著者
広田幸松 著
出版者
社会評論社
巻号頁・発行日
1926

1 0 0 0 OA 史蹟調査報告

出版者
文部省
巻号頁・発行日
vol.第7輯, 1935
著者
中林 健一
出版者
石油技術協会
雑誌
石油技術協会誌 (ISSN:03709868)
巻号頁・発行日
vol.56, no.6, pp.534-543, 1991 (Released:2008-03-27)
被引用文献数
1
著者
西貝 雅人
出版者
日本教育メディア学会
雑誌
教育メディア研究 (ISSN:13409352)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.49-56, 0000

映像制作には守られるべき文法ともいえる幾つかの原則がある。"イマージナリー・ライン"(被写体となる複数の人物の間を結ぶ仮想上の線)もその一つで,イマージナリー・ラインを超えて撮影したカットをそのまま編集して繋げると,視聴者が正確に人物の位置関係を把握できなくなる。そこで講師はシナリオA,Bを用意し,高校生の作業班に撮影課題として与えた。2日に渡って行なったワークショップのうち,初日は何も解説せずにシナリオAを撮影・編集させた。2日目にイマージナリー・ラインに気づかせる誘導を含む講義・解説を挟んで,シナリオBの撮影・編集をさせた。この結果,シナリオAを制作した全てのグループがイマージナリー・ライン越しのカットを撮影したが,指導後の制作でイマージナリー・ライン越しのカットを排除した作品制作が出来るようになった。
著者
三浦 元喜 國藤 進 志築 文太郎 田中 二郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.46, no.9, pp.2300-2310, 2005-09-15
被引用文献数
19

我々は教室内のコミュニケーションを促進するため,デジタルペンとPDAを利用した実世界指向インタラクティブ授業支援システムAirTransNoteを開発した.AirTransNoteは生徒の筆記情報を教師の計算機にリアルタイムに送信し,閲覧や解析を行うシステムである.デジタルペンを利用することにより,通常の紙に書く情報が送信できるため,生徒が情報機器の操作を覚える必要がない.また,無線LAN付きPDAを使用することにより配線の手間を軽減することができ,インタラクティブ性の高い授業を一般教室で行うことが容易となる.高校1年生の数学の授業で運用実験を行い,運用にあたっての問題点を明確にするとともに,運用の可能性について考察を行った.We developed AirTransNote, an interactive learning system based on digital pen devices and PDAs. The system realizes computer-mediated collaboration for a conventional classroom by real-time note-sharing. AirTransNote digitizes notes written by students on a regular paper and enables the teacher to browse through the notes or show them to the students. Air-TransNote can analyze students' answers, helping the teacher better understand their problems. We conducted a preliminary study using questionnaires and found that this system can be feasible to apply for classroom environment.
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.810, pp.67-72, 2001-12-03

半導体関連の国際会議「ISSCC(International Solid—State Circuits Conference) 2002」が2002年2月3日から,米国カリフォルニア州サンフランシスコ市にて開催される。2001年は過去最高となる3700人超の技術者が世界各国から集まった。同時多発テロの影響で,2002年の参加者数はこれを下回る可能性が高いが,それでも講演内容は今年に劣らず興味深い。
著者
岸 國平
出版者
日本植物病理學會
雑誌
日本植物病理学会報 (ISSN:00319473)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.275-278, 1987
被引用文献数
2
著者
松森 昭 佐藤 幸人
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2001

