著者
アルマラス マヌエラ
出版者
清泉女子大学
雑誌
清泉女子大学紀要 (ISSN:05824435)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.I-XII, 2003-12-25

この覚え書きでは、スペイン戯曲作家アントニオ・ブエロ・バジェホの戯曲"Hoy es fiesta"(きょうはお休み)を研究の材料としてスペイン語に於ける口語体を分析した。この戯曲は3幕になる悲喜劇で、舞台はマドリッド、スペイン市民戦争の中、質素な共同住宅に住み、貧しいながらも夢と希望を持ち続ける一般市民の生活を描いている。この劇では登場人物によって話される言葉の中に多くの特徴が見られる。統語論上の語順の乱れ、省略文、誇大表現、感嘆詞文、間投詞、反復、誇張された比喩、諺及び成句、未完成文、呼格の用法、親愛語、等。尚,上記に挙げた各々の特徴には例文をつけた。
著者
野崎 哲 T. Nozaki
雑誌
研究紀要
巻号頁・発行日
vol.11, pp.11-23, 1974-03-31

1 0 0 0 OA 電気鉄道論集

著者
藤岡市助 述
出版者
工業雑誌社
巻号頁・発行日
1899
著者
向井 將 永杉 さよ子
出版者
The Japan Society of Logopedics and Phoniatrics
雑誌
音声言語医学 (ISSN:00302813)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.349-356, 1999-10-20
被引用文献数
1 1

われわれは新生児・乳児の疳泣は病的な心理的印象を与え, 音声分析では, 音声波形の立ち上がりが急激で, そのスペクトログラムは調波構造の形成が不十分で基本周波数が不安定であることを前回報告した.<BR>今回は, 疳泣と幼児虐待との心理的関係を調べるために虐待に繋がる心理的傾向を軸に多重評価法を用い音声分析との比較, 内観をみた.2名の疳泣児の局麻下レーザーによる舌・喉頭矯正術前後の泣き声を採取し, 10秒間再生した.多重評価軸には「不快だ―快感だ」, 「憎い―可愛い」, 「怒りたい―あやしたい」を7段階とした.術前は不快方向に―25で, 憎い方向に―4.5, 怒りたい方向に―4という評価であった.術後はすべてプラス方向へ24~30移動していた.音声分析による内観においては, (不快) に感じた部分は音の急激な立ち上がりと強いエネルギー, 調波構造が形成されていない部分であった.また (憎い・怒りたい) と感じた部分は共通しており, 不快な音の頻回の繰り返しに感じていた.<BR>さらにわれわれの観察している疳泣児の問題点を述べ, 疳泣は放置すべきでないことを明らかにした.
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.36-39, 2011-05

「家は壊れたが私は大丈夫だ。落ち着いたらまた会おう」。テレビカメラを通じて、離れて住む家族にメッセージを送る70代の男性。肉親と離れ離れで避難所生活を送りながら「僕らも頑張るから一緒に頑張りましょう」と呼びかける中学生。東日本巨大地震の被災者たちのメッセージは、「伝える」ことの力を日本中に改めて知らしめた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1546, pp.38-40, 2010-06-21

「いらっしゃいませ、おはようございます」。5月28日朝、会社員やOLで混雑する東京都千代田区の「ローソン神田錦町二丁目店」に、ローソン関東トレーニングセンターの李相松氏の元気な声が響いた。 李氏は中国吉林省出身。ローソンが2008年に始めた外国人の正社員採用の第1期生だ。成城大学の大学院で学んだ後に入社。
著者
坂下 文夫 高橋 孝夫 田中 秀典 小森 充嗣 松井 聡 長田 真二
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.68, no.5, pp.1262-1265, 2007-05-25

今回, 血栓性血小板減少性紫斑病 (TTP) の治療中に発生した気腫性胆嚢炎の1例を経験した. 患者は57歳の男性. 動揺性の意識障害, 溶血性貧血, 血小板減少, 腎障害をきたし, TTPと診断した. 血漿交換, 血液濾過透析, ステロイドパルス療法を中心とする集学的治療にて状態は改善し, その後安定していた. 入院30日目の朝, 心窩部痛にて目が覚めた. 鎮痛剤を使用したが腹痛は持続し, 腹膜刺激症状が出現してきた. CTにて気腫性胆嚢炎と診断して, 経皮経肝胆嚢ドレナージ (PTGBD) を施行した. しかし, ドレナージ後も全身状態が悪化していったため, 胆汁性腹膜炎を併発していると診断して緊急手術を行った. 開腹し, 暗赤色に緊満した胆嚢を摘出し腹腔内のドレナージを行った. 術後は順調に経過して, 術後11日目に血液内科に転科した.
著者
瀬尾 文洋 鈴木 秀宣 上原 一浩 矢内原 巧 中山 徹也
出版者
社団法人日本産科婦人科学会
雑誌
日本産科婦人科學會雜誌 (ISSN:03009165)
巻号頁・発行日
vol.32, no.8, pp.1089-1097, 1980-08-01
被引用文献数
1

