著者
小嶺 忠敏
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1383, pp.153-156, 2007-03-19

「全国高校サッカー選手権大会(高校選手権)」は、新春の風物詩として、試合やテレビ中継をご覧になっている方も多いでしょう。高校サッカーの主要大会の中でも、全国の高校のサッカー部の選手が日本一奪取を夢見る、特に重要な大会になっています。
著者
ブランカ ヴィツトーレ 池田 廉
出版者
イタリア学会
雑誌
イタリア学会誌 (ISSN:03872947)
巻号頁・発行日
no.6, pp.6-33, 1957-12-30

E una traduzione importante del noto articolo del Prof.Vittore Branca, che e incluso nel capitolo 3 del "Boccaccio medievale" (Firenze, Sansoni 1953). Siccome il valore dell' articolo e di gia ammesso e riconosciuto fra gli studiosi non e necessario che qui stiamo ripeterlo di nuovo. Vittore Branca, che e oggi tra i piu autorevoli studiosi del Boccaccio, riesce a presentare e leggere il Decameron in un tono nuovo e suggestivo : come una vasta e multiforme epopea dell'autunno del medioevo in Italia, come la "summa", o meglio il punto d'arrivo, della piu splendida narrativa europea nell'eta di mezzo. L'articolo, che per la prima volta si presenta agli studiosi di cose italiane in Giappone attraverso la piu fedele e riuscita traduzione, contribuera senza dubbio agli studi sul Boccaccio nel nostro paese.
著者
高橋 豪仁
出版者
日本スポーツ社会学会
雑誌
スポーツ社会学研究 (ISSN:09192751)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.60-72,128, 2000
被引用文献数
1

1998年7月4日に実施したオリックス・ブルーウェーブのホームゲーム観戦者を対象としたアンケート調査によると, 被害を受けた人の9割以上が1995年の震災の年に, オリックスの優勝によって勇気づけられたと回答した。この集合的記憶の形成には, メディアの果たす役割が大きいのではないかという問題意識の下に, 1995年と1996年の神戸新聞において, オリックスの躍進・優勝と震災に関して, どのような「物語」がどのような形態で掲載されているかを, メディア・テキストが受け手によって積極的に読解されるという見方に基づいて検討した。そして, この物語が被災経験を有するひとりのオリックスファン (Kさん) の個人的経験の中でどのように受けとめられているかを明らかにした。主要な結果は以下の通りである。(1) 社説などにおいて,「被災地の試練」→「オリックスの躍進と被災地復興との重なり」→「優勝による被災地への勇気・元気」→「ありがとう」→「復興への希望」というモチーフが見出された。(2) 優勝を伝える記事において, ファンや著名人のコメントを載せる記事の構成が見られ, このことによって, 読者がオリックスの優勝に対してどのように反応すればよいかを読者に例示し, 優勝の意味づけの同意を構築することに役立つテキスト構成になっていることが推察された。(3) しかしながら, 面接調査によって, 被災経験をもつ献身的なオリックス・ファンであるKさんは, その物語と実際の生活との間にズレを感じていることが分かった。(4) メディア・テキストの受け手の側には, 自らの生活の延長線上において, テキストが積極的に読解され, 受け手の側で意味が補完・再構成される以上の能動性, すなわち, このメッセージを拒み, 跳ね返す程の能動性があることが推察された。
著者
佐藤 創
出版者
専修大学情報科学研究所
雑誌
専修大学情報科学研究所所報
巻号頁・発行日
no.76, pp.37-52, 2011-06
被引用文献数
2

QR コード(Quick Response code)は部品管理のための2次元バーコードとして開発され, カメラ付き携帯電話と結合したことによって急速に普及しました。QR コードには短縮リード・ソロモン符号による誤り訂正機能が活用されています。自らプログラムを書けるほどにその符号化・復号アルゴリズムを理解するためには, 符号理論の本を読むのが常道ですが, それはなかなか難しいことです。ここではベクトルや行列などを学習した学生が読解できるような自己完結的な解説を試み,「なぜ未知の誤りの訂正ができるのか」という基本的な問いに丁寧に答えることにしました。このテーマは「線形代数」の格好の教材であると思っています。
著者
佐藤 創
出版者
専修大学情報科学研究所
雑誌
専修大学情報科学研究所所報
巻号頁・発行日
no.76, pp.37-52, 2011-06
被引用文献数
2

