著者
尾崎 正峰
出版者
一橋大学
雑誌
一橋論叢 (ISSN:00182818)
巻号頁・発行日
vol.121, no.2, pp.205-220, 1999-02-01

論文タイプ||論説
著者
内藤 孝一 山田 英二 尾崎 安彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. IS,[情報システムと社会環境] (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.84, pp.47-54, 2003-06-19

(株)NTTデータでは「eデモクラシー」研究の一環として、1年間にわたり、千葉県八千代市で地元のNPOと共同で、地図情報システムを用いて地域の環境情報を市民間で共有し、行政への市民参加を支援する実験を実施した。その結果、電子地図上での地点情報や画像データを用いた情報発信はコミュニケーションを活性化させる可能性が高いが、利用環境にも左右されやすく、システムの地図表示スピードや操作面でのストレスが阻害要因になりうることが明らかになった。また、システムに関する要因以外では、参加者から発信された情報の活用用途や活用結果を明示することが、参加者のモチベーションを高める上で重要であることが明らかになった。
著者
樋口 収 道家 瑠見子 尾崎 由佳 村田 光二
出版者
The Japanese Group Dynamics Association
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.148-157, 2011
被引用文献数
1

他者との良好な関係を維持したいという欲求は,根源的なものであるとされる。先行研究では,そのような動機から,被害者は時間の経過とともに加害者を許すことが示されている(Wohl & McGrath, 2007)。このことから,本研究は重要他者との葛藤を思い出したとき,被害者は加害者よりも当該出来事を遠くに感じる可能性について検討した。実験1では,参加者に重要他者との間に起きた過去の葛藤を被害者あるいは加害者の立場から想起させ,当該出来事をどの程度遠くに感じるかに回答させた。その結果,被害者は加害者よりも当該出来事を遠くに感じていた。実験2では,参加者に重要他者あるいは非重要他者との間に起きた葛藤を被害者あるいは加害者の立場から想起させ,当該出来事をどの程度遠くに感じるかに回答させた。その結果,重要他者との葛藤を思い出した場合には被害者の方が加害者よりも出来事を遠くに感じていたが,非重要他者との葛藤を思い出した場合には被害者と加害者の間で有意な差はみられなかった。これらの結果は,仮説と一貫しており,他者との良好な関係を維持したいという欲求が自伝的記憶の再構成に及ぼす影響を議論した。<br>
著者
尾崎 竜史
巻号頁・発行日
2012

筑波大学博士 (工学) 学位論文・平成24年3月23日授与 (甲第6062号)
著者
越後 潔 菊地 宣史 山田 篤志 横田 和隆 尾崎 功一 山本 純雄
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学会関東支部ブロック合同講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2002, pp.105-106, 2002-08-29

This paper reports evaluation of gait of the legged robot for uneven terrain. In order for the legged robot to move on the uneven terrain without tumbling down, appropriate walking plan is necessary. The paper proposes a new walk planning method comprising path planning, gait planning, and trajectory planning, and quantitatively evaluates the gait generated by the proposed method.
著者
尾崎 良康
出版者
愛知教育大学
雑誌
愛知教育大学研究報告. 人文・社会科学 (ISSN:13414615)
巻号頁・発行日
vol.56, pp.169-171, 2007-03-01

1964年,アメリカ支配下の沖縄普天間で,米兵2名が殺傷される事件が起きた。容疑者は,沖縄の青年4人。裁判の陪審員に選ばれた著者は,沖縄人に重罪を科そうとするアメリカ等の陪審員が多数を占める陪審評議で,ついに「逆転」を生じさせた。大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したこの作品は,沖縄統治の実態と,陪審裁判の問題点とを赤裸々に明示してくれる。この裁判は,2009年までに実施される予定の,新しい「裁判員制度」とは明ちかに異なる制度の下での裁判ではあるが,同じ民衆による裁判という観点からみれば∫何等かの参考になる事例であると考えられる。
著者
尾崎 康
出版者
慶應義塾大学
雑誌
斯道文庫論集 (ISSN:05597927)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.315-357, 1979-12-01
著者
宮島 郁夫 尾崎 行生 小林 伸雄
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

南米原産の花木であるジャカランダ(Jacaranda mimosifolia)の北部九州における形態的花芽分化の開始期は4月初旬であることがわかった.ジャカランダの花芽形成には低温(15℃)に1ヶ月以上遭遇することが必要であり,正常な開花には2ヶ月以上の低温期間が必要であると思われた.ジャカランダ花弁の主要アントシアニンはマルビジンに複数のグルコースと脂肪族有機酸が結合したアシル化アントシアニンであると推定された.
著者
瀬川 純 数野 憲二 松岡 正人 白波瀬 一朗 尾崎 正邦 松田 真人 冨井 由文 北野 正彦 黄瀬 正博
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
Chemical & pharmaceutical bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.43, no.1, pp.63-70, 1995-01-15

