著者
丸中 照義 南 慶典 梅野 幸彦 安田 昭男 佐藤 俊幸 藤井 節郎
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Chemical and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.28, no.6, pp.1795-1803, 1980-06-25 (Released:2008-03-31)
参考文献数
17
被引用文献数
7 6

Four metabolites of the antitumor agent 1-(tetrahydro-2-furanyl)-5-fluorouracil, formed in vitro by rat liver microsomes, were isolated by thin-layer chromatography or high-performance liquid chromatography. On the basis of mass spectrometry, 1H-NMR spectral analysis, and comparison with authentic samples, these metabolites were identified as 1-(trans-4-hydroxytetrahydro-2-furanyl)-5-fluorouracil, 1-(cis-4-hydroxytetrahydro-2-furanyl)-5-fluorouracil, 1-(trans-3-hydroxytetrahydro-2-furanyl)-5-fluorouracil and 1-(4, 5-dehydrotetrahydro-2-furanyl)-5-fluorouracil. These metabolites were also found in the plasma and urine of rats after administration of 1-(tetrahydro-2-furanyl)-5-fluorouracil.
著者
星野 哲夫 米澤 真興 柴田 喜明 篠澤 功 田中 周 李 峰 辰口 篤志 佐藤 順 藤森 俊二 伊月 葉子 立川 裕理 玉川 恭士 田口 文彦 吉田 豊 岸田 輝幸 小林 正文
出版者
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
雑誌
消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy (ISSN:03899403)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.150-151, 1998-10-20 (Released:2015-01-22)
参考文献数
3

A 55-year-old male visited our department for further examination with positive fecal occul blood test results in the mass screening for colorectal cancer. He complained of abdominal pain and diarrhea which had started about 2 months before. Small ulcers and erosions were observed in the ascending colon and cecum at colonoscopy. Biopsied specimen at the erosions showed numerous trophozoites in the mucosa. Many Lamblias were observed under a microscope in residual liquid collected in the ascending colon or cecum. Thus, this patient was diagnosed as amoebic colitis complicated with Giardiasis. At colonoscopy performed 3 weeks after Metronidazole therapy (1000mg/day) , erosions and ulcers in the ascending colon and cecum disappeared. This patient was thought to be infected with both parasites by taking contaminated foods because he was not homosexual and had no HIV antibody.
著者
佐藤 次雄 菅野 佳実 遠藤 忠 島田 昌彦
出版者
公益社団法人 日本セラミックス協会
雑誌
窯業協會誌 (ISSN:00090255)
巻号頁・発行日
vol.94, no.1085, pp.133-138, 1986-01-01 (Released:2010-04-30)
参考文献数
7
被引用文献数
1 1

SiC, Si3N4及びAlN試料を900°-1200℃の温度域において, K2SO4あるいはK2CO3溶融塩中に浸し, 0.1-20h反応を行わせ腐食挙動を調べた. AlNセラミックスは本実験条件下では, AlON及びα-Al2O3酸化被膜が形成されカリウム塩溶融塩腐食に対し極めて安定であり, ほとんど重量減少を示さなかった. SiCセラミックスはK2CO3溶融塩にはわずかに溶解しただけであるが, K2SO4溶融塩とは定量的に反応し, K2SO4/SiC反応モル比は0.8であった. Si3N4セラミックスは窒素雰囲気下ではK2SO4及びK2CO3溶融塩いずれとも定量的に反応し, 各々の反応モル比はK2SO4/Si3N4=1.6, K2CO3/Si3N4=3.5であった. 一方Si3N4-K2SO4系の反応は空気中では酸化物被膜の生成により抑制された. 窒素雰囲気下におけるSi3N4とK2SO4あるいはK2CO3との反応は, 固液不均一反応における表面化学反応律速の速度式に良く適合し, 見掛けの活性化エネルギーはそれぞれ724kJ/mol及び126kJ/molであった.
著者
石田 智子 大石 博美 八子 圭子 小黒 弘美 佐藤 ちよ子 山本 卓 殷 煕安
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会学術総会抄録集 (ISSN:18801749)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.147, 2005

