著者
田中 和夫 島地 英夫
出版者
Japanese Society of Agricultural, Biological and Environmental Engineers and Scientists
雑誌
生物環境調節 (ISSN:05824087)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.59-64, 1992-06-30 (Released:2010-06-22)
参考文献数
9
被引用文献数
5 4

トマトの大量苗生産に必要な高密度苗生産技術の一つとして接触刺激の利用を検討した.1) 作動時刻, 走行速度および高さを任意に変えることができる自動走行式の接触刺激装置を作成した.この装置を用い, トマト苗の生長部に30分に1往復の頻度で, 走行速度は10m/minに設定して接触刺激を行った.2) トマト苗の生長部への接触刺激を行うことにより, 徒長防止だけでなく, 主茎長を中心とした生育の均一化や乾物率の上昇による苗質向上の効果が認められた.なお, 接触刺激によるトマト苗の乾物生産能力の低下はほとんどなく, また花芽の発育にも悪い影響を認めなかった.3) 接触刺激を利用することで, トマトの苗生産は最大栽植密度を展開葉数が4~5枚までの場合で約1, 000株/m2, 展開葉数が6~7枚までの場合で約400株/m2まで高めることが可能と考えられた.4) 生育初期から生育速度に個体間差の大きいトマト培養苗の成苗化過程において, 生育の均一性を高める顕著な効果が接触刺激により得られた.

2 0 0 0 OA 言語科学展望

著者
サクマ カナエ
出版者
心理学評論刊行会
雑誌
心理学評論 (ISSN:03861058)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.1-14, 1960 (Released:2023-03-01)
著者
宮脇 昇
出版者
ロシア・東欧学会
雑誌
ロシア・東欧研究 (ISSN:13486497)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.31, pp.199-218, 2002 (Released:2010-05-31)
参考文献数
53

This article reviews the relations between the OSCE (Organization for Security and Co-operation in Europe) and Belarus, which has become very tense in recent years. Since joining the OSCE in 1992 as a newly independent state, Belarus soon began showing signs of authoritarianism. In November 1996, President Alexander Lukashenko took steps to strengthen his control over the country by proposing a new constitution that would broaden his authority, extend his term in office from five years to seven years, and create a bicameral National Assembly in the place of the Chamber of Representatives (Supreme Soviet) -- a reversion, as the opposition would call it, to the Soviet era. The OSCE, which had been closely involved with democratization process in Europe, responded in 1998 by sending a mission, the AMG (Advisory and Monitoring Group in Belarus) . After making little progress, it was replaced by the even more powerless OOM (OSCE Office in Minsk) in 2003, as a result of the Belarus government's resistance. This setback by the OSCE coincided with the growing presence in Belarus of the ACEEEO (Association of Central and Eastern European Election Officials), an election-monitoring body which has disagreed with the OSCE on quite a few issues. Meanwhile, it should be noted that Belarus, despite its high degree of political stability and low security risk, still displays significant repression of human rights: The correlation between traditional diplomatic relations and human rights (or democratization) does not appear to hold true in Belarus. In light of this peculiarity, and given the recent weakening of its mission, the OSCE democratization regime in Belarus will continue to suffer in the foreseeable future.
著者
池上 雅人
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.73, no.3, pp.81-86, 2023-03-01 (Released:2023-03-01)

あらゆるものがインターネットに繋がっている現在,サイバー攻撃は社会に重大な影響を及ぼす脅威となっている。サイバー攻撃のトレンドは時代とともに変化しており,新型コロナウイルス感染症拡大の対策として急速に普及したリモートワーク環境は攻撃者に新たな攻撃の隙を与えた。2020年以降,マルウェアの検出数は高い水準で推移しており,その中でもとくに猛威を振るうマルウェアがLockBitなどのランサムウェアとEmotetである。本稿では,マルウェア解析者の視点でそれらの脅威を解説し,一般のユーザーが実施可能かつ実効性のある対策を紹介する。
著者
藤井 つかさ 荻野 敏 有本 啓恵 入船 盛弘 岩田 伸子 大川 内一郎 菊守 寛 瀬尾 律 竹田 真理子 玉城 晶子 馬場 謙治 野瀬 道宏
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー (ISSN:00214884)
巻号頁・発行日
vol.55, no.10, pp.1288-1294, 2006-10-30 (Released:2017-02-10)
参考文献数
11

