著者
平野 亜矢
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.618, pp.44-53, 2011-01-24

ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が改めて注目されている。機能が増えてサービスが多様化。いまや個人だけでなく、企業や団体も参加する一大コミュニケーションの場となっている。(平野 亜矢=日経PCビギナーズ) 最近、いろいろな場面で「mixi(ミクシィ)」「Facebook(フェイスブック)」「Twitter(ツイッター)」といった言葉をよく耳にする。
著者
岡田 真人 平野 あや 上江洌 達也
出版者
日本神経回路学会
雑誌
日本神経回路学会誌 (ISSN:1340766X)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.82-88, 2004-06-05 (Released:2011-03-14)
参考文献数
12

相関型連想記憶モデルは,当初ヒトの行動レベルでの記憶現象を説明するモデルとして提案された.その後,Rollsによって海馬CA3回路が自己相関型連想記憶モデルとして働くという仮説が提案され,連想記憶モデルがヒトの行動レベルのマクロなモデルだけでなく,電気生理的に観測できるニューロンのレベルの神経回路モデルとなった.最近では,連想記憶モデルは高次視覚野である側頭葉の知見を説明するモデルとしても注目をされている.本解説では,連想記憶モデルを用いて側頭葉のニューロンの性質に関して一見異なって見える知見がどのように矛盾なく説明できるかを解説する.
著者
稲垣 敦 草間 朋子 桜井 礼子 平野 亙 高波 利恵 溝口 和佳 岩崎 香子 品川 佳満 中山 晃志 影山 隆之
出版者
大分県立看護科学大学看護研究交流センター
雑誌
看護科学研究
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.47-56, 2012

大分市と協力して2005年に介護予防運動「お元気しゃんしゃん体操」(OSST)を開発した。OSSTは3段階の運動強度に分けられており、それぞれ道具を使わない4 種類の筋力トレーニングと3 種類のストレッチから構成されている。本研究には64~90歳の130名の在宅高齢者が参加した。3 ヶ月間のプログラムは、高齢者サロンでのOSST、健康相談、健康に関する講義、自宅でのOSSTであった。この期間の前後に、運動機能を測定し、自覚した身体的および精神的な変化に関する質問紙調査票を配付した。その結果、80%以上の者がほぼ毎日OSSTを家で実施し、OSSTでケガをした者はいなかった。また、体重、等尺性膝関節伸展筋力、肩関節柔軟性、10 m全力歩行タイム、最大一歩幅、ステッピングで有意な改善が認められ、体脂肪率、握力、長座体前屈、重心動揺、開眼片足立ち、全身反応時間では認められなかった。さらに、ほとんどの被験者が身体的および心理的に望ましい変化を報告した。OSSTは運動機能や心理面の改善の点で他の介護予防運動と同程度有効であった。さらに柔軟性や平衡性を高めるために改善が必要であるが、OSSTは安全性、継続可能性、効果の点から高齢者に相応しい運動であると考えられる。
著者
平野 健一郎
出版者
関西大学
雑誌
東アジア文化交渉研究 (ISSN:18827748)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.7-22, 2009-03-31

The development of a theory of international cultural relations can be traced back to Benjamin Schwartz's study of Yan Fu (In Search of Wealth and Power: Yen Fu and the West, Harvard University Press, 1964). Yan Fu translated some of the 19th century Western European works into Chinese as a way for China's modernization. To analyze Yan Fu's cultural struggles, Schwartz applied a path-breaking methodological framework, defining a culture to be "a vast, ever-changing areas of human experience" and proposing to deal with the encounter between two cultures as a vantage point for taking a new look at both cultures. After reading the Schwartz's work carefully and translating it into Japanese, this author formulated a theory of international cultural relations that considers cultural contacts and changes themselves to be important aspects of international relations.
著者
赤岡 功 武石 彰 李 在鎬 姜 判国 陳 韻如 井村 直恵 光田 稔 平野 実 Akaika Isao Takeishi Akira Lee Jaeho Kang Pankuk Chen Yun-ju Imura Naoe Mitsuda Minoru Hirano Minoru アカオカ イサオ タケイシ アキラ LEE Jaeho KANG Pankuk CHEN Yun-ju イムラ ナオエ ミツダ ミノル ヒラノ ミノル
出版者
県立広島大学
雑誌
県立広島大学経営情報学部論集 (ISSN:18827985)
巻号頁・発行日
no.2, pp.207-225, 2010-02

本稿は,平成21年3月7日に県立広島大学に於いて開催された文部科学省科学研究費補助金による企業経営シンポジウム「今,企業経営を考える-グローパルマーケットでいかに生き残るか-」の内容を纏めたものである。シンポジウムは,基調講演(「自動車産業における企業の境界」京都大学武石彰), 3つの研究報告(「韓国の自動車部品調達と日本からの示唆」京都橘大学 李在鏑, 「韓国ハイニックス半導体の再生」 県立広島大学 姜判国,「台湾 AcerWistron社の再生を通じた競争優位の再構築」 九州国際大学 陳韻如・京都産業大学 井村直恵) および,パネルディスカッションで構成された。本稿では,これらのシンポジウムの内容の中で、Ⅰ基調講演とⅡパネルディスカッションの内容について記載する。
著者
平野 寛弥
出版者
一般社団法人日本社会福祉学会
雑誌
社会福祉学 (ISSN:09110232)
巻号頁・発行日
vol.48, no.4, pp.5-16, 2008-02-29

