著者
松崎 博季 元木 邦俊
出版者
北海学園大学
雑誌
北海学園大学工学部研究報告 (ISSN:02865262)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.171-181, 2006-02-20

口腔と鼻腔が結合した日本語母音/a/発声のMRIデータから作成した鼻腔付き3次元声道形状モデルとこのモデルから鼻腔を取り去った鼻腔無しモデルの音響特性を有限要素法を用いて解析した.有限要素法のシミュレーション結果より伝達特性と複素音響インテンシティを計算した.実験結果より,3kHz以下の周波数領域で鼻腔が結合することでピークや谷が生じることが示された.3kHzから5kHz間では両モデルの伝達特性はほぼ一致したが,5kHz以上では異なっていた.第1,2ピーク周波数において,鼻腔付きモデルの複素音響インテンシティのベクトル分布は鼻腔無しモデルのものとは大きく異なる分布であった.鼻腔付きモデルの伝達特性に見られた近接した谷とピークの対の複素音響インテンシティのベクトル分布は僅かな周波数差にもかかわらず異なるものとなった.
著者
松崎 博季 元木 邦俊
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.252, pp.7-12, 2005-08-18
被引用文献数
2

口腔と鼻腔が結合した日本語母音/a/発声のMRIデータから作成した鼻腔付き3次元声道形状モデルとこのモデルから鼻腔を取り去った鼻腔無しモデルの音響特性を有限要素法を用いて解析した.有限要素法のシミュレーション結果より伝達特性と複素音響インテンシティを計算した.実験結果より, 3kHz以下の周波数領域で鼻腔が結合することでピークや谷が生じることが示された.3kHzから5kHz間では両モデルの伝達特性はほぼ一致したが, 5kHz以上では異なっていた.第1, 2ピーク周波数において, 鼻腔付きモデルの複素音響インテンシティのベクトル分布は鼻腔無しモデルのものとは大きく異なる分布であった.鼻腔付きモデルの伝達特性に見られた近接した谷とピークの対の複素音響インテンシティのベクトル分布は僅かな周波数差にもかかわらず異なるものとなった.
著者
石岡 学
出版者
日本教育社会学会
雑誌
教育社会学研究 (ISSN:03873145)
巻号頁・発行日
vol.80, pp.291-310, 2007-05-31

The purpose of this study is to examine how the relation between general education and the world of work was structured, and what supported it in the early Showa Era, when the relationship appeared, through an analysis of the state of vocational guidance in primary school. Section 1 points out that the "Japanese" pattern of transition from school to work dates from the prewar period, and that earlier studies only clarified the intention and the actual situation on the part of companies or employment agencies. However, in order to grasp the entire historical process of the structuring of the system, it is necessary to elucidate the intention and the actual situation on the part of schools, and to inquire again on the issue of transition as a problem of education. The paper then explains the significance of clarifying the problem mentioned above. Section 2 examines the opinion of the Ministry of Education on the introduction of institutions for vocational guidance, and considers the kind of problems that occured in school. It shows that setting up a special subject of vocational guidance has consistently been shelved although teachers thought the problems emerged because of the lack of such courses. In the background was an essential aporia regarding vocational guidance. The aporia was caused by the fact that the transition from school to work was not always successful even if vocational aptitude tests were complete, because it depended on the situation of the labor market. Section 3 clarifies that two methods for giving vocational guidance in primary schools emerged. The two methods were as follows: (1) directly helping students to find jobs, (2) cultivating a "spirit of enterprise." In addition, the paper points out that this divergence corresponded to an aporia in vocational guidance, based on "ideal" versus "reality." These methods led to the development of the relation between general education and the world of employment in postwar times, with "continuity in system" and "discontinuity in substance." Section 4 discusses "Love," which was used to support vocational guidance in school. "Love" was a magic word used to justify both methods, and to hinder any examination of the methodology of vocational guidance. The paper then argues that "Love" was the trigger for the emergence of the issue regarding transition as a problem of education. Section 5 is a summary and discussion. It points out that the divergence of methods for giving guidance was an inevitable result considering the matter of transition as a problem of education. Moreover, it hypothesizes that the two methods of vocational guidance in school were united by the justification of the practices using the word "Love". The word "Love" continued to be used in postwar times.
著者
加茂 具樹 小島 朋之 小島 朋之 北岡 伸一 家近 亮子 加藤 陽子 川島 真 服部 龍二 一谷 和郎 王 雪萍
出版者
慶應義塾大学
雑誌
特別研究促進費
巻号頁・発行日
2007