A seried of 1,8-disubstituted 6-fluoro-4-oxo-7-piperazinyl-4H-[1,3]thiazeto[3,2-a]quinoline-3-carboxylic acid derivatives was prepared and evaluated for antibacterial activity. In the 7-piperazinyl series, addition of a fluorine at C-8,which increased the in vitro activity for the 1-hydrogen and 1-methyl analogues and decreased it for the 1-phenyl analogue, improved the in vivo activity of all the analogues. Introduction of a methoxy group at C-8 of the 1-methyl-7-piperazinyl analogue also improved its in vivo antibacterial activity. The effect of 8-substituents on the in vitro and in vivo antibacterial activity of the 1-methyl-7-(4-methyl-1-piperazinyl) series is also discussed.
著者
阿江 通良 岡田 英孝 尾崎 哲郎 藤井 範久
出版者
バイオメカニズム学会
雑誌
バイオメカニズム学会誌 (ISSN:02850885)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.112-121, 1999
被引用文献数
6 4

The purpose of this study was to investigate motion patterns for elderly people stepping over obstacles with a videography by comparing with those of the young. Crossing speed, step length, and step frequency of the elderly were significantly smaller than those of the young. With an increase in obstacle heights, crossing speed and step frequency decreased in the elderly, but there was no significant change in those of the young. With increased obstacle heights, the elevation of the lead leg increased in both groups, depending more on the elevation of the thigh and the flexion of the hip and ankle joints for the elderly, and the elevation of the shank and knee flexion for the young. In the elderly, the range of motion for the upper arm was significantly smaller than that of the young, and the forward lean of the trunk increased after landing of the lead leg at high obstacle. This may have made the clearance of the trail leg easier.
著者
山口 惠三 大野 章 石井 良和 舘田 一博 岩田 守弘 神田 誠 秋沢 宏次 清水 力 今 信一郎 中村 克司 松田 啓子 富永 眞琴 中川 卓夫 杉田 暁大 伊藤 辰美 加藤 純 諏訪部 章 山端 久美子 川村 千鶴子 田代 博美 堀内 弘子 方山 揚誠 保嶋 実 三木 誠 林 雅人 大久保 俊治 豊嶋 俊光 賀来 満夫 関根 今生 塩谷 譲司 堀内 啓 田澤 庸子 米山 彰子 熊坂 一成 小池 和彦 近藤 成美 三澤 成毅 村田 満 小林 芳夫 岡本 英行 山崎 堅一郎 岡田 基 春木 宏介 菅野 治重 相原 雅典 前崎 繁文 橋北 義一 宮島 栄治 住友 みどり 齋藤 武文 山根 伸夫 川島 千恵子 秋山 隆寿 家入 蒼生夫 山本 芳尚 岡本 友紀 谷口 信行 尾崎 由基男 内田 幹 村上 正巳 犬塚 和久 権田 秀雄 山口 育男 藤本 佳則 入山 純司 浅野 裕子 源馬 均 前川 真人 吉村 平 中谷 中 馬場 尚志 一山 智 藤田 信一 岡部 英俊 茂籠 邦彦 重田 雅代 吉田 治義 山下 政宣 飛田 征男 田窪 孝行 日下部 正 正木 浩哉 平城 均 中矢 秀雄 河原 邦光 佐野 麗子 松尾 収二 河野 久 湯月 洋介 池田 紀男 井戸向 昌哉 相馬 正幸 山本 剛 木下 承皓 河野 誠司 岡 三喜男 草野 展周 桑原 正雄 岡崎 俊朗 藤原 弘光 太田 博美 長井 篤 藤田 準 根ヶ山 清 杉浦 哲朗 上岡 樹生 村瀬 光春 山根 誠久 仲宗根 勇 岡山 昭彦 青木 洋介 草場 耕二 中島 由佳里 宮之原 弘晃 平松 和史 犀川 哲典 柳原 克紀 松田 淳一 河野 茂 康 東天 小野 順子 真柴 晃一
出版者
日本抗生物質学術協議会
雑誌
The Japanese journal of antibiotics (ISSN:03682781)
巻号頁・発行日
vol.62, no.4, pp.346-370, 2009-08-25
被引用文献数
26
著者
尾崎 恭子
出版者
中国学園大学/中国短期大学
雑誌
中国学園紀要 (ISSN:13479350)
巻号頁・発行日
no.4, pp.61-67, 2005-06
被引用文献数
2

幼児教育において「絵本」は重要な保育内容の1つとして位置づけられているが,絵本は幼児の精神発達にどのような役割を果たしているのだろうか。本研究の結果は,幼児の絵本体験における発達を根底から支えているのが,"想像力"であり,しかも,それらの想像力が創造性や発明,発見へとつながっていくことが明らかになった。また,絵本を通して子どもたちの想像力を思いっきり飛翔させ,"感動"する心をくり返し体験させるためには,読み手である保育者の感動とともに,すぐれた絵本の絵と文が子どもたちの想像力を豊かにするための大きな役割をになっていることが分かった。そうした観点から,保育者はどのように絵本を選んだらよいかについて,文については5つのポイント,絵については10のポイントを具体化した。さらに,絵本の読み方をどのように工夫すればよいかについては,9つのポイントを具体化した。最後に,「ぐりとぐら」の絵本の実践例から,絵本を通して生活体験をより広げ,絵本の楽しみをより深めるための保育者の言葉かけや手立てを明らかにした。