著者
平田篤胤
出版者
巻号頁・発行日
vol.[3],
著者
水科 篤郎 伊藤 竜象 上村 浩 中村 昭夫
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学 (ISSN:03759253)
巻号頁・発行日
vol.33, no.5, pp.429-435,a1, 1969-05-05 (Released:2010-10-07)
参考文献数
10

凝縮性蒸気1成分が混入しているガス系用の多管式冷却凝縮器の熱的設計のために2種類の簡略設計法を提案した。第1の方法では水温を入口, 出口の温度の算術平均に一定しているものとして扱い, 第2の方法では単純向流を仮定した算出面積を通常の多管式熱交換器の設計に用いられる温度差補正係数で補正して所要伝熱面積を求める。両方法を実験結果に適用した結果, 共に実面積に十分近い計算面積を与え, より厳密な逐次計算の結果ともよく一致した。
著者
田中 靖子 中村 仁美 河西 立雄 三橋 俊雄
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.2_25-2_30, 2015

京都府京丹後市袖志地区の調査により、採藻業の現状と、シミズ、カワ、イケ、イネの4つの水資源のあり方から、それぞれの特徴、また補完関係を読み取り、暮らしを支えた水と人との関係について、以下の5 つの特性を抽出した。<br>1)海の採藻業における「適期」「平等性」としての「山の口開け」、棚田・イネの掃除や管理、カワの水場での洗い物の規範など、コモンズを支えた水に関わる共同体的意識、2)イケやシミズの水供給システム、農業用水路としてのイネなど、水資源を最大限に利用し自然と共生した水利用の技、3)採藻業で採集される海藻類の処理・製造工程において必要となる大量の水とその利用を支えた智恵と工夫、4)豆腐づくりや酒づくりに欠かせない西川の水、飲料水や果物などを冷やす水として親しまれた「カンダのイケ」など、食文化を支えたカワやシミズ、5)棚田と共に袖志における水場の原風景を醸し出し人々の心をとらえてきた文化的景観としての水。
著者
福山 千代美 加藤 栄子 普天間 歩 大久保 恵里 後藤 祐子 平岡 真砂代 今井 洋子
出版者
公益社団法人 日本視能訓練士協会
雑誌
日本視能訓練士協会誌 (ISSN:03875172)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.145-152, 1998-07-10 (Released:2009-10-29)
参考文献数
12

我々は,調節緊張を起こした症例の,診断,背景ならびに治療法について検討したので報告する。対象は,調節緊張と診断され,症状の改善に長期間を要した9症例である。観察期間は,2~29(平均12.0)ヵ月であった。年齢は,9歳から11歳の小学校高学年の6名と,22歳から27歳の20歳代の成人3名の2つの分布を呈し,性別では女性に多かった。主訴は,学童群では視力障害が多かったが,成人群では羞明が多かった。初診時の裸眼視力は0.3以下が多く,矯正不良の症例が過半数を占め,全ての症例でマイナスレンズで矯正された。調節麻痺下では+1D程度の遠視が検出され,多くは+1D以上の戻りが認められた。このため調節緊張の症例では,潜伏遠視を背景とすることが多く,調節麻痺下の視力検査が有用であると考えられた。治療の原則は遠視の眼鏡常用と調節緩和で,予後は良好であるが,きめ細かな対処が必要である。
著者
高橋, 残夢
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],

1 0 0 0 OA 師郷記

著者
中原, 師郷
出版者
巻号頁・発行日
vol.[22],
著者
松井 忠三
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.23, no.7, pp.8-12, 2014-08

これには無印良品ブランドの「浸透度」が影響していました。私たちはライフスタイルを提案する企業です。茶道をベースに簡素を旨とする商品を開発し、全ての商品と店舗で統合した世界観を形成しています。
著者
石塚 雅規 斎藤 継之 江前 敏晴 磯貝 明
出版者
JAPAN TECHNICAL ASSOCIATION OF THE PULP AND PAPER INDUSTRY
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.64, no.8, pp.955-968, 2010-08-01
参考文献数
16
被引用文献数
1

広葉樹漂白クラフトパルプ(HBKP)をTEMPO触媒酸化して水中で解繊した高フィブリル化物(FTO―HBKP)を,HBKP懸濁液に0~30%添加し,水道水を用いてHBKP/FTO―HBKP混抄シートを作製した。水道水中のカルシウム等の二価イオンを介したイオン架橋により,FTO―HBKPを効率的にシートに歩留らせることができた。FTO―HBKPの添加量が10%から30%に増加させることで,混抄シート密度は直線的に増加し,貫通細孔径分布は小細孔径側に移行した。通気度はFTO―HBKPの添加により低下するが,30%のFTO―HBKP添加でも一定量の通気性を維持していた。この混抄シートの大気中でナノ~ミクロンレベルの粒子捕集率の評価を行ったところ,FTO―HBKP添加量を増加させることで捕集率を向上させることができ,高性能集塵紙としての利用が期待された。続いて,未解繊のTEMPO酸化針葉樹漂白クラフトパルプ(TO―SBKP)シートのイオン交換特性について検討した。TO―SBKP中のカルボキシル基は抄紙時の水道水中のCa,Mgイオン,あるいは添加した硫酸アルミニウム由来のAlイオンを効率よく吸着した。乾燥履歴のあるTO―SBKPシートの硫酸アルミニウム水溶液浸漬によるAlイオン吸着能も維持しており,イオン交換能を有する機能性シートとしての利用が期待された。
著者
伊藤 寛隆 田中 敏光 杉江 昇
出版者
The Japanese Society for Artificial Intelligence
雑誌
人工知能学会論文誌 = Transactions of the Japanese Society for Artificial Intelligence : AI (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.161-164, 2003-11-01
参考文献数
9

