著者
中野 雅至
出版者
文芸春秋
雑誌
諸君 (ISSN:09173005)
巻号頁・発行日
vol.41, no.5, pp.60-70, 2009-05
著者
亀井 順二 北出 利勝 豊田 住江 河内 明 兵頭 正義 中野 良信 小野 克己 細谷 英吉
出版者
社団法人 全日本鍼灸学会
雑誌
全日本鍼灸学会雑誌 (ISSN:02859955)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.136-139, 1981-11-01 (Released:2011-05-30)
参考文献数
4

ハリの鎮痛効果を増強する物質とされるD-フェニルアラニン (D-phenylalanine) を, 抜歯術に前投薬として応用し, その効果を検討した。方法はハリ麻酔単独で行った対照群31例と, ハリ麻酔30分前にD-フェニルアラニンを, 前投薬した試験群9例の抜歯術におけるハリ麻酔効果を比較することにより行った。対照群, 試験群ともに, 抜去歯に合わせて選穴したツボに, 中国針を刺針してハリ麻酔器に接続し, 約30分の誘導時間を経て抜歯術を行った。そしてそのハリ麻酔効果を2群間で比較した。効果判定はスコア1から5に分類し, それを著効・有効・やや有効・無効に判定した。その結果, 対照群のハリ麻酔成功率32%に対し, D-フェニルアラニンを前投薬した試験群の方が, 78%とハリ麻酔効果がより優れていた。

1 0 0 0 IR トピックス

著者
小形 正男 西 一郎 中野 明彦 榎本 眞理子 関根 俊一 広報誌編集委員会
出版者
東京大学大学院理学系研究科・理学部
雑誌
東京大学理学系研究科・理学部ニュース
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.3-5, 2008-07

理学部オープンキャンパス'08/五月祭で物理学科の企画が全学トップの栄誉/黒岩常祥名誉教授が紫綬褒章とバーンズ賞をダブル受賞/学生支援室をご存じでしょうか/第13回理学部公開講演会 開催される/第4回「高校生のためのサイエンスカフェ本郷」開催される

1 0 0 0 IR トピックス

著者
小形 正男 西 一郎 中野 明彦 榎本 眞理子 関根 俊一 広報誌編集委員会
出版者
東京大学大学院理学系研究科・理学部
雑誌
東京大学理学系研究科・理学部ニュース
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.3-5, 2008-07

理学部オープンキャンパス'08/五月祭で物理学科の企画が全学トップの栄誉/黒岩常祥名誉教授が紫綬褒章とバーンズ賞をダブル受賞/学生支援室をご存じでしょうか/第13回理学部公開講演会 開催される/第4回「高校生のためのサイエンスカフェ本郷」開催される
著者
山田 皓大 李鹿 輝 中野 政身
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第51回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.63, 2008 (Released:2009-04-14)

アメンボ類は特性長さが1cm、特性体重が10 dyne の昆虫で、池や川、外洋の水面に生息している。アメンボの体重は、自由表面が湾曲して生じた表面張力によって支えられており、水をはじく左右の中足を漕ぐように動かして進む。これまでの研究からは、アメンボの流体力学的な推進力は、漕ぐ脚が発する半球状の渦と表面張力波によって、下にある流体に運動量を輸送していることが明らかになった。本研究の目的はアメンボが素早く足を動かす瞬間にアメンボと流体との運動量の交換を定量化することである。デジタル粒子画像計測法(DPIV)技術を用いて水の流れを可視化した。アメンボの脚の素早い瞬間の動きが水の運動量に与える影響を定量化し、その結果アメンボの推進効率を算出する。
著者
中野 美雅
出版者
高田短期大学
雑誌
高田短期大学紀要 (ISSN:09143769)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.1-12, 2009-03

「読書離れ」で多くの教育者たちはそれを解決すべく、腐心しており、様々な方策を打ち出しているが、顕著な改善策になっていない。なぜそれらはあまり機能しないのか過去の文献を省みて、その原因分析を行った。その結果、読書行動の出現率を高める操作がなされていない事実を確認し、行動分析学の立場から、読書行動出現率を上昇させるための理論を紹介し、具体的な解決策を提言する。
著者
磯本 征雄 宮原 一弘 中野 宇宙 伊藤 敏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-I, 情報・システム, I-情報処理 (ISSN:09151915)
巻号頁・発行日
vol.83, no.6, pp.599-609, 2000-06-25
被引用文献数
7

