1 0 0 0 憲友

著者
軍警会 [編]
出版者
軍警会
巻号頁・発行日
vol.27(11), no.312, 1933-11
著者
岡田 素之
出版者
早稲田大学法学会
雑誌
人文論集 (ISSN:04414225)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.1-38, 2013-02-20
著者
杉本 雅則 楠 房子 稲垣 成哲 高時 邦宜 吉川 厚
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-I, 情報・システム, I-情報処理 (ISSN:09151915)
巻号頁・発行日
vol.85, no.12, pp.1152-1163, 2002-12-01
被引用文献数
8

筆者らはこれまで,RFID技術を用いたセンシングボードを用い,物理世界と仮想世界とを融合することによるface-to-faceでのグループ学習支援システムを構築してきた.このシステムを用いた実践から,コンピュータの使用が苦手な学習者でも容易に学習に参加できる,教科書等を通して得た知識を物理世界で試せる,などの点で有効であることを示せた.しかし,発言の場においてリーダーへの依存が強くなる点や,より本物性の高い設定での学習支援ができないか,などの点も指摘されていた.そこで,本論文で提案するシステムでは,学習者のグループが互いにface-to-faceで話し合えないよう,複数のセンシングボードを別の場所に配置した.そして,各ボード上での操作が互いに影響を及ぼし合うよう,それらをネットワークでつないだ.グループ内の学習者はボードを囲みながらface-to-faceで問題を解決するとともに,別のグループの学習者とは,チャットシステムを介して交渉を行う.小学校の授業の中で,都市設計と環境問題の学習を学習者に行ってもらい,提案システムの有効性を検証した.
著者
長田 庸平
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.235, pp.2-5, 2013-01-10
著者
茅野 理恵
出版者
長野県教育委員会
雑誌
奨励研究
巻号頁・発行日
2011

目的:本研究では,児童生徒がどのような体験を喪失体験として感じているのか,そして教師は児童生徒がどのような喪失の体験をしていると考えているのかを明らかにし,さらに兜童生徒の認識と教師の認識との差異を検討することを目的とする。調査方法:質問紙調査法。対象者:大学生268名,教師324名(小103名,中109名,高112名)。調査時期:大学生2010年11月~12月。教師2011年9月~12月。大学生への実施については,臨床心理を専門とする研究協力者が調査実施前に喪失についての質問があることを説明し,最近喪失体験をした者や思い出すことが辛い経験をしている者は回答しないようお願いをした。調査内容:大学生は、小学校から高等学校までを振り返って「失った」と感じた出来事についてその内容を自由記述。教師は,児童生徒が学校生活の中で「失った」と感じるであろう出来事にはどのようなものがあると考えるか自由記述で回答を求めた。結果と考察:自由記述の回答をKJ法によって分類した結果,大学生の回答〔小学生〕,〔中学生〕,〔高校生〕,教師の回答〔小学校教師〕,〔中学校教師〕,〔高等学校教師〕の全てで共通する分類項目は「死別体験」,「親の離婚・不和」,「ケガ・病気」,「いじめ・対人関係トラブル」,「大切な物の紛失・破損」,「部活での敗北」,「学習のつまずき・受験の失敗」,「卒業」,「友人の転校・退学」,「自身の転校」であった。小・中のみに共通であったのは「教師からの叱責」。中・高では「失恋」,「メンバーや委員の落選」であった。児童生徒にのみ見られた項目は,中・高に共通で「キャラを演じること」,「夢の実現が不可能と知った時」,「以前は感じられた感情になれなかった時」であった。教師のみに見られた項目は,小・中に共通で「虐待」,「クラス替え・教師の転任」,「嘘の露見」,中・高で「目標の達成」,「不登校」であった。児童生徒の経験と教師のとらえは多くが共通していた。大学生の回答にのみ分類された項目に注目すると,人や物などの実態のあるものの喪失が伴わず,自分の中での感情の動きによってのみで生じている出来事であるととらえることができる。今後の課題:本研究では,何かを「失った」と感じた出来事についての調査を行ったが,その出来事によって具体的に何を失ったと感じたのかまで検討できていない。今後,この喪失感の構造についてより明らかにしていきたいと考える。また,本研究の結果からは,教師が児童生徒が喪失感を抱いているであろうと思われる体験の多くをとらえることができていると考えられた。しかし,茅野(2010)にあるように,その喪失体験が児童生徒にもたらす影響については十分に認識されてはいない。今後,喪失感がどのような問題につながる可能性がるのかの認識を高め,より適切なサポートの在り方を検討し,いかに実践していけるかが今後の課題である。
著者
宇佐見 香代
出版者
奈良女子大学
雑誌
奈良女子大学教育学科年報 (ISSN:09183604)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.13-26, 1992-12

On this thesis, I studied an issue of how learners acquire knowledges, a relation between objective recognition and life experience through Yoshibei NOMURA'S Work. He is famous for a leader of Life Education on educational history in 1920-30's in Japan. He emphasized his original thought of education and curriculum against actual education. His distinctive point of educational thought is an assertion to combine education with learner's life, an emphasis of child's experience in his or her life. And then his distinctive point of his curriculum is Studies of Human Life (Jinsei-ka), Studies of Life Skill (Seikatsu-ka) and Studies of Culture (Dokusyo-ka) against actual curriculum finely divined. Studies of Human Life and Studies of Life are subjects that need special attention on child's actual feeling. He aimed at definite growth of learner's ability to acquire objects of their researches by themselves, and with this ability, true acquisition of culture through reading with each reality. Consequently he made efforts to teach culture and to make children create new culture by Studies of Culture through reading. I think his thought and indication are full of suggestion when we must consider Life Studies established by the Ministry of Education from this year.
著者
関谷 龍一郎
出版者
名古屋大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2013-08-30

