著者
[マルシュ 著]
出版者
文部省
巻号頁・発行日
vol.上, 1876
著者
中西 美木子 堀越 力
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.279, pp.41-46, 2010-11-06

手帳やファイルなどの身の回りのある物を入出カデバイスの代用品として用い,身の回りにある物でコンテンツの閲覧・入力操作をすることができるシステムを提案した.システム実現には単眼光学シースルーHMDを用いることが最適であると考え,単眼光学シースルーHMD利用時に映像の閲覧・操作を行なった場合の物の重要性を評価した.物がない状態,視覚的に距離を把握できる物が存在している状態,実際に物を持った状態の3通りにおいて知覚の違いを評価したところ,実際に物を持った場合において,物の存在の有効性を確認することができた.そこで,物に対してインタラクションを行なうシステムを試作し,その有効性を確認した.
著者
石黒 仁揮
出版者
慶應義塾大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2009

大規模アナログ・ディジタル混載回路に搭載されるアナログ回路の周波数応答および時間応答をモニターする回路を開発した。高速に正負双方に昇圧されたクロックを生成するブートストラップ回路を考案し、サンプリング回路の動作周波数およびダイナミックレンジを拡張出来ることを実験で確認した。位相特性測定用の面積効率の良い位相補間回路を考案して、回路設計および測定を行った。開発したモニター回路は0.1mm角以下のサイズで、LSIのチップ内に多数搭載してアナログ回路の特性モニターおよびそのキャリブレーションに利用することができる。
著者
阿部 尚之 島田 敬士 長原 一 谷口 倫一郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IBISML, 情報論的学習理論と機械学習 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.194, pp.195-200, 2011-08-29

Webの集合知を活用し,未知の画像に対してその撮影内容に関するラベル付けを行う画像アノテーションという研究が盛んに行われている.従来の画像アノテーションは,収集した全ての訓練データセットから画像特徴とラベル特徴の関係を学習するものが多かった.しかし,それらのデータには人力である未知画像とまったく関係のない不要なデータも数多く含まれている.そこで本稿では,未知画像に付与されている位置情報と画像構図を利用して,そのような不要なデータを排除することで,画像アノテーションの精度を向上させる手法を提案する.実験では,提案手法と従来手法の比較実験を100シーンで行い,その得られた結果について報告をする.

1 0 0 0 OA 開會の辭

著者
柳生 六郎
出版者
資源地質学会
雑誌
鉱山地質 (ISSN:00265209)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.26-26, 1951-12-20 (Released:2009-06-12)

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1924年02月08日, 1924-02-08
著者
梅崎 太造
出版者
中部大学
雑誌
奨励研究(A)
巻号頁・発行日
1997

平成9年度は、既に開発していた「声の誘導、大きさ、長さ、高さ」「5母音」「オンラインヘルプマニュアル」等の基本的発話訓練ソフトウェアに加え、以下に示すソフトウェアを開発した。ゲーム性を重視し、より操作が簡単にできるよう努めている。児童に訓練していることをなるべく意識させないで、楽しみながら遊べるように配慮してある。UFOキャッチャー・・・声の連続断続訓練に用いる。一定の大きさで声を出し続けるとクレーンが動く。1度目の発声で右方向に動き、2度目の発声で下方向に動く。ロケット・・・無声音の訓練に用いる。ゲームがスタートするとカラスが左から現れる。正確に発声できたら弾が発射される。もぐらたたき・・・母音訓練に用いる。モグラが穴の外に出ている間に、穴に付けられた母音名を発声する。正しく発声できたらモグラをトンカチで叩いたことになる。音声迷路・・・日常生活で良く使う単語の訓練に用いる。ランダムに作成される縦横Nマス(N=2〜30の間で指定)の迷路を音声で操作しながら出口を探索する。これらの発話訓練ソフトウエアは5つの聾学校において実際に評価していただいている。平成10年度は、子音の中でも特に区別が困難な有声破裂音/b,d,g/に対して、後続母音非依存及び依存型認識モデルの比較検討を行った。認識方法としては、DPマッチング、TDNN、HMMの3手法を用いた。後続母音に依存しない実験では、TDNNによる認識結果が最も高く74.3%であった。一方、後続母音を考慮した実験ではDPマッチングで最高88.3[%]が得られたほか、全体的に認識率が向上した。3手法を統合した場合、後続母音に依存しない認識モデルに比べ、後続母音依存型モデルによる認識率が平均10%向上しており、後続母音を考慮した認識法が有効であることを示した。
著者
神田 武利
出版者
公益社団法人 日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.59, no.3, pp.175-192, 2010 (Released:2010-04-29)
参考文献数
35