近年の日中関係は、日中間の歴史認識問題をめぐって対話可能な環境が整いつつあるきわめて稀な「凪」の状況にあるとの認識のもとで、(日本に利用可能な)日中戦争に関連する歴史資料の調査及び収集をすすめ、また同時に日中戦争や日中歴史研究に関する対話のプラットフォームの構築をおこなった。
著者
福田 健二 鈴木 和夫
出版者
日本植物病理学会
雑誌
日本植物病理學會報 (ISSN:00319473)
巻号頁・発行日
vol.54, no.5, pp.625-628, 1988-12-25
被引用文献数
2

材線虫病による年越し枯れのアカマツについて, 病徴の進展に伴う材部の電気抵抗値および葉の水分生理特性の変化について検討を加えた。材部の電気抵抗値は, 秋から冬にかけてはほとんどが正常な値を示したが, 感染翌年の春〜初夏にかけて180kΩ未満の値をとるものが多く, 春季の村内におけるミクロフロラの変化が示唆された。P-V曲線から得られた葉の水分生理特性は, 桔死直前の春〜初夏まで正常な季節変化を示して, 細胞壁弾性率(ε)には変化が認められなかった。
著者
谷 泰 串田 秀也 藤田 隆則 菅原 和孝
出版者
京都大学
雑誌
一般研究(B)
巻号頁・発行日
1991

社会過程は、言語を中心にした相互行為的なコミュニケーションの場で、織りなされる関係の維持・更新の過程として記述されうる。その原型は、見る・見られる関係で、発話が交わされる、対面的なインターラクションにある。そこでは表象的な指示行為、措定される言及世界への関与、文脈前提を顧慮した言及世界の読みが重要な注目点となり、それらの諸類型を形式的に一般化することは、特殊の記述にとっても重要である。言語行為論、認知科学、相互行為理論、人類学の一部で、この基礎的作業は、開始されたばかりで、より精力的、かつ緻密な分析が求められている。この作業目的にそって、京都大学人文科学研究所で、代表責任者(谷)は、「コミュニケーションの自然誌」と言う共同研究を行ってきたが、補助申請は、この一貫としてなされた。二年間、多様な場面での会話状況資料の収集と分析が行われた。収集資料の一部は、本報告書に示されているが、ちかく資料集としてまとめる予定。分析の成果としては、1)言及世界への関与と会話の組織化に関する面で、従来注目されていたシーケンス・コントロールと言った面とは別に、あらたな関与形式の諸類型(対照形成、メンタル・スペースの変換などなど)が、摘出された(串田)。これらの視点は、今後、協調と支配の隠された側面を見いだす際に有効なものとなろう。2)会話に於て生起する笑いを、関与主体の読みの状態への関数として理解し、その機能を追求した。言及世界措定の相互的一致を作業前提のもとで、読みにおいて措定される文脈前提が、補追される情報を契機に、上位の階型に移行するときの自己言及として捉えた。それは、相互了解・齟齬・欺瞞という、コミュニケーション上の問題と密接に係わった、パン・ヒューマンな能力のひとつとみなしうることを示した(谷)。
著者
中牧 弘允 アルベルト イケダ アメリコ ペレグリーニ 古谷 嘉章 荒井 芳廣
出版者
国立民族学博物館
雑誌
海外学術研究
巻号頁・発行日
1987

ブラジルは多人種・多民族からなる複合社会で, 民族的・地域的な文化伝統が強く残っている. また社会的・経済的格差が大きく, エリート文化と民衆文化の差異が顕著である. そうした背景のもとで, 本研究は, ブラジル諸地域における民衆文化の実態を調査し, その地域的個性の把握と相互の影響関係を明らかにすることを目的としている.中牧はロンドニア州ポルトベーリョにおいてインディオの宗教的伝統を中核にカトリシズムとスピリチャリズムの伝統が付加されたシンクレティックな教団の調査をおこなった. また北東部の伝統をつぐ民衆詩リテラトゥーラ・デ・コルデルの蒐集とインタビューをおこない, きたるべき第2次調査にそなえフェスタ・ジュニーナ(6月祭)と民衆劇ボイ・ブンバの情報収集につとめた. さらにロンドニア州では生長の家, サンパウロ州では本門仏立宗を中心に日系宗教のブラジル民衆文化への影響関係について調査した. 古谷はパラ州ベレンならびにアマゾナス州マナウスにおいて北部のアフロ・ブラジリアン・カルトの研究に従事した. とくに儀礼歌を多数収録し, その文字化の作業に着手した. さらに北部のカルトが南東部のそれと連続性をもちながらも, それとは独立した伝統を形成していることを明らかにするため, サンパウロ市とリオデジャネイロ市で比較調査を実施した. 荒井は北東部のレシフェでカーニバル, 民衆詩, 民衆劇に焦点をあてて研究をおこない, カーニバルでは黒人系民衆文化を強く残す団体を調査した. ブラジル側の研究分担者であるアメリコ・ペレグリーニ・フィリョとアルベルト・イケダはそれぞれミナス州とゴイアス州においてフォリアス・デ・レイス(三博士の祭)と民衆舞踊パストリニャを中心に調査を実施した. 研究者全員でサンパウロ州チエテのフェスタ・ド・ディヴィーノ(聖霊降臨の祭)の調査をし, イケダを除く全員でサンパウロ州サントス, プライア・グランデでイエマンジャーを中心とする年末年始の祭を調査した.
著者
小林 嵩 品川 昭夫 市来 征勝
出版者
鹿児島大学
雑誌
鹿兒島大學農學部學術報告 (ISSN:04530845)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.93-"131-6", 1968-02-15
被引用文献数
3