【はじめに】<BR>2004年10月23日17時56分中越地震発生。当日医師1名、看護師4名、臨床工学士2名で外来患者29名(内護送9名)の二部透析中だった。地震発生当日から依頼透析を経て透析再開に至るまでの4日間の経過をまとめたので、ここに報告する。<BR>【経過】<BR>地震当日<BR>17時56分震度6弱の地震発生。度重なる余震があり3回目の余震時配管の破損により水の供給が停止、水漏れがセンター内に広がる。この様な状況の中で、医師より指示があり返血を開始する。<BR>18時11分、5回目の余震で天井からも水が漏れる。更に蛍光灯が次々に落下したため返血から離脱へ指示が変更になる。<BR>18時30分離脱完了後センター床には、割れた蛍光灯が散乱、足首まで水がきており、入り口の防火扉も閉まっている状況の中歩ける人は当院から100メートル程離れた避難場所へ誘導、車椅子の人は、エレベーター使用不可の為スタッフ2-3人で1階まで移動した。<BR>19時20分全員の避難が完了、患者の状態を確認し抜針する。<BR>19時40分患者の帰宅開始。帰宅できない患者を病院玄関ホールへ移動。交通手段のない患者に対し、スタッフが道路状況を確認しながら車で送迎。22時過ぎ最後の患者を家人が迎えに来て、全員の帰宅が完了。<BR>10月24日(地震発生後1日目)復旧作業開始したが、給水管の破損のため透析再開不可能にて10月25,26日の両日他施設に、依頼することになる。<BR>その為患者に電話連絡し依頼透析を行なうことになった旨を伝え、場所と時間、交通手段の確認を行なう。他施設に持っていく書類、ダイアライザー、回路等の準備も平行して行なった。<BR>また連絡の取れない患者に向け、当院で透析が出来ない為連絡してほしいと放送局に依頼。<BR>10月25,26日(地震発生後2・3日目)2施設にそれぞれ1日約30名ずつ透析を依頼、その際に看護師4名がそれぞれの施設に付き添うこととした。当院に残ったスタッフは患者連絡や復旧作業、病棟透析にあたった。<BR>【反省、問題点】<BR>地震発生時医師がセンターにいた為指示、判断がすぐ伝わり速やかに行動する事が出来た。しかし、医師不在時に誰がどのように指示し、連絡行動をしていくのか考えていく必要があると思う。その他、返血する際の優先順位・交通手段のない患者の帰宅方法も検討課題としてあげられる。<BR>院内の被害状況については、透析センターが渡り廊下を挟み病棟とは違う棟にあるため、地震直後病院側、透析スタッフ双方お互いの被害状況を把握しきれなかった。全館放送等情報の伝達手段の検討が必要とされる。<BR>患者に連絡を取るさい、避難場所が分からず苦労したが、今後行政やメディアの活用について事前に情報を得て有効利用できる方法を考えていかなければならない。依頼透析に関しては、受け入れ先の情報を確認した上での準備が必要だと思われる。30名という多人数の依頼だった為双方共に混乱し大変ではあったが、患者にとっては顔なじみのスタッフがいることから安心感を得られたようだった。しかし、移動に片道1時間から1時間30分かかり患者負担が大きかったと思われる。<BR>【まとめ】<BR>今回の経験を通して、災害時の問題点や課題を基に災害対策マニュアルを検討中である。今後様々な災害を想定したマニュアルも作成していきたい。
著者
佐藤 樹典 小倉 暢之 入江 徹
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.84, no.755, pp.269-275, 2019
被引用文献数
1

&nbsp;This study aims to consider the value and possibility of a design method that integrates regional design and environmental design, through the five proposals in the competition for the new House of Parliament.<br>&nbsp;The major argument was how to integrate the modernism style and Thai regional design and, at the same time, the architectural ideology for responding to environmental and economic issues pervaded in Thailand.<br>&nbsp;The 5 proposals that made the final judgment stage of the design competition for the new House of Parliament suggest an aspect of a Thai architectural image that responds to demands from a society and an age. All 5 of the final proposals decide their form originating from regional design, but the judgment uses a system that also evaluates their environmental efficiencies. Thus, ways of suggesting national identity as well as improving environmental performance were expected, namely the way of integrating regional design and environmental design.<br>&nbsp;The environmental designs affecting the forms of the 5 proposals respond to the rating credits of LEED2009, which are related to heat island effects and energy efficiency. Especially, reducing heat load is an essential factor among the 5 proposals, not only to be recognized by LEED but also to clear the OTTV&middot;RTTV rating system that has operated in Thailand for many years.<br>&nbsp;And it is clarified that integrating methods are classified into two types according with types of environmental design, the &ldquo;Supplemental environmental design: incorporate supplementary environmental design into form based on regional design,&rdquo; and the &ldquo;Interactive environmental design: both regional design and environmental design affect deeply for the process of deciding the form.&rdquo; Furthermore, these integrating methods are classified into two types of expression, the &ldquo;Similized regional design&rdquo; and the &ldquo;Metaphorical regional design&rdquo;.<br>&nbsp;Through this design competition, it is suggested that architectural compositions that integrate regional design and environmental design are formulated in this age, in which both factors are demanded. These methods are also adaptable for other building types as possibilities for contemporary architecture observing through the tendency of architects in the age placing a high priority on environmental performance considering the effects of the environmental rating system on architectural compositions.
著者
佐藤 努
出版者
日本音声学会
雑誌
音声研究 (ISSN:13428675)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.40-50, 1999-08-30 (Released:2017-08-31)

