著者

伊藤一隆 著

出版者

世界文庫刊行会

巻号頁・発行日

vol.上 (遊戯篇), 1927

著者

イーター生 神保 孝太郎

出版者

財団法人 日本消化器病学会

雑誌

日本消化機病学会雑誌 (ISSN:04466586)

巻号頁・発行日

vol.20, no.5, pp.280-282, 1921-09-30 (Released:2011-06-17)

著者

今野 直人 小川 家資

雑誌

帝京科学大学紀要 = Bulletin of Teikyo University of Science (ISSN:18800580)

巻号頁・発行日

vol.13, pp.145-151, 2017-03-31

著者

谷江 和雄 福田 敏男

出版者

公益社団法人 精密工学会

雑誌

精密工学会誌 (ISSN:09120289)

巻号頁・発行日

vol.55, no.7, pp.1189-1193, 1989-07-05 (Released:2009-10-08)

参考文献数

5

被引用文献数

2

出版者

栃木県

巻号頁・発行日

vol.明治8年, 1876

著者

中野 等

出版者

日本古文書学会 ; 1968-

雑誌

古文書研究 = The Japanese journal of diplomatics (ISSN:03862429)

巻号頁・発行日

no.89, pp.55-72, 2020-06

著者

桑原 明大 松葉 成生 井上 幹生 畑 啓生

出版者

一般社団法人 日本生態学会

雑誌

保全生態学研究 (ISSN:13424327)

巻号頁・発行日

vol.22, no.1, pp.91-103, 2017 (Released:2018-04-01)

参考文献数

49

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愛媛県松山平野には、イシガイ、マツカサガイ、ヌマガイ及びタガイの4種のイシガイ科貝類が生息しており、愛媛県のレッドリストでイシガイとマツカサガイはそれぞれ絶滅危惧I類とII類に、ヌマガイとタガイは準絶滅危惧に指定され、減少が危惧されている。これらの二枚貝は絶滅危惧IA類であるヤリタナゴの産卵床でもあり、その保全が重要である。本研究では、松山平野の小河川と湧水池において、イシガイ類の分布と生息環境の調査を行い、過去の分布との比較を行った。また、マツカサガイの殻長のサイズ分布、雌成貝によるグロキディウム幼生の保育、幼生の宿主魚への寄生の有無を調べた。マツカサガイは小河川の流程およそ3.3 km内の15地点で確認され、その生息密度は最大で2.7個体/m2であった。イシガイは小河川の2地点のみで、最大生息密度0.05個体/m2でみられ、ヌマガイとタガイを合わせたドブガイ類も1地点のみ、生息密度0.02個体/m2で確認された。いずれのイシガイ類も、1988-1991年の調査時には国近川水系に広く分布し、最大生息密度は、マツカサガイで58個体/m2、イシガイで92個体/m2、ドブガイ類で5個体/m2であり、この25年間に生息域と個体群サイズを縮小させていた。また、マツカサガイの在不在に関与する要因を予測した分類木分析の結果、マツカサガイの分布は河口に最も近い堰堤の下流側に制限され、砂泥に占める砂割合が38.8%より大きい場所で多く見られるという結果が得られた。このことから、堰堤が宿主魚の遡上を制限することによりマツカサガイの上流への分散が阻害されていること、マツカサガイは砂を多く含む砂泥を選好していることが示唆された。また、殻長51.5 mm未満の若齢個体にあたるマツカサガイは全く見つからなかった。一方、雌成貝は4-8月にかけ最大87.5%の個体が幼生保育しており、5-9月にかけ、グロキディウム幼生が主にシマヨシノボリに多く寄生していることが確認された。したがって、このマツカサガイ個体群では再生産がおよそ10年間にわたって阻害されており、その阻害要因は稚貝の定着、または生存にあることが示唆された。以上のことから、松山平野では、イシガイ個体群は絶滅寸前であり、マツカサガイ個体群もこのまま新規加入が生じなければ急速に絶滅に向かう恐れがあることがわかり、これらの保全が急務であることが示された。

