著者
二山 拓也 藤田 憲浩 常盤 直哉 進藤 佳彦 枝広 俊昭 亀井 輝彦 那須 弘明 岩井 信 加藤 光司 福田 康之 金川 直晃 安彦 尚文 松本 雅英 姫野 敏彦 橋本 寿文 劉 逸青 Chivongodze Hardwell 堺 学 丁 虹 竹内 義昭 梶村 則文 梶谷 泰之 櫻井 清史 柳平 康輔 鈴木 俊宏 並木 裕子 藤村 朋史 丸山 徹 渡辺 寿治 原 毅彦 大島 成夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICD, 集積回路 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.2, pp.39-42, 2009-04-06

32nmCMOS製造プロセスを用いて3ビット/セルの多値技術を持った32GビットのNANDフラッシュメモリを開発した。微細化と3ビット/セル技術の導入により、チップサイズ113mm2を実現した。プレスリリースされている32GビットNANDフラッシュとしては世界最小かつ最高密度であり、マイクロSDカードに実装できるNANDフラッシュメモリとしては世界最大容量を実現した。本発表では、最近のNANDフラッシュメモリの技術動向に関してもあわせて紹介する。
著者
落合 良行
出版者
日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, pp.332-336, 1983-12-30
被引用文献数
7
著者
北村 高一 北端 琢也 松島 聡
出版者
The Japan Society of Plasma Science and Nuclear Fusion Research
雑誌
プラズマ・核融合学会誌 = Journal of plasma and fusion research (ISSN:09187928)
巻号頁・発行日
vol.78, no.12, pp.1313-1318, 2002-12-25
被引用文献数
1 1

Tritium is generated mainly from the activation of the heavy water moderator at Fugen. Its control is a key issue for heavy water handling technologies there. This paper describes the equipment considerations, methods of tritium monitoring, radiation work control, gaseous/liquid emission control, and personnel dose management for tritium that were developed and improved through the more than two decades of operation of the Fugen Nuclear Power Station.
著者
高橋 理喜男 大沢 孝也 赤土 攻 菅原 岩雄
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.14-18, 1968-12-29

1.植物に対する大気汚染の影響を調査する一方法として、1966年に大阪地方の樹木の葉中硫黄音量と大気中のSO_2濃度との関係を調べた。2.調査地点として大阪市内に7ケ所、市外に5ケ所を選定し、各地点でサクラ、イチョウ、サンゴジュ、クス、クロマツの葉を5月、9月の2回(サンゴジュでは12月を加えて3回)にわたつて採集し、葉中硫黄含量を測定した。3.時間の経過につれて、各樹種とも葉中に硫黄が蓄積されたが、そのていどは大阪市内(大気汚染地区)の方が市外よりも著しかつた。4.調査地域を大阪市内、大阪市外とに分けて、それぞれの葉中硫黄含量の平均値を比較すると、どの樹種についても、前者の方が高かつた。5.大阪市内で、とくにSO_2濃度の高いと思われる地点の葉中硫黄含量は著しく高く「津守処理場」ではイチョウ(9月)が1.5%をこえた。しかし汚染度が低い郊外地、たとえば河内長野市では、すべての長種について低い値を記録した。6.以上の結果から、葉中硫黄含量は大気中のSO_2濃度とかなり密接な関連があるものと考えられる。また大気汚染度の高い大阪市内などでは、SO_2を主体とする大気汚染による植物の生育障害に注意する必要があると思われる。
著者
林 健太郎 橋本 学 鷲見 和彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.84, no.8, pp.1762-1771, 2001-08-01
被引用文献数
19

本論文では照明変化の多い半屋外環境下で,着座した人物の顔方向を単眼視により推定するために,顔上の特徴点を追跡する手法を提案する.本追跡手法では分離度フィルタ及び更新型テンプレートマッチの両方を用いて,それらのマッチ位置を重み付け統合する.この重み付けパラメータを適切に設定することにより頑健で高精度な追跡を実現できることを示す.更に,本追跡手法を用いて顔上の目と鼻の位置を追跡し,顔の3次元方向を推定するリアルタイムシステムの構成を示す.本システムを用いて正面から50度以上の横向き顔を検出した結果,87%の検出率を達成した.
著者
新舎 隆夫 塩田 博行 金山 賢一郎 春名 宏一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.230-237, 1980-05-15