In order to realize advanced man-machine interfaces, it is desired to develop a system that can infer the mental state of human users and then return appropriate responses. As the first step toward the above goal, we developed a system capable of inferring human tactics in a simple game played between the system and a human. We present a machine learning system that plays a color expectation game. The system infers the tactics of the opponent, and then decides the action based on the result. We employed a modified version of classifier system like XCS in order to design the system. In addition, three methods are proposed in order to accelerate the learning rate. They are a masking method, an iterative method, and tactics templates. The results of computer experiments confirmed that the proposed methods effectively accelerate the machine learning. The masking method and the iterative method are effective to a simple strategy that considers only a part of past information. However, study speed of these methods is not enough for the tactics that refers to a lot of past information. For the case, the tactics template was able to settle the study rapidly when the tactics is identified.
著者
春山 潤 袖山 慶太郎 高田 和典 館山 佳尚
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学学術講演会要旨集
巻号頁・発行日
vol.34, 2014

我々は全固体リチウムイオン電池の実用化に向けた大きな問題である酸化物正極/硫化物電解質の界面抵抗の原因を調べるため, 界面の第一原理計算を行い, 修飾層の有無で界面構造の変化を調べた.典型的な系としてLiCoO<sub>2</sub>/LiNbO<sub>3</sub>/Li<sub>3</sub>PS<sub>4</sub>を扱い, 得られた界面の原子構造とLiイオン空孔の形成エネルギーから平衡状態と初期充電時の界面のリチウムイオン分布を求め, 界面抵抗の原因を推測した.
著者
平田 昌弘 鬼木 俊次 加賀 爪優 Berhe Melaku
出版者
日本沙漠学会
雑誌
沙漠研究
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.75-89, 2017

<p>本稿の目的は,エチオピア北部中高地のアファール牧畜民を対象に,1)アファール牧畜民の現在の食糧摂取のあり方とその特徴を把握し,2)食料摂取の視座から牧畜の生業戦略を考察し,3)社会・経済の変化が食料摂取や牧畜の生業戦略にどのような影響を及ぼしているかについて考察することにある.食糧摂取パターンの特徴は,1)朝にラクダの生乳を摂取する傾向にあること,2)コムギ粉を用いた料理が多用され,3)コムギ,生乳,酸乳,バターオイルが重要な食材となっており,4)肉と野菜は日常では全く,もしくは,ほとんど利用しておらず,5)近年では食事内容が多様化し,6)食事は親戚や友人と共食することが常であることである.栄養摂取量の特徴は,1)エネルギー摂取量的に約70 %が外部から供給されたコムギ粉などの食料であり,2)自給した食料のほとんどは生乳・乳製品によっており,特に脂肪とタンパク質の半分ほどが生乳とバターオイルから供給され,3)コムギ粉と生乳・乳製品に大きく依存した食体系ではあるが,必要なエネルギー量,タンパク質と脂肪は充足しているとまとめることができる.アファールの農牧民や遊牧民の事例は,家畜を飼養する目的が,家畜を殺して,肉を食べることにではなく,家畜を生かし留めて乳を得て,生乳・乳製品を摂取することにあることを示している.牧畜という生業の本質がここにある.以前は,乳・乳製品への食料依存度は80%ほどであった.今日,流通が盛んになり,近郊の市場で大量の食料品が販売されるようになって,外部からの購入食料に大きく依存するように変化してしまった.流通整備と経済の自由化という社会・経済の変化が,家畜を屠殺せず,生かし留めながら,その乳を利用し,必要最小限を外部社会に依存する牧畜から,家畜は交換材としての傾向を強め,多品目の外部購入食料へと大きく依存する生業構造へと変化させてきている.</p>
著者
松田 晴英
出版者
中村学園大学
雑誌
中村学園大学・中村学園大学短期大学部研究紀要 (ISSN:13477331)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.221-224, 2001-03-15

Let n be an odd integer. A graph G is said to be m-factor-critical if G-H has a [1, n]-odd factor for each H⊂V(G) with |H|=m. In terms of neighborhood unions, we give a sufficient condition for a graph to be m-factor-critical with respect to [1, n]-odd factor. Let G be a k-connected graph. Let m be an integer with 0 &le; m &le; k and |G| ≡ m (mod 2), and let α be a real number with 1/(n+1) &le; α &le; 1. If |N_G(A)| > α(|G|-(n+1)k+nm-2)+k for every independent vertex set A of order [α(n(k-m)+2)], then G is m-factor-critical with respect to [1, n]-odd factor. We also discuss the sharpness of the result. x ∈ V(G), we denote by deg_G(x) the degree of x in G, and by N_G(x) the set of vertices adjacent to x in G. For a subset X ⊆ V(G), let N_G(X) = U_<x∈X>N_G(x). The number of odd components of odd in G is denoted by o(G). Let n be an odd integer. Then a spanning subgraph F of G is called a[1, n]-odd factor if deg_F(x) ∈{1, 3 ..., n} for all x ∈V(G). For a nonnegative integer m, a graph G is said to be m-factor-critical with respect to [1, n]-odd factor if G-H has a [1, n]-odd factor for each H ⊂ V(G) with |H| = m. Note that when n=1, [1, n]-odd factor nothing but 1-factor or perfect matching. Kano and Matsuda [3] introduce [1, n]-odd factor criticality, that is, it considers conditions for a proper subset of a graph to have a [1, n]-odd factor. One of results in the paper [3] is the following :