著者
岡 慎一
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.104, no.9, pp.1885-1889, 2015-09-10 (Released:2016-09-10)
参考文献数
4
著者
牧野 友耶
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.75, no.9, pp.587-589, 2020-09-05 (Released:2020-11-18)

ラ・トッカータ南極点の研究を支えるウィンターオーバー
著者
Asuka Ito Hideyuki Nushida Hiromitsu Kurata Hitomi Umemoto Hirofumi Iseki Itsuo Tokunaga Akiyoshi Nishimura
出版者
The University of Tokushima Faculty of Medicine
雑誌
The Journal of Medical Investigation (ISSN:13431420)
巻号頁・発行日
vol.70, no.1.2, pp.290-293, 2023 (Released:2023-05-11)
参考文献数
29

Complete decapitation due to suicide by hanging is rare. We report the case of a decapitated man who was found in the sea near an estuary. A polyethylene rope was tied to the handrail of the bridge across a strait near the site of the body. The rope was 12 mm in diameter and 19 m in length from the handrail. It ended with a slip knot noose, and skin and mustache-like hair fragments were attached to it. The decapitated head was not found. The deceased weighed 82 kg and was 152 cm long without the head. The autopsy revealed coarse abrasions and intramuscular hemorrhage around the severed edge. The third cervical spine was not fractured. We reviewed the literature and suggested the conditions of body weight, fall height, rope diameter, and number of rolls in cases of decapitation by hanging. We calculated the hanging decapitation index (HDI) as the fall height (m) multiplied by the body weight (kg), divided by the rope diameter (mm), divided by the number of rolls ; and discussed the differences between complete and incomplete decapitation cases. J. Med. Invest. 70 : 290-293, February, 2023
著者
関 伸一
出版者
特定非営利活動法人バードリサーチ
雑誌
Bird Research (ISSN:18801587)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.A35-A48, 2012 (Released:2013-01-17)
参考文献数
17

トカラ列島の3つの無人島(臥蛇島,上ノ根島,横当島)に上陸して直接観察を行なうとともに,森林内に自動記録装置(赤外線センサー式自動撮影カメラとタイマー機能付録音機)を1年以上にわたり設置して鳥類相を調査した.3島で記録された種数はそれぞれ40 種,30 種,28 種であったが,繁殖の可能性が示唆された種は 13 種,9種,8種であった.直接観察でのみ記録されたのは海鳥類やサギ科など森林を利用することが稀な種であった.また,いずれの島でも自動記録装置でのみ記録された種が約3分の1を占め,渡りの途中で一時的に滞在したり,越冬したりする渡り鳥で,上陸調査の実施可能な時期には観察しにくい種が多く含まれた.森林性で繁殖していると推測された種は複数の手法で共通して記録されることが多かったが,繁殖の可能性を判断する根拠となったのは主に録音機による繁殖期の連続的なさえずりの記録であった.自動記録装置は,動作安定性に課題が残されてはいるが,遠隔地では非常に効果的な調査手法であることが明らかになった.
著者
水田 泰徳
出版者
兵庫県立農林水産技術総合センター
雑誌
兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告 農業編 (ISSN:13477722)
巻号頁・発行日
no.55, pp.5-9, 2007-03

主幹形に仕立てたモモに対する環状はく皮処理が生育や果実品質に及ぼす影響を検討した.1.主幹部に対する幅5mmの環状はく皮処理により,処理後の新梢生長が抑制され,果実の糖度が高まった.しかし,鋸による付傷処理(幅2mm)の新梢発生抑制効果や品質向上効果は環状はく皮処理と比べて劣った.2.収穫45日前の環状はく皮処理と比べて,収穫30および15日前処理で新梢発生抑制効果や品質向上効果が高かった.また,収穫45日前および30日前処理は生理落果が増加する傾向がみられた.
著者
森口 一志 矢野 隆 新開 志帆
出版者
愛媛県立果樹試験場
雑誌
愛媛県立果樹試験場研究報告 = Bulletin of Ehime Fruit Tree Experiment Station (ISSN:03892867)
巻号頁・発行日
no.15, pp.55-65, 2002-03

キウイフルーツの主幹部への環状はく皮処理について、処理時期、連年処理による果実肥大、果実品質、新梢伸長、翌年の発芽率・着花量等について調査した。なお、処理は幅1cmの環状はく皮を7日毎に4回おこなった。 1)果実の伸長量は、7月中下旬を中心に処理した区で優れ、連年処理によりさらに顕著になった。 2)果実の重量別階級構成比でのL果以上の割合は環状はく皮処理区が対照区に比べ高く、早いほど大果であった。また、連年処理により肥大効果は顕著に現れた。 3)果実品質のうちBrixは収穫果、追熟果ともはく皮処理樹で高く、処理時期が遅いほど高い傾向が見られた。 4)単年処理・連年処理とも処理翌年の発芽率、母枝当りの花数、結果枝当りの花数には差は認められず、着花数では1m2あたり100花以上確保できた。処理翌年の新梢の初期伸長は処理区で劣った。 5)根のデンプン含量は、連年処理樹の8月、9月で無処理に比べ低くなったが、その後休眠期までにある程度まで回復した。 6)環状はく皮による果実の追熟性・貯蔵性は対照区と差は認められなかった。
著者
浅野 浩之 金澤 好一 小野里 光 鶴渕 恒雄 綿貫 邦男
出版者
群馬県林業試験場
雑誌
研究報告 (ISSN:09186115)
巻号頁・発行日
no.14, pp.1-9, 2009-04