著者

永井 晴康 寺田 宏明 茅野 政道

出版者

社団法人日本気象学会

雑誌

天気 (ISSN:05460921)

巻号頁・発行日

vol.48, no.4, pp.227-230, 2001-04-30

参考文献数

2

被引用文献数

8

著者

古賀 佳樹 山本 竜也 川島 大輔

出版者

日本パーソナリティ心理学会

雑誌

パーソナリティ研究 (ISSN:13488406)

巻号頁・発行日

vol.29, no.1, pp.31-33, 2020-06-16 (Released:2020-06-16)

参考文献数

8

被引用文献数

2

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This study aimed to examine the effects of anhedonia and behavioral activation on game addiction. A sample of 248 game players completed a questionnaire that collected information regarding game addiction, anhedonia, and behavioral activation. The results of the causal mediation analysis showed that behavioral activation did not directly affect game addiction but, instead, had an indirect effect: anhedonia mediated the relationship between behavioral activation and game addiction. This finding suggests that behavioral activation could be one of the effective intervention strategies for compulsive game players with anhedonia.

著者

中央公論社 [編]

出版者

中央公論社

巻号頁・発行日

vol.復刊8(1), no.26, 1991-03

著者

赤松 英雄

出版者

気象庁気象研究所

雑誌

Papers in Meteorology and Geophysics (ISSN:0031126X)

巻号頁・発行日

vol.33, no.2, pp.95-115, 1982 (Released:2007-03-09)

参考文献数

10

被引用文献数

16 18

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長崎港におけるセイシュ (あびき) について統計的に処理し、つぎのような結果を得た。3月が最多発生月であり、年間の発生数は年によりかなり変動がある。また、振幅別発生回数は40∼60cmのものがきわめて多い。「あびき」の継続時間は最大振幅が発生したのち3~4時間後には振幅は1/2~1/3に減少する傾向がある。「あびき」の週期は35分前後のものが多く、長崎港の固有振動の基本モードの周期に一致する。 つぎに1979年3月31日に発生した巨大「あびき」について、その実況を検潮記録から求め、最大振幅が278cmであった事を示した。グリーンの法則から湾口に到達した第一波の波高は約20cmと推算した。また、過去の増幅係数から湾奥の最大振幅は467cmと推算した。 「あびき」による被害について、もっとも典型的なものを2例述べた。 さらに、「あびき」の振動分析から、35~36分、63~67分、17~19分の周期のパワーが大きく、そして今回の「あびき」発生の引き金になった気圧急昇について、各地の気圧記録、高層気象観測資料、ひまわりの可視画像、及び気象レーダー資料から分析した結果、局地的な寒気の流入によるものであった事を示した。 長崎港の振動特性を知るためには数値実験を行い、湾内15点の潮位変動には、35分、20分及び10分の周期の振動が存在し、それぞれの周期は湾の基本振動 (単節)、2節、及び3節振動であることを示した。 これらは、日比谷、梶浦 (1981) の数値実験から得られた結果とほぼ合致し、巨大「あびき」は長崎港内で効果的に増幅された結果によるものであることを述べた。

著者

松本 定

出版者

信州大学農学部

雑誌

信州大学農学部紀要 (ISSN:05830621)

