著者
穐山 守夫
出版者
千葉商科大学
雑誌
千葉商大論叢 (ISSN:03854558)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.239-269, 2012-03
著者
三浦 洋
出版者
日本西洋古典学会
雑誌
西洋古典学研究 (ISSN:04479114)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.72-83, 1997

アリストテレスは『形而上学』Θ巻第6章(以下, Θ6)で様々な行為を「エネルゲイア(活動)」と「キーネーシス(運動)」に区別している.その一方の「ネルゲイア」とは,現在進行と完了が同時に成立する行為であり,「見る」がその典型例である(「見ている」と同時に「見てしまった」といえる).他方「キーネーシス」とは,一定の目的に向かう末完了的な過程を持つ行為であり,現在進行と完了が同時には成立しない.その典型例は「建築」である(「建築している」と同時に「建築してしまった」ということはない).この区別をめぐっては従来,他のテキストとの関連が注目される一方で,このような排他的区別の成立を根本的に疑う見解が研究者から示されてきた.とりわけ,アクリルが投げかけた疑問と,それを解消するべくペナーが提起した「二局面構造説」は,区別の成否を検討する上で重要な論点を提示している.本稿は,ぺナー説を批判的に検討しつつ,アクリルの疑問の発生源である「一つの現実態を構成する二つの項」をめぐる問題を解明し,疑問の解消を目指すものである.関連テキストにおけるアリストテレスの議論を検討することにより, 「エネルゲイア」と「キーネーシス」の区別が,単一の現実態,すなわち単一の事態について必然的に成立する区別であることを明らかにしたい.
著者
寺杣 雅人 五十嵐 景子 荻巣 健人 瀬島 紘久 中村 綾子
出版者
尾道市立大学芸術文化学部日本文学科
雑誌
尾道文学談話会会報 (ISSN:21852456)
巻号頁・発行日
no.4, pp.1-19, 2013-12-20

本頁(12頁)と次頁(13頁)に掲載されている「暗夜行路」草稿2の画像は閲覧できません。 本稿の広島県大学共同リポジトリへの登録は、著作権継承者である志賀道哉氏のご承諾を得ていますが、その他のよんどころない事由により、この部分の登録は差し控えざるをえなくなりました。あしからずご了承ください。 本稿の画像を含む全文を掲載した『尾道文学談話会会報』第4号を希望される方は、左記にお知らせ下さい。残部のあるかぎり、無償でおわけします。(送料着払い) 〒722-8506 尾道市久山田町1600番地2 尾道市立大学芸術文化学部 日本文学科研究室
著者
大塚 寿郎
出版者
上智大学英文学科
雑誌
英文学と英語学 (ISSN:02891050)
巻号頁・発行日
no.37, pp.45-58, 2000

渡部昇一教授退職記念号
著者
佐伯 圭吾 車谷 典男 岡本 康幸 奥地 一夫
出版者
奈良医学会
雑誌
Journal of Nara Medical Association (ISSN:13450069)
巻号頁・発行日
vol.61, no.5, pp.127-134, 2010-12-31

医療従事者が職場で経験する暴力被害は,精神的あるいは身体的に医療従事者に悪影響を及ぼし,医療の質を低下させる.医師が受ける暴力被害については,英国やオーストラリアのGeneralPractitionerや救急科医で調査されており,加害者側の危険因子としては飲酒や薬物中毒,精神疾患,被害者側の危険因子としては医療経験が短い,女性などが挙げられている.しかし,多くの調査は過去1年間の暴力被害の経験者割合を指標としており,その期間に繰り返し被害を受けた者のリスクが評価できていない.労働時間あたりの暴力被害発生率や発生率比を用いての危険因子の検討が今後の課題である.加えて,暴力による精神的被害としてPTSD症状やパーンアウト,職場満足度の低下が指摘されているが,妥当性が検証された質問票でそれらを定量化する研究が今後必要と考える.
著者
斉藤 理 渡部 史之
出版者
山口県立大学
雑誌
山口県立大学学術情報 (ISSN:21894825)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.41-54, 2017-02-28

There are many cultural assets in Yamaguchi prefecture at present, but much of them after the Edo Period aren't investigated sufficiently yet. Therefore it's necessary to investigate those cultural assets and know the contents to understand history in Yamaguchi prefecture and culture more deeply. Kinashi Seiichiro, from Yamaguchi prefecture, was a military personnel, an officer of a government and a politician from the late Edo Period to Meiji Period. This papen is the part of the research result of the cultural assets transmitted to offspring's house of him. The investigation is still continuing and through this analysis we could show some new historic interpretation of Mr. kinashi. We also expect that we can grow interest in preservation of the cultural assets in Yamaguchi prefecture through these investigations.
著者
鈴木 聡
出版者
日本農薬学会
雑誌
日本農薬学会誌 (ISSN:03851559)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.7-15, 1996-02-20
参考文献数
30
被引用文献数
3

東日本の9県において各試験場内で雨水を採取して, MEP, マラソン, ダイアジノン, BPMC, IBP, モリネート, シメトリン, ディルドリン, およびイソプロチオランの残留量を月ごとに1989年から1992年まで経年調査した.水田に散布される地上防除用農薬の雨水による年間降下量はモリネート>IBP>シメトリン(不検出)の順であり, 薬剤の蒸気圧とともに, 使用剤型の影響を受けていると推察された.モリネートは冬期にも検出され.環境中に長く残留していることが考えられた.MEPの雨水中の検出量は調査した各県とも年間20∿100μg/m^2であり, 地域による偏在性はみられなかった.その要因として, 各県での出荷量が多く, とくに乳剤, 粉剤の使用が多く, そして空中散布が実施されていること, 気相中の半減期が長いこと等が考えられた.環境中での半減期がきわめて短いマラソンとダイアジノンの検出量は年間10μg/m^2の場合が多かった.しかしBPMCは調査5県のうち3県で年間降下量が100μg/m^2を超え, イソプロチオランは栃木のみの調査結果だが300μg/m^2を超えており, 地上および空中散布の使用が多いためと考えられた.多くの農薬の検出量は夏期に多く, それぞれの使用時期に検出ピークが認められた.作物の適用範囲の広いMEP, マラソン, ダイアジノンはわずかだが, 冬期においても検出された.現在使用されていないディルドリンはまったく検出されなかった.農薬の降下量と県レベルの出荷量との関連性ははっきりしなかったが, 各農薬の使用時において濃度は低いがその検出量および検出時期がほぼ一致していたことから, 使用されている農薬の雨水への残留は散布地点周辺に限定され, 広域的な大気拡散は少ないと推定された.
著者
新井 皓士
出版者
一橋大学
雑誌
一橋論叢 (ISSN:00182818)
巻号頁・発行日
vol.125, no.3, pp.205-223, 2001-03-01
被引用文献数
2

論文タイプ||論説