端末がインテリジェント化するにつれて 各種の端末群を集中的に作御 管理するTCE (Terminal Control Equipment)のソフトウェアは一層大規模化 複雑化してきた.本論文では 専用端末固有の業務処理を行うOP(Operation Program)の生産性向上方法を論じる.最初に OPの制御モデルを作成しOPの制御と処理を明確にする.次に (1)制御と処理の分離 (2)システム規模に対する拡張性 (3)モジュール化の促進 (4)システム固有な制御情報の識別の4つの標準制御構造の基本条件の視点からOPを構造化する.最後に これらの条件を満たすトランザクション処理プログラムヘの1構造的アプローチ SATC(Structured Analysis for Transaction Control)を提案する.SATCは1種のより実用的で強力な決定表プログラムであり 3階層の標準制御構造とこれに裏付けられた機能設計の基本手順を与える.SATCは トランザクション処理プログラムの機能設計と基本設計を単純化 形式化するので このプログラムの標準設計手段であると考えられる.最も代表的な専用端末である銀行の窓口装置にSATCを適用した結果 SATCはプロトタイプシステム開発時と比較して トランザクション処理プログラムの全体開発工数を少なくとも約15%削減可能であることが判明した.
著者
平子 賢一 藤田 広志 原 武史 遠藤 登喜子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.78, no.9, pp.1334-1345, 1995-09-25
被引用文献数
52

乳房X線写真上で,乳癌との相関が非常に高い微小石灰化陰影を検出するための「3重リングフィルタ」を用いた新しい手法を提案する.微小石灰化像周辺は,その濃度値が中心に向かってほぼ一定に落ち込むような「円すい形」構造のパターンをもつものと近似できる.よって,3重リングフィルタは,自動抽出された乳房領域における濃度こう配情報を特徴量に変換し,微小石灰化像と類似したパターンをもつ領域を抽出(検出)するものである.本論文では,3重リングフィルタの原理を説明すると共に,その効果を検証するために,人工的に作成した模擬パターンを使用したシミュレーションを行った.その結果,悪性石灰化像のように形状が不整である検出対象にも適応できることを確認した.また,臨床データ102例を対象として解析実験を行った結果,その診断性能は真陽性率が90.3%であり,このとき画像1枚当りの偽陽性数は0.83個であった.更に本検出法が,従来法で問題となっていた背景トレンドの影響を受けにくく,検出性能が向上している点を確認した.以上の総合的な検討結果より,新しく提案した手法が微小石灰化検出のために有効であることが明らかとなった.
著者
大竹 英俊 野中 涼代 澤田 淑子 萩原 義秀 萩原 秀昭 久保田 和彦
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
藥學雜誌 (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.105, no.11, pp.1052-1057, 1985-11-25
被引用文献数
4

Hypocholesterolemic effects of green juice from young barley leaves were investigated on hypercholesterolemia in rats fed on a high cholesterol diet (HCD). The n-hexane extract from a water insoluble fraction of green juice showed hypocholesterolemic activity. At least two substances responsible for the hypocholesterolemic effects were isolated from the n-hexane extract and purified by silica gel chromatography. One of them was β-sitosterol, and the other n-hexacosyl alcohol which was a saturated higher alcohol having a molecular weight of 382. In the rats fed on HCD added with n-hexacosyl alcohol at a concentration of 1%, the plasma cholesterol level was hardly lowered on day 3 but markedly on day 9. In a similar experiment, β-sitosterol markedly lowered the plasma cholesterol level of rats on both day 3 and day 9. Through these experiments, we found that barley leaves contained hypocholesterolemic substances, and that two compounds such as β-sitosterol and n-hexacosyl alcohol were responsible for the hypocholesterolemic activity.
著者
五味 和洋 西 宏之 小島 順治
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.33, pp.1543-1544, 1986-10-01

人間が、特別な知識や慣れを必要とせずに機械と音声による対話を行えるようにすることは、音声情報処理の研究における主要な目標の一つである。このため、従来から多くの研究が行われているが、十分な認識語数・認識率を達成することの困難さから、実用的なシステムの実現にはまだ至っていない。一方、着信直後の電話応対や閉店時の受付業務等においては、対話が一定のパターンで遷移していくことが多いので、相手音声を一言一句理解できなくても、直前の対話遷移から相手の発言内容を推定することができると考えられる。本稿では、電話着信直後の対話内容遷移を統計的に分析し、その結果を知識として利用することによって相手の発言内容を推定し自然な応対を行う対話処理について報告する。