著者
KOBAYASHI TOMIKI SASAMURA KAZUYUKI WATANABE KUNIAKI MURATA JIN
出版者
日本植物分類学会
雑誌
APG : Acta phytotaxonomica et geobotanica (ISSN:13467565)
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.37-43, 2008-03-25
被引用文献数
1

Based on morphology and chromosome numbers, Arisaema inaense (Seriz.) K. Sasamura et J. Murata is newly recognized at the rank of species and a new species A. nagiense T. Kobayashi, K. Sasamura et J. Murata is described. Both are diploid with 2n=26 and lack the accessory buds that always accompany the axillary buds of tetraploid plants of A. ovale Nakai. In the A. ovale group, A. nagiense is unique in the inflorescence unfolding before the leaf blade.

1 0 0 0 福井音頭

著者
西条 八十[作詞]
出版者
ビクター
巻号頁・発行日
1952-06

1 0 0 0 微差力

著者
斎藤一人著
出版者
サンマーク出版
巻号頁・発行日
2011
著者
小林 大 山口 宗慶 花井 知広 渡邊 明嗣 田口 亮 林 直人 上原 年博 横田 治夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.355, pp.39-44, 2003-10-01
被引用文献数
1

データの格納や提供といったサービスは今やIT基盤の中核であり,例えバグフィックスや機能向上のためのソフトウェア更新であっても,そのためにサービスを中断することは許容され難い,高可用なデータ格納・提供のためのアプローチの一つとして我々は自律ディスクを提案しているが,自律ディスクにおいてもサービスを停止すること無くシステム構成ソフトウェアの更新を行えることが肝要である.本稿では自律ディスクに対して高可用なシステム更新手法を提案する.提案手法では物理ノード内に複数の仮想ノードを構成し,仮想ノード間での論理的なデータ移動を用いることで無停止かつ僅かな性能低下でシステム更新を行うことが可能である.また本手法について実装し実験を行った結果を用いてその有効性を示す.
著者
大原 美保 江島 潤一郎 目黒 公郎
出版者
東京大学
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.60, no.3, pp.112-116, 2008-05

生産技術研究所都市基盤安全工学研究センター(ICUS)では, 更なる安全体制の確立を目指してIT強震計による生研建物のモニタリングシステムの導入を行った.IT強震計システムは, 東京大学地震研究所地震予知情報センターの鷹野澄准教授により開発された計測システムであり, 本論文では生産技術研究所建物内18箇所へのIT強震計の設置状況と2007年度における観測結果を報告した. 2007年4月1日から2008年3月10日までに32回の地震を観測し, 7月16日の新潟県中越沖地震での揺れも観測することができた.平常時のモニタリングおよび地震時の波形はWEB上で公開しており, 所外からも閲覧することができる.[本要旨はPDFには含まれない]
著者
吉村史郎
雑誌
耳鼻臨床
巻号頁・発行日
vol.12, pp.1715-1721, 1983
被引用文献数
8

1 0 0 0 OA 兎の全身麻酔

著者
斉藤 久美子 中西 真紀子
出版者
獣医麻酔外科学会
雑誌
獣医麻酔外科学雑誌 (ISSN:09165908)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.27-32, 1998-01-31 (Released:2010-09-09)
参考文献数
12
著者
末広重恭 著
出版者
博文堂
巻号頁・発行日
1886
著者
兼保 直樹 高見 昭憲 佐藤 圭 畠山 史郎 林 政彦 原 圭一郎 Chang Lim-Serok Ahn Joon-Young
出版者
公益社団法人 大気環境学会
雑誌
大気環境学会誌 (ISSN:13414178)
巻号頁・発行日
vol.45, no.5, pp.227-234, 2010-08-30 (Released:2011-06-05)
参考文献数
16
被引用文献数
8