【目的】スギ花粉症患者のQOLについてSF-8を用いて調査し,その有用性を検討した.【方法】2005年のスギ花粉飛散ピーク時に,大阪府・兵庫県の診療所においてスギ花粉症で受診した患者に,SF-8によるQOLを含むアンケート調査を行い,シーズン中に全く治療を受けていない症例のうち有効回答の得られた204名を解析対象とした.【結果】SF-8の国民標準値と比較すると,スギ花粉症患者では精神面のQOLが有意に低値を示した.特に,女性では有意差が認められた.男女別に比較すると,SF-8のサマリースコアおよびほとんどのドメインにおいて,女性の方が身体面・精神面共にQOLが障害されていた.年齢別に分析すると,加齢に伴い,特に身体面でのQOLが低下した.また,くしゃみや鼻づまりなどの症状の重症化に伴い,精神面においてQOLの低下が認められた.【結語】本研究では,花粉飛散ピーク時のQOLについて,従来のSF-36を用いた研究と同様の結果が得られた.SF-8は,感度は良くないが,より短時間で行うことができ,大人数の症例検討や他疾患との比較において,今後有用な質問票になると示唆された.
著者
金澤 雄記
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.76, no.661, pp.681-688, 2011-03-30 (Released:2011-03-31)
参考文献数
9

Honmune style houses were built since late 17th century to late 19 th century, especially 209 houses still exist in Iida City. This paper reports about result of hearing investigation at 198 houses and measurement survey at 85 houses, explains architectural evaluation of Honmune style houses based on the research about the realities and change of living spaces and structures. Living space of Honmune style houses became gloomy and closed, because expansion the second floor since the middle of 19 th century and renovation it since mid the MEIJI era to sericultural works.
著者
光岡 知足
出版者
公益財団法人 腸内細菌学会
雑誌
腸内細菌学雑誌 (ISSN:13430882)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.57-89, 2002 (Released:2010-06-28)
参考文献数
93
被引用文献数
13

世紀後半, 腸内フローラの研究は飛躍的に進展した.すなわち, 腸内フローラの検索・培養法の開発に始まり, 腸内嫌気性菌の菌種の分類・同定法が確立され, 多くの微生物生態学的知見が集積し, 腸内フローラは宿主の健康に有利にも不利にも働き, 腸内に有害菌が優勢に存在すると, 究極的には宿主の病的状態を惹き起こし, 一生の間には種々の疾病の原因ともなることが明らかにされた.一方, 有用菌の存在は大腸内の効果的な掃除役を果たし, 腸内に有用菌優勢有害菌劣勢のフローラバランスを維持することは疾病予防, 健康維持・増進につながることが明らかにされた.この発見がきっかけとなり, 機能性食品の考え方が生まれた.機能性食品は, ストレス, 食欲, 吸収などの体調を改善, アレルギー低減化, 免疫賦活などの生体防御, 下痢, 便秘, 癌, 高脂血症, 高血圧, 糖尿病などの疾病予防と回復, 免疫刺激, 変異原作用, 発癌, 老化抑制, 生体酸化, 腸内腐敗などの抑制を通して老化遅延に作用する.本講演では, これまでの腸内フローラ研究の進展とそれが機能性食品の開発にどのように反映していったかについて, われわれの研究を中心に述べ, 次いで, 今後, 機能性食品はどのように発展していくかについて考察を加えたい.
著者
芳賀 和樹 加藤 衛拡
出版者
林業経済学会
雑誌
林業経済研究 (ISSN:02851598)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.14-26, 2012-03-01 (Released:2017-08-28)
参考文献数
33
被引用文献数
1

従来の研究では,近世の藩営林経営と近代の国有林経営の関連性が考察されることはなかった。本論文では,秋田を例にして,近世における藩営林の管理・経営システムの到達点と,その近代への継承について考察した。秋田藩は,19世紀初めに抜本的な林政改革を開始し,領内の林政を統一して,輪伐を基本とする高度な森林経営技術を確立していった。近代に入り,基本的には近世の藩営林を引き継いで秋田県域の官林が成立する。官林は当初秋田県が所管し,明治11年からは政府が直轄した。しかし,19世紀に確立された森林の管理・経営システムは,官林を経営する実務に長けた人材や,藩営林を管理・利用してきた山元の村々に蓄積されており,詳細な森林資源調査と計画的利用法が常に志向された。
著者
Nobuyuki Inomata Manami Miyazaki Mayu Noguchi Masanobu Itoh
出版者
The Genetics Society of Japan
雑誌
Genes & Genetic Systems (ISSN:13417568)
巻号頁・発行日
vol.97, no.5, pp.221-227, 2022-10-01 (Released:2023-02-22)
参考文献数
30

