著者
長谷川 洋
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.25, no.8, 1984-08-15
著者
内野 香織 鳴海 多恵子
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.99, 2006

[目的] 衣服の着脱は日常的に繰り返される基本的動作であるが、その動作は少なからず身体に負担がかかり、身体機能によっては着脱に大きな負担がかかるため、着脱の動作特性を捉えることは全ての人にとって有用であると考える。本研究では、身体特性として柔軟性に着目し、衣服着脱動作における身体負荷と身体柔軟性の関係を明らかにすることを目的とした。<BR>[方法] 被験者は9・11号サイズの衣服を着用している18∼24歳の女性27名である。試験服は綿シーチングを用い、バスト部のゆとり量を0cmおよび10cmとした長袖のかぶり型上衣2種と、市販のランニングシャツとした。被験者の身体柔軟性は、上半身及び上肢に関する柔軟性を計測した。着脱動作については、試験服の着脱に要する時間を計測するとともに、その間の感覚に関する官能検査を行った。また、日常の着脱に関する質問紙調査も行った。<BR>[結果] 柔軟性については、自己申告および柔軟性の計測結果により、ほぼ半数ずつの2グループに分けた。柔軟性が低いグループは、柔軟性が高いグループに比べて着衣・脱衣ともに動作に要する時間が多く、着衣より脱衣において動作に要する時間がかかった。また、日常動作や着脱動作で「負担が大きい」と感じることが多い傾向が見られ、特に背面に腕を回す動作で質問紙の回答に差が見られた。
著者
チャンバン タン 瀧野 日出雄 緒方 隆志
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, pp.1009-1010, 2017

火力発電所で使用されている耐熱金属材料の疲労寿命を検討するために、本研究は、「CrMoV鋼とSUS304」について、加工条件と表面粗さおよび表面硬化層深さとの関係を明らかにする。次に、表面粗さの疲労強度への影響、表面硬化層の疲労強度への影響をそれぞれ個別に評価する。以上の結果を踏まえて、高い疲労強度を有する高温高圧鋼部品を製造するための切削条件を明らかにする。
著者
鈴木 啓子 森 眞弓 荻野 亜紀子 岸田 枝理子 野村 知代
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集 平成18年度日本調理科学会大会
巻号頁・発行日
pp.143, 2006 (Released:2006-09-07)

目的 ピーマン果実には独特な苦味があり、子どもたちの嫌いな野菜の上位にあげられる。本研究では、ピーマンの嫌いな子どもたちが、おいしく食べることの出来るピーマン入りおやつを作ることを目的とした。その前段階としてピーマン果実の加熱による成分変化についても調べ検討した。方法 緑と赤のピーマンを用いた。ピーマンは、可食部をオーブンで加熱し熱いうちに皮を剥いたものと剥かないものそれぞれをミキサーにかけ試料とした。試料を細砕し、80%エタノール溶液で抽出、エタノール留去後アンバーライトIRA-96SBカラムに通し溶出液を減圧濃縮して一定容、糖測定試料とした。アンバーライトIRA-96SBカラムに吸着した有機酸は、0.1N-NaOHで溶出させDowex50-x8カラムに通し減圧濃縮して一定容、有機酸測定試料とした。HPLCで定量を行った。ミキサーにかけてピューレにしたものを利用したクッキーなどを考案し、幼稚園児を対象にアンケート調査を行った。結果 ピーマンに含まれている糖は、グルコース、フルクトース、スクロースであった。オーブン加熱による糖の変化は、緑ピーマンではほとんど見られず、赤ピーマンでは、増加傾向が見られた。有機酸は、シュウ酸、クエン酸、リンゴ酸、キナ酸が含まれていた。加熱による有機酸の変化は、赤ピーマンでみられ、クエン酸が減少し、リンゴ酸が増加した。皮を剥いたことでの糖と有機酸含量の差は見られなかった。幼稚園児は、緑ピーマンより赤ピーマンを嫌う傾向が見られた。加熱により糖が増加し、クエン酸が減少した赤ピーマンを利用したクッキーはピーマン嫌いの幼稚園児に特に好まれた。
著者
西村 知紗 吉岡 智史 柳澤 琢也
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集 平成27年度大会(一社)日本調理科学会
巻号頁・発行日
pp.174, 2015 (Released:2015-08-24)

【目的】野菜に含まれる苦味成分であるポリフェノール、アルカロイドは、近年その健康機能が注目されており、多くの報告がなされている。しかし、一般に野菜の苦味に対する受容性は高くないため、野菜の摂取不足の一因と考えられる。野菜の苦味を低減することは野菜の摂取量を増やし、結果として人々の健康に寄与することができると考えた。本研究では苦味低減にマヨネーズが有効であること、およびその作用機序を明らかにすることを目的とした。【方法】対象とする野菜としては苦味が嗜好性を低下させている要因と考えられるゴーヤおよびピーマンを選択した。これら野菜に対するマヨネーズの苦味低減効果について、マヨネーズおよび食用植物油で加熱調理した試料の官能評価を行った。また、マヨネーズ添加区、無添加区の試料について、味認識装置による苦味評価を実施した。さらに、苦味低減効果の作用機序を明らかにするため、マヨネーズ原料である油脂、食酢、卵の苦味低減効果を評価した。【結果】ゴーヤ、ピーマンをマヨネーズで加熱調理した試料は、植物油を用いた試料と比較して、より苦味が低減していることが官能評価により明らかとなった。また、味認識装置による苦味の評価では、マヨネーズ添加区は無添加区と比較して明らかに低い値を示した。これらの結果から、マヨネーズは野菜の苦味低減に有効であることが示唆された。この作用機序として、マヨネーズ中の乳化粒子がゴーヤ、ピーマンの苦味成分を吸着している可能性が考えられた。この仮説を確認するため、マヨネーズ原料の油脂、食酢、卵での苦味低減効果を現在、確認中である。これらの原料よりもマヨネーズの効果が高い場合には、乳化粒子の寄与が高いことが示唆される。
著者
西村 知紗 吉岡 智史 栁澤 琢也 半田 明弘
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集 平成28年度大会(一社)日本調理科学会
巻号頁・発行日
pp.92, 2016 (Released:2016-08-28)