妊娠中における血中遊離型(F)及び抱合型(C)エストロゲン(E)の動態については未だ明らかにされていないため以下の実験を行った.対象としては正常妊婦及び分娩時の母体末梢血,並びに膀帯動静脈血を用いた.更に妊娠中毒症,胎児発育遅延(IUGR),無脳妃妊娠,胎盤性sulfatase 欠損症等の異常妊娠におけるF及びC.Eの変化も合蛙て検討した,被検血漿中よりエーテルにて抽出した分画をF分画として,次いでβ-Glucmronidase/Arylsulfatase を用いて加水分解を行い,Fとして抽出したものをC分画とした.本加水分解による回収率は85%であり,かつC.V.は5%と一定していた.Sephadex LH-20カラム.クロマトグラフィを用いて,estrone(E_1),estradiol(E_2),estriol(E_3)を分離し,各々を抗E_3-16,17-dihemisuccinyl-BSA血清を用いたRIAにて測宛した.(実験成績)(1)正常妊婦末梢血中E値は妊娠週数に伴いF及びCともに増長する.妊娠経過に伴うC.Eに対するF.Eの比(C/F)は各Eにより異たる.E_1では妊娠中期までは一定した上昇傾向を示さず妊娠末期に上昇する.E_2では俺は全期を通じて一定しているが,妊娠末期に軽度上昇を示す.E_3では妊娠経過に伴い前期で4.5,中期で6.5,末期では8.5と著しく上昇し,Cの増量が著しい.(2)妊娠中毒症及びIUGRではF及びC・Eとも低下し,Cの減少が目立つが,両老間に推計学的有意差は認められなかった.無脳児妊娠及び胎盤性sulfatase欠損症においてはF.EのみたらずC.Eも極めて低値であった.(3)母胎血中と臍動脈血中E値を比較すると,臍動脈血中総E値は母体血中値より高く(7倍).特にE_3値は母体血に比べ18倍の高値を示し,その大部分(98%)はCであった.E_1はCおよびFとも母体に高く,E_2値はFが母体に,Cは臍動脈に高かった.臍帯動脈間の血中各E値を比較するとCでは3Eにほとんど差はなく,Fが臍静脈にE_1, E_2, E_3共に各々5, 8, 1.7倍高値であった.
著者
森 康司
出版者
九州大学
雑誌
人間科学共生社会学 (ISSN:13462717)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.47-61, 2002-02-15

本稿は,大学運動部貝のジェンダー観と,スポーツ価値意識との関係に焦点を当てている。最終的な目標は,大学運動部にみられる諸特性や,大学運動部員のスポーツに関する価値意識が,どの程度大学運動部員の社会生活の諸領域にわたる意識にまで反映されているのか,という点を明確にすることであり,本稿ではその足がかりとして,ジェンダー観に注目する。大学運動部の特徴や日本人のスポーツ価値意識については,これまで様々な指摘がなされてきたが,現在では大学運動部も時代の趨勢にしたがって多様化しているとされ,以前指摘されてきた特徴にも表面上には変化が生じてきている。様々な変化が生じている現在であるからこそ,運動部については,従来とはまた異なる視点からの研究が必要とされている。「学校運動部は男性の性差別的な意識を培養する」という指摘についても,再検討が必要だろう。一大学を対象とした調査研究の結果,男性部員の性差別的な意識と,女性部員の性差別的慣行への容認的な態度は,彼・彼女たちのスポーツ価値意識と密接に関係していることが推論できる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.371, pp.36-39, 2006-06

人は同じ失敗を繰り返すもの。よほど気を付けないと、趣味や嗜好にとらわれて、以前と似たような失敗をするね。特に料理人は、一種のアーティスト。自分の思いが店や料理に出やすいので気を付けなきゃならん。俺も以前はアーティストとしての自分と、経営者としての自分を半々に持っていた。
著者
松本 達郎
出版者
日本古生物学会
雑誌
日本古生物学會報告・紀事 新編 (ISSN:00310204)
巻号頁・発行日
no.153, pp.12-24, 1989-04-30
被引用文献数
6