巻号頁・発行日

vol.45, no.1, pp.55-65, 2009-03

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ブータンのシダ植物誌のため、2005年2月27日から6日間、西ブータンを中心に3ヶ所158点、および2007年3月28日から7日間、東ブータンを中心に135点収集した。また東京大学調査隊(1967年)標本585点の再同定を行い、チェックリスト作成中である。この過程でテンリュウヌリトラノオAspleium shimuraeとクマヤブソテツCyrtomium microindusiumを見出し、ブータン新産であった。これらはそれぞれ近縁種のヌリトラノオAsplenium normaleとヒロハヤブソテツCyrtomium macropyllumと混同されていた。また単葉の変わったシダAsplenium delavayiもブータン初記録であった。植物民俗学的知見として、食用によく知られるランダイワラビPteridium revolutumやクワレシダDiplazium esculentumだけでなく、オニヒカゲワラビに近縁なD. maximaやオオイシカグマMicrolepia speluncaeまたはそれらの近縁種が多量に利用されていた。これらは牛など家畜に食べられずに小規模であるが放牧地植生として発達し、特にランダイワラビやイシカグマの仲間は渋みや苦味が強く熱処理料理で食用にされている。また東ブータンにおいてミズスギLycopodium cernuumを使った大臣訪問休憩所の緑門(歓迎門)に出会い、近縁のヒカゲノカズラを含めた、東アジアに広く分布する装飾文化をブータンでも見出した。

著者

田村 隆 折茂 克哉 高山 みさと

出版者

東京大学

雑誌

基盤研究(C)

巻号頁・発行日

2017-04-01

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東京大学駒場図書館所蔵の狩野亨吉文書の書簡に関するデータ入力を約半数終了した。手紙内容の分析により、例えば旧制一高医学部の千葉大学移管にへの関与など、これまで知られてこなかった教育分野における狩野の功績などが徐々に明らかになってきている。また、東北大学や九州大学に所蔵される狩野文庫の多くの書物は、蔵書家としての狩野亨吉の姿を証するが、一方で駒場図書館の狩野亨吉文書からは、上述のように旧制高等学校もしくは京都帝国大学の教員としての狩野亨吉の姿が浮かび上がる。狩野は入学式の祝辞等のメモも几帳面に保存しており、研究メンバーはそれぞれの問題関心にしたがって特に一高校長時代の狩野亨吉について研究を進めてきた。また、昨年度は狩野亨吉の故郷である秋田県大館市で碑文調査および博物館の方々との意見交換や資料蒐集などを行い、知見を深めた。

著者

松岡 岳洋 清水 克哉 平尾 直久 大石 泰生 佐々木 重雄

出版者

日本高圧力学会

雑誌

高圧力の科学と技術 (ISSN:0917639X)

巻号頁・発行日

vol.28, no.4, pp.268-280, 2018 (Released:2018-12-28)

参考文献数

104

被引用文献数

1

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In this article, recent advances in the experimental searching are reviewed. To date, there have been several tens of theoretical papers that predict the superconductivity of hydrides. On the other hand, there have been a few publications about experimental observations of the superconductivity despite the huge efforts in exploration. In this review, we introduce the ideas on how to approach to high critical temperature by hydrides, and the current achievements by experiments are summarized.

著者

DeokJu Kim MiLim Cho YunHee Park YeongAe Yang

出版者

The Society of Physical Therapy Science

雑誌

Journal of Physical Therapy Science (ISSN:09155287)

巻号頁・発行日

vol.27, no.6, pp.1791-1794, 2015 (Released:2015-06-30)

参考文献数

16

被引用文献数

23 64

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[Purpose] The present study investigated the effect of an exercise program for posture correction on musculoskeletal pain. [Subjects] Between September 2, 2013 and November 3, 2013, an exercise program was performed in 88 students from S University in K city (male students, n = 34; female students, n = 54). [Methods] The exercise program for posture correction was performed for 20 minutes per session, 3 times a week for 8 weeks. Pain levels were measured using a pain scale, and pain levels before and after the exercise program were compared. [Results] Overall, pain levels of the participants were lower after the exercise program than before the program, and significant differences in pain levels were noted in the shoulders, middle back, and lower back. [Conclusion] In conclusion, shoulder pain, mid back pain, and low back pain were relieved with the exercise program for posture correction. Therefore, the findings of this study can be used to improve the work efficiency of students as well as people engaged in sedentary work.