Physiological responses to environmental changes play important roles in adaptive evolution. In particular, homeostatic regulatory systems that maintain constant circulating glucose levels are crucial in animals. However, variation in circulating glucose levels and the genetic effects on phenotypic variation in natural populations remain to be clarified. Here, we investigated the hemolymph glucose levels in natural populations of Drosophila melanogaster and its sibling species, D. simulans, in Japan. We quantified hemolymph glucose concentrations in third instar larvae of 27 lines for each species, which were reared on either glucose-free or glucose-rich food. In both species, genetic variation was not a major component of phenotypic variation on either glucose-free or glucose-rich food. The hemolymph glucose concentrations were much higher in D. simulans than in D. melanogaster. Genetic variance was larger in D. simulans than in D. melanogaster. The observed differences between the two species may be associated with the much more recent colonization history of D. simulans populations in Japan and/or the tolerance to environmental stresses. Our findings suggest that natural selection acting on hemolymph glucose levels in D. melanogaster is different from that in D. simulans.
著者
和田 崇
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
地理学評論 Series A (ISSN:18834388)
巻号頁・発行日
vol.94, no.5, pp.364-380, 2021-09-01 (Released:2023-02-19)
参考文献数
32
被引用文献数
3

本稿の目的は,スポーツの地理学および教育の地理学の観点から,高校運動部と地域社会の機能的結びつきの実態を把握し,過疎地域における高校運動部の位置づけを明らかにすることにある.宮崎県の山間部に立地する高千穂高校の剣道部は,保護者や卒業生,町内関係機関や県教育委員会の支援を得て充実した練習環境を確保して競技力の向上を図り,すぐれた競技成績を残してきた.その活躍は町民の誇りとなり,多くの町民が剣道部を同校を代表する部活動として,そして高千穂町を「剣道の町」と認識するにいたっている.剣道部は同校にとって経営資源の1つとなっており,さらに近年は地域経営においても活用すべき地域資源の1つとみなされている.過疎地域の高校運動部は学校の魅力の向上と地域活性化の有効な手段となりうるといえるが,その推進にあたっては,学力・進路保障を中心とする生徒や保護者からの期待に応える教育の実践を前提とする必要がある.
著者
寺本 さゆり 二宮 隆徳 山本 雅史
出版者
一般社団法人 園芸学会
雑誌
園芸学研究 (ISSN:13472658)
巻号頁・発行日
vol.16, no.3, pp.239-248, 2017 (Released:2017-09-30)
参考文献数
31
被引用文献数
1 1

‘シークー’(Citrus sp.)は,奄美群島に位置する喜界島で栽培されているベルガモット香を備える在来カンキツ品種であり,同様のカンキツは奄美群島北部のみに見いだされる.この‘シークー’果皮から抽出できるベルガモット香について,同様の香りを備える‘ベルガモット’(C. bergamia Risso et Piet.)および‘田中ベルガモット’(C. balotina Poit. et Turp.)を対照として香気成分を分析した.その結果,主要香気成分である酢酸リナリル,リナロールおよびリモネンが,すべての供試材料で77%から91%を占め,成分構成が相似であることが判明した.また,‘シークー’には‘ベルガモット’において光感作作用を起こすフロクマリン類がほとんど含有されていなかった.‘シークー’は果実が小さくフラベド部分が薄いことから,水蒸気蒸留法による精油製造に適していることが示唆された.Sequence-related amplified polymorphism(SRAP)分析の結果,‘ベルガモット’と‘シークー’は直接の遺伝的関係はなく,‘シークー’は奄美群島北部で偶発実生として発生した在来カンキツであると推察された.
著者
野田 譲 小林 修
出版者
一般社団法人 日本航空宇宙学会
雑誌
日本航空宇宙学会論文集 (ISSN:13446460)
巻号頁・発行日
vol.54, no.633, pp.467-475, 2006 (Released:2006-11-20)
参考文献数
2

Most airplanes use their ailerons to compensate the lateral displacement deviation from a reference flight-path. This study proposes a method of lateral flight-path control due to the rudder steering under constraint of automatic roll angle hold. This control method is estimated analytically to produce quicker lateral displacement response than the control due to aileron. Then, experiments using a flight simulator are carried out to evaluate the control characteristics on the task of holding the flight path. The pilot’s evaluation results show that, the rudder steering method gives better flying qualities than aileron steering method. Furthermore, as the more practical control measures, the mixture type of method is worked out, which is transferred from aileron steering to rudder steering depending on the lateral displacement deviation from a reference flight-path.
著者
米山 京子 池田 順子
出版者
日本公衆衛生学会
雑誌
日本公衆衛生雑誌 (ISSN:05461766)
巻号頁・発行日
vol.49, no.6, pp.507-515, 2002 (Released:2015-12-07)
参考文献数
22
被引用文献数
1

