著者
杉山 英子 中沢 ひとみ 中澤 公美 渋沢 明希子 高橋 実沙登 中村 真理子 永下 祐衣 前角 みちる 松本 秀樹 石尾 さゆり 小澤 里沙 横山 伸
出版者
長野県短期大学
雑誌
長野県短期大学紀要 = Journal of Nagano Prefectural College (ISSN:02861178)
巻号頁・発行日
vol.66, pp.13-17, 2011-12

The present study investigated the stereotypes of the ideal male and female face shapes depicted in Japanese comics (manga) and their influence on body image. General trends of face shapes in male and female figures (n=1381) were analyzed in manga published during 2006-2008. In manga for female readers, both males and females have a thinner cheek-jaw silhouette, while in manga for male readers, they have a natural cheek-jaw silhouette. Moreover, compared with females’ face shapes of males depicted in all the manga categories have more variation of face shape. Interestingly, males in manga stories for adult female readers are depicted with the highest frequency of thin cheek-jaw silhouette. The meaning of the thinner cheek-jaw silhouette in manga is discussed.
著者
杉山 英子 中沢 ひとみ 中澤 公美 渋沢 明希子 高橋 実沙登 中村 真理子 永下 祐衣 前角 みちる 松本 秀樹 石尾 さゆり 小澤 里沙 横山 伸
出版者
長野県短期大学
雑誌
長野県短期大学紀要 (ISSN:02861178)
巻号頁・発行日
no.66, pp.13-17, 2011
被引用文献数
1

The present study investigated the stereotypes of the ideal male and female face shapes depicted in Japanese comics (manga) and their influence on body image. General trends of face shapes in male and female figures (n=1381) were analyzed in manga published during 2006-2008. In manga for female readers, both males and females have a thinner cheek-jaw silhouette, while in manga for male readers, they have a natural cheek-jaw silhouette. Moreover, compared with females' face shapes of males depicted in all the manga categories have more variation of face shape. Interestingly, males in manga stories for adult female readers are depicted with the highest frequency of thin cheek-jaw silhouette. The meaning of the thinner cheek-jaw silhouette in manga is discussed.
著者
加藤 久和 杉浦 一孝 森際 康友 中村 真咲 楜沢 能生 松本 恒雄 小長谷 有紀 萩原 守 小長谷 有紀 萩原 守 楜澤 能生 松本 恒夫 蓑輪 靖博 大江 泰一郎 恒川 隆生 奥田 進一 中村 真咲 上村 明 鈴木 由紀夫 B.アマルサナー S.ナランゲレル J.アマルサナー SH.バットスフ
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2005

本研究では、モンゴル国における土地法制をめぐる諸問題を法社会学的な観点から研究することにより、モンゴル国の土地をめぐる紛争と環境破壊の防止に貢献することを目指した。日本国内で研究会・シンポジウムを開催するとともに、都市・牧地・定着過程にある牧地・農地・鉱山の5つの研究班による現地調査を実施し、その調査結果をモンゴル国で開催した研究成果報告会で報告した。この調査結果は高く評価され、モンゴル鉱物資源法改正のための参考資料としてモンゴル国会にも提出された。
著者
山岡 祥子 中村 真理
出版者
日本特殊教育学会
雑誌
特殊教育学研究 (ISSN:03873374)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.93-101, 2008-07-31
被引用文献数
1

本研究では、HFPDD児・者をもつ父母の障害の気づきと障害認識の相違を明らかにすることを目的とし、父母80組を対象に質問紙調査を行った。その結果、診断前後とも父母の障害の気づきと障害認識に有意な違いがあった。診断前、母親は父親よりも子どもの問題に幼児期早期から気づき深刻に悩んでおり、受診に対しても能動的であった。しかし、成長に伴い問題は解消すると考える傾向は父母で相違がなかった。診断時において、告知は父母どちらにも精神的ショックを与えていたが、障害認識は父母で違いが認められた。母親の多くは肯定・否定の両面的感情をもち、障害であると認めたのに対し、父親の多くは否定的な感情のみをもち、障害を認めにくかった。診断後は父母とも1年以内に障害を認めたが、母親は父親よりも積極的に障害を理解しようとしていた。
著者
中村 真由美
出版者
樹木医学会
雑誌
樹木医学研究 (ISSN:13440268)
巻号頁・発行日
vol.13, no.4, pp.218-221, 2009-10-31
参考文献数
2
著者
大嶋 光子 中村 真規子
出版者
学校法人 天満学園 太成学院大学
雑誌
太成学院大学紀要 (ISSN:13490966)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.109-118, 2009

