著者
田中 宣行 岩出 純 川田 明彦
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.319-324, 2015 (Released:2018-01-25)
参考文献数
9

エンジン高出力化に伴い排気バルブの熱負荷が高くなり,各運転域での温度を正確に把握する必要がある.最高温度のみを計測する硬度法に代わる方法として,可視化法・熱電対法を確立した.可視化法ではNa 封入バルブは熱負荷の高い首部を効果的に冷却できることを確認し,熱電対法と併せて各運転域での温度を明らかにした.
著者
田中 常雄 田中 彰
出版者
公益社団法人 日本食品科学工学会
雑誌
日本食品科学工学会誌 (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.129-133, 1998-02-15 (Released:2009-05-26)
参考文献数
18
被引用文献数
5 12

ハスカップの成分分析を行った.その特徴は以下のとおりである.(1) 他の果実類に比べて,カルシウム,鉄,ビタミンC,α-トコフェロール及び食物繊維の含量が多かった.(2) ビタミンCは凍結貯蔵中は安定で,少なくとも1年間は減少することはなかった.しかし,収穫年によるビタミンC含量に変動がみられた.(3) 有機酸の主成分はクエン酸で,高い含量を示した.(4) 糖度は有機酸に比べて低く,糖酸比も低かった.(5) 千歳8号は他の系統(品種)に比べて,水分,有機酸及び食物繊維が少なく,糖度は高かった.(6) 乾物換算値による成分間の相関を求め,灰分とカリウムおよびマグネシウム間の正相関などが認められた.
著者
鶴 哲郎 溝部 晃 田中 暁 田中 誠 佐藤 隆一
出版者
石油技術協会
雑誌
石油技術協会誌 (ISSN:03709868)
巻号頁・発行日
vol.81, no.1, pp.56-65, 2016 (Released:2018-05-09)
参考文献数
41

An extremely low velocity layer was detected in a deep water area, whose velocity was estimated to be 1500 m/s by velocity analysis of the seismic data. Its thickness is approximately 500 m in average and exceeds 700 m in maximum. Although obtained data are limited to reveal its origin, the layer was interpreted to be a mass transport deposit based on the observations: a distribution feature spreading toward the deep water, a chaotic-to-transparent reflection pattern, basal erosions of the underlying sediments and a pressure ridge developed at the tip region. However, mass transport deposit is normally characterized by high seismic velocity according to previous studies, whereas such a mass transport deposit with low velocity is seldom reported. From detailed seismic interpretation, active normal faults cutting the seafloor were recognized in overlying sediments. The faults appear also to cut the uppermost part of the mass transport deposit. Moreover, pore pressure gradient within the deposit was estimated to be from 12.0 to 14.4 MPa/km, being comparable with the fracture gradient from previous study. As a result, the presently-detected low velocity layer can be concluded most likely as a slow-moving earthflow type of mass transport deposit in deep water.
著者
藤野 義之 井上 拓哉 小坂 優太 田中 孝治
出版者
宇宙太陽発電学会
雑誌
宇宙太陽発電 (ISSN:24321060)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.42-46, 2021 (Released:2021-03-10)
参考文献数
5

現在,宇宙太陽発電(SPS)を実現させるために小型衛星を用いた実証実験が計画されている.実証実験においては,衛星から送信されるビーム形状を正確に評価することが必要となる.これまでは送信アンテナをパラボラアンテナとしてビーム形状を再現,評価してきた.今回,フェーズドアレーアンテナとした場合の基地局配置の指針を示し,二次元最小二乗法によってパターンを再構成し有効性があることを確認した.また,勝浦だけでなく,臼田を通る軌道をについて,その有効性や課題を示した.
著者
安本 亮二 田中 重入 浅川 正純 柿木 宏介 田部 茂 西阪 誠泰 森 勝志 井関 達男 和田 誠次 前川 正信
出版者
泌尿器科紀要刊行会
雑誌
泌尿器科紀要 (ISSN:00181994)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.571-575, 1989-04

