著者
清水 洋 松本 聡 酒井 慎一 岡田 知己 渡辺 俊樹 飯尾 能久 相澤 広記 松島 健 高橋 浩晃 中尾 茂 鈴木 康弘 後藤 秀昭 大倉 敬宏 山本 希 中道 治久 山中 浩明 神野 達夫 三宅 弘恵 纐纈 一起 浅野 公之 松島 信一 福岡 浩 若井 明彦 大井 昌弘 田村 圭子 木村 玲欧 井ノ口 宗成 前原 喜彦 赤星 朋比古 宇津木 充 上嶋 誠 王 功輝 ハザリカ ヘマンタ 矢田 俊文 高橋 和雄
出版者
九州大学
雑誌
特別研究促進費
巻号頁・発行日
2016-04-22

2016年熊本地震について、地震活動や地殻変動、活断層、火山活動への影響、地震災害の特徴などを調査した。その結果、熊本地震は布田川・日奈久断層帯の右横ずれ運動によって発生したが、複数の断層面と複雑な断層形状を持つことを明らかにした。また、建物被害や土砂災害の地盤との関係、特に、地盤の過剰間隙水圧が地すべりの発生要因であることを明らかにした。さらに、災害情報や災害過程、被災救援、エコノミークラス症候群などについての調査から、広域複合災害の問題点と対応策を提示した。

1 0 0 0 OA 煮豆

著者
中里 トシ子
出版者
一般社団法人 日本調理科学会
雑誌
調理科学 (ISSN:09105360)
巻号頁・発行日
vol.23, no.3, pp.259-262, 1990-08-20 (Released:2013-04-26)
参考文献数
10
出版者
北海道大学大学院経済学研究科
雑誌
經濟學研究 (ISSN:04516265)
巻号頁・発行日
vol.59, no.4, pp.ii-iv, 2010-03-11
著者
佐々木 康之
出版者
公益社団法人 日本畜産学会
雑誌
日本畜産学会報 (ISSN:1346907X)
巻号頁・発行日
vol.39, no.9, pp.368-376, 1968

子牛を全乳のみで飼育すると混合唾液分泌能は未発達のままであるが,飼料摂取によって著しくそれを発達させることができることを著者はすでに観察した.本報告の実験目的は,飼育条件をかえることによって異なれる唾液分泌能発達過程を示す唾液腺の代謝能発達を,腺におけるエネルギー利用の基質的特異性を考慮しつつ検索することである.成牛の耳下腺スライスが酢酸をよく利用することは,すでに梅津&bull;佐々木が報告している.<br>ホルスタイン種雄子牛12頭を6頭ずつ2群に区分し,一群(MHG区)は全乳を制限給与したほかに乾草および濃厚飼料を自由摂取させ,他群(M区)は全乳のみで飼育し,1,4および13週令において両区2頭ずつを実験に供した.すなわち,左側耳下腺導管にカニューレを挿入して唾液分泌速度を計測してのち放血屠殺して耳下腺重量を知り,ついで,酢酸あるいはブドウ糖添加時における耳下腺スライスの酸素消費量を固有呼吸とともにワールブルグ検圧法(Krebs-Ringer phosphatebuffer, pH7.2,気相酸素,38&deg;C,3時間振盪)により求め,別に同様条件下で,酢酸,プロピオン酸,酪酸およびブドウ糖の基質消費量を測定した.その結果,以下の知見が得られた.<br>1. MHG子牛の耳下線は体重の増加および週令にともなって重量を増すが,M子牛耳下腺の体重に対する比率はむしろ低下する.<br>2. MHG子牛の耳下腺唾液分泌速度が顕著に増加するが,M子牛のそれはまったく発達をみせない.<br>3. 週令にともなう耳下腺スライスの固有呼吸発達はMHG子牛に高く,M子牛における発達はきわめて低い.酢酸添加による固有呼吸増加効果は,M子牛に比較してMHG子牛において良く発達し,ブドウ糖添加の効果は,両区とも各週令を通じてまったくみとめられない.<br>4. 基質消費よりみた酢酸の利用は,M子牛におけるよりもMHG子牛において著しく発達し,また,ブドウ糖利用の発達は両区ともにみとめられない.<br>5. 上記の結果から,唾液分泌能のいまだ発達していない子牛耳下腺スライスでは酢酸の利用がかなり低いが,唾液分泌量の増加とともにそれが急速に発達し,子牛を全乳のみで飼育して唾液分泌の発達を抑制すると,酢酸の利用もほとんど促進されないことが結論づけられる.

