著者
山縣 友紀 古崎 晃司 今井 健 大江 和彦 溝口 理一郎
出版者
The Japanese Society for Artificial Intelligence
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
2016

Linked Data is a promising technology for knowledge integration on the web. Many research groups have developed ontologies and terminologies, and recently, they have published a wide variety of Linked Data in the biomedical domain. We have systematized an ontology of abnormal states in the definition of diseases. For effective use of existing biomedical data, one of the difficulties is a conceptual discrepancy rather than a superficial one since data are heterogeneous. This article focuses on knowledge integration with Linked Data in terms of abnormal states. First, we discuss ontological issues of reusing and integrating knowledge of abnormal states in existing biomedical resources. Next, we introduce our ontology of abnormal states. By using our ontology and making explicit the meaning of each concept, we show a solution for the integration. Then, applying a Linked Data technology, we introduce a prototype system to link our ontology as a hub of existing resources across species. In cooperation with disease ontology, we demonstrate finding commonality of causal relationships of abnormal states between diseases across clinical departments. Our approach will bring benefits to fill the gap between basic research and clinical medicine, and contribute to disease knowledge integration of good practice.
著者
今井 勇
出版者
筑波大学比較民俗研究会
雑誌
比較民俗研究 : for Asian folklore studies (ISSN:09157468)
巻号頁・発行日
no.18, pp.112-121, 2002-11-30

明治以降、日本は対外戦争での勝利により植民地を領有する国家となった。植民地の獲得は、日本に統治区域の一部でありながら異民族の居住する地域を支配しなけらばならないという問題を突きつけ、以後敗戦に至るまで、偽政者は異民族支配の問題に頭を悩ませ続けることになる。・・・
著者
佐藤 淳一 今井 恭平 大西 愛美 岩田 嘉光 齋藤 真結子 星野 光紀 小出 奈津子
出版者
上越教育大学
雑誌
上越教育大学研究紀要 (ISSN:09158162)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.123-132, 2011-02-28

本研究は、不登校の児童生徒への臨床心理学的援助の基礎的研究として、国内におけるこれまでの学校恐怖症、登校拒否、不登校に関する文献を整理し概観し、それを通して不登校問題の理解と対応を深めることを目的とした。関連文献は膨大な量にのぼるため、今回は国内における70年代までの文献を対象とし、当時の不登校を指す名称である「学校恐怖症・登校拒否」の時期とした。具体的には、データベースCiNiiを用いて、「学校恐怖症・登校拒否」に関する臨床心理学の学術論文を検索ならびに収集した。そして、入手した学術論文を「事例研究」と「調査研究」にわけ、さらに前者については「来談者中心療法/力動的心理療法」、「行動療法」など、後者については「心理査定」、「心理面接・治療過程」、「要因・類型化」、「予後」にわけ、それぞれの分類ごとに内容を検討した。
著者
清山 信正 今井 篤 三島 剛 都木 徹 宮坂 栄一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.84, no.6, pp.918-926, 2001-06-01
被引用文献数
11

一般に高齢者にとって, 早口で話された音声が聞き取りにくいと感じられる場合がある.これを補償するため, 発声者の声の特徴を残したまま「ゆっくり」した音声に変換する話速変換技術の開発が進められている.一方, ビデオの早見や音声内容の検索を目的に早口に変換する試みもあり, それらの話速変換技術の一部は既に実用に供されている.また, マルチメディアの発展により, ハードディスク上に記録された映像・音声を可変速で再生する環境も整いつつある.同時にテキスト音声合成の高品質化に伴い, 音声波形の継続時間長を直接制御する技術としても, 高品質な話速変換技術が不可欠である.本論文では, 話速変換技術の広範な応用とその品質の自然性向上を目的として, 無声区間も含めた伸縮による話速変換方式を提案するとともに, 高齢者に対する音声放送サービス向上を目指した小型の話速変換器の開発について報告する.
著者
髙橋 良平 今井 浩一 菅井 沙知 吉田 栄充 中村 益美 浜野 晋一郎 岩﨑 文男
出版者
一般社団法人日本医療薬学会
雑誌
医療薬学 (ISSN:1346342X)
巻号頁・発行日
vol.38, no.12, pp.741-750, 2012-12-10 (Released:2013-12-10)
参考文献数
28
被引用文献数
1