亜熱帯湿潤気候地帯にある奄美群島の主要な島である奄美大島, 徳之島, 沖永良部島, 与論島および喜界島の5つの島の土壌について1962年以来先きの琉球列島の土壌の研究に引つづき調査研究を行って来た.この内, 奄美大島および徳之島の土壌についてはすでに第2報として報告した.本報告は残りの3つの島である沖永良部島, 与論島および喜界島の土壌について地質母材を異にする土壌すなわち, 国頭礫層, 琉球石灰岩(珊瑚石灰岩), 島尻層, 古生層および火成岩として花崗岩などに由来する土壌の断面形態並びに一般理化学的性質について行った研究成積である.成績の概要を述べると次の如くである.1.土壌断面調査島尻層に由来する土壌を除いて各島の土壌は地質母材の如何にかかわらず, その表層(A属)は腐植の集積によって土色は灰褐色または暗褐色を呈し, その下層(B層)は赤褐邑, 黄褐色, 黄赤色, 赤色など赤味色の強い土色を示し, 赤黄色土の性格を示している.島尻層に由来する土壌は表層は上記と同様な土色を示しているが, 下層土は灰青色, 灰黄色など灰味色を示している.各地質母材に由来する土壊の表層は腐植の集積と植物根の発達によって, 粗しょうで, 粒状または果粒状構造をしているが, 下層は緻密で硬く, 可塑性および粘性が強く, 乾くと固結し, 塊状構造を示している.2.理学的組成各島とも各地質母材に由来する土壌はいずれも粘土にとみ, 土性はLiCまたはHCで, 多くがHCである.島尻層に由来する土壌は細砂にとみ, 土性はLiCが多い.沖永良部島の花崗岩に由来する土壌は粗砂および細砂とも多く, とくに下層に多い.土性はSLが多い.礫は各地質母材に由来する土壌はいずれも極めて少ない.粘土分は表層に少なく下層に多い傾向がある.3.化学的性質1)反応琉球石灰岩に由来する土壌には塩基性を呈するものが多いが, 同時に酸性の強い土壌も各島に多く存在している.喜界島の島尻層に由来する土壌にも塩基性を示すものと酸性を呈するものとがある.その他の地質母材に由来する土壌は殆んど強い酸性反応を示している.2)塩基置換容量沖永良部島土壌の総平均B.E.C.は表層土が15.32m.e., 下層土が12.56m.e.であり, 与論島土壌のそれはそれぞれ16.98m.e., 15.25m.e., 喜界島土壌のそれはそれぞれ20.18m.e., 19.25m.e.であって, 沖永良部島の土壌が最も小さく, 喜界島の土壌がもっとも大きいB.E.C.を示しかつ, 各島とも下層土の方が小さい.3)置換性塩基各島に分布している琉球石灰岩や喜界島の島尻層に由来する土壌には置換性塩基の含量の高いものが多く, これらの石灰飽和度は64〜74%であるが, また塩基含量の少ないものも多く, その石灰飽和度は13〜40%である.その他の地質母材に由来する土壌の石灰飽和度は12〜35%で顕著に小さい.喜界島の島尻層に由来する土壌は徳之島の泥灰岩土壌と同じく多量の置換性苦土を含んでいる.置換性加里含量はいずれの土壌も少ない.4)炭素率沖永良部島の土壌の表層土の総平均炭素率は10.6,与論島の土壌のそれは10.2,喜界島の土壌のそれは9.7で, 三島の土壌の表層土の炭素率は略同じ大きさである.これを奄美大島の12.1,徳之島の12.0に比べると小さい.土壌の炭素率は下層にゆくに従って小さくなっている.5)窒素および腐植各島の土壌の表層土の窒素および腐植の含量は平均して沖永良部島の土壌がそれぞれ0.17%, 3.14%, 与論島のそれがそれぞれ0.19%3.22%, 喜界島のそれがそれぞれ0.23%, 4.12%であって喜界島のものが顕著に多い.しかし, 前2島のそれらは奄美大島や徳之島の土壌に比べるとほぼ同程度の含量である.6)燐酸吸収係数各島の土壌の表層土および下層土の燐酸吸収係数をみると, 沖永良部島の土壌はそれぞれ590,670,与論島のそれはそれぞれ531,623,喜界島のそれはそれぞれ590,763であって, 喜界島の下層土がやや大きい値を示しているが, 他は略同じ大きさである.この値を奄美大島および徳之島の土壌の燐酸吸収係数と比べると略同じ大きさである.喜界島の島尻層に出来する土壌の燐酸吸収係数は表層土の平均が482,下層土のそれが547で, 他の地質母材に由来する土壌に比べて顕著に小さい.7)有効燐酸各島の未耕地の土壌には有効燐酸は殆んど含まれていない.ただ, 燐砿石を産する与論島の琉球石灰岩地帯の一部の土壌には未耕地土壌にも有効燐酸が含まれている.耕地土壌にはやや多量に含まれている.4.以上の如く, 与論島, 沖永良部島および喜界島の各島で特に未耕地として残されている地区の土壌の殆んどが強酸性, 塩基欠乏, 重粘質など不良な理化学的性質を持っている.従ってこれらの地区を将来農地として開発する場合は, まず土壌の不良性を改善する必要がある.このため, これらの島々に広く分布している石灰質の砂丘砂の客入は土壌の理化学的性質の改良に大いに役立ちうるもので, その活用が望まれる.
著者
植田 邦彦 綿野 泰行 伊藤 元己 長谷部 光泰 藤井 紀行 朝川 毅守
出版者
金沢大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
1999