本論文では, ニュートン力学の学習を支援する宇宙旅行シミュレーション教材の構成と教授方略について議論する.ニュートン力学は, 物理学の中でも最も形式の整った理論の一つである.そして, 宇宙旅行は, 物理的概念の定義が明確であり, ストーリーが論理的な上に成功の是非も簡単に判断できる.こうした理由で, 宇宙旅行シミュレーションは, ニュートン力学演習のための個別学習用教材として適切である.本論文のシミュレーションは, 運動方程式, エネルギー保存則, 角運動量保存則など, ニュートン力学の基礎知識を学んだ学生のために, 更に発展した学習のための演習用教材として設計されている.学習者は, 的当てゲーム, 人工衛星の打ち上げ, 人工衛星のドッキング, 月旅行, 火星旅行といったシナリオの中で, ニュートン力学の応用場面を体験できる.この宇宙旅行シミュレーションを使って, 学習者は, 抽象的なニュートン力学と具体的な宇宙旅行の関係を学ぶことができる.
著者
寺尾 保 三好 基治 成澤 三雄 吉岡 利忠 中野 昭一
出版者
日本体力医学会
雑誌
体力科學 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.33, no.5, pp.235-244, 1984-10-01
被引用文献数
1

長期間にわたって持久的トレーニングを行ってきている長距離ランナーと,日常,運動習慣を有していない者を被験者として,それぞれの安静時,運動中,運動終了後のリポ蛋白代謝について検討した.被験者には,毎週150km以上走行している大学陸上部長距離ランナー5名,ならびに非運動群として文学部学生5名の計10名を選んだ.なお,これらの被験者は,すべて肥満,高脂血症,喫煙,加齢,疾病などを有していない.実験方法は,60%V^^・o_2maxの運動強度で30分間固定負荷法による自転車エルゴメーター運動を行わせた.その結果を示すと次のごとくである.1)安静時における長距離ランナー群は,非運動群に比べて,VLDL中のCho.,TG,PLが低く1%水準で有意な差を認め,一方,HDL中のCho.,PLが逆に増加し,5%水準で有意の差を認めた.2)安静時におけるVLDL-TGとHDL-Cho.,VLDL-TGとHDL-PLの関係は、それぞれ1%,0.1%水準で有意な負の相関を認めた.HDL-Cho.とHDL-PLの関係は,0.1%水準で有意な正の相関を認めた.3)最大下運動を行った場合,長距離ランナー群では,運動開始とともにVLDL中のTGが低下し,運動終了直後約12%の減少を示した.しかし,非運動群では,ほとんど変化がみられず,長距離ランナー群とは異なっていた.また,両群ともしDLおよびHDL中のPL,Cho.に変化がみられなかった.以上の成績から,運動に対応するエネルギー産生に際し,長距離ランナー群は,非運動群に比較して脂質を利用する割合が多く,今回行った最大下運動においても運動中VLDL中のTGが分解してエネルギーを供給していたことが考えられた.しかし,LDLおよびHDL中のPL,Cho.に変化がみられなかったことから、一過性の運動においてはVLDL中のCho.,PLが他のリポ蛋白へ転送される可能性の少ないことを示していた.しかし,安静時において両群間を比較すると,VLDLとHDL中の脂質組成に有意な差や相関が認められたことから,長期間にわたる持久的な運動の積み重ねによって体内リポ蛋白代謝過程に微妙な変化をきたさせ,VLDL中のPL,Cho.が徐々にHDLへ転送されていることが考えられた.
著者
金井 純子 照本 清峰 中野 晋
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集F6(安全問題) (ISSN:21856621)
巻号頁・発行日
vol.70, no.2, pp.I_7-I_14, 2014 (Released:2015-02-10)
参考文献数
13

東日本大震災では,障害者や要介護者の避難生活は困難を極めた.本論文は,地方自治体がBCPを策定する上で,保健福祉に関する災害対応業務をどのように位置づけて計画すべきかを検証することを目的とする.調査は,鳴門市の自治体職員468名を対象に,南海トラフ巨大地震を想定した場合の被災者生活支援業務について,業務を開始すべき時期と業務への関わり認識度を問う意識調査を実施した.その結果,保健福祉業務の開始時期に対する意識が3日以内に集中する傾向や,部署毎で業務への関わり意識に相違があることがわかった.これらの傾向を踏まえ,BCPの中に保健福祉業務をしっかり位置づける必要がある.
著者
今西 孝至 南谷 怜亜 中野 愼治 髙山 明
出版者
一般社団法人 日本臨床救急医学会
雑誌
日本臨床救急医学会雑誌 (ISSN:13450581)
巻号頁・発行日
vol.17, no.5, pp.687-692, 2014-10-31 (Released:2015-01-24)
参考文献数
20