Recent developments of speech analysis tools in the form of computer software enable us to visualise and observe in a more efficient manner than ever the acoustic characteristics of speech. The pedagogical applications of the analytic technique have been made to a visual-aided teaching method of English pronunciation. This paper, comparing the phonetic characteristics of English pronunciation by native speakers of English and those by Japanese speakers, attempts to clarify the causes of the so-called 'unEnglish' features by Japanese speakers in the following order: segments, rhythm and weakening, assimilation, and intonation. In so doing, teaching methods and learning materials are suggested in order for Japanese learners of English to overcome the inappropriate elements in their pronunciation.
著者
木村 聡元 大塚 幸喜 八重樫 瑞典 箱崎 将規 松尾 鉄平 藤井 仁志 佐藤 慧 高清水 清治 畑中 智貴 佐々木 章
出版者
医学書院
雑誌
臨床外科 (ISSN:03869857)
巻号頁・発行日
vol.72, no.8, pp.952-957, 2017-08-20

【ポイント】◆現在漢方薬は,西洋医学的解析が進み,少しずつエビデンスが蓄積され,使用しやすくなってきた.◆大腸癌における漢方薬は,おもに周術期の合併症予防と抗癌剤治療の有害事象対策に用いられることが多い.◆漢方薬は,その特性を理解し利用することで,今後も癌治療における重要な役割を担っていくものと考えている.
著者
佐藤 朝美 椿本 弥生 朝倉 民枝
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.229-239, 2013

子どものNarrative Skillの発達には,家族としてのNarrative(Family Narrative:FN)が重要な役割を果たすという.親自身が家族としての経験の意味づけを家族内コミュニケーションにおいて行っていくことが,子どものNarrative Skillにおけるストーリーの意味づけの行為に影響する.本研究では,Family Narrative Consortiumが作成した指標を手がかりに,Digital Storytellingを活用した家族内コミュニケーションの活動をデザインし,FN向上の支援を行った.実証実験の結果,活動により,FNの向上が観察された.一貫性とインタラクションが特に向上した家族には,相手の発言を受け止め,意見を出し合いながらテーマに対する家族の意味を構築している様子がみられた.また,この活動自体の家族にとっての意味を考え,ワークシートの記述を詳細に行っていた.
著者
上原 江利香 佐藤 浩二 森 敏雄 森 照明
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.39 Suppl. No.2 (第47回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.Bb1427, 2012 (Released:2012-08-10)