1 0 0 0 OA 山陽詩鈔註釈

著者
頼襄子成 [著]
出版者
大鐙閣
巻号頁・発行日
1919

1 0 0 0 OA 山陽詩鈔

著者
頼襄 著
出版者
石塚松雲堂等
巻号頁・発行日
1897
著者
赤川 元章
出版者
慶應義塾大学出版会
雑誌
三田商学研究 (ISSN:0544571X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.157-180, 2007-06

本稿は中国において活動したドイツ海外銀行,ドイツ・アジア銀行の発展を創業時の1889年から1913年に限定してその事業活動の側面について取り上げる。 まず,ロンドン金融市場と結合したドイツ・中国間の貿易金融システムを前提とし,銀本位制下の未発達な特殊な商業機構に根ざした中国の輸出入業務と銀行の貿易金融業務・外国為替業務・貸付業務との関連を考察する。次に,中国地域において行われた本支店5 営業店の銀行券発行業務を対象とし,その実態について固有の諸規定とそれらの特徴,および具体的な展開,さらに辛亥革命などによる影響などを分析する。また,国際銀行業の重要な収益源でもあった有価証券業務および借款業務を検討する。この業務はドイツ銀行界全体のシンジケートとして組織されたものであり,その主幹事として活動したドイツ・アジア銀行の保有証券および借款の内容を明らかにする。最後に,ドイツ・アジア銀行の主要資産5 項目,総資産利益率と配当率の推移を時系列的に追究し,同行の発展プロセスを数的に分析・確認する。商学部創立50周年記念 = Commemorating the fiftieth anniversary of the faculty論文
著者
山下 和樹 芹川 聖一 下村 輝夫
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.122, no.2, pp.311-312, 2002-02-01 (Released:2008-12-19)
参考文献数
3

The generation of handwritten character by computers is tried in this study. First, the features of handwritten characters have been analyzed in the frequency region. It has been understood that there are some frequency characteristics, which look like 1/f or white spectra, at the positions of the edge and the center of gravity of the character. Next, the character is approximated with B-spline curve, and the control-point of B-spline curve is fluctuated base on the spectrum analysis. The character generated in this study looks like that generated by handwritten.
著者
中村 元
出版者
心編集委員会 平凡社(発売)
雑誌
巻号頁・発行日
vol.21, no.11, pp.147-160, 1968-11
著者
服部 育郎
出版者
大法輪閣
雑誌
大法輪
巻号頁・発行日
vol.78, no.6, pp.52-57, 2011-06
著者
泊 祐子 岡田 摩理 遠渡 絹代 市川 百香里 部谷 知佐恵 濵田 裕子 叶谷 由佳 赤羽根 章子
出版者
一般社団法人 日本看護研究学会
雑誌
日本看護研究学会雑誌 (ISSN:21883599)
巻号頁・発行日
pp.20210123121, (Released:2021-07-09)
参考文献数
23

目的:医療的ケアのある重症児を看ている小児専門訪問看護ステーションの専門的役割と機能を明らかにすることである。今後,小児の訪問を新たに始める場合の準備の目安や,重症児と家族をケアする看護師の指針となると考えられる。方法:小児を専門としている訪問看護ステーション5か所の看護管理者5人にインタビューを行い,質的に分析を行った。結果:小児専門訪問看護ステーションは,【重症児の特徴をふまえた高度なケアの実施】と【家族全体の生活を支える援助】から成る『重症児と家族を支える小児専門訪問看護の役割』をもち,その土台には『小児専門としての役割を果たすための訪問看護ステーションの機能』として【小児在宅のプロの育成】と【家族のニーズに応える体制づくり】があった。結論:小児専門訪問看護の教育的機能と相談機能を推進することは,小児の訪問看護の拡大と質の向上につながると考えられる。
著者
庄子 育子
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.233, pp.64-67, 2009-03

内閣支持率の低迷にあえぐ麻生政権。各種世論調査では民主党優位が伝えられ、自民党内部から首相辞任論が飛び出すなど、政局は混迷の度を深めている。9月までに実施される次期衆院選で民主党が勝利した場合、医療分野はどう変わるのか。政権交代が現実味を帯びる中、同党の医療政策を追った。取材・文◎庄子 育子 麻生太郎内閣の支持率下落に歯止めがかからない。