サイトカインは、ウイルス性心筋炎における病因において重要であり、その抑制性サイトカインを発現させる事で有用な治療効果が得られるのではないかと考え、In vivo電気穿孔法により、IL-1ra、vIL-10、可溶性c-kitの遺伝子をマウス心筋炎モデルに導入した。IL-1ra、v IL-10導入の結果については、HUMAN GENE THERAPY 12:1289-1297に報告しているが、生存率、組織、サイトカイン等すべてにおいて、治療効果を認める結果を得た。さらに、サイトカイン遺伝子導入による血中レベルを長期に持続するため、サイトカインと免疫グロブリンのFc部分を隔合した蛋白を発現するプラスミドの作製を試みた。vIL-10+免疫グロブリンにFc隔合遺伝子導入により、血中vIL-10濃度は隔合しない場合に比べ100倍上昇し、ウイルス性心筋炎の治療効果がみられた。また、同じくマウス心筋炎モデルにおいて、可溶性c-kitプラスミドを導入することにより治療効果を見た。可溶性c-kitを発現させる事により、幹細胞因子(肥満細胞増殖因子)の活性を阻害し、肥満細胞の増殖、活性化を抑制することが狙いである。まず4週齢のDBA/2雄マウスで心筋炎モデルを作製し、ウイルス投与と同時に、マウス両前頚骨筋に、可溶性c-kitプラスミド100μg、対照群としてベクタープラスミド100μgを筋肉内に注射し、In vivo電気穿孔法にて遺伝子発現を増幅させた。その結果、7日目までの生存率は、可溶性c-kitプラスミド注射群で明らかに良好であった(可溶性c-kitプラスミドVSベクタープラスミド:100%VS50% P<0.05)。また、7日目の心臓組織の評価では、心筋炎の病勢を反映する炎症細胞浸潤、心筋壊死領域は、明らかに可溶性c-kitプラスミド投与群で軽度であった(炎症細胞浸スコア0.90±0.46VS1.37±0.65 p<0.05、心筋壊死スコア0.85±0.22VS1.61±0.23 p<0.05)。以上の結果より、マウスウイルス性心筋炎モデルにおいて、In vivo電気穿孔法による可溶性c-kitプラスミドの導入は有効な治療法であり、新しい遺伝子治療として非常に有用であると考えられた。
著者
Muneki HONNAMI Sungjin CHOI I-li LIU Wataru KAMIMURA Tetsushi TAGUCHI Hironori HOJO Nobuyuki SHIMOHATA Shinsuke OHBA Hiroyuki KOYAMA Ryohei NISHIMURA Ung-il CHUNG Nobuo SASAKI Manabu MOCHIZUKI
出版者
公益社団法人 日本獣医学会
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.14-0027, (Released:2014-03-26)
被引用文献数
1 5

The effect of tetrapod-shaped alpha tricalcium phosphate granules (Tetrabones® [TB]) in combination with basic fibroblast growth factor (bFGF)-binding ion complex gel (f-IC gel) on bone defect repair was examined. Bilateral segmental defects 20-mm long were created in the radius of 5 dogs, stabilized with a plate and screws, and implanted with 1 of the following: TB (TB group), TB and bFGF solution (TB/f group), and TB and f-IC gel (TB/f-IC group). Dogs were euthanized 4 weeks after surgery. Radiographs showed well-placed TB granules in the defects and equal osseous callus formation in all the groups. Histomorphometry revealed that the number of vessels and volume of new bone in the TB/f-IC group were significantly higher than those in the other groups. However, no significant differences in neovascularization and new bone formation were observed between the TB/f and TB groups. Furthermore, no significant difference in the lamellar bone volume or rate of mineral apposition was observed among groups. These results suggest that increased bone formation might have been because of the promotion of neovascularization by the f-IC gel. Therefore, the combinatorial method may provide a suitable scaffold for bone regeneration in large segmental long bone defects.
著者
遠藤 新
出版者
工学院大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2009

米国都市におけるリンケージデザインには3つの現代的課題がある。第一に総合的なオープンスペース計画の策定(Comprehensive Open Space Plan)、第二にグリーン・インフラストラクチャーの計画と整備(Green Infrastructure)、第三に都市内大公園の整備(Great Urban Parks)である。先進的取り組み等を行っている都市群において、これら3つの課題は連動している。特に古くから空洞化に悩んできた旧工業都市では、市内に分散する空地・未利用地の再生(未利用地マネジメント)が総合的オープンスペース計画の主要課題であり、グリーン・インフラストラクチャーの整備や都市内大公園の整備がそのパイロットプロジェクト的な役割を果たしている。
著者
大西 誠一郎 Ohnishi S.
出版者
名古屋大学教育学部
雑誌
名古屋大學教育學部紀要 (ISSN:03874796)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.35-39, 1965-10-10 (Released:2006-01-06)