Inoceramus pictus Sowerby, 1829は古く設立され, 白亜系セノマニアン階(おもに上部, 時に中部)に世界的分布を示す重要種である。しかし本邦からはまだ記載されていなかった。本種は変異が著しいと言われ, Dietze (1959)以来, かなりの数の亜種が設けられている。日本産のは既知のとは別な亜種であるため気付かれていなかったのでは? という着想を得て, 古い採集品を含めて調べてみた所, 北海道天塩川中流域の2地点産の複数の標本(T. M. Coll.)と小平蘂川の1転石(Yabe Coll.)がそれに該当することが判明した。また古丹別や幾春別にもI. cf. pictusと言えるものがある。産地の多くはセノマニアン上部で1地点(type loc.)は中部とみなされる。日本産のものを記載するに当たり, I. pictusの既設の諸亜種を文献と一部は標本に基づいて再検討した。各亜種の概念が研究者により異なり, 同一標本が著者により異なる亜種に同定されたり, 同一地理区の同一化石帯に複数の亜種が報ぜられたりで, 混乱や疑問がかなりある。しかしholotypeとそれに似る典型的なもののほか, どのような形質の変異形(人によっては亜種扱い)があるのかをある程度知ることができた。典型的なものは種名の示す通り, 成長輪と条線が明確で粗く, 中〜後年に現われる主助もかなり強く粗い。殻はかなり膨らみがある。北海道産のものは細肋・条線が微弱で, 強い主肋がなく, 弱いが頻繁な副肋か緩い起伏がある。殻の膨らみもやや弱い。北米産のI. pictus gracilistriatus K. & P.に成長輪の微弱な点が似るが, 彼等の亜種には粗大な主肋がある。殻の膨らみの弱い点ではI. pictus neocaledonicus Jeannet(実はこの亜種名には疑問あり)と称せられるものに似るが, 彼では成長輪・条線は明確で粗い。カムチャッカ産のこの名のはむしろ北海道のに似る。新亜種I. pictus minusを設立した。たぶん北西太平洋区の地理的亜種であろう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1186, pp.10-12, 2003-04-07

3月31日、ダイエー専務の平山敞たかしが退任した。「皆さん、元気をなくしたら負け犬になるんですよー」と、独特の風貌と言い回しで現場を鼓舞する根っからの営業のプロ。創業者の中内撃ニ対立し、ダイエーを離れたが、経営から完全に退いた中内に再建を託されて、2001年1月に社長に就任した高木邦夫率いる新体制で、副社長に就任した。
著者
甘佐 京子 比嘉 勇人 長江 美代子 牧野 耕次 田中 知佳 松本 行弘
出版者
滋賀県立大学人間看護学部
雑誌
人間看護学研究 (ISSN:13492721)
巻号頁・発行日
no.7, pp.73-79, 2009-03