目的 妊娠,授乳により低下した骨密度の回復について再妊娠,再授乳の場合も含めて縦断的観察により検討する。方法 妊娠初期に骨密度を測定した妊婦の中から第 1 子または第 2 子を出産した健康な産褥婦28人を対象として,超音波法による骨密度測定を出産後最長 5 年まで半年に 1 回の頻度で追跡し離乳後の骨密度の変化を授乳期間別,再妊娠の有無別に調べた。stiffness を骨密度指標とした。結果 1. 骨密度は授乳期間が 0-1 か月(G1 群)では変化なしまたは出産後0.5-1 年,2-6 か月(G2 群)では出産後0.5-1.5年,8-12か月(G3 群)では 1 人以外出産後 1-4 年で妊娠初期値まで完全に回復した。平均的には G1-G3 群順に出産後0.5年,1 年,1.5年でそれぞれ妊娠初期値と有意差はみられなくなった。 2. 離乳後 1 年以上後に再出産した場合,再出産時の骨密度は前回出産時とほぼ同じあるいはそれ以上であり,再授乳後には妊娠初期値よりさらに高くなる場合もみられた。 3. 離乳後 1 年以内に再出産した場合,再出産時の骨密度は前回出産時まで回復せず,再授乳後にも授乳開始時までの回復はみられなかった。結論 妊娠,授乳により低下した骨密度は授乳期間に応じて出産後0.5-4 年で妊娠初期値まで回復する。再妊娠,再授乳による骨密度回復への影響は,授乳期間ではなく離乳後次回出産までの間隔であることが示唆された。
著者
光岡 知足
出版者
公益財団法人 日本ビフィズス菌センター
雑誌
腸内細菌学雑誌 (ISSN:13430882)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.1-10, 2002 (Released:2010-06-28)
参考文献数
35
被引用文献数
1

世紀の後半, 腸内フローラの研究が急速に進展し, 腸内フローラの検索・培養法と腸内嫌気性菌の菌種の分類・同定法が確立されて, 多くの微生物生態学的知見が集積し, 腸内フローラの宿主の健康や疾病における役割が明らかにされた.このように, 腸内フローラのうちBifidobacteriumのような有用菌を優勢にし, Clostridiumのような有害菌を劣勢にコントロールすることがきわめて重要である.このような腸内フローラの研究の進展が基礎となって, 機能性食品が登場した.機能性食品はその作用機構に基づいて, “Probioticsプロバイオティクス”, “Prebioticsプレバイオティクス”, “Biogenicsバイオジェニックス” に分けられる.プレバイオティクスは, 結腸内の有用菌の増殖を促進し, あるいは, 有害菌の増殖を抑制することによって宿主の健康に有利に作用する難消化性食品成分で, ラクツロース, スタキオース, ラフィノース, フラクトオリゴ糖, 大豆オリゴ糖, 乳果オリゴ糖, ガラクトオリゴ糖, イソマルトオリゴ糖, キシロオリゴ糖, パラチノースなどの難消化性オリゴ糖がこれに含まれる.多くのオリゴ糖は, 試験管内でBifidobacterium (B.bifidumを除く) により, また, Bacteroides fragilis groupやEnterococcusによってある程度発酵されるが, C.perfringensやEscherichia coliによっては発酵されない.オリゴ糖の摂取は, 腸内Bifidobacteriumフローラの増殖を促進し, その結果, 宿主の便性改善と腸内環境の浄化に働き, それによって宿主の脂質代謝も改善する.

2 0 0 0 OA メッシュ処理

著者
金井 崇
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.84, no.4, pp.323-327, 2018-04-05 (Released:2018-04-05)
参考文献数
13
被引用文献数
1
著者
吉本 幸司
出版者
日本脳神経外科コングレス
雑誌
脳神経外科ジャーナル (ISSN:0917950X)
巻号頁・発行日
vol.28, no.8, pp.491-498, 2019 (Released:2019-08-25)
参考文献数
52
被引用文献数
1 1

側脳室に発生する腫瘍としては, 中枢性神経細胞腫, 上衣腫, 上衣下腫, 脈絡叢乳頭腫, 上衣下巨細胞性星細胞腫, 髄膜腫, コロイド囊胞などの囊胞性疾患などがある. 第三脳室腫瘍としては, 胚細胞腫, 毛様性星細胞腫, 頭蓋咽頭腫, 脊索腫様膠腫, 松果体腫瘍などが代表的疾患である. これらの腫瘍に対する治療は, 腫瘍の組織型に応じた治療戦略が必要であり, 代表的な疾患に対して, 手術適応, 治療戦略, 問題点について, 最近の文献を踏まえて解説した.