通常行われている尿路造影法に非イオン性造影剤(iohexol)を用い, 検査前後で尿中逸脱酵素・蛋白がどのような変化を示すかにつき検討した.正常な腎機能を有する9例を対象とし, DIPにて注入スピード10 ml/min, 総投与量100 ml (2.5 ml以下/kg)で静注した.投与前後の尿を採取し, 糸球体濾過能の指標としてアルブミンを, brush-border酵素としてγ-GTPを, lysosomal酵素としてNAGを, 尿細管性蛋白尿の指標としてα1MGおよびβ2MGを測定し, 各酵素と蛋白の尿中排泄量を尿中クレアチニン量と比較検定した.DIP後γ-GTPとNAGの尿中排泄量は有意(p<0.001, 0.02)に増加した.α1MGおよびβ2MGは有意に変化せず, アルブミンの変化は少量であった.今回の検討から, 非イオン性, 低浸透圧性造影剤であるiohexolは尿細管障害が少なく, brush-border酵素であるγ-GTPとlysosomal酵素のNAGは尿細管障害の良い指標となると考えられた
著者
田中 公二 柴田 護 野沢 悠子 駒ヶ嶺 朋子 森田 陽子 五味 愼太郎
出版者
日本神経学会
雑誌
臨床神経学 (ISSN:0009918X)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.130-134, 2008 (Released:2008-02-22)
参考文献数
13

症例は23歳の女性である.4歳時からアトピー性皮膚炎,小学生時から気管支喘息に罹患していた.200X年7月に歩行障害,下肢感覚異常,膀胱直腸障害を急激に発症し入院した.神経学的所見では,下肢筋力低下,下肢の温痛覚と位置覚障害,下肢腱反射低下ないし消失,および弛緩性の膀胱直腸障害をみとめた.入院時のMRIでは,円錐上部の腫脹がみとめられ,髄液検査では細胞・蛋白・IgGは正常であったが,IgE(8IU/ml)とMBP(7.8ng/ml)は高値であった.血液検査ではダニ特異的IgEが強陽性であった.以上の所見からアトピー性脊髄炎と診断した.入院後,ステロイド・パルス療法と血漿交換療法で臨床所見は改善した.第21病日以降に施行されたMRIでT2強調画像にて高信号を示す散在性病変が腰髄∼仙髄レベルに確認された.髄液と血液のIgEおよびアルブミンの測定結果から,IgE髄内産生の可能性が示唆された.髄液IgEを経時的に測定したが,病勢との相関は明らかでなかった.本例のような病巣部位と急性の経過は従来の報告に比し,非典型的と考えられた.
著者
池上 敦子 野々部 宏司 梅谷 俊治 田中 勇真
出版者
成蹊大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究は,勤務表作成者が潜在的に抱えている制約条件や評価尺度を勤務表に反映できる仕組みを構築することで,納得感を得る勤務表を短時間で作成できる環境実現を目指す.ナーススケジューリングにおいては,各ナースの実行可能スケジュールを含むネットワークを利用して最適解の列挙を行い,それらの関係性をグラフ表現することにより良解空間の把握を可能にした.教員のスケジュールにあたる学校の時間割作成についても,複数の最適化モデルを構築して求解速度を比較評価した.そして,潜在的に考慮されている制約条件や評価尺度を把握し,時間割に反映しやすいモデルを検討した.
著者
田中 久夫
出版者
耳鼻と臨床会
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.58, no.5, pp.203-207, 2012 (Released:2013-09-01)
参考文献数
9

メニエール病および臨床症状からメニエール病を疑う例に対するめまい発作予防の有用性を明らかにする目的で、ベタヒスチンメシル酸塩 (メリスロン®) 群とベタヒスチン+イソソルビドゼリー (メニレットゼリー® ) 併用群の後ろ向き比較試験を行った。イソソルビドゼリー併用群はベタヒスチン群に比べ、めまい発作時に服用するトラベルミン配合錠の錠数、外来での点滴回数および発作による入院の回数が有意に少なく、めまい発作の軽減効果が優れていた。海外に比べて承認投与量が少ない本邦のベタヒスチンメシル酸塩に、イソソルビドゼリーを患者の症状や服薬コンプライアンスを鑑みながら適宜減量して長期併用投与することは、安全性にも問題がなく、実地臨床におけるめまい発作予防を目的とした治療として有用であることが示された。
著者
金 柔美 田中 勝也 松岡 俊二
出版者
一般社団法人 環境情報科学センター
雑誌
環境情報科学論文集 (ISSN:03896633)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.189-194, 2012

本研究では国際環境レジームの有効性を分析するために,長距離越境大気汚染条約(LRTAP)の 4 議定書(ヘルシンキ,ソフィア,オスロ,ジュネーブ議定書)を事例とした定量的な評価をおこなった。 分析では1979 年のジュネーブ条約に参加した50 ヵ国を対象とし,手法にはdifference-in-differences (DID)モデルに傾向スコアマッチングを組み合わせた最新のインパクト評価モデルを用いた。分析の結果,ソフィア議定書では批准による環境質の改善が有意に認められたが,その他の3 議定書については有効性が確認されなかった。これらから,レジームの有効性を評価するには各国の異質性や汚染物質の特性,汚染物質の削減以外への効果などについて考察することが必要であると考えられる。
著者
川端 邦明 淺間 一 田中 雅之
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測自動制御学会 部門大会/部門学術講演会資料
巻号頁・発行日
vol.2, pp.86, 2002

