著者
大門 啓志 呉 敏 杉田 智和 引地 康夫 松原 孝至 太田 敏孝 可児 良弘
出版者
無機マテリアル学会
雑誌
Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan
巻号頁・発行日
vol.8, no.293, pp.283-288, 2001

A commercial hydroxyapatite, which has been regarded as a powder with low sinterability, was ground by four kinds of wet ball-milling in order to improve the sinterability. The effect of the grinding on the sinterability was investigated by comparing the four methods. When the powder was ground under water as a dispersion media, fine particles generated by the grinding cohere to reconstruct aggregates, then milling effects disappear. The fine particles without reconstructed aggregates can be obtained by ball-milling under ethyl alcohol as a dispersion media. The grinding efficiency can be improved by using balls with a high true density. The sizes of aggregates were diminished to 0.1-0.2μm by ball-milling using nylon coated iron balls. The powder ground by the nylon coated iron ball was formed into disks and then heated at 1200°C for 1 h. The bulk density of the sintered body was >98% of the theoretical density.
著者
大原 孝治
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー = Nikkei information strategy (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.24, no.10, pp.8-12, 2015-11

「驚安の殿堂」を展開、安さと独特の店作りで、外国人観光客から圧倒的な支持を受ける。カリスマ創業者からバトンを受け継ぎ、「個店主義」の原点に立ち戻る。CIO経験を生かし、iPadや社内SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を駆使。
著者
清水 まり恵 中村 淳子 内野 郁代 津久井 和夫 佐竹 正博 中村 榮一 柏瀬 貢一 田中 秀則 植木 純一 峯元 睦子 市原 孝浩 菅原 直子 栗田 裕子 中島 文明
出版者
日本組織適合性学会
雑誌
日本組織適合性学会誌 (ISSN:21869995)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.11-19, 2003

<p>我々は日常, HLA-A, B, C検査に血清学的検査法とDNAタイピング法を, HLA-DRB1検査にDNAタイピング法をそれぞれ実施している. DNAタイピング法としてはPCR-microtiter plate hybridization(PCR-MPH)法とPCR-single-strand conformation polymorphism(PCR-SSCP)法を通常用いている. これらのタイピングで, HLA抗原型またはHLAアリルが確定できなかった場合に, sequencing based typing(SBT)法によりHLAアリルの確認を行なっている. SBT法で新対立遺伝子を含むヘテロ接合体が検出された場合は, 新対立遺伝子を含む一方の染色体の遺伝子領域を増幅し, その塩基配列の決定を行なった. それらのアリルのうち, 7種類がWHO HLA命名委員会によりそれぞれ公認, 命名された(A*0259, A*020107, B*5609, B*5131, B*5205, DRB1*1444, DRB1*1445). A*0259は, A*020101と比較して第2エクソンに位置する塩基125のGがAに置換することにより, コドン18のGlyがSerに変異していた.</p>
著者
山本 明史 藤原 孝幸 橋本 学 舟橋 琢磨 輿水 大和
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.33, no.34, pp.73-76, 2009-08-27

本稿では、画像をブロック分割し、それぞれのブロックの画像中における独自性の高さを画素値とするレア度画像を提案する。レア度の計算は局所特徴量の発生頻度分布を基として行い、算出に用いる特徴はディジタル画像におけるもっとも原始的なものとして輝度値、勾配強度、最大勾配方向とした。また、レア度情報を用いることによるパターン情報等の教師を必要としない領域分割手法を提案し、3種のレア度画像それぞれにおける領域分割結果について考察する。
著者
笠原 孝太
出版者
錦正社
雑誌
軍事史学 (ISSN:03868877)
巻号頁・発行日
vol.51, no.3, pp.131-137, 2015-12
著者
橋原 孝博 小村 堯 宮原 満男
出版者
広島大学総合科学部
雑誌
広島大学総合科学部紀要. VI, 保健体育学研究 (ISSN:02893002)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.33-41, 1988

The purpose of this study was to establish the automated 16mm motion analysis system for three dimensional cinematography(DLT method).Nac motion analyser equipped with graf-pen degitizer,and NEC personalcomputer were used for the 16mm film analysis,where the coordinates were automatically transferred into the computer.The position data calculated by DLT method were very accurate.The mean deviations of computed coordinates from the actualcoordinates were 0.011m in the vertical direction(Z),0.019m in the horizontal direction(X)and 0.008m in the horizontal direction(Y).
著者
森丘 保典 伊藤 静夫 持田 尚 大庭 恵一 原 孝子 内丸 仁 青野 博 雨宮 輝也
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
体育学研究 (ISSN:04846710)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.181-190, 2003-03-10 (Released:2017-09-27)
被引用文献数
1 2

本研究の目的は,異なる種目を専門としながらほぼ同等の400m走能力を有する被験者群(SPR、MID,DEC)を対象として,間欠的な漸増負荷走行テスト(MART)を行い,Laから推定されるパワーと400m走記録との関係を検討することであった。結果の要約を以下に示す。1)MARTにおける安静時から速度増加中のLaおよびPBLaにおいては,SPRが最も高く, MIDが最も低かった。この結果,PBLaはSPRがMIDに比べて有意に高い値を示し,P3mM,P5mMはMIDがSPRに比べて有意に高い値を示した。2)400m走記録とMARTにおけるPmaxとの間(r = -0.662,P<0.05),およびP60%Laとの問(r = -0.662,P<0.05)には,いずれも有意な相関関係が認められた。以上のことから,MARTは400m走能力を反映するテストとして有用であること,また,P60%Laは400m走能力を反映する評価指標の一つとして用いることができることなどの可能性が示唆された
著者
森丘 保典 伊藤 静夫 大庭 恵一 原 孝子 内丸 仁 青野 博 雨宮 輝也
出版者
The Japanese Society of Physical Fitness and Sports Medicine
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.285-294, 2003-06-01 (Released:2010-09-30)
参考文献数
36
被引用文献数
1 1