QR コード(Quick Response code)は部品管理のための2次元バーコードとして開発され, カメラ付き携帯電話と結合したことによって急速に普及しました。QR コードには短縮リード・ソロモン符号による誤り訂正機能が活用されています。自らプログラムを書けるほどにその符号化・復号アルゴリズムを理解するためには, 符号理論の本を読むのが常道ですが, それはなかなか難しいことです。ここではベクトルや行列などを学習した学生が読解できるような自己完結的な解説を試み,「なぜ未知の誤りの訂正ができるのか」という基本的な問いに丁寧に答えることにしました。このテーマは「線形代数」の格好の教材であると思っています。
著者
松岡 清利
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.227, pp.21-26, 2012-09-27

近年,歩行ロボットのようなリズミックな運動をするロボットに対して,振動子を適用する例が数多く見られるようになった.基本的なスキームは,振動子がロボットを駆動する一方で,ロボットのなんらかの状態量が振動子にフィードバックされるというものである.これによって,振動子は制御対象の固有振動に同調することになり,エネルギー効率の高い駆動が実現される.そのような形で用いられる振動子モデルの中で,筆者が四半世紀前に提案した神経振動子モデル(松岡振動子)は現在最もよく知られているものであろう.本講演では,松岡振動子を用いたロボットの運動制御の様々な例を紹介し,またその特徴について述べる.
著者
亀山 修一 川端 伸一郎 豊田 邦男 川村 彰 笠原 篤
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集 = Proceedings of JSCE (ISSN:02897806)
巻号頁・発行日
no.742, pp.51-60, 2003-09-20
被引用文献数
1 1

1999年8月~2000年4月にかけて道東自動車道 (芽室I.C~池田I.C.) の縦断プロファイルを測定した. 特に, 2000年2~4月の期間中は測定を毎週実施し, 冬期間における国際ラフネス指数 (IRI) の変動について解析した. 切土の占める割合が大きいセグメントでは, IRIが冬季になると増加し, 春季になると減少する傾向が見られた. 推定された凍結深さが調査期間中に凍上性材料の路床に達したことに加え, 凍結指数の増加とともにIRIが増加し, 春になるとIRIが冬季前のレベルに回復する傾向が見られたことから, 凍上によって冬季の平坦性が悪化することが分かった. また, 冬季のIRIは, 盛土部や橋梁部よりも切土部において大きく増加し, 局所的に秋季の約5倍に達した.
著者
裵 泰秀
出版者
大阪大学
巻号頁・発行日
2013

14401甲第16276号
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.970, pp.67-70, 1998-12-14

2010年までにガソリン車の燃費を約23%向上させよ。10月上旬、政府が検討を始めた新しい燃費基準に対し、自動車業界が揺れている。 これまでは、もっぱらガソリン代を節約する手だてとして各社は低燃費化に取り組んできたが、地球温暖化による環境破壊を防ぐため、メーカーに課せられた義務になったからである。 昨年、京都で開かれた地球温暖化防止会議。
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.243, pp.78-83, 2013-07

小浜 耕己 今度ばかりは、檜山は上司に対して怒りを覚えた。仁科次長の胸倉(むなぐら)をつかんで締め上げてやれたら、どんなにすっきりするだろう。 今回檜山が担当しているプロジェクトは、ニッケイ物流の新しい社内融資システムで、パッケージを使って…
著者
武田 千佳子
出版者
法政大学
雑誌
日本文學誌要 (ISSN:02877872)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.122-123, 1996-07-13
著者
菊地 史倫 佐藤 拓
出版者
日本認知心理学会
雑誌
日本認知心理学会発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.135-135, 2010

日常的な葛藤場面において、嘘の内容(生起確率低の嘘・生起確率高の嘘)と嘘の露見(露見前・露見後)が弁解の効能の認知に与える影響を検討した。150人の大学生は、自分の遅刻理由を偽った弁解をするが最終的にその嘘が露見してしまう状況のシナリオを読んだ。そして、参加者は嘘露見前後に弁解を聞いたときの相手の怒り、弁解の効能(ゆるし・制裁行動)と信憑性について評定した。その結果、嘘露見前は嘘の内容に関わらず相手の怒りを低く、遅刻に対するゆるしを高く、制裁行動を低く評価した。その一方で、嘘露見後は嘘の内容に関わらず相手の怒りを高く、遅刻に対するゆるしを低く、制裁行動を高く評価した。また、嘘露見前は生起確率低の嘘よりも生起確率高の嘘の信憑性が高く評価されたが、嘘露見後は内容に関わらず信憑性が低く評価された。これらの結果から、嘘が弁解として機能するためには嘘が露見しないという前提が必要なことが示された。