One of important role of communication in multiple robot system is to make it possible to control the other agents based on intention transmission. In this study, we are discussing that multiple mobile robot system can acquire adaptive function by treating communication as one of actions for extending D.O.F. of the system. Purpose of this research is to realize the emerging action among multiple robots including communication. In this report, we try computer simulations of collision avoidance as one of environment co-creation task.
著者
泉 庄太郎 新井 肇 田中 英樹 小林 保博 西原 美知子 信澤 邦宏
出版者
群馬県水産試験場
雑誌
群馬県水産試験場研究報告 (ISSN:13421085)
巻号頁・発行日
no.12, pp.24-25, 2006-03

コイヘルペスウイルス病(KHV病)は持続的養殖生産確保法で特定疾病に指定されており、養殖場で発生した場合には、まん延防止対策として発生飼育池中のコイ(Cyprinus carpio)を全量処分することが望ましいとされている。群馬県では平成16年にKHV病が初めて発生し、各地の養殖場や天然河川でコイが大量斃死して産業的にも水圏環境的にも甚大な被害が続いた。しかし、コイが天然水域中にも普遍的に生息している魚類であることなどから感染源の特定にいたる事例は希である。このことはKHV病発生によって養殖コイの全量処分後、コイ養殖を再開する際に、養殖業者の心理的不安を増大させており、本県コイ養殖産業のKHV病被害からの復興に大きな障害となっている。そこで、本試験ではKHV病発生水域におけるコイ養殖再開の可能性を探索することを目的として、KHV病既発生養殖場でのKHVフリーのコイを用いた飼育試験を行った。
著者
本井 幸介 中村 心也 田中 直登 山越 憲一
出版者
Japanese Society for Medical and Biological Engineering = 日本生体医工学会
雑誌
生体医工学 = Transactions of Japanese Society for Medical and Biological Engineering : 日本エム・イー学会誌 (ISSN:1347443X)
巻号頁・発行日
vol.51, no.4, pp.268-275, 2013-08

Recently, the freak accidents in home have been increased and they are caused by the asphyxiation, drowning, falling, fire, and toxicosis. Especially in bathroom, the accident frequently arise and thus the healthcare monitoring and the accident detection system can be useful for attainment of safe and untroubled daily life. While some monitoring systems for moving state using infrared ray and ultrasonic wave were already developed, these methods distinguish only whether or not a bather is moving. Also, detailed motion analysis using CCD camera has the problem of privacy for the practical use. From these viewpoints, we designed the monitoring system for the electrocardiogram and respiration signal using bathtub-installed electrodes, showing its usefulness for the healthcare and the drowning alarm during taking a bath. However, the range over which this method is possible is limited in the bathtub and thus the detection in washing place are impossible. To solve this drawback, we developed a new system capable of detecting the accident in the washing place together with the pulse and respiration rate using a bath mat type multipoint pressure sensor located in washing place of bathroom. From the results of the accuracy evaluation in 20 healthy subjects, it is demonstrated that the present system can accurately detect the accident [60/60, 100%] and show the good correlation between the pulse [r=0.99] and respiration [r=0.95] obtained from the system and those obtained from the conventional methods using the sensors attached to the body surface.
著者
島田 一雄 若林 良二 鈴木 弘 武藤 憲司 田中 健二 浅井 紀久夫 結城 皖曠 近藤 喜美夫 シマダ カズオ ワカバヤシ リョウジ スズキ ヒロシ ムトウ ケンジ タナカ ケンジ アサイ キクオ ユウキ キヨヒロ コンドウ キミオ Kazuo Shimada Ryoji Wakabayashi Hiroshi Suzuki Kenji Muto Kenji Tanaka Kikuo Asai Kiyohiro Yuki Kimio Kondo
雑誌
メディア教育研究
巻号頁・発行日
vol.2, pp.29-42, 1999