これまでの認知症ケアにはこれといった理念や具体的方法が示されておらず,場当たり的な対処または経験によって伝承されてきた経過がある。その結果,さまざまな形で表れる症状の改善がみられず,一層悪化するという悪循環に陥ることがわかっている。BPSDはケアを写す鏡と言われる。認知症ケアは言語で表出することが困難となった認知症の人の心理的理解を図らなければならない。そのためにもケアする側が他者(認知症の人)の立場を理解し,寄り添わなければならない。その理念または一方法として,人としての尊厳を守るうえからもパーソン・センタード・ケアが有効である。これまでの既存のサービスを提供するといった一方的なケアのあり方だけでなく,共にパーソンフッドを高めあうことが今後のケアの充実につながる。
著者
吉川 左紀子 中村 真
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.80, no.8, pp.1324-1331, 1997-08-25
被引用文献数
7

相手の顔の表情や, 性別, 年齢が話し手の発話行動にどのような影響を及ぼすのかを実験的に検討した. 48名の被験者(「話し手」)が, ディスプレイに提示される大学生または40代成人男女の顔写真(笑顔, 真顔, 怒り顔)に対して, (1)ペンを借りる, (2)道を尋ねる, (3)車をぶつけて謝る, (4)うるさい隣人に抗議する, という四つの発話状況で話しかける課題を行い, そのときの発話行動をビデオカメラで記録した. 発話行動は, 発話の文節数, 発話のていねいさ, 発話開始までにかかった時間, 発話の流ちょうさ,「話しかけやすさ」と「発話の自然さ」の自己評価(被験者による評定)という6種の指標によって分析した. その結果, 相手の顔の表情は, 発話表現のていねいさや発話開始時間, 流ちょうさ, 話しかけやすさ, 発話の自然さといった発話行動のさまざまな側面に影響することがわかった. 一方相手の年齢や性別は, 話しかけやすさや発話の自然さについての主観的評価には影響を及ぼしたが, 発話開始までの時間や流ちょうさといった遂行指標には影響しなかった. コミュニケーション場面における時間的制約の中での顔の認識の特徴について考察した.
著者
杉浦 伸也 藤井 英太郎 藤田 聡 中村 真潮 伊藤 正明
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.45, no.SUPPL.3, pp.S3_86-S3_91, 2013 (Released:2015-01-09)
参考文献数
9

症例は36歳, 男性. 動悸を主訴に近医を受診した. 12誘導心電図にデルタ波はなく, ホルター心電図で心拍数150/分のlong RP'頻拍を認めた. 心臓電気生理学的検査で再現性をもって周期454msの頻拍が誘発された. 頻拍中の心房最早期興奮部位は左側壁で, 頻拍中にヒス束が不応期の時相に右室から加えた期外刺激にて早期心房補足現象が認められた. 頻拍中の室房伝導時間は220msと長く, 頻拍中の右室頻回刺激 (周期400ms) にて, 室房伝導にWenckebach blockを認めた. 以上の所見から本頻拍は左側壁に存在するslow Kent束を逆行性伝導とする房室回帰性頻拍と診断した. 同部位に対する通電にて副伝導路の離断に成功した. Slow Kentを介した房室回帰性頻拍の 1例を経験したため報告する.
著者
日高 菜緒 橋本 尚史 中村 真貴 馬越 一也 野中 哲也 小畑 誠
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
構造工学論文集 A (ISSN:1881820X)
巻号頁・発行日
vol.69A, pp.637-647, 2023 (Released:2023-04-11)
参考文献数
16

In this paper, a method to semi-automatically construct an analysis model from point clouds of steel truss bridges is proposed. The authors proposed practical analysis models of truss bridges based on structural experiment and reproduction analysis of end sway bracing. For efficient seismic reinforcements enormous existing bridges, it is necessary to construct analysis models efficiently. Therefore, point clouds that represented 3D features of targets are used to construct analysis models without using drawings. The proposed method is applied to point clouds of end sway bracing in a truss bridge and verified its accuracy based on structural experiments and reproduction analysis.
著者
佐藤 郁代 涌井 忠昭 辻下 聡馬 齋藤 英夫 中村 真理子
出版者
コ・メディカル形態機能学会
雑誌
形態・機能 (ISSN:13477145)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.10-18, 2021 (Released:2021-10-08)
参考文献数
57

