著者
浜田穂積
出版者
一般社団法人日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.1, no.3, pp.241-249, 1984
被引用文献数
3

電子計算機の内部で実数値を表現するための新しい表現法URR (Universal Representation of Real numbers)を先に提案した.これは実数値の区間に適用する2分法に共づいており,1から∞に向って,あるいは0に向って分割点が二重指数的に増大あるいは減少するように選ぶものである.ここではそのURRについて更に広い視野からの位置づけをし,かつより詳しく検討した. URRの特徴は次のものである.(i)オーバフロー,アンダフローが事実上起こらない.(ii)データ形式はデータの長さに依存しない.(iii)同じ長さの固定小数点表現と比べて,分解能に関して1ビットの不利に止まる.これらの点から,ディジタル装置に用いる数値表現として最適のものといえよう. 高次代数方程式のGraeffeの解法に適用して妥当な結果を得た.URRの演算論理は特に複雑ではなく,容易に構成可能である.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1728, pp.38-41, 2014-02-10

東京都千代田区のホテルニューオータニ。ここ数年、毎日午後6時過ぎに、オフィス棟から自宅に真っすぐ帰るオランダ人の姿がある。人材派遣・紹介業で世界2位のランスタッド・ホールディングスの日本法人でCEO(最高経営責任者)を務めるマルセル・ウィガース…

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1935年09月21日, 1935-09-21

1 0 0 0 OA 大阪落城

著者
直木三十五 著
出版者
春陽堂書店
巻号頁・発行日
vol.前篇, 1938
著者
立花 亮 田辺 利住
出版者
大阪市立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

キトサン溶液を無水酢酸でアセチル化することで、キチンゲルを作製した。塩基性の細胞増殖因子は、キチンゲルに残存するアミノ基を残した場合、結合せず、ヨード酢酸でカルボキシメチル化すると、強く結合した。また、キチン結合ドメイン融合FGF2は特異的に結合し、緩衝液にはほとんど溶出しなかった。キチンを分解するリゾチームによって、キチン結合ドメイン融合FGF2は徐放された。キチンの分解に伴ってゲル外に放出されたのであるが、ゲルの成分の徐放と異なるパターンで徐放されていることから、放出された後に、再結合が起こっていると考察された。結果的に、初期バーストのない理想的な徐放システムが得られた。
著者
生田 和良 作道 章一 中屋 隆明 高橋 和郎 纐纈 律子 奥野 良信 纐纈 律子 渡邉 洋平 佐々木 正大
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

H5N1亜型高病原性トリインフルエンザウイルス(HPAIV H5N1)は、一部の地域において致死率の高いヒト感染例が散発的に確認され、ヒトに対してパンデミックとなる懸念が指摘されている。エジプトは現在、世界的にも多くのHPAIV感染者を出している流行国の1つである。本研究においては、エジプトで飼育されている家禽からHPAIV分離を試み、得られた遺伝子配列から分子疫学調査を実施した。その結果、エジプトにHPAIVが初めて導入された2006年に比べて、2008-09年のウイルスはヒトに感染しやすいと考えられるα2,6 SA糖鎖親和性を獲得していた。

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1935年09月28日, 1935-09-28

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1948年03月16日, 1948-03-16
著者
本多 薫
出版者
山形大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

学習内容をモデル化し,計算,読む,照合の課題を提示できる実験用の学習支援システムを構築した。そして,学習中の生体情報の計測と主観的評価を実施し,学習中の学習者の負担を分析した。その結果,心拍のパワースペクトル解析より,課題開始30分程度で負担が大きくなることなどを示した。また,学習支援システムを用いて30分間連続で学習(課題遂行)した場合には, 10分間以上の休憩を取ることで,学習者の負担や疲労感を抑えられる効果があることを明らかにした。
著者
百瀬 修二 田丸 淳一 梶野 一徳
出版者
順天堂大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

大腸菌で DNA の組換えに関わると考えられている dbpA (DNA-binding protein A)の発現が、ヒトにおいて活性化リンパ球の指標となる CD30 陽性細胞の染色態度とリンパ組織において類似していることを見出し、さらに CD30 陽性の悪性リンパ腫 (Hodgkin リンパ腫;HL など)においても高頻度に発現していた。HL では NF・B シグナル伝達系の恒常的活性化が知られているが、dbpA が NF・B シグナル伝達系の下流で発現・機能すると考えられた。
著者
Hans-Joachim Knölker
出版者
(社)日本化学会
雑誌
Chemistry Letters (ISSN:03667022)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.8-13, 2009-01-05 (Released:2008-11-29)
参考文献数
93
被引用文献数
185