アジア大陸起源の汚染物質がわが国のPM2.5汚染状況に与える影響を明らかにするため、五島列島福江島と、その東方約190 kmに位置する福岡市において2009年春よりPM2.5濃度の通年観測を開始し、さらに4月に集中的に大気中エアロゾルの観測を行った。この結果、春季の福岡でのPM2.5濃度は福江島より半日程度遅れて変動していること、また濃度レベルも同程度または福江島の方がやや高く、日平均の環境基準値を超過する高濃度が度々出現した。組成分析の結果、高濃度時のエアロゾルの主成分は、硫酸塩と粒子状有機物が支配的であり、硫酸塩や総硝酸濃度は福江島の方が福岡より高かった。韓国済州島でのPM2.5測定データでは、福江島よりさらに早い時間に濃度増加を開始しており、長距離輸送による九州北部への汚染物質の到達を示している。このときの気圧配置より、4月上旬の2回の顕著な高濃度出現は、典型的な2つの長距離輸送パターン、すなわち前線後面型と移動性高気圧周回流型による輸送であると考えられる。月平均濃度でみても、4月の福江島のPM2.5濃度は福岡市よりやや高く、2009年春季の九州北部地域では、福岡のような大都市域においても、PM2.5濃度は域外からの長距離輸送による広域的な汚染状況に支配されていたと考えられる。
著者
永田 雅彦
出版者
日本医真菌学会
雑誌
Medical Mycology Journal (ISSN:21856486)
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, pp.45-47, 2013 (Released:2013-03-08)
参考文献数
22
被引用文献数
1 1

イヌから分離されるマラセチアは Malassezia pachydermatis が主体であり,その関与が予想される “マラセチア皮膚炎” と呼ばれる疾患がある.皮疹は脂漏部位の鱗屑を伴う比較的境界明瞭な紅斑を特徴とし,慢性経過を辿ると苔癬化や色素沈着を認める.その臨床はヒトの脂漏性皮膚炎に相当している.今後,ヒトと動物に共通する疾患としてその相違点を明らかにすることで,この領域における普遍的病態の理解を深めることが可能と推察された.
著者
山田 英一 雨海 正純
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CPM, 電子部品・材料 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.467, pp.83-86, 2007-01-11

本発表はワイヤボンディングプロセスのモデリング手法を開発し、ボールボンディング時のボール形状およびシリコン内部のストレス評価を行い、ワイヤボンド条件およびボンドパッド構造の最適化を検討したものである。シミュレーションはワイヤ、ボール、キャピラリ、ボンドパッドおよびその周辺部をデバイス内部薄膜層を含めてモデル化し、3次元非線形動解析で行った。また、モデリングと同条件で実際のワイヤボンドを行い、モデリング結果から得られたボール形状と比較し、モデルの妥当性について検証した。
著者
深澤 隆治 小川 俊一
出版者
日本医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

川崎病罹患児の入院時血小板遺伝子プロファイリングを行うことで、川崎病発症早期のサイトカイン動態を解明することを試みた。川崎病発症早期にはInterleukin-1からInterleukin-18に連なるInnate Immunityの遺伝子発現の活性化およびC1qをはじめとする補体の遺伝子発現が活性化していた。しかしながら、川崎病罹患児の入院時の血清補体活性の上昇は証明できなかった。Innate Immunityのシグナル伝達物質であるMyD88およびIL-18のSingle Nucleotide Polymorphismの解析が進行中である。
著者
SHIRAI Hisato
出版者
科学基礎論学会
雑誌
Annals of the Japan Association for Philosophy of Science (ISSN:04530691)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.29-43, 2009-11-15