【目的】野菜に含まれる苦味成分であるポリフェノール、アルカロイドは、近年その健康機能が注目されており、多くの報告がなされている。しかし、一般に野菜の苦味は嗜好的に敬遠される傾向があり、野菜の摂取不足の一因と考えられる。この野菜の苦味を低減することは、野菜の摂取量を増やし、結果として人々の健康に寄与できる。我々は日本調理科学会平成27年度大会において、苦味低減にはマヨネーズが有効であること、マヨネーズ原料(卵黄、油脂、酢)のうち、卵黄が最も苦味低減に寄与することを報告した。本研究では、苦味低減の作用機序を明らかにするため、卵黄及び卵白の添加量、酸変性が苦味に与える影響について検討した。 【方法】対象とする野菜としては苦味が要因となり嗜好性を低下させていると考えられるピーマンを選択した。ピーマンに水を加え、フードプロセッサーで粉砕し、ろ過した。ろ液に卵黄及び卵白を添加し、味認識装置による苦味評価を実施した。また、卵黄及び卵白に氷酢酸を添加し、16、25時間静置した。これらをろ液に添加し、味認識装置による苦味評価を実施した。卵黄及び卵白のタンパク質の変性度の指標として濁度を測定した。 【結果】卵黄、卵白とも添加量が高いほど苦味が低くなった。また、いずれの添加量においても卵黄添加区は卵白添加区と比較して有意に苦味が低かった。さらに、卵黄、卵白とも酸濃度が高く、静置時間が長いほど苦味が低かったことから、それらの変性度が高いほど苦味低減効果が高くなることが示唆された。このような酸による卵黄および卵白のタンパク質の変性は、マヨネーズ中でも起きていると考えられ、ピーマンの苦味低減の作用機序に関与していると思われる。
著者
鈴木 佐内
出版者
智山勧学会
雑誌
智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.197-209, 1994

『梁塵秘抄』四句神歌の「佛法よ文殊とか 多聞摩訶迦羅天 山王及傳教 慈覺還如來」の一首は『山門堂舎記』に「是根本中堂所作次第。慈恵大師御略頌也。」とあることにより、略頌であることが明らかになっている。いま、本今様の意味(これが、根本中堂毎日の供花の次第であること。)と、これが今様として『秘抄』に収録されるにいたった消息(これが、寺院に於ける延年享受を契機として、逆に、寺から里へ流出したものであること)との二点を考察した。
著者
伯鶴演 石川兼次郎編
出版者
冨士屋書店
巻号頁・発行日
1926
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.11, no.5, pp.36-39, 2012-06

ミスを謝罪する時は、何に気をつければいいのか。謝罪のプロ、間川清さんは言う。「何より大事なのは、初動を急ぐことです」。 例えば、取引先との締め切りを守れなかったとしたら、できるだけ早く謝るのが当然のことだ。事前に「すみません、締め切りを守れそうにないのですが」と一言謝っておくのが一番いい。「人の怒りは放置すると、どんどん膨らんでいきます。
著者
牛島 和夫
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.38, no.3, 1997-03-15
著者
ド バン タン カチョーンルンルアン パナート 鈴木 恵友
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2020, pp.622-623, 2020

<p>This paper reports development of an optical apparatus for Real-time observation during chemical reactions in Nano-scale process on surface such as CMP (Chemical-Mechanical polishing) and catalysis by applying in evanescent field. Beside using evanescent field to observe Nano-particles in physical aspects, the developed Raman spectroscopy apparatus aims to observe chemical aspects during reactions on processing surface. Changes in Raman scattering spectrum is expected to understand chemical reactions on the processing surface. In this report, the 532 nm wavelength laser source will be used to generate evanescent field. A rotation stage of diffraction grating and a translation stage will used to optimize the Raman spectrum data.</p>
著者
西田 正憲
出版者
社団法人 日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.57, no.5, pp.91-96, 1993-03-31 (Released:2011-07-19)
参考文献数
12
被引用文献数
2

瀬戸内海国立公園には明治大正時代に築かれた近代の要塞が数ケ所に渡って残っている。紀淡海峡, 芸予諸島, 広島湾口, 関門海峡, 豊予海峡と国立公園の優れた風景地に, 同じような構造をもつ堅牢な砲台跡や煉瓦造りの兵舎跡を見ることができる。要塞遺跡はそれ自体自然と一体となった明治の洋風建築として情趣あるものであるが, さらに一帯は, 瀬戸内海の典型的な瀬戸景観などを眺める優れた展望地として, 国立公園の重要な利用拠点になっている。瀬戸内海国立公園の近代要塞遺跡とはそもそも何かその概要を体系的に明らかにするとともに, この要塞跡地が瀬戸内海国立公園の利用拠点をいかに形成してきたかその経緯を明らかにするものである。
著者
兒玉 絵里子
出版者
鹿島美術財団
雑誌
鹿島美術研究 : 年報別冊
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.428-442, 2011

「美術に関する調査研究の助成」研究報告 ; 2011年度助成