著者
蔭山 哲也 根本 啓次 篠原 克也
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.49, pp.311-312, 1994-09-20

人工現実感システムの多くは仮想空間を映像情報だけで表現している。しかし映像情報と音響情報の双方を組み合わせることで、システムの利用者に映像情報だけでは伝えきれない臨場感を与えることができる。本稿では人工現実感スキーシステムの音響生成について述べる。以下、本システムで呈示する効果音について述べ、本システムのような分散システムにおける音響生成の問題点について述べる。最後に、音響生成モジュールの実装における上記問題点への対処について述べる。
著者
大原 渡 福政 修 畠山 力三
出版者
山口大学
雑誌
若手研究(A)
巻号頁・発行日
2006

等質量の正負イオンのみから構成されるイオン系ペアプラズマの生成と物性解明を行った.フラーレンC60ペアイオンプラズマ中の静電波動伝搬特性において,通常の電子-正イオンプラズマにおいて観測されない独特の特徴を明らかにした.質量が最も小さく高周波応答が可能な,水素原子正負イオンから成る水素ペアイオンプラズマの生成を試みた.効率の良い水素負イオン生成が必要であるが,従来にはない多孔体触媒を利用した触媒イオン化法によって,正負イオンを同時に生成することが可能となった.
著者
植松尊慶 著
出版者
アルス
巻号頁・発行日
1944
著者
山口喜代松 著
出版者
大新社
巻号頁・発行日
1943
著者
安東 一真
出版者
日経BP社
雑誌
日経インタ-ネットテクノロジ- (ISSN:13431676)
巻号頁・発行日
no.24, pp.108-115, 1999-07

ワンタイム・パスワード,ICカードなど,カード型ユーザー認証製品の選択肢が増えている。カードがないとログインできないので,モバイル環境などのセキュリティを高められる。従来はワンタイム・パスワードが主流だったが,最近はICカード製品の価格が下がり,導入の敷居が低くなってきた。

1 0 0 0 OA 農村と娯楽

著者
天野藤男 著
出版者
洛陽堂
巻号頁・発行日
1913
著者
野中 成晃 堀井 洋一郎
出版者
宮崎大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

牛の膵蛭および小形膵蛭の生体診断法として、ナイロンメッシュ濾過虫卵検査法および糞便内抗原検査法を開発した。日本各地および海外(ブラジル、ベトナム)から得た虫体の遺伝子を解析して2種の種としての独立性を明らかにしたが、一方で、形態学的鑑別が困難であることを示した。さらに、これまで詳細な検討がなかった治療法として、プラジカンテル25mg/kg1回経口投与が有効であることを示した。
著者
大越 伸 北野 訓敏
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
日本獸醫學雜誌 (ISSN:00215295)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.11-PLATE II, 1966-02-25

昭和38年1月23日, 東京都下三鷹屠場において, ホルスタイン種, 3才牝牛の涙腺嚢から, T. rhodesi と異なる眼虫7隻を検出した. 可検虫体の各部計測値を測定した結果, 1928年ロシアの W. S. ERSCHOW によって報告された T. skrjabini の計測値とほぼ一致するのでこれを同種と同定した. わが国において牛の眼球から T. skrjabini が検出されたことは, まだ報告されていない. 次いで T. skrjabini の分布を知るため, 全国から牛が参集する芝浦屠場において, 17府県から集まった屠殺牛96頭の眼球を検査した結果, 2地区の牛(千葉県4頭, 茨城県1頭)から, 合計16隻の T. skrjabini を検出することができた. さらに昭和40年7月から10月にわたり, 東京都の八丈島と大島, 北海道の新冠種畜牧場, 茨城県の東京大学付属牧場における合計199頭の牛を, 生理食塩液加圧眼球洗浄によって検査した結果, 合計226隻の眼虫を得た. そのうち35隻(15.4%)が T. skrjabini であったので, 本虫はわが国においても広く分布していることが判明した.
著者
松本 健義 西野 範夫 佐藤 公治 上野 直樹 布川 和彦 茂呂 雄二 西阪 仰 松本 健義
出版者
上越教育大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2001