Quantum mechanics is widely believed to be inconsistent with local realism because J.S. Bell proved the contradiction between quantum mechanics and the hidden variable theories based on reality and locality of matter. As described herein, the relation between quantum mechanics and local realism is discussed. This paper presents the question of whether any version of local realism is contradicted by quantum mechanics. The answer is negative. An interpretation is proposed by which the contradiction is explained using physical variables of two types: (1) physical variables of the first type, such as positions and angles (i.e. coordinates), are realistic variables and always possess definite values independently of measurements; (2) those of the second type, such as momenta, angular momenta, and spins (i.e., conserved quantities), are non-realistic variables, which possess no value before measurement. Value definiteness of the first type provides a reliable basis to physical reality of matter, and non-reality of the second type might solve the problem of inconsistency between quantum mechanics and local realism.
著者
日本特殊教育学会編
出版者
丸善出版
巻号頁・発行日
2013

1 0 0 0 政治

出版者
寺島書店
巻号頁・発行日
1950
出版者
巻号頁・発行日
vol.245 丹後国宮津城図,
著者
鬼頭 誠 吉田 重方
出版者
一般社団法人日本土壌肥料学会
雑誌
日本土壌肥料學雜誌 (ISSN:00290610)
巻号頁・発行日
vol.63, no.5, pp.511-516, 1992-10-05
被引用文献数
2

セイタカアワダチソウ,ヨモギ,ススキ,ダイズおよびトウモロコシ茎葉等の緑農地から排出する植物性廃棄物を主材料として製造した培養土の理化学性と植物生育に対する影響を調査した.1)供試した植物性廃棄物のC/Nはススキ>セイタカアワダチソウ>トウモロコシ>ヨモギ>ダイズの順であった.無機成分のなかでは,窒素含量がヨモギ,ダイズにおいて,リン含量がススキ,トウモロコシにおいて,カリウム含量がトウモロコシ,セイタカアワダチソウにおいて,カルシウム,マグネシウム含量がダイズにおいてそれぞれ他の草種に比べて高い値を示した.2)製造した各培養土はpH6.42〜7.24,EC0.10〜0.22mSであり,植物生育に対して良好な範囲内にあった.3)培養土の硝酸窒素含量およびCa型リン酸含量はともにダイズを材料としたものにおいて最も高く,ススキを材料としたものでは最も低かった.また,材料とした植物性廃棄物の成分含量と製造した培養土の成分含量の間には,C/Nとカルシウム含量以外有意な相関は認められなかった.4)各培養土に栽培した4種(コマツナ,シュンギク,ダイズ,トウモロコシ)の作物の生育は,栽培期間の短いコマツナでは対象とした土壌区以上の生育を示さなかったが,栽培期間の長い作物(ダイズ,トウモロコシ)では土壌区の生育を凌駕した.5)上記の4種の作物の平均生育量と培養土のCa型リン酸および交換性カルシウム含量との間に正の有意な相関が認められた.以上の結果から,緑農地から排出する各種植物性廃棄物と浄水廃棄物を組み合わせて堆積することにより培養土の製造は可能であるが,さらにリン酸およびカルシウムの添加により高品質のものが製造できるものと考えられた.
著者
金 スンオグ 金 スンオグ
出版者
一般社団法人中国研究所
雑誌
中国研究月報 (ISSN:09104348)
巻号頁・発行日
vol.65, no.1, pp.30-44, 2011-01-25

本稿は2010年3月9日丁玲の娘蒋祖慧氏(元中央バレエ団副団長・『紅色娘子軍』創作メンバーの一人)のインタビュー記録である。主な内容は,幼少期を過ごした延安での集団生活,1949年春から翌年夏までの平壌崔承喜舞踊研究所留学(母の説得で朝鮮に行ったこと,留学生活の様子),1951年中央戯劇学院に開設した崔承喜舞踊研究班の回想および母との思い出で,御本人提供の写真を含む。丁玲の息子蒋祖林氏は著作もあり比較的知られているが,妹の氏については母娘の関わりも含め日本では殆ど紹介がない。近年再評価が進む崔承喜研究から見ても,従来注目されなかった中国舞踊界での崔の貢献について,愛弟子である氏の証言は貴重だろう。