災害時には持病の悪化が考えられる。災害時マニュアルでは災害発生に備えてあらかじめ準備しておく必要があるツールを設定しているが,項目数が多いために全てを準備できないのが現状である。そこで今回,災害時に悪化しやすいと考えられる高血圧,糖尿病,腎疾患,気管支喘息,関節リウマチに注目し,患者・医療従事者に対して一般的ツールおよび疾患別支援ツールの比較検討,さらに医薬品の備蓄の必要性について調査を行った。その結果,一般的ツールでは両群間で必要度に大きな差は見られなかったが,疾患別支援ツールについては一部の項目で患者群よりも医療従事者群で必要度を高く評価しており,有意な差が認められた。また,医薬品の備蓄については両群ともに必要と回答した。このことから,日頃の病態コントロールは医療従事者に依存している傾向が示唆され,災害時に備えて病態をコントロールする意識を患者に持ってもらう必要があると考える。
著者
中野 邦彦
出版者
一般社団法人社会情報学会
雑誌
社会情報学会(SSI)学会大会研究発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.127-132, 2013-09-13

This paper aims to investigate the utility of Local SNSs and how they are managed by local governments. Recently, local SNSs have decreased. According to GLOCOM's research, the number of local SNSs was about 500 as of 2010, but as of 2013 the number of Local SNSs is about 300. In this research, the author carried out interviews with 13 local government employees. An analysis of these results shows that most of local governments did not participate in the administration of their SNSs.
著者
中野 啓史 内藤陽介 鈴木 貴久 小高 剛 石坂 一久 木村 啓二 笠原 博徳
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告計算機アーキテクチャ(ARC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.80, pp.115-120, 2004-07-31
被引用文献数
2

現在,次世代のマイクロプロセッサアーキテクチャとして,複数のプロセッサコアを1チップ上に集積するチップマルチプロセッサ(CMP)が大きな注目を集めている.これらのCMPアーキテクチャにおいても,従来のマルチプロセッサシステムで大きな課題となっていたキャッシュやローカルメモリ等のプロセッサコア近接メモリの有効利用に関する問題は依然存在する.筆者等はこのメモリウォールの問題に対処し,高い並列性を抽出し効果的な並列処理を実現するために,マルチグレイン並列処理との協調動作により実効性能が高く価格性能比の向上を可能にするOSCAR CMPを提案している.このOSCAR CMPは,集中共有メモリ(CSM)に加え,プロセッサのプライベートデータを格納するローカルデータメモリ(LDM),プロセッサコア間の同期やデータ転送にも使用する2ポートメモリ構成の分散共有メモリ(DSM),プロセッサコアと非同期に動作可能なデータ転送ユニット(DTU)を持つ.本稿では,FORTRAN プログラムをループ・サブルーチン・基本ブロックを粗粒度タスクとする.粗粒度タスク並列処理において,配列の生死解析情報を用いて粗粒度タスクの並び替えを行い,プログラムのデータローカリティを抽出するデータローカライゼーション手法について述べる.データ転送は,コンパイラにより自動生成したDTUによるデータ転送命令を用いてバースト転送を行う.Recently, Chip Multiprocessor (CMP) architecture has attracted much attention as a next-generation microprocessor architecture, and many kinds of CMP have widely developed. However, these CMP architectures still have the problem of effective use of memory system nearby processor cores such as cache and local memory. %This problem has also been one of the most important problems for ordinary %multiprocessors. On the other hand, the authors have proposed OSCAR CMP, which cooperatively works with multigrain parallel processing, to achieve high effective performance and good cost effectiveness. To overcome the problem of effective use of cache and local memory, OSCAR CMP has local data memory (LDM) for processor private data and distributed shared memory (DSM) having two ports for synchronization and data transfer among processor cores, centralized shared memory (CSM) to support dynamic task scheduling, and data transfer unit(DTU) for asynchronous data transfer. The multigrain parallelizing compiler uses such memory architecture of OSCAR CMP with data localization scheme that fully uses compile time information. This paper proposes a coarse grain task static scheduling scheme considering data localization using live variable analysis. Data is transferred in burst mode using automatically generated DTU instructions.
著者
岡本 和憲 中野 有紀子 西田 豊明
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第18回全国大会(2004)
巻号頁・発行日
pp.39, 2004 (Released:2006-02-11)

