーティクルフィルタを用いた人物追跡手法の有効性が報告されている.しかし,観測による仮説の評価は,カラーヒストグラムや輪郭の類似性など,比較的単純な指標が用いられることが多く,実環境での照明変動や複雑背景に対する精度や頑健さなどの点で,必ずしも十分なものではなかった.これに対して本論文では,Haar-like特徴を用いたAdaBoost学習によるカスケード型識別器を仮説の評価に応用することで,頑健かつ高精度に人物頭部を追跡する手法を提案する.更に,人物頭部の各方向に対応した識別器を複数準備し,パーティクルフィルタにより生成される仮説と各カメラの関係に基づいて,識別器を適応的に選択することで,人物頭部の向きに伴う見えの変動に対応し,追跡と同時に人物頭部の向きを推定する.実環境における実験により本手法の頑健性,有効性を確認した.
著者
北 昭雄 萩原 良信 今村 弘樹 崔 龍雲
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.35, no.9, pp.53-57, 2011-02-14
被引用文献数
2

本研究では,単眼カメラによる3次元リアルタイムモーションキャプチャの初期段階として,腕の関節の3次元位置を推定する手法を提案する.本手法は,多関節な人体の腕に対してパーティクルフィルタを階層的に適用することにより,関節の3次元位置の推定を行う.実験として,右腕のリアルタイム追跡実験を行い,推定精度の定性的な評価を行った.
著者
千田 益生 則次 俊郎 堅山 佳美 堅山 佳美
出版者
岡山大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

麻痺した手・指に対する支援システムでは、手関節を固定し、3本の指(母指、示指、中指)で開き、把持するシステムを作成した。ある程度のピンチ力を導出することができた。指機能が失われた脳腫瘍患者に装着してもらい、音声スイッチによる把持動作を練習している。また、脳卒中など痙性麻痺の手に対する研究として、可動域改善目的のシステムも考案した。音声または手動で、患者自身が行う他動的可動域訓練システムである。痙性麻痺に対するボツリヌス毒素を用いた治療法の後療法として、可動域改善エクササイズが必須である。自宅で毎日エクササイズが可能なシステムを構築した。
著者
戸祭 由美夫
出版者
広島大学
雑誌
地誌研年報 (ISSN:09155449)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.87-120, 1998-03

ベネルクス囲郭都市研究という目的に沿って,オランダを対象に囲郭都市・集落の分布と変容を予察した前稿に引き続いて,本稿ではベルギーを対象に,その囲郭集落ないし囲郭都市プランの成立と分布の特徴を概観した上で,ベルギー国内を3地域に区分して,各地域の代表的な囲郭集落(都市)としてブリュッヘ,ルーヴェン,リエージュ,マリアンブール,フィリップヴィルをとりあげ,各種の地図資料や現地踏査をもとにその特徴を明らかにした。
著者
山口 博史
出版者
都留文科大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

この研究は、ベルギーの首都ブリュッセル周辺地域を主たる対象とした。この地域は元来オランダ語話者の居住が多い地域であった。ブリュッセルの拡大にともない、都市中心部から周辺部に人口の移動が生じた。この移動人口にはフランス語話者が少なくなかった。この研究ではこうした移住者の状況把握につとめた。そしてこの地域への移住者のライフヒストリー、とりわけオランダ語話者とフランス語話者の間に立つ形で市民活動に取り組む人びとに聞き取りを行なった。その結果、蘭仏語の区切りとは違う区切りによることで、両言語集団間のつながりが維持されていることが明らかになった。
著者
山原 條二 松田 久司 下田 博司 割石 紀子 矢木 信博 村上 啓寿 吉川 雅之
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.105, no.5, pp.365-379, 1995-05-01
被引用文献数
16 6

ツンベルギノールAのI~IV型アレルギ―に対する作用を検討した.ツンベルギノールAは,I型アレルギーモデルのラットおよびマウスの受身皮膚アナフィラキシー反応(PCA反応)に対し,反応惹起2時間前の300mg/kg以上および50mg/kg以上の経ロ投与で,それぞれ有意に抑制した.また,IgE受動感作ラットの気道狭窄反応に対しても,300mg/kg以上の経ロ投与で有意(P<0.05)な抑制効果を示した.一方,in vitroにおいて,IgE受動感作ラット気管標本およびIgG受動感作モルモット肺切片の,抗原刺激による収縮反応をそれぞれ濃度依存的(10<SUP>-7</SUP>~10<SUP>-4</SUP>および10<SUP>-5</SUP>~10<SUP>-4</SUP>M)に抑制し,さらに感作ラット腹腔滲出細胞からのヒスタミン遊離に対しても,濃度依存的(10<SUP>-5</SUP>~10<SUP>-4</SUP>M)な抑制効果を示した.また,ケミカルメディエーターに対する拮抗作用として,マグヌス法およびマウス耳介血管透過性充進モデルを用いた検討で,シプロヘプタジンの1000分の1程度のごく弱い抗セロトニン様作用が認められた.ツンベルギノールAは,II型アレルギーの逆皮膚アナフィラキシー反応(RCA反応),III型アレルギーのアルサス反応を抑制しなかったが,IV型アレルギーモデルのマウス接触性皮膚炎の一次反応を,免疫翌日から反応惹起までの1日1回(100mg/kg)の経口投与で有意(P<0.01)に抑制した.また,マウス遅延型足浮腫反応に対しては,反応惹起直前と8時間後の2回経口投与(300,500mg/kg)で有意(P<0.01)な抑制効果が認められた.以上の結果より,ツンベルギノールAは,I型アレルギーに対して経口投与で有効で,その作用は肥満細胞からの脱穎粒の抑制と弱い抗セロトニン様作用に基づく可能性が考えられた.また,IV型アレルギーに対しても有効性が示唆された.

1 0 0 0 OA 世界猟奇全集

出版者
平凡社
巻号頁・発行日
vol.第10巻, 1932
著者
西村 誠一
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會誌 (ISSN:00214728)
巻号頁・発行日
vol.88, no.805, pp.1404-1411, 1985-12-05
被引用文献数
1