背景 精神疾患の多くは、思春期から青年期に発症するといわれている。精神障害に罹患した場合、早期受診・早期治療が重要であり、統合失調症においては精神病未治療期間 (duration of untreated psychosis) が予後を左右するとの報告もある。しかし、国内では、好発年齢にある時期の子ども達に向けての、啓蒙活動の実施やその成果についての報告は見られず、中学校の保健体育などでも精神障害についてはほとんど触れられていないのが現状である。 目的 中学生を対象にしたメンタルヘルス教育プログラムを構築するにあたり、中学生の精神障害に対する認識を明らかにすることを目的とする。方法 研究デザインは量的記述的研究であり、A市内の公立中学校(6校)の三年生714名を対象にアンケート調査を実施した。調査内容は、精神障害に対する知識の情報源となる媒体や疾患に対する具体的な認識および、「こころの病気」という語彙に対するイメージである。分析にはSPSS15.0J for windowsを使用し記述的統計を行った。なお、本研究は滋賀県立大学研究倫理審査委員会の承認を得た(07年11月第51号)。 結果 回答者は653名(男子316名、女子337名)。精神疾患について他者から聞いたことがあるかという問いでは、68%の生徒があると回答した。聞いた相手として中学校教諭28.9%と最も多く、次いで小学生教諭20.4%であった。具体的な疾患名として、うつ病は約90%の生徒が認知しているのに対して、強迫性障害や統合失調症については病名の認知が5%に満たなかった。これらの知識の情報源となった媒体は、おもにテレビ(68.9%)であり、教科書(5.4%)や授業(9.2%)は、10%に満たなかった。さらに、精神疾患のイメージは否定的な項目に偏る傾向が認められたが、「こわい」「嫌い」等の嫌悪を示すものより「辛い」「寂しい」といった悲哀を示すイメージの方が強かった。 結論 中学生の多くは、精神疾患に対して何らかの情報を持っているが、その多くはテレビ等のマスメディアによるものであり、正しい知識を得ているとは考えづらい。また、うつ病等メディアに取り上げられるものについては、少なからず認識しているが、思春期に発症しやすい統合失調症や強迫性障害などの認識は低く、当然自己との関連が深い疾患だととらえてはいないと推測できる。Background Most mental illnesses are thought to develop during puberty and young adulthood. Early diagnosis and early treatment are important for cases of mental disorders, and the duration of untreated psychosis can influence the prognosis of schizophrenia. In Japan, very few mental illness awareness programs are targeted at children of susceptible ages, and reports of these programs are also lacking. In addition, very little is taught about mental disorders in middle school health and physical education curr icula. Objective In order to create a mental health education curriculum for middle school students, we aimed to understand the awareness of mental disorders in these students. Methodology We employed a quantitative and descriptive study design, and surveyed 714 ninth graders from 6 public schools in city A by questionnaire. We surveyed their knowledge of specific conditions, their sources for information regarding mental disorders, and their image of the phrase "mental illness ." Descriptive statistical analysis was performed using SPSS15.0J for Windows. Our study was approved by the University of Shiga Prefecture Research Ethics Review Committee (November, 2007, No.51). Results Of the 653 respondents, 316 were male and 337 were female. Sixty-eight percent of the students had heard of mental illnesses , most often from middle school teachers (28.9%) followed by elementary school teachers (20.4%). In contrast to the 90% who knew depression as the name of a specific disorder, less than 5% knew the names of disorders such as obsessivecompulsive disorder and schizophrenia. Television was the cited source of this information for 68.9%, while less than 10% identified text books (5.4%) and classroom education (9.2%) as the source. Although the image of mental illness was usually negative, the respondents tended to characterize mental illness with terms expressing sorrow, such as "struggle" and "lonely" rather than those expressing aversion, such as "scary" and "dislike." Conclusion The majority of middle school students have some knowledge of mental illness, but most of it is obtained from mass media, such as television. As such, it is unlikely that their obtained knowledge is accurate. Although they are relatively aware of conditions such as depression which are dealt with by the media, they are much less aware of conditions such as schizophrenia and obsessive-compulsive disorder, which easily develop during puberty. We surmise, therefore, that the students do not consider these conditions to be highly relevant to them.
著者
藤枝 繁
出版者
日本水産學會
雑誌
日本水産學會誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.77, no.1, pp.23-30, 2011-01 (Released:2012-12-06)

瀬戸内海で大量に使用されているカキ養殖用プラスチック製パイプ類の漂流漂着実態を明らかにすることを目的に,瀬戸内海全域を対象に海岸での回収調査および海面での目視調査を実施した。海岸における平均漂着密度は,採苗連に使用されるまめ管が最も高く7.5個/m2,続いて広島県の垂下連で収穫時に発生する損傷パイプ4.5個/m2,同垂下連で使用されるパイプ2.9個/m2であった。まめ管,パイプおよび損傷パイプの発見率(漂着密度0.1個/m2以上の調査海岸数の割合)は,広島県から西方の海域で高かったが,まめ管は東部海域にも広く漂着していた。
著者
葛谷 雅文
出版者
The Japan Geriatrics Society
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.199-203, 2003-05-25
被引用文献数
13 11

高齢者は咀嚼力の低下, 嚥下障害などを伴いやすく, さらに食欲低下を起こすさまざまな原因により摂食障害また摂食量が低下し, 低栄養に陥りやすい. しかも医療者側に低栄養に関する認識が低く, 重要性の自覚がないため, 往々にしてその栄養障害を見逃し, 患者の予後に悪影響を及ぼしていることが少なくない. 実際, 寝たきり高齢者などでは, 入院中にもかかわらず, 身長, 体重が測定されていないことは決してめずらしいことではない. 低栄養の原因となる摂食障害の原因を明らかにし, それに対して適切に対処することが高齢者の予後に好影響もたらすことは明らかだが, それ以前に医療従事者が低栄養に気付くこと, また低栄養のリスクがあることを認識することがもっとも大切なことだと思う. また, もともと食欲低下がめずらしくない高齢者が食欲をそそられるような食事の提供にも今後病院側は注意をはらうことが必要であろう. さもなければ"starvation in the hospital"は今後も続くことになる.