本稿では,T.H.マーシャルの論文「福祉資本主義の諸価値問題」およびその「追論」(以下,「ハイフン連結社会」論と総称)を再検討し,その現代的意義について考察した.具体的には,「ハイフン連結社会」論を社会システム論の観点から再解釈し,通説の妥当性を検証したのち,そこで採用されている分析枠組みを用いて,現代の経済一福祉間の関係について検討した.その結果,「ハイフン連結社会」論は価値選択を通じての構造問題の許容化を論じた社会体制論として理解される.したがって,価値問題のみを扱っているとする通説は妥当性を欠いている.また,経済-福祉間の関係が構造的に変容した現代では,構造のあり方までもが価値問題の盤上に上げられる点で,以前に比べ価値問題が先鋭化し,その重要性も増大している.その意味で,マーシャルの議論は現代においてもなお大きな意義を有している.
著者
津本 周作 平野 章二 津本 優子
出版者
The Biometric Society of Japan
雑誌
計量生物学 (ISSN:09184430)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.S155-S176, 2008-12-15
被引用文献数
1

Hosptial information system (HIS) collects all the data from all the branches of departments in a hospital, including laboratory tests, physiological tests, electronic patient records. Thus, HIS can be viewed as a large heterogenous database, which stores chronological changes in patients' status. This paper overviews three applications of data mining and statistical methods to HIS. First, clustering of temporal sequences based on multiscale matching was applied for grouping chronic hepatitis. Second, decision tree method was used for detection of risk factors, which was successfully used to prevent nursing medication errors. Finally, several linear models were applied for hospital management data. These results show that data mining methods, including decision tree mining, temporal data mining, are useful for detection of risk factors from large distributed data such as HIS, whose process can be called risk mining.
著者
岩浪 哲馬 後藤 富朗 平野 智 桜井 優
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.36, no.7, pp.5-8, 2012-02-09

画像のコントラスト補正は,過度な強調により画質が劣化する,あるいは局所的なコントラストが未改善となるといった問題があり,画像の適応的なコントラスト改善は難しい.また,適応的なコントラスト補正を行った場合には,処理時間が増大する問題がある.そこで本稿では,画像をサブブロックに分割し処理を行う適応的なコントラスト補正法を提案する.提案手法は,ブロック分割による処理時間の削減およびDRSHEを局所領域に応用することで局所的なコントラストの向上を実現でき,Retinex手法と同程度のコントラスト強調度を保ちつつ大幅な処理時間の削減に成功した.
著者
平野 圭一 島谷 民夫 小野 泰三 河田 哲郎 黒石 範彦 山田 想 宮川 宣明 深瀬 政秋 相原 玲二 栗野 浩之 小柳 光正
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術
巻号頁・発行日
vol.97, no.577, pp.47-54, 1998-03-06

モンテカルロ法による半導体素子シミュレーションは、ゲート長0.1μm以下の極微細半導体素子におけるホットキャリア効果などの物理現象の解析に非常に有用である。しかしながら、モンテカルロ法による半導体素子シミュレーションは、その精度を向上させるために、非常に多くの電子や正孔を追跡する必要があり、計算時間が膨大になるという欠点を持っている。そこで、この計算時間を大幅に減少するため、我々はモンテカルロ法による半導体素子シミュレーション専用のマイクロプロセッサを設計・試作し、これを用いた専用並列計算機を開発した。この専用並列計算機を用いて実際に極微細半導体素子のシミュレーションを行い、正常な結果が得られることを確認した。
著者
朴 兪美 平野 隆之 穂坂 光彦
出版者
日本福祉大学
雑誌
日本福祉大学社会福祉論集 (ISSN:1345174X)
巻号頁・発行日
no.125, pp.67-82, 2011-09-30

この試論では, 福祉社会開発研究領域でのアクションリサーチにおいて, 研究者が実践現場に関わりつつその現場を研究対象とするときの方法論を考察する. 高浜市における 「計画空間」, 高知県での 「研究会事業」, 釧路市での 「普遍化事業」 の 3 事例の分析を通じて提起されるのは, 「メタ現場」 の構築である. 対象地域の社会変化をある抽象度をもって写像する 「場」 において, 実践者も研究者もそれぞれ自己を 「異化」 し自己相対化しつつ, その場に 「同化」 すなわち内在的・文脈的・共感的に理解しあえる 1 アクターとなる. 研究者は, このメタ現場に自己の研究枠組みや観察結果を投げかけ, それへの反応から枠組みを変更し, 観察を修正する. 実践者は日常的な生活の現実を振り返り, 俯瞰的に観察し, 現場に洞察を還元できる. 意識的に現場からの一定の距離をもって仮構されているという双方の理解の下に, 実践者と研究者との協働の場となる空間が, メタ現場である.
著者
平野 宏 鈴木 浩之 田中 元文 大田 心平 新井田 達雄
出版者
東京女子医科大学学会
雑誌
東京女子医科大学雑誌 (ISSN:00409022)
巻号頁・発行日
vol.65, no.6, pp.501-501, 1995-06-25