Highly convergent syntheses of substituted carbazoles are most conveniently achieved using organometallic chemistry. Construction of the carbazole framework via the iron-mediated route proceeds by a sequence of C–C and C–N bond formation. In the highly efficient palladium-catalyzed route the C–N bond is formed first followed by generation of the C–C bond. This article highlights some recent developments and applications to the total synthesis of biologically active carbazole alkaloids.
著者
小松 尚 小篠 隆生 鶴崎 直樹
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

わが国と米国における先進事例の分析を通じて、.キャンパスおよびキャンパス周辺の公共空間や住環境をマネジメントとするために、行政や企業、NPO、地縁組織といった主体と大学で構成されるまちづくり連携体のあり方とマネジメントの手法、.このまちづくり連携体によって創造される「地域公共空間」としてのキャンパス空間像、.そして大学キャンパスと近隣地域のトータルなまちづくりとしての公共空間マネジメントの戦略について考察した。
著者
バンス ティモシー
出版者
大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2010

2つ以上の有意味の要素が結合し、単語を成す場合、各要素が単独形と違う発音になるケースが多い。(例:たま「玉」め.だま「目玉」)現代日本語に絞り込み、このような発音変化を調べるのが本研の目的だった。アンケート調査や録音調査に基づき、日本語の母語話者及び学習者を対象に、子音の変化もアクセントの変化も取り上げ、その規則性を検証した。特に漢語の濁音、山形方言の(鼻)濁音、単純名詞に基づいた苗字アクセント、に焦点をあてた。
著者
酒井 たか子 ブッシュネル ケード 山田 亨 柳家 さん喬 亀井 敦郎 菫 然
出版者
筑波大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011-04-28

落語は日本独自のユニークな形態を持つ話芸であり、日本文化のエッセンスが凝縮されているが、日本語学習者にとって難しいと敬遠されがちである。日本語学習者の笑いを中心とする理解を明らかにするために、研究材料の作成および理解を分析するための方法を検討した。研究材料は、留学生の聞き手を対象とした約20時間に及ぶ映像、音声を収集した。江戸落語・上方落語、新作落語・古典落語、初級対象・中上級対象とバリエーションを持たせ、映像の編集、文字化を行った。学習者の理解を測るための方法として、会話分析の手法のほか、アンケート、絵による表出などを実施し、その有効性を明らかにした。
著者
中根 偕夫 平田 尚史 瀬谷 浩一郎
出版者
一般社団法人日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.46, no.11, pp.893-898, 1990-11-01
被引用文献数
15

ここでは定在波音場中での高気圧グロー放電の諸特性の変化をみた。すなわち、(1)高気圧グロー放電の発生する電圧の範囲、(2)高気圧グロー放電の発光部の形状、(3)電流波形への音の影響、(4)V-I特性、(5)放電の発生と消滅する電圧の履歴的な現象に関して検討した。実験方法として、針(+)対平板(-)電極を定在波音場中の粒子速度分布の腹に位置させ、音の強さと電源の電圧を変化して実験した。その結果、音を大にすることによって(1)高気圧グロー放電はスパークへと変化し、(2)放電の発光部が扇子を開いたような形状へと広がり、(3)電流波形にパルスの発生が見られ、(4)電極間電圧の上昇、(5)発生と消滅する電圧の履歴現象などに音の影響があることが分かった。
著者
Kojima Hisaya Tokizawa Riho Kogure Kouhei Kobayashi Yuki Itoh Masayuki Shiah Fuh-Kwo Okuda Noboru Fukui Manabu
出版者
Nature Publishing Group
雑誌
Scientific Reports (ISSN:20452322)
巻号頁・発行日
vol.4, 2014-07-25
被引用文献数
32

湖水中でのメタン消費の新たな主役 -亜熱帯ダム湖で脱窒メタン酸化細菌が優占していることを発見-. 京都大学プレスリリース. 2014-07-31.