We evaluated ARCHITECT®・iCarbamazepine using chemiluminescent immunoassay (CLIA) with carbamazepine (CBZ) concentration in the serum of patients with epilepsy. The intra- and inter-assay coefficients of variation were 0.87-1.34% and 2.20-6.06%, respectively. Cross-reactivity of CBZ analogs by CLIA varied from 7.00-9.26% with carbamazepine-10,11-epoxide lower than that evaluated by fluorescence polarization immunoassay (FPIA), and 2.09-2.51% with 10-monohydroxycarbazepine higher than that evaluated by FPIA. Oxcarbazepine was not detected. In addition, we observed a correlation between the values obtained by CLIA method and the high performance liquid chromatography (HPLC) method (y = 1.07x - 0.09, r = 0.98), and FPIA method and HPLC method (y = 0.95x - 0.22, r = 0.97). Our results suggest that ARCHITECT®・iCarbamazepine measured the CBZ concentration in serum lower than that measured by FPIA. However we conclude that ARCHITECT®・iCarbamazepine can be used for routine monitoring of CBZ for the reason that ARCHITECT®・iCarbamazepine showed low cross-reactivity with CBZE by classification of CBZE/CBZ ratio.
著者
田辺 仁志 中山 忠三 浅山 哲 内海 進 栗栖 弍彦 市川 吉夫 河合 孝 鮎沢 千尋 河原畑 勇 福原 敏彦 橋本 陽子 久保 正太郎 楠野 正夫 中村 二郎 宮沢 左門 有賀 久雄 宮島 成寿 今井 退 小田 常治 川森 郁郎 川瀬 茂実 石川 義文 沖野 英男 山口 孝根 三好 健勝 倉田 啓而 鮎沢 啓夫 山口 定次郎 小林 勝 岩下 嘉光 細田 茂和 松沢 則子 山崎 寿 小林 あつ子 山田 たけを 市岡 正道 丸山 長治 高須 敏夫 佐藤 清 山崎 昭治 酒井 英卿 片岡 平 梅村 義雄 村上 昭雄 田島 弥太郎 鬼丸 喜美治 佐渡 敏彦 広部 達道 沓掛 久雄 渡部 仁 長野 ヒロ 小林 悦雄 佐伯 佳之 阿相 敏雄 佐藤 正市 平田 保夫 武井 隆三 長島 栄一 高沼 重義 蒲生 卓磨 一場 静夫 宮川 千三郎 清水 滋 堀内 彬明 波島 千恵子 安江 昇 辻田 光雄 真野 保久 板垣 正男 田中 義麿 中山 光育 筑紫 春生 土井 良宏 山下 興亜 長谷川 金作 小林 勝利 石戸谷 幸雄 楠木園 正雄 橋口 勉 吉武 成美 赤井 弘 森 精 有本 肇 小西 孝 小野 四郎 荒井 三雄 加藤 康雄 土橋 俊人 後藤田 さっき 吉田 勝 進士 安治 青木 一三 小松 計一 鳥居 礼子 橋本 嘉男 清水 正徳 坂口 育三 小笠原 真次 中川 房吉 北村 愛夫 佐藤 歌子 大野 巌 原田 泰介 関 文夫 石垣 隆謌 嶋崎 昭典 大沢 定敏 小島 哲雄 布目 順郎 小川 敬之 松田 和夫 大工原 建
出版者
The Japanese Society of Sericultural Science
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.34, no.3, pp.207-221, 1965

126) キンケムシの核多角体病に関する研究 (第1報) 発生実態調査と多角体の性状について<BR>127) キンケムシの核多角体病に関する研究 (第2報) ウイルスのキンケムシに対する感染力とウイルス伝播の-知見<BR>128) キンケムシの核多角体病に関する研究 (第3報) ウイルスの交差感染について<BR>129) 野外昆虫多角体病と家蚕多角体病に関する研究 (VIII) 家蚕, サクサンなどに感染性を示す核多角体病ウイルス
著者
今井 喜胤
出版者
近畿大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

一般的手法により、左回転の光を出す円偏光発光(CPL)発光体、右回転の光を出すCPL発光体を得るには、有機合成的手法を用い、分子構造のどこかに、それぞれ右手と左手の関係にある不斉炭素([R]および[S])などの導入が必要である。本研究では、有機合成的手法をできるだけ回避し、光学活性な発光性分子を、各種物性を有する有機あるいは無機マトリックス中にドーピングすることにより、光の回転方向の制御に成功した。
著者
中尾 充宏 田端 正久 今井 仁司 土屋 卓也 西田 孝明 陳 小君 大石 進一
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2003