本研究は、TVML等の形式で記述された台本中の台詞を抽出し、発話文に即したジェスチャを自動的に決定、生成することにより、キャラクタ動作が細かく記述されていない台本から、CGキャラクタに効果的なジェスチャを付加した番組を生成するメカニズムを提案する。
著者
中野 聰志 大橋 義也 石原 舜三 河野 俊夫
出版者
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
雑誌
地質調査研究報告 (ISSN:13464272)
巻号頁・発行日
vol.64, no.1-2, pp.25-49, 2013-04-22 (Released:2013-05-29)
参考文献数
71
被引用文献数
1

琵琶湖周辺の優白質花崗岩体中には珍しい細粒暗色包有岩 (MME) の産出を,琵琶湖南方の田上花崗岩体を構成する中−粗粒黒雲母花崗岩と中粒斑状黒雲母花崗岩中で確認した.それらの大きさは1 cm程度から最大20 cm強であり,形はほぼ球状から楕円状であるがやや細長いものもある.有色鉱物として黒雲母のみ含む (最大約27 %).本地域のMMEは,アプライト・ペグマタイトとしばしば共存している.中粒斑状黒雲母花崗岩中のMME について,全岩化学分析 (主成分元素,REEを含む微量元素) を行うとともに,鉱物集合状態と鉱物組織の観察ならびに鉱物化学組成 (長石類,黒雲母,イルメナイト) の解析を行った.これらの結果は,産状や組織等のデータとともに,本MMEがよく知られているマグマ混合による産物であるとの考えではなくて,中粒斑状黒雲母花崗岩マグマからの早期晶出による産物であるとの考えにより整合的であるように思われる.MMEとアプライト・ペグマタイトとの共存は,MMEの成因における揮発性成分の重要な役割を示唆する.
著者
中野 敦 織田 知明 前田 晃 山田 秀和 手塚 正
出版者
日本皮膚悪性腫瘍学会
雑誌
Skin Cancer (ISSN:09153535)
巻号頁・発行日
vol.11, no.3, pp.465-470, 1997-03-10 (Released:2010-08-05)
参考文献数
17
被引用文献数
1 1

We reported a 69-year-old male case of multiple myeloma. His chief complain was a skin tumor, and it was localized on his forearm. After general examination of whole the body, atypical myeloma cells were found in the bone marrow. We selected radiation therapy, because of his age, past disease history, and so on. The tumor expressed good response, and reduced clinically. But, in a short time, it formed metastatic lesions in both thoracis vetebra and forearm arround the first lesion.Multiple myeloma is a disease, which is usually found and mainly complained chronic anemia, morbid bone fracture, and lumbago. This case that we reported was found as extramedullary plasmacytoma on the skin, and in that point, it was comparatively rare clinically.
著者
松浦 弘幸 小井出 一晴 野田 信雄 根本 哲也 伊藤 安海 中野 正博 福田 吉治 今井 博久
出版者
バイオメディカル・ファジィ・システム学会
雑誌
バイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集 : BMFSA
巻号頁・発行日
no.20, pp.147-150, 2007-08-02

我々は,衛生統計データを用いて離婚率の社会的要因を重回帰分析した.従属変数は,離婚率である.説明変数は,個人家庭的要因,経済的要因,社会的要因,文化的要因,そして,要因の5つの領域で,30個の変数を用意した.個々のデータの正規分布性を確認した後,変数減少法と分散分析を行い,説明変数の絞込み最終的な重回帰式を決定した.離婚を促進する要因として,完全失業率,年間平均気温,共稼ぎ,核家族,貯金高が大きく作用し,逆に離婚を抑制する要因は,持ち家,年間雪日,学歴,所得が関与している.持ち家政策の推進と,所得の増加は,勤労青少年婦人福祉施設数,3次活動平均時間も増加よりも効果が大である.
著者
中野 邦彦 田中 秀幸
出版者
日本社会情報学会
雑誌
日本社会情報学会全国大会研究発表論文集 日本社会情報学会 第24回全国大会
巻号頁・発行日
pp.86-89, 2009 (Released:2010-02-26)

This pape aims to investigate how the events in the real world affect the regional SNS users' diaries. The authors analyze how to change topics in the diaries regarding the special event in the region.