国立情報学研究所で電子化したコンテンツを使用している。
著者
半藤 保 川嶋 友子
出版者
新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部
雑誌
新潟青陵学会誌 (ISSN:1883759X)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.53-59, 2009-03-10

2006年に18〜23歳の女子大生298人を対象に無記名、選択肢方式、一部自由記載方式からなるアンケート調査を行い、BMIによる体型と痩せに対する願望を調査して以下の点を明らかにした。1.体型についての自己認識では、痩せ群の22.5%、また、普通群の77.6%、肥満群の100%は太っていると答えた。2.現在の体型に満足しているものはわずか15.8%にしか過ぎず、痩せたいものが82.9%に及んだ。このうち、痩せ群の32.5%、普通群の92.4%はもっと痩せたいと答え、痩せ願望の実態を浮き彫りにした。3.痩せたい理由は、おしゃれがしたい(34.8%)、痩せていた方が可愛い(23.2%)、健康のため(20.2%)で、そのほか人によく見られたい(12.1%)などが続いた。4.痩せるためのダイエットは、普通群で63.2%、痩せ群で40%が経験していた。ダイエットの内容は食事制限、間食しないのほか、運動、筋トレ、ウォーキング、ランニングなどがあり、ダイエット薬を内服する者もいた。ダイエット実施期間は1か月以上が、経験回数は2〜4回がもっとも多かった。以上より、必要以上の痩せに走らないようこれらの女子大生に体型について正しい認識をもたせる教育が必要と考えられた。
著者
金本 めぐみ 鷲尾 澪子
出版者
上智大学
雑誌
上智大学体育 (ISSN:02870568)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.63-77, 1990-03-25
被引用文献数
1

大学1・2年生580名を対象として,身体意識に関する調査を行い,次のような結果を得た。1. 調査対象者の体格は, 客観的評価からみれば, 男子4割, 女子3割が「痩身型」, 「やや痩せ型」に分類されるが自己評価では, 男子3割強, 女子1割強の者が「痩せている」「痩せている方である」に評価している。このことから客観的評価と自己評価に差があることがわかる。2. 日常の食習慣については, 男子に比べ, 女子の方が3食規則的に食事を摂取している。欠食状況は, 男女ともに「普通」から「太っている方である」に自己評価している者に, 朝食ぬきの傾向がみられる。3. 運動経験と身体の自己評価との関連は, 運動経験有りよりも運動経験無しの方が, 男女ともに「太っている方である」に自己評価している者が多い。4. 自分の身体について気にしている部位は, 男子は身体全体にわたッており, 女子は下半身に集中している。気にしている部位を今後どうしたいかについては, 男子は身長はより高く, 上半身は筋肉をつけて逞しくしたいという反面, 脚は長く細くなりたいという願望が強い。女子では脚, ウエスト, 腹部, ヒップなど下半身を細くしたいという願望が圧倒的に多くみられる。5. 身体に対する今後の願望については, 男子では現状維持が過半数を占めたが, 女子は現在より痩せたいが7割を占め, 女子の痩せることへの願望は顕著である。男子に比べ女子の極端な痩せ指向ということが, 本調査で明らかになった。これは, 思春期を過ぎた女子学生が美しくなりたい, 美しくみせたいと思う現れであろう。このような願望を持つことは, 自然なことでありそれ自体問題はないが, 痩せすぎのために, 女性としての生理機能にまで影響を及ぼすならば, 深刻な問題となってくるであろう。今後, 女子学生が極端な「痩せ指向」を望むのではなく, 美しく, はつらつとした健康的な身体づくりに目を向けられるよう, 体育指導者の一人として考えていく必要があると思われる。
著者
加藤 磨珠枝
出版者
千葉大学
雑誌
千葉大学人文研究 : 人文学部紀要 (ISSN:03862097)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.XCV-CXXIV, 2004-03-31