前々・前年度収集した植物資料の集団遺伝学的・分子系統学的解析を進めた。本年度の現地調査は次のように計画され,実行された。前年度の結果よりグンネラ属等がアンデス沿いに分化していった過程の解析に最適であることが判明したので,さらに詳細に資料収集を行った。また,同様にグンネラほど集団密度が高くないにしろ分布範囲が広く,解析に適した,ユキノシタ属の1種,カタバミ属の1種,フウロ属の1種等も重点対象種とした。すなわち結果として,チリ,ボリビア,エクアドル,アルゼンチン,そして同種が著しい隔離分布を示しているとされるニュージーランドとタスマニア(オーストラリア)において,さまざまな地域より集団サンプリングを行った。グンネラにおいては1集団より30個体以上からのサンプリングを基本として合計50集団以上から資料を収集することが出来,他の種類については可能な限り多数の個体と集団よりサンプリングを試みた。いずれの地域も交通手段はレンタカーしか無いために多人数での調査は困難なため,調査班を3班に分け,さらに南米域の植物に詳しい者と植物採集に長けた者との2名を研究協力者として参加を要請し,調査班を構成した。本年度収集品は前々・前年度の収集品と合わせ,集団遺伝学的・分子系統学的解析を行っているところである。
著者
大西 仁 山崎 聡 望月 要 中村 直人 結城 皖曠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MoMuC, モバイルマルチメディア通信 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.291, pp.7-10, 2003-08-28

マルチメディア通信における映像・音声の伝送遅延が与える心理的影響を客観的定量的に測定する方法を提案する。提案する手法では、潜在学習の一種である人工文法の学習を課題とし、学習時のフィードバック遅延を独立変数、被験者の学習パフォーマンスを指標として、遅延の与える心理的影響を測定する。実験では、人工文法学習において、フィードバックに300msの遅延がある条件の被験者のパフォーマンスを遅延がない条件の被験者のパフォーマンスと比較した。実験結果は、フィードバックに300msの遅延が入ると、被験者の学習パフォーマンスを低下することを示した。この結果は、被験者が気づかない程度の微小な伝送遅延がユーザに情動的影響だけでなく、認知的な影響を与えていることを示唆している。
著者
野崎 京子
出版者
京都産業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

平成19年『強制収容とアイデンティティ・シフト:日系二世・三世の「日本」と「アメリカ」』を出版した。平成20年、移民の出身地と受け入れ地(国)との比較分析をテーマにブラジルに出張、沖縄等の出自地を捉えてトランスナショナルに位置する「新日系人」やペルー日系人強制収容などを研究、その成果は平成21年10月、カリフォルニア大(バークレイ校)での招待講演「日本と日系:太平洋環の繋がり」に提示した。
著者
前川 文夫
出版者
日本植物分類学会
雑誌
植物分類・地理 (ISSN:00016799)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.274-279, 1943-11-01
被引用文献数
15