有訴率女性一位、男性二位の肩こりは、慢性疼痛へ移行し、さらなる症状を生み出す。その原因の1つにスマートフォンの利用によるストレートネックがある。Z世代はスマホ世代と呼ばれるように、その使用率は高い。本研究ではZ世代を対象に、経穴刺激を組み合わせたセルフハンドマッサージを実施することによる肩こり感およびストレスの変化を明らかにすることを目的とした。その結果、肩こり感の緩和、左右僧帽筋上部筋硬度の低下および左右項部肩甲上部皮膚温の低下を認め、肩こりを緩和することが明らかとなった。さらに、血圧値および脈拍値の低下、POMS下位尺度の「怒り-敵意」「疲労-無気力」「緊張-不安」および「活気-活力」の低下を認め、ストレス緩和の一助になることが確認された。また、1日当たりのスマホ使用時間が長い者の場合、セルフハンドマッサージでは肩こりが改善されないこと、マッサージ前の左項部皮膚表面温度が高い者ほど、ハンドマッサージの効果が表れることが示唆された。
著者
中村 真 河野 和明
出版者
日本感情心理学会
雑誌
エモーション・スタディーズ (ISSN:21897425)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.61-72, 2021-12-30 (Released:2022-01-13)
参考文献数
33
被引用文献数
3

The purpose of this study was to contribute to the planning of solutions and preventive measures against exclusionary behaviors targeting specific minority groups. Focusing on disgust and related emotions, which have rarely been addressed in previous research, the authors developed a hypothetical comprehensive model that explains the psychological processes behind social exclusion, starting from information input, attention bias, cognitive evaluation, emotions, exclusionary attitude, and such behavior. In order to validate the model, we conducted a survey on impressions of Northeast Asian countries with 1068 participants, based on previous studies (Kawano & Nakamura, 2021). As a result of the analysis of covariance for the structural equation model reflecting the hypothetical model, it was confirmed that the model shows the sufficient fit to the date as a comprehensive psychological process model, and we were able to provide guidelines for contributing to the planning of solutions to problems and preventive measures based on the psychological processes behind social exclusion.
著者
中村 真悟
出版者
日本環境学会
雑誌
人間と環境 (ISSN:0286438X)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.13-35, 2018 (Released:2019-04-24)
参考文献数
39
被引用文献数
1

日本のPETボトルリサイクルの今日的特徴として,①食品衛生などの基準をクリアーする必要のある食品容器(トレイ,飲料容器)へのリサイクル用途が拡大していること,②使用済みPETボトルの取引が他のリサイクル制度の材料と異なり,市場取引化していること,③自治体ならびにリサイクル事業者がリサイクルプロセスと費用負担を担っており,飲料・容器業界がリサイクルプロセスや費用負担の面で実質的に関与していないこと,が挙げられる(2章)。日本のPETボトルリサイクルシステムは,500 ml以下の小型容器へのPET利用の条件であるPETのリサイクルシステムの構築を目的として,飲料・容器業界主導のもと生産技術の導入,容器の規格化,また自治体・小売事業者との協力関係のもと回収実験が行われた。これらの取り組みは容器包装リサイクル法(1995年6月成立)を通じて,制度化されリサイクルシステムが成立した(3章)。成立したリサイクルシステムは,自治体がPETボトルを回収し,容器包装リサイクル協会が仲介役となってリサイクル事業者が引取,リサイクルするというもので,飲料・容器業界らが引取,リサイクルに伴う費用を委託費用として支払うというものであった。しかし,2000年頃になると,国内でのPETボトル取引が「委託」から「市場」へと変化した。その背景には,回収PETボトルの高品位化,国内リサイクル事業者の新規参入,PETくず輸出の急増,飲料・容器業界による輸出構造の実質的容認が挙げられる。PETボトル取引の「市場」化により,多くのリサイクル事業者が撤退・倒産する一方,生産技術の高度化により食品容器や PETボトル用途へのリサイクルを行うリサイクル事業者が登場した(4章)。以上の過程を経て,飲料・容器業界はリサイクル原料の取引ならびにリサイクルプロセスの牽引役から,PETボトルの設計・開発を通じてのリサイクル原料の質的規定者ならびにリサイクル材の購買者としての重要性が高まったのである。
著者
北岡 貴文 楠見 晴重 寺田 道直 中村 真 増田 德兵衞
出版者
一般社団法人 日本応用地質学会
雑誌
応用地質 (ISSN:02867737)
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, pp.16-24, 2013-04-10 (Released:2014-04-07)
参考文献数
17

京都市伏見区は京都市の最南部に位置し,日本酒の有名な産地である.対象地は 4 km2ほどの地域に酒造会社が所有する約50本の井戸が密集し,地下水の利用が盛んな地域である.本研究は,京都市伏見区域における浅井戸観測井の水位を対象として,周辺の揚水を伴った地下水位挙動を明らかにするために,現場計測ならびに数値解析による検討を行ったものである.本研究の成果として,浅井戸観測井の水位変化を求めるための3次元地層モデルを作成し,酒造会社が密集する場においての地下水位を推定し,実測値と比較的に整合していることが認められた.