ローマに残る初期イコンのなかでも,とくに聖母子イコンを中心に考察を行い,そこから得られた知見に基づいて,今後筆者が取り組んでゆく西欧イコン研究の展望を示す。
著者
Mike Dobson 河村 善也
出版者
日本第四紀学会
雑誌
第四紀研究 (ISSN:04182642)
巻号頁・発行日
vol.37, no.5, pp.385-395, 1998-12-31 (Released:2009-08-21)
参考文献数
37
被引用文献数
44 81

日本列島の哺乳動物相の歴史的発展過程を明らかにするために,Dobson(1994)はそれぞれの種の歴史と現在の地理的な分布の考察に基づいて,日本産陸棲哺乳類の種を7つのカテゴリーに分類することを提案している.これらのカテゴリーは明確に定義されているが,それぞれの種をどのカテゴリーに含めるかは,種の明確な系統分類学的位置と良好な化石記録を必要とする.本論文ではDobson(1994)の提唱したカテゴリーをOld Hondo Endemics, Expanding Hondo Endemics, Early Colonists, New Hondo Endemics, Late Colonists, Expanding Northern Endemicsの6つに整理し,多くの化石のデータを考慮に入れて,翼手目以外の日本産陸棲哺乳類の現生種をこれらのカテゴリーに区分することを試みた.いくつかの種の扱いはまだ試案の段階であるが,多くの主要な種についてはこれらの6つのカテゴリーに区分することができた.カテゴリーへの区分が不確実な種や,まだ区分ができない種については,その理由を示した.このように歴史的な内容によって性格づけられたカテゴリーへの区分によって,日本列島主要部の陸棲哺乳動物相の起源はより明確となり,生物地理に関する研究はよりダイナミックで歴史性の認識を明確にしたものになる.
著者
Kaori Nakanishi Makoto Nishida Tohru Ohama Toshiki Moriyama Keiko Yamauchi-Takihara
出版者
日本循環器学会
雑誌
Circulation Journal (ISSN:13469843)
巻号頁・発行日
pp.CJ-13-1134, (Released:2014-03-11)
参考文献数
33
被引用文献数
5 21

Background: Smoking and metabolic syndrome (MetS) are major public health problems in modern society and are important risk factors of cardiovascular disease (CVD). The association of smoking, MetS, and CVD is widely reported, but reports targeted to women are few. In the present study, we evaluated risk factors, including visceral fat area (VFA), for CVD and development of subclinical atherosclerosis in female smokers especially. Methods and Results: Subjects consisted of 162 apparent healthy female and male smokers, and 315 age-matched never-smokers who underwent a health examination in the Osaka University Health Care Center. For female smokers, lifestyle and carotid intima-media thickness (IMT) were evaluated. Triglycerides were significantly higher and high-density lipoprotein-cholesterol significantly lower in smokers than in never-smokers for both men and women. However, VFA was significantly high only in smoking women when compared with never-smokers. Multivariate analysis revealed that age, body mass index, and smoking were the independent predictors of high VFA in women. In addition, annual IMT increase was significantly higher in smokers than never-smokers in women. Conclusions: VFA was notably high in female smokers, but the difference was not observed in men. Smoking habit is an important risk factor of visceral fat accumulation and progression of subclinical atherosclerosis in women.
著者
藤井 晴行 古川 聖 諏訪 正樹
出版者
東京工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

デザイン知の形成と適用のプロセスを創造的認知プロセスとして解明すること,デザイン研究の方法論を構築することを目的とし,デザインの内部観測と外部観測の融合によって,従来の科学では捉えられないデザイン知を浮き彫りすることを試みた.デザイン主体の会話記録やインタビュー記録を資料とし,概念空間の遷移を創造的認知プロセスの現れとして分析した.概念空間を提示して創造的認知のメタ認知を促進し,概念空間の遷移に現れる影響を考察した.避難行動を生存のためのデザインとみなし,避難行動の証言の構成的構造を抽出した.概念空間を表現する手法の構築,「一人称」的デザイン研究の方法論を構築した.