巻き枯らし間伐の現地適応化の可能性について調査研究を行ったところ、その結果は以下のとおりである。1.ヒノキの巻枯らし施工は、樹皮剥ぎが容易なものと困難なものがある。2.ヒノキは巻枯らし処理後24カ月経過すると、大部分の個体で赤褐色化した針葉が落葉し、樹冠に着葉のない状態になる。3.ヒノキの巻枯らし処理木の含水率は、処理後19カ月経過時に、地際部をのぞき20%〜25%にある。4.ヒノキの巻枯らし間伐の樹皮剥離は、木部(辺材部)を直接外気に曝すことにより、機能の高い辺材外周部の仮道管にキャビテーションによる通導障害を発生させ、その結果、処理木が枯死に至るものと考えられる。5.剥皮処理後4年経過したヒノキを伐倒したところ、5本中4本にかかり木が発生し、うち3本は倒伏するために牽引具による牽引が必要で、牽引時に樹幹中間付近に幹折れが発生した。同様に通常木を巻枯らし木にかかり木にし、牽引したところ、巻枯らし木に幹折れが発生した。6.スギの巻枯らし間伐において、早期に間伐効果を得るためには、環状剥離幅を考慮する必要がある。
著者
水田 泰徳
出版者
兵庫県立農林水産技術総合センター
巻号頁・発行日
no.55, pp.5-9, 2007 (Released:2011-02-01)

主幹形に仕立てたモモに対する環状はく皮処理が生育や果実品質に及ぼす影響を検討した.1.主幹部に対する幅5mmの環状はく皮処理により,処理後の新梢生長が抑制され,果実の糖度が高まった.しかし,鋸による付傷処理(幅2mm)の新梢発生抑制効果や品質向上効果は環状はく皮処理と比べて劣った.2.収穫45日前の環状はく皮処理と比べて,収穫30および15日前処理で新梢発生抑制効果や品質向上効果が高かった.また,収穫45日前および30日前処理は生理落果が増加する傾向がみられた.
著者
森口 一志 矢野 隆 新開 志帆
出版者
愛媛県立果樹試験場
巻号頁・発行日
no.15, pp.55-65, 2002 (Released:2011-03-05)

キウイフルーツの主幹部への環状はく皮処理について、処理時期、連年処理による果実肥大、果実品質、新梢伸長、翌年の発芽率・着花量等について調査した。なお、処理は幅1cmの環状はく皮を7日毎に4回おこなった。 1)果実の伸長量は、7月中下旬を中心に処理した区で優れ、連年処理によりさらに顕著になった。 2)果実の重量別階級構成比でのL果以上の割合は環状はく皮処理区が対照区に比べ高く、早いほど大果であった。また、連年処理により肥大効果は顕著に現れた。 3)果実品質のうちBrixは収穫果、追熟果ともはく皮処理樹で高く、処理時期が遅いほど高い傾向が見られた。 4)単年処理・連年処理とも処理翌年の発芽率、母枝当りの花数、結果枝当りの花数には差は認められず、着花数では1m2あたり100花以上確保できた。処理翌年の新梢の初期伸長は処理区で劣った。 5)根のデンプン含量は、連年処理樹の8月、9月で無処理に比べ低くなったが、その後休眠期までにある程度まで回復した。 6)環状はく皮による果実の追熟性・貯蔵性は対照区と差は認められなかった。
著者
浅野 浩之 金澤 好一 小野里 光 鶴渕 恒雄 綿貫 邦男
出版者
群馬県林業試験場
巻号頁・発行日
no.14, pp.1-9, 2009 (Released:2011-07-26)

巻き枯らし間伐の現地適応化の可能性について調査研究を行ったところ、その結果は以下のとおりである。1.ヒノキの巻枯らし施工は、樹皮剥ぎが容易なものと困難なものがある。2.ヒノキは巻枯らし処理後24カ月経過すると、大部分の個体で赤褐色化した針葉が落葉し、樹冠に着葉のない状態になる。3.ヒノキの巻枯らし処理木の含水率は、処理後19カ月経過時に、地際部をのぞき20%〜25%にある。4.ヒノキの巻枯らし間伐の樹皮剥離は、木部(辺材部)を直接外気に曝すことにより、機能の高い辺材外周部の仮道管にキャビテーションによる通導障害を発生させ、その結果、処理木が枯死に至るものと考えられる。5.剥皮処理後4年経過したヒノキを伐倒したところ、5本中4本にかかり木が発生し、うち3本は倒伏するために牽引具による牽引が必要で、牽引時に樹幹中間付近に幹折れが発生した。同様に通常木を巻枯らし木にかかり木にし、牽引したところ、巻枯らし木に幹折れが発生した。6.スギの巻枯らし間伐において、早期に間伐効果を得るためには、環状剥離幅を考慮する必要がある。