現在の子どもの根源的な危機は,学力低下にあるのではなく,<学ぶことの根拠>である<生>の低下,すなわち,他者と共にアクチュアルに生きる機会の激減にあるという認識にたち,以下のように研究を進めた。(1)感じ・考え・行う身体の論理と筋道を働かせて,子どもがもの,こと,人に働きかけ働きかけられて<学び合い・生き合う>ことを通して,根源的な<学び-知>が生成され成りたつ過程を明らかにする。(2)現象学的心理学,状況的学習論,談話心理学,相互作用・相互行為分析の視点と方法を取り入れた学びの過程の臨床的分析と教育実践の構想実践を行い,学びの過程に対応するカリキュラムと教育実践の総合的在り方を明らかにする。その結果,以下のような成果を得た。1.子どもの<学び-知>は,自己の行為の論理を働かせた,もの,こと,人との相互作用・相互行為の過程で,記号や道具を媒介にして,子どもともの,こと,人とのあいだに<できごと世界<関係=意味)>を,状況的・相互的・協働的に生成し,世界,行為,他者,<私>の意味を同時に生成する過程であることを明らかにした。また,意味生成としての子どもの学びの過程をとらえるあり方を学習臨床学として明らかにした。2.子どもの行為の論理による<できごと世界>の生成としての学びの過程が生起し,その過程で,過去の経験や活動といまここで未来へと向かいつくられる活動との関係,他者やできごととの関係を,子どもが新たにつくりつくり変えて自己の<生>と,世界,行為,他者,<私>の意味とを共に新たに生成することを支える教育実践のあり方を,学習臨床カウンセリングとして明らかにした。3.他者と共に<生きる-学ぶ>ことにより子どもが、<知>を生成する過程を通して,あらゆる教科の学びの基礎・基本となる子ども<生>の論理に対応した学習過程の臨床的カリキュラムが構成されることを明らかにすることができた。
著者
橋本 義仁 萬 伸一 永沢 秀一 沼田 秀昭 小池 雅志 田原 修一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SCE, 超伝導エレクトロニクス
巻号頁・発行日
vol.96, no.333, pp.1-6, 1996-10-30
参考文献数
5

2000ゲート規模のジョセフソン論理回路にトランスフォーマーを用いて両極性の高周波電源を供給する実験を行った. 試作したトランスフォーマーは約10MHzから10倍程度の電流増幅率を持つ. 共振周波数は650MHzであり, このトランスフォーマーでクロック周波数1.3GHz程度までの高周波電源を供給できる. このトランスフォーマーを用いて2000ゲート規模の負荷回路に電源を供給し, 動作実験を行った. この負荷回路には現在当グループで開発中の超伝導インターコネクションシステムの要素回路であるSOF回路が組み込まれており, SOF回路の正常動作をクロック周波数1.024GHzまで確認した. この結果から, 2000ゲート規模の回路を1GHz以上のクロックで動作させる見通しを得ることができた. 今回, 高周波電源ノイズをチップレイアウトの改善により大幅に低減できることも同時に示し, 非常に低ノイズな出力波形を得ることに成功した.
著者
萩原 理加 野平 俊之 後藤 琢也 後藤 琢哉
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

高い導電率、優れた電気化学的安定性を有するイオン液体を開発し、それを電解質として用いた中温度無加湿作動型燃料電池、電気化学キャパシタ、中温度作動型リチウム二次電池、ナトリウム二次電池を開発した。

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1934年07月07日, 1934-07-07

1 0 0 0 OA 長塚節全集

出版者
春陽堂
巻号頁・発行日
vol.第5巻 (書簡集), 1926
著者
高清水 直美 野田 哲夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.363, pp.53-56, 2011-12-10

島根大学におけるRuby教育は,プログラミング知識の習得だけでなく,Rubyを中心とした最新のITビジネスや技術動向について広く学ぶことを目標としている。プログラミング言語Rubyおよび開発フレームワークであるRuby on Railsは,その生産性の高さが注目され,近年のWebアプリケーション開発市場におけるニーズが拡大している。本稿では,本学における教養科目としてのRuby教育の実践と課題について報告する.
著者
土永 知子
出版者
和歌山県立日高高等学校
雑誌
奨励研究
巻号頁・発行日
2011

研究目的:天然記念物として指定された神島には、1934年に南方熊楠らによって作成された顕著樹木所在図がある。1998年に田辺市が行った調査で台風の被害やウが集まったことにより植物相に変化があった。そこで、現在の樹木分布図を作成し、神島の植物相の変遷をあきらかにする。研究方法:田辺市教育委員会文化振興課の協力で、調査を実施した。GPSやGPS機能付きデジカメを用いて、顕著樹木の分布図を作成した。研究成果:1998年の調査では無かったタブノキが「おやま」にあり、幼樹もあることがわかった。「おやま」にウは現在も断続的に飛来しているため、ヨウシュヤマゴボウなどの窒素が多い土壌を好む植物が増えた林分がある。「こやま」では、崖にはハカマカズラが繁殖し、斜面に樹木も生育しているが、2011年の台風で崖の部分で大規模な岩石の崩落があり、植生の回復が遅れていることがわかった。