著者

河野 康治

出版者

日本建築学会

雑誌

日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)

巻号頁・発行日

vol.81, no.726, pp.1705-1713, 2016 (Released:2016-08-30)

参考文献数

68

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This study is aimed to clarify what kind of thought does Naoki have as the engineer of urban planning in Osaka city. Naoki had been worked for seven years for Osaka city, and it seems that he had given the significant impact on making the framework of the “Great Osaka” On the influence of the First World War, Osaka city faced rapid increase of urban population and needed to plan the development of urban functions. In April of 1917, urban improvement plan committee had been installed in Osaka city for the survey and design to create the improvement plan of Osaka city. In 1918, city development division had been installed in Osaka city and Naoki became the director. After Osaka city had changed the division from the city development division to the urban planning division, Naoki had become the director of that division. As the engineering leader in Osaka city, he promoted the urban planning projects such as city development project, urban planning project and the land readjustment project. Naoki had always minded the dangers of falling into idealism through the projects. He prefer realistic plan to ideal plan as the engineer. He had been believed that it was important to make the plan on the view of the geographical conditions and social conditions of the land. And he had also believed that the awareness of citizens was crucial for the implement of the plan. During planning the boundary line of Great Osaka in the suburbs, he thought that it is important to make not the “surgical” based urban planning but the “preventive” based urban planning as “creative urban planning”. His western visit for survey from 1920.1 to 1921.4 had realized him that western cities had been made it a priority to the development of suburbs than the improvement of old cities. On the contrary, Japanese cities had been promoted preferentially by the latter method than the former method. He had been believed that the land readjustment project was the best method for the implementation of Great Osaka which was the expansion planning of Osaka city. He had been contributed to make the plan of Great Osaka with his faith as the engineer. From this study, it became cleared that his faith and how he had been contributed to make the plan of Great Osaka. In addition, it also became cleared that he grasp the “Garden City” thought positively from his experience of visit the garden city in UK, however he had estimated that it had not been realistic method for Osaka city without any change.

著者

木村 一裕 清水 浩志郎 三浦 大和

出版者

Japan Society of Civil Engineers

雑誌

土木計画学研究・論文集 (ISSN:09134034)

巻号頁・発行日

vol.23, pp.389-397, 2006-09-30 (Released:2010-06-04)

参考文献数

38

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近年、歴史的遺産や町並みに対する関心の高まりから、都市の歴史と文化の重要性が徐々に認識されるようになった。現在の都市のありようはこれまでの歴史の積み重ねによって形作られたものであり、今後のまちづくりを考える際にも都市の歴史を理解したうえで、継承し、展開することが重要であると考えられる。本研究は、文献調査によって、近世秋田の都市の構造とその形成過程を歴史的な視点から把握することを目的とする。研究の結果、秋田市は防御、景観および経済活動の面からコントロールされ、計画的に形作られていた。また、経済、娯楽、まちづくりなどそこに住む人々の活動とともに都市の構造は徐々に変化していったことがわかった。

著者

片山 友幸

出版者

一般社団法人電子情報通信学会

雑誌

電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)

巻号頁・発行日

vol.92, no.4, pp.276-280, 2009-04-01

被引用文献数

6

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安心安全のための位置情報取得及び車や歩行者の経路案内など,GPS(Global Positioning System)を利用した携帯電話サービスが急速に普及している.このGPS信号は,複数の地球周回衛星から送信されており,地下街などの遮へい空間では利用できない.GPSの高度有効利用には受信可能エリアのシームレス化が不可欠であり,これを可能にする方法の一つとして提案されているリピータ方式による実用化検証実験を行ったので紹介する.

著者

古田 元夫

出版者

東京大学教養学部歴史学研究室

雑誌

歴史学研究報告 (ISSN:0493430X)

巻号頁・発行日

no.22, pp.p125-160, 1994-03

著者

会田 信行

出版者

地学団体研究会

雑誌

地球科學 (ISSN:03666611)

巻号頁・発行日

vol.58, no.3, pp.191-194, 2004-05-25