PLAGL2(Pleimorphic adenoma gene like-2)は卵巣癌で発現が見られる転写因子である。今回卵巣癌におけるPLAGL2の機能解析を行った。卵巣癌細胞においてPLAGL2を抑制させると細胞骨格および細胞遊走能に変化を認めることが分かった。この変化はアクチン骨格の構成に必要なRhoA、Rac1などのRho GTPaseの活性が関与していることが示唆され、特に細胞骨格にはRhoA、細胞遊走にはRac1が強く関与していた。また、Rac1の変化にはRacに特異的なGTPae結合タンパクであるCHN1(chimerin1)も関与していることが示唆された。
著者
及川 佐枝子 市原 学 久保 雅敬
出版者
椙山女学園大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究では、近年化粧品や食品などに広く利用されている二酸化チタンや酸化亜鉛のナノ粒子について、THP-1マクロファージ様細胞および大腸癌細胞Caco2を用いて炎症反応の誘導および炎症性疾患増悪作用の検討を行った。その結果、二酸化チタンのナノ粒子による炎症反応誘導作用は、ルチル型よりアナターゼ型で強く認められた。また、THP-1マクロファージ様細胞において、酸化亜鉛のナノ粒子により粥状動脈硬化進行の原因とされるマクロファージ泡沫化の促進が認められたが、二酸化チタンのナノ粒子では認められなかった。酸化亜鉛ナノ粒子はマクロファージの泡沫化を促進し、粥状動脈硬化症を増悪する可能性が示唆された。
著者
大園 享司 武田 博清
出版者
応用森林学会
雑誌
森林応用研究 (ISSN:13429493)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.7-11, 2002-03-29
被引用文献数
1

培養系において15種19菌株(担子菌類(B)6種6菌株,クロサイワイタケ科子のう菌類(XA)4種7菌株,その他の子のう菌類(OA)5種6菌株)の分解を受けたブナ落葉の養分濃度(N,P,K,Ca,Mg)を測定した。実験に用いた菌株は京都府北東部の京都大学農学部附属芦生演習林において採取した。同地においてリクードラップにより採取したブナ落葉をオートクレーブ滅菌(120℃,20分)して素寒天培地の表面に置き,菌類を接種して2ヶ月間,20℃,暗黒下で培養した。培養後の落葉は重量減少率を測定後,養分濃度を測定した。分類群間で各元素濃度の平均値を比較したところ,N濃度はBとXAとの間で差はみられず,BでOAよりも高かった。P濃度はXAでB,OAよりも高かった。K,Ca濃度は分類群間で差はみられなかった。Mg濃度はBでXA,OAよりも低かった。この結果を,菌類が森林生態系での落葉分解にともなう養分動態に果たす役割という観点から考察した。
著者
横山 玲子 松本 亮三 吉田 晃章
出版者
東海大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

本調査研究は、カンペチェ州南部地域を中心に、古代マヤ文明の発展と衰退のメカニズムを、文明と環境の相互作用から考察するための最初の調査である。古典期マヤ社会は、優越センターが複数の従属センターを支配する統合形態をもつとされるが、調査遺跡として特定したラモナル遺跡周辺の遺跡分布調査からは、古典期終末期に優越センターの支配とは異なった独立した諸集団の活動があったことが予見された。その要因として、当該地域の自然環境と、当時起こったと思われる気候変動(大干ばつ)が考えられるため、今後、さらなる調査を実施する必要がある。
著者
萩原 武士 中山 明子 岸下 裕之 中山 大嘉俊
出版者
大阪教育大学
雑誌
大阪教育大学紀要. V, 教科教育 (ISSN:03893480)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.111-115, 2000-08
被引用文献数
1

児童の"能動的な学び"をみるための前段階として, 第5学年の児童を対象に, 理科の自由研究の実態について検討した。その結果, 教師の支援・援助がない状態で, 理科の自由研究をした児童は, 全体の約17%であった。さらに, 自由研究をした児童の内で, 自発的にした児童は約7割であった。この結果は, 6年生を対象にした調査結果と比べると, いずれも若干高い傾向にあった。また, 自由研究をした児童は, 自己評価も肯定傾向にあることが示された。これは, 6年生でも同様の傾向[9]がみられたが, 5年生の場合, 「がんばった」という項目が高いことが分かった。To obtain an information on the pupils' active learning attitude the responses for the inquiries concerning the pupils' free-hand assignments of the science lesson of the summer vacation in fifth grade of the elementary schools have been examined, so far. From the analysis of the inquiries almost all pupils more than 90 percents of total examinees of 170 pupils, without teachers' supports or encouragements, did not show marked interest in accomplishment of their free-hand assignments of science lessons. It has been that only six percents of total pupils have been able to accomplish volantarily their free hand assignments. Pupils' characteristics for active learning attitude were revealed that pupils had volantarily accomplished their free-hand assignments have shown affirmative responses to impose self evaluation in science lessons on themselves. It is also confirmed that this affirmative response of the fifth grade pupils is similar to the previous results obtained for the sixth grade pupils. The marked responses in the present case have been found in their attitude of "tough it out".