現在、国内の高等教育機関が利用している2つのディジタル衛星通信システム、SCSとUnSATを接続して、1997年に都立航空高専で開催された2つのイベントを全国の大学・高専に配信する実験を行った結果について述べる。最初にSCSとUnSATの概要を述べ、続いて、「高等技術教育フォーラム'97」の内容を紹介する。次に、このフォーラム配信実験システムと実験方法を示し、予備実験とフォーラム当日の本実験について述べる。さらに、予備実験に対する航空高専学生と本実験に対する受信各局の参加者へのアンケート調査で得られた主観評価結果を示す。続いて、「第5回衛星設計コンテスト」の内容とその配信実験の概要を述べ、受信各局の参加者へのアンケート調査で得られた主観評価結果を示し、両実験の主観評価結果の比較を行う。最後に考察を行い、衛星通信の教育利用に対する問題点の分析と解決の指針、知見を述べ、異なる2衛星通信システム接続による教育・研究交流ネットワーク構築への手がかりが得られたことを示す。Experiments on a new distribution system formed by joining two digital satellite communication systems, SCS and UnSAT, were successfully carried out. The "Advanced Technological Education Forum '97"and the "Fifth Satellite Design Contest" were distributed experimentally from Tokyo Metropolitan College of Aeronautical Engineering to universities and national colleges in 1997. The present study showed that the satellite communication network constructed by joining SCS and UnSAT can be applied practically for the educational and research activites. After a brief introduction of SCS and UnSAT, we describe our method of constructing the system and present the results of a questionnaire investigation.
著者
田中 里子
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.944, pp.117-120, 1998-06-08

サッカー「Jリーグ」の試合結果を予想し、当たれば払戻金を受け取ることができるスポーツ振興投票実施(サッカーくじ)法案が5月12日、衆院本会議で自民党などの賛成多数により可決されました。このままでは2000年春のJリーグ開幕に合わせてサッカーくじが発売されてしまいます。
著者
田中 卓也
出版者
静岡産業大学経営研究センター
雑誌
環境と経営 : 静岡産業大学論集 = Environment and management : Journal of Shizuoka Sangyo University (ISSN:13415174)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.47-54, 2019-12

本研究では、芸能雑誌『明星』(集英社)を取り上げ、多くの女性ファンの心をつかむことに成功した男性アイドルについてとりあげ、男性アイドル観がどのように形成されたのかについて考察・検討を試みるものである。また男性アイドルが、「スポーツ」と「恋愛」について、どのように結びついていくことになったのかについて見出すものである。 1960年代初頭にジャニー喜多川が手掛けた4人組グループの「ジャニーズ」が「野球」を通じて交流した若い青年が最初のジャニーズタレントになって以降、現在に至るまで、多くのタレントを排出した。彼らは「野球」をはじめ、様々なスポーツと関わるなかで、若い女性から人気を博すことになった。女性にとっての男性アイドル観は、「新御三家」に始まり、「たのきんトリオ」の登場で形成されはじめ、「SMAP」に至るまで以後多くの女性から愛される(恋愛対象としての)存在になっていった。『明星』誌は、スポーツと恋愛が女性ファンと結びつける装置としての機能を有した。
著者
中村 京一 田中 美千裕 高橋 幸雄 佐藤 幸子 照屋 愛 乙咩 公通
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.34, no.3, pp.402-407, 2014 (Released:2014-06-17)
参考文献数
4

頚動脈ステント留置術carotid artery stentingでは,percutaneous transluminal angioplasty(PTA)に伴う頚動脈洞反射によって,心静止,徐脈,低血圧が誘発される.当院では,全身麻酔下に施行し,ステントを十分に開大させる方針をとっているため,留置ステントを拡張させて頚動脈内腔に適合させる留置後拡張術(Post-PTA)で頚動脈洞が強く刺激され,高頻度に反射が発生した.この反射を予防するため,Post-PTAの直前に予防的にアトロピンを投与するプロトコールを作成した.その結果,プロトコール施行前後で,徐脈(前100%,後9.8%),低血圧(前100%,後9.8%),体表ペーシング作動(前40%,後0%)の発生頻度が著しく減少した.本プロトコールによって,頚動脈反射に伴う徐脈,低血圧を効果的に予防できた.
著者
鯵坂 学 徳田 剛 中村 圭 加藤 泰子 田中 志敬 Manabu Ajisaka Tsuyoshi Tokuda Kei Nakamura Yasuko Kato Yukitaka Tanaka
出版者
同志社大学社会学会
雑誌
評論・社会科学 = Hyoron Shakaikagaku (Social Science Review) (ISSN:02862840)
巻号頁・発行日
no.91, pp.1-87, 2010-05-31

日本の大都市では2000年を画期として都心回帰がみられる。その原因は、不況によりオフィス需要が減少し、大型マンションが建てられ、新住民の居住が促進されたためである。大阪市特有の地域住民組織「地域振興会」へのインタビューを通して、大阪市における新住民と旧住民との関係について調査した。その結果から、新住民のそれへの参加は少なく、旧住民中心の振興町会側も対応に苦慮し、新旧住民間の交流やコミュニティの形成が課題となっていることが判明した。