本研究の目的は, 中距離走者を対象に間欠的な漸増負荷走行テスト (MART) を行い, La動態から推定されるパワーと中距離走能力との関係を検討することであった.結果の要約を以下に示す.(1) V800m, V1500mと実験時の走力を表す最大パワー (Pmax) との間に有意な相関関係が認められた.(2) V800mとピークLa (PBLa) の60%値 (60%PBLa) を基準に算出したパワー (P60%La) , V1500mとPBLaの40%値 (40%PBLa) を基準に算出したパワー (P40%La) およびP60%Laとの間に有意な相関関係が認められた.以上のことから, MARTが中距離走能力を反映するテストとして有用であること, また, P60%Laが800m走能力, P40%LaおよびP60%Laが1500m走能力を反映する評価指標の一つとして利用可能であることなどが示された.
著者
森田 裕之 中原 孝信
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.7, 2006

小売業では競争の激化に伴い,商品の効率的な値段設定が望まれている.しかし大量の商品の中からどのような商品を値引きして販売すると効率的であるかを決めることは,POS データが蓄積されていても,その組合せの多さからそれほど単純であるとはいえない.本稿では,実際のPOS データを利用して,各商品の値引きの意思決定が総売上に対する影響を持つ1つのモデルを定式化する. その上で,回帰モデルを利用して値引きによる効用を算出し,ナップザック問題を解くことによって全体として最適になるようなプライシング戦略を提案する.
著者
藤原 孝章
出版者
同志社女子大学
雑誌
同志社女子大學學術研究年報 (ISSN:04180038)
巻号頁・発行日
vol.59, pp.89-106, 2008-12-26

Recently a proposal and some implementations about citizenship education have been tried in Japan with response to the UK. They are the report of citizenship education by a research group sponsored by the Ministry of Economy, Trade and Industry, the attached Ikeda Junior High School of Osaka University of Education, primary and Junior high schools governed by the local authority of Shinagawa-Ku, Tokyo, and the attached primary school of Ochanomizu University. This research analyses those implementations and curricula from the perspective of subject education and research, and indicates some viewpoints on citizenship education in schools. The contents of this research consist of four parts: (1) examining citizenship at the national level and competency of citizens in contemporary society, (2) analyzing implementations and curricula at the attached Ikeda Junior High School, the local authority of Shinagawa-Ku and the attached primary school of Ochanomizu, (3) indicating some viewpoints on citizenship education in Japan compared with the UK, (4) proposing citizenship studies as comprehensive social studies in schools.論文 (Article)
著者
中原 孝信 宇野 毅明 羽室 行信
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告アルゴリズム(AL) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.27, pp.1-8, 2013-10-30

本研究は,Twitter の投稿内容に,データ研磨技術を用いたマイクロクラスタリングを利用することで,単語の共起関係に基づいたクラスタによる概念を構築する.そして興味対象となるツイートをできる限り多く被覆するような少数のクラスタを,ナップサック制約付き最大被覆問題を用いて抽出することで,投稿内容の要約を行う.抽出されたクラスタは,ある特定のツイート群の文章を特徴付ける単語のグループとして捉えることができ,それらを概念として扱う事で,単語を独立に扱った場合に比べて,すぐれた要約になっていることを示す.計算実験では,テレビアニメーション番組「宇宙兄弟」に関する投稿内容を対象にして提案手法を適用した.This research proposes a method to detect the contents of Twitter posts by analyzing the contents of tweets posted by viewers watching a specific TV program whenever the number of posts increase dramatically and then to summarize that content. First the proposed method creates concepts from clusters based on the co-occurrence of words. Then posts during tweet bursts are taken to be tweets of interest, and a minimal number of clusters that cover as much as possible those tweets are extracted using a knapsack-constrained maximum covering problem. A computational experiment shows the effectiveness of the proposed method with reference to a TV animation program "Space Brothers."
著者
中野 三敏 花田 富二夫 松原 孝俊 大庭 卓也 宮崎 修多 飯倉 洋一 亀井 森 川平 敏文 久保田 啓一
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本調査チームによって収集された、草双紙や仮名草子、木活字、唐本、画譜、銅版など、三十項目以上のジャンル別善本を、ホノルル美術館において精査して、その画像データを公開した。本プロジェクトの目的は、世界で所蔵される和本・和刻漢籍などを総合的、体系的に調査しつつ、在外和本総目録の基礎データを作成し、その公開・発信に努めることにあるが、それと同時に、重要視したのは、「日本学」次世代研究者養成や国際的日本学研究者コミュニティー構築に貢献することであった。日本人だけでなくあらゆる国の次世代研究者対象の書誌調査講習なども実施して、「和本リテラシー」を普及しつつ世界の日本学研究振興に応分の貢献を果たした。