第26回消化器病センター例会 1995年1月21日-22日 東京女子医科大学弥生記念講堂
著者
鈴木 修司 天野 久仁彦 原田 信比古 田中 精一 林 恒男 鈴木 衛 羽生 富士夫 平野 宏
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.416-421, 2004-04-01
被引用文献数
5

先天性胆道拡張症分流術後26年を経過して発症した肝内胆管癌の1例を経験したので報告する.症例は46歳の男性で,1975年先天性胆道拡張症戸谷分類IVaにて肝管空腸Roux-Y吻合を施行された.2001年3月心窩部痛,背部痛にて近医受診し,肝腫瘤と肝門の胆管狭小を認め当院紹介入院となった.CTでS4に30mm大の腫瘤と肝十二指腸間膜周囲リンパ節腫大を認めた.ERCPで膵胆管合流異常,遺残膵内胆管内に多数の結石を認めた.閉塞性黄疸の進行でPTCD施行し,胆管造影で尾状葉,右前区域,後区域胆管根部に不整な狭窄を認めた.血管造影で左肝動脈,門脈左枝の狭窄を認めた.以上より肝内胆管癌で左肝管から尾状葉,右前区域,後区域胆管根部および左肝動脈,左門脈へ浸潤と診断した.拡大左葉尾状葉切除で切除可能と判断し開腹したが,肝転移,肝十二指腸間膜へ浸潤高度で切除不能のため胃空腸吻合術とした.術後肝不全の進行で約1か月後死亡した.
著者
葛西 康徳 吉原 達也 西村 安博 松本 英実 朝治 啓三 小川 浩三 芹沢 悟 朝治 啓三 吉村 朋代 小川 浩三 芹沢 悟 林 智良 平野 敏彦 南川 高志 北村 麻子 桑山 由文 ゲアハルト チュール エヴァ ヤカブ シーマ アヴラモヴィッチ アデレ スカフーロ ヴォルフガング エルンスト トーマス リュフナー
出版者
大妻女子大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

イサイオスの法廷弁論11番及びデモステネスの法廷弁論43番、キケローの法廷弁論「カェキーナ弁護論」を素材として法廷演劇を行うことを構想し、その問題点を検討した。裁判過程全体の再構成を通して、「法」が証人や証拠と同様に位置づけられるという「事実としての」「物としての」法という仮説を提出した。裁判から古代法を見直すことが法の理解を根本から問うことになるという新しい方法論の可能性を示した。
著者
坪田 有史 西村 康 大祢 貴俊 深川 菜穂 橋本 興 小林 和弘 野本 理恵 平野 進 福島 俊士
出版者
一般社団法人日本歯科理工学会
雑誌
歯科材料・器械 (ISSN:02865858)
巻号頁・発行日
vol.23, no.4, pp.225-235, 2004-07-25
被引用文献数
4

レジン支台築造において,間接法を採用することによりレジン築造体を装着前に加熱処理を行うことが可能となる.そこでクリアフィルDCコア(DC)およびクリアフィルフォトコア(PC)の支台築造用コンポジットレジンに対して,各種加熱処理による物性の影響を検討した結果,以下の結論を得た.1.DCにおいて,100℃30分の加熱処理により圧縮強さ,圧縮比例限,ダイアメトラル引張強さ,3点曲げ強さ,曲げ弾性係数が有意に向上した.2.DCにおいて,加熱処理によりヌープ硬さは増加しなかった.3.DCにおいて,化学重合のみと化学重合と光重合で硬化させた試料間では吸水量以外の物性に有意な差は認められなかった.4.PCは,DCと比較すると加熱処理による影響が少ないことが示唆された.したがって,DCで製作したレジン築造体を加熱処理することによって,いくつかの物性が向上し,臨床的意義があることが分かった.
著者
平野 亜矢
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.530, pp.80-89, 2007-05-28

「以前、英会話学校に通ったけれど挫折しちゃったんだよね」「独学で勉強してみたけど三日坊主になっちゃって」——このように、英語というと苦い思いがある人は多いはず。中には、「別に英語なんてしゃべれなくても困らないから」とすっかりあきらめてしまった人もいるだろう。 でもちょっと想像してみてほしい。
著者
伊藤 信輔 井上 望 平野 実
出版者
一般社団法人 日本めまい平衡医学会
雑誌
Equilibrium Research (ISSN:03855716)
巻号頁・発行日
vol.45, no.3, pp.281-283, 1986 (Released:2009-06-05)
参考文献数
7
被引用文献数
1

Slow eye movement induced by a vestibulo-ocular reflex was enhanced or inhibited in various postures of rabbits. A tonic neck reflex functions to help pursuit eye movement in both active and passive postures.