【はじめに、目的】 ギランバレー症候群(以下、GBS)は、自己免疫性機序により急性発症する末梢神経疾患である。比較的予後は良好とされているが、約20%以内が後遺症を残すという報告もある。回復期リハ病棟に入棟するGBS患者は回復遅延例である事が予測されるが、臨床症状は様々であり症例報告に留まる事が多い。今回、過去8年間に当院回復期リハ病棟に入棟したGBS患者のADL経過について整理したので報告する。【方法】 平成15年4月1日~平成23年3月31日の期間にGBSを主病名として当院回復期リハ病棟へ入棟した8症例であり、この内GBSの亜型であるFisher型2例と再燃し転院した1例を除いた5症例を対象とした。5症例の基本情報及び、極期症状、入棟から1カ月ごとのADL能力を症例ごとに整理した。なお、ADL能力はBarthel.Index(以下、B.I.)を用いた。【倫理的配慮、説明と同意】 本研究は当院の倫理委員会の規定に沿って行った。【結果】 症例1は脱髄型の男性39歳、症例2は軸索型の男性67歳、症例3は軸索型の男性75歳、症例4は軸索型の女性80歳、症例5は軸索型の男性41歳であった。平均年齢は60.4±19.2歳、当院入棟までの平均経過日数は55.6±23.4(30~88)日であった。急性期加療では全症例がIVIGを施行し、症例1、5はステロイドパルス療法を併用していた。また、極期に全症例が四肢麻痺を呈し、症例1、2は呼吸筋麻痺により人工呼吸管理を行っていた。入棟時のB.I.は症例1~5それぞれ、60、40、40、40、15点であった。ADLの経過をB.I.の項目別で整理すると、食事は症例1、2は入棟時自立、介助を要した3例の内、症例4、5は入棟から10~20日で自立した。症例3は退院時も介助を要した。椅子とベッド間の移乗は症例4が入棟時自立、介助を要した4症例全例が60~90日で自立した。整容は症例1が入棟時自立、介助を要した4例の内、症例2、4、5は30日~90日で自立した。軸索型の症例3は退院時も介助を要した。トイレ動作は全例が入棟時介助、30~150日で全例自立した。しかし、症例3、5は下衣の操作に補助具の使用、衣服の工夫が必要であった。入浴は入棟時に全例が介助を要し、症例1、4は入棟から120~150日で自立した。症例2、3、5は退院時も介助を要した。移動は入棟時、全例が介助、30~150日で全例が歩行自立した。症例1、3、5はロフストランド杖、症例2は下肢装具とロフストランド杖が必要であった。階段昇降は入棟時全例が介助、症例1、2、4、5は入棟から120~150日で自立、症例3は退院時介助を要した。更衣は入棟時全例が介助、症例1、2、3、4は30~150日で自立したが、症例5は退院時も介助であった。排便・排便コントロールは入棟時、症例3、4が自立、介助を要した症例1、2、5は入棟から14~20日で自立した。退院時B.I.は症例1~5までそれぞれが、100、95、75、100、90点に改善した。なお、5症例の平均在院日数は147日±17.9日であり全症例が自宅退院に至った。【考察】 当院へ入棟した患者5症例は日本神経治療学会/日本神経免疫学会合同の治療ガイドラインで予後不良因子として挙げられている高齢者や呼吸筋麻痺などの重度麻痺、軸索障害などの項目に当てはまった。また、入院時B.I.は脱髄型の症例1を除くと4例が40点以下であり、回復遅延例と考える。ADL能力の経過をB.I.の項目別で整理すると、自立に要した期間や達成度から概ね排便・排尿コントロール、食事、整容、トイレ動作、移動、更衣、階段昇降、入浴の順で難易度が高いと考える。自立しなかった項目を整理すると、整容や食事といった比較的容易な項目で減点となる症例がいた。これは、上肢に麻痺が残存した症例の特徴であり、手指の拘縮を認めた症例では補助具の装着も困難であった。一方、下肢麻痺が残存した場合は下肢装具や歩行補助具の使用により、退院時には全症例が歩行自立した。これらから、上肢麻痺がADL能力獲得の阻害因子となる可能性が高い事が示唆された。その為、GBS患者に対しては、早期より上肢の機能改善を目的とした機能訓練と補助具の活用、上肢装具による拘縮予防に努める事が重要と考える。【理学療法学研究としての意義】 回復期リハ病棟における、GBS患者に対するアプローチの意義は機能回復を促し、ADLを獲得させ、社会復帰に繋げる事であり、円滑な訓練転換のためにはGBS患者の訓練経過を理解しておく必要がある。今回の結果は、適切な訓練展開や目標設定の指標の一助として活用できるものと考える。
著者
佐藤 哲男 細川 正清 渥美 亮 鈴木 亘 伯水 英夫 永井 栄一
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Biological and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:09186158)
巻号頁・発行日
vol.17, no.5, pp.662-664, 1994-05-15 (Released:2008-04-10)
参考文献数
18
被引用文献数
79 135

We measured the plasma concentrations of 7-ethyl-10-[4-(1-piperidino)-1-piperidine] carbonyloxycamptothecin (CPT-11) and the active metabolite 7-ethyl-10-hydroxycamptothecin (SN-38), after treatment with CPT-11 to rats pretreated with bis-p-nitrophenylphosphate (BNPP) which is a specific inhibitor of carboxylesterase, and non-pretreated rats. The plasma level of SN-38 was decreased in the BNPP-pretreated group compared with these of non-pretreated group, indicating that the esterase involved in CPT-11 metabolism is a carboxylesterase. We also characterized the molecular species of carboxylesterase involved in CPT-11 metabolism using enzyme preparations purified from liver microsomes. Thirteen carboxylesterase isozyme activities towards CPT-11 were compared and guinea pig GLP1 was found to have the highest activity, while human HU1 isozyme had relatively lower activity than those of animal species. In studies on the kinetic parameters of the hydrolysis of CPT-11 by the purified carboxylesterase isozymes the highest Vmax value of the isozymes was found in human HU1 and the smallest was seen in rat RL1. The Vmax/Km for RL1 showed the largest value of 21.7 nmol/mg protein/mM.
著者
風間 一洋 佐藤孝治
雑誌
情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.1995, no.19(1994-MUS-009), pp.21-26, 1995-02-24

マルチスレッドシステムやマルチエージェントシステムなどの並列プログラムの動作を認識することは難しい。その場合に、並列プログラムの動作を聴覚化することは、視覚化と同様に有効である。この論文では、並列プログラムの動作を認識する方法と、並列プログラムの情報を音へマッピングする方法を考察する。