研究期間中、各分担者とも、個別の問題によらない無限次元・有限次元の共通的精度保証付き数値計算およびその関連数値計算方式の開発に対して恒常的に取り組み、その改良・拡張と、新たな方式の検討を行った。また、実際の現象に即した問題に対する、数値的検証の実例も与えその有効性の実証に努めた。また、内外の研究集会に参加し、講演討論を行い、研究成果の発信を行うとともに活発な研究情報を交換し、新たな研究の進展を図った。主な研究実績は以下の通りである。1.共通的数値検証理論とその実装(1)任意領域における楕円型方程式、定常Navier-Stokes方程式の解に対する数値的検証のために、Poisson方程式、および2次元重調和方程式の有限要素解に対する構成的事前誤差評価について検討し、十分な実用性をもつ評価定数の算定を行った。(中尾、山本、田端、土屋)(2)非線形楕円型方程式のdouble-turning-pointの数値検証を定式化しその実例を与えた(皆本)(3)1階微分項を持つ2階楕円型方程式の数値検証の効率化について検討した(中尾、渡部)(4)線形化作用素の逆作用素ノルムを直接評価し、それを用いた無限次元Newton法にもとづく新しい検証方式の検討を行い、その適用による有効性を確認した。(中尾)(5)有限次元一次相補性問題の解の精度保証付き計算について検討しその方式を定式化した(陳)(6)連立一次方程式の解の高速精度保証について検討しその大幅な改良を得た(大石)(7)多培長演算ソフトウェアを実装し超高精度近似解の計算を可能とした(今井)(8)非線形振動問題に関する計算機援用可能な分岐理論を定式化しその応用例を与えた(川中子)2.個別問題の解に対する数値的検証方式とその適用(1)2次元熱対流問題の大域的分岐解の検証付き追跡および分岐点の存在検証を行い、さらに3次元問題に対してもその拡張を図った(西田、中尾、渡部)(2)線形化Navier-Stokes作用素の固有値問題であるKolmogorov固有値問題の精度保証付き数値計算によりトーラス上の流れの安定性を検証した(長藤)(3)水面波の数学モデルであるNekrasov積分方程式の精度保証付き数値計算を実現した(村重)
著者
小島 克則 門磨 義則 今井 庸二
出版者
一般社団法人日本歯科理工学会
雑誌
歯科材料・器械 (ISSN:02865858)
巻号頁・発行日
vol.6, no.5, pp.702-707, 1987-09-25
被引用文献数
23

含イオウ機能性モノマーの研究の一環として, 6-(4-ビニルベンジル-n-プロピル)アミノ-1, 3, 5-トリアジン-2, 4-ジチオン(VBATDT)を合成し, 歯科用貴金属合金との接着性を検討した.VBATDTで貴金属表面を処理した後, MMA-PMMA/TBBO系レジンで金属同士を接着させて, その接着強さの耐久性を調べた.表面処理を行わなかった場合, 熱サイクル試験2, 000回後では, 歯科用合金は実用に耐えられない程の接着強さとなり, また純金属ではいずれも接着強さは0となった.しかしながら, VBATDTを使用した場合は熱サイクル試験2, 000回後でもいずれの歯科用貴金属合金についても耐久性のある46〜54MPaの接着強さが得られた.この値は, 先に報告したMPMA(23〜29MPa)や4-META(7〜35MPa), 4-MET(0〜11MPa)の接着強さに比べてはるかに大きかった.

1 0 0 0 OA 御岳山

著者
今井弘 編
出版者
今井弘
巻号頁・発行日
1876
著者
今井 隆浩 澤 史雄 尾崎 多文 中野 俊之 清水 敏夫 吉満 哲夫
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌. A, 基礎・材料・共通部門誌 = The transactions of the Institute of Electrical Engineers of Japan. A, A publication of Fundamentals and Materials Society (ISSN:03854205)
巻号頁・発行日
vol.124, no.11, pp.1065-1072, 2004-11-01
被引用文献数
12 16

Recent rapid progress in nanotechnology has focused research and development efforts on new high performance materials. Organic-inorganic hybrid materials such as nylon-layered silicate nanocomposites have attracted special interest and various studies continue to be conducted on thermoplastic resins.<br>In this study, we found out the best organic modifier of layered silicate that contributed to an affinity for epoxy resin (thermosetting resin), and succeeded in creating an intercalated-type epoxy-layered silicate nanocomposite. This nanocomposite realized some improvements by the addition of 5 or 6 weight percentage of organically modified layered silicates, which have 20<sup>o</sup>C higher thermal resistance, 60% higher fracture toughness, 19% higher flexural strength and 10% higher insulation breakdown strength than these of an epoxy resin without layered silicate fillers. An electrical treeing growth was observed in the nanocomposite. The electrical treeing progress with many branches in the nanocomposite seemed to result in an increase in the insulation breakdown strength. These results suggest the possibility of practical use as an insulating material in heavy apparatuses.
著者
今井 哲朗 藤井 輝也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, no.1, 1997-03-06
被引用文献数
2

移動通信の伝搬推定法の有力な方法としてレイトレース法がある. レイトレース法にはイメージング法とレイランチング法があり, 推定精度と計算処理量には大きな差がある. そのためどちらの方法を選択するかは伝搬推定システムを構築する上で大きな課題となっている. 本稿ではイメージング法とレイランチング法の推定精度と計算処理量を比較した結果について述べる.
著者
今井 未来 水山 元
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.28, 2014

本研究では,魅力的な新商品のコンセプトを決定するための手段として,予測市場の知識集約機能をコンジョイント分析と組み合わせた,商品コンセプト評価システムを設計し,そのための配当政策を提案する.予測市場を用いることで,アンケート調査などの従来手法よりも少ない負担でより多くの潜在顧客の嗜好を適切にコンセプトに反映させることを可能とする.また,簡単なエージェントシミュレーションによってその機能を検証する.
著者
今井 仙一
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.24-55, 1954-03-20

論説
著者
横川 市次 今井 哲夫
出版者
日本皮革技術協会
雑誌
皮革科学 : hikaku kagaku (ISSN:00181811)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.149-151, 2000-07-25
被引用文献数
1