シリカをシリコーンポリマーでコーティングした後,二重結合を有する各種化合物を白金触媒下で反応させることにより,ポリマーコート型カラム充填剤を合成した.ポリマーコーティングは,シリカの細孔をつぶすことなく,約7 Åの薄膜で行われていた.本充填剤は,シリカ系カラム充填剤の特長である分離性能をもつと同時にアルカリ性条件下でも使用可能であり,シリカ系とポリマー系充填剤の両方の利点を有していた.またポリマーコーティングは,残存シラノール基の影響を最小限に抑制し,ポリマーコーティング量とC18導入量を最適化したポリマーコート型C18充填剤は,メタノール及びアセトニトリル系の中性移動相下においても,強塩基性化合物であるアミトリプチリンのピーク形状は良好であった.ポリマーコート型カラム充填剤はシリカ基材の表面の活性をコーティングによって不活性化しているため,一般的な化学結合型カラム充填剤と比較して,ロット再現性も良好であった.
著者
竹谷 智良 淀川 英司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.699, pp.39-46, 2002-03-01
被引用文献数
1

今日、誰でも銀行のATM(Automated Teller Machine)を使用して、貯金、引出し、振込みや残高を確認できる。しかし、ATMは多くの機能と画面があり、一画面内でさえも多くの選択肢を持っているなどのため、多くの人にとって、非常に便利であるが、使い方に馴染めない人も少なくない。本研究では、ATMのシミュレーション・モデルを作成し、マンマシーン・インタフェースに関する実験を行い、より使いやすいATMのインタフェースを提案し、評価を行った。その結果、利用者に予測行動を起こさせる提示順番、用語に対する提示方法などの改善により操作性を向上できることを確認した。また、階層画面における画面間の関係を考慮した利用者の認識・行動パターンを明らかにした。
著者
内海 龍太郎
出版者
近畿大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

細菌は環境変化を迅速に感知する多様な膜センサーを介して、環境適応に必要な遺伝子の発現を制御し、多様な環境変化に迅速に適応するシステム(TCS, two component signal transduction)を有している。細菌細胞は、1細胞に何十というTCS回路を持っていることが知られている。さらに、各TCS回路は互いに連結して、さらに複雑な遺伝子発現制御ネットワークを形成している。本研究では、世界で初めて、大腸菌K-12のTCS EvgS/EvgAとPhoQ/PhoPに着目して、それらの2種のTCS間をつなぐ、コネクターの働きを明らかにし、環境変化に迅速に適応できる細菌の情報伝達ネットワークの分子機構を明らかにした。
著者
岩田 年浩 須賀 竜哉 田村 亜由美 吉岡 展祥
出版者
関西大学
雑誌
情報研究 : 関西大学総合情報学部紀要 (ISSN:1341156X)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.1-11, 2006-07-12
被引用文献数
2

個人での資産運用のこれからの形ともいえる株式投資において,株価の動きを予測することの重要性はますます高まっていくだろう.そこで本研究では,安定性という観点から新たな分析方法を打ち出した.すなわち,より規則性の高いものはより予測しやすく,利益の確保においてより確実性が高いということから,直後の株価予測ではなくむしろ利ざやを得るためのよりリスクの少ない,または確実な銘柄選びということを考えたのである.そしてその分析を誰しもが手軽に行えるよう独自のソフトを開発し,その有益性を実証した.
著者
神山 敏雄 佐久間 修 恒光 徹 垣口 克彦 浅田 和茂 斉藤 豊治
出版者
岡山大学
雑誌
総合研究(A)
巻号頁・発行日
1989

本研究は、経済犯罪の総論的課題については、従来の日本の経済犯罪研究の歩みと研究方法を分析・検討することによって経済犯罪研究の全体像を明らかにし、そして日本における経済犯罪現象の諸相を概観することによって今後の研究課題を模索した。各論においては、以下の諸分野の経済犯罪を取り上げて研究した。先物取引の分野においては、当該取引をめぐる犯罪の現状を分析した上で、判例、捜査実務、学説の役割を検討し、今後の当該犯罪についての経済刑法の課題を指摘した。企業秘密の分野においては、企業秘密の概念やその侵害に対して刑法とその他の法律はそれぞれどのような役割を果たすべきかを検討した上で、刑法の限界を明らかにした。証券取引の分野においては、特に、インサイダー取引の現状分析とその犯罪化立法の問題点を取り上げて検討した。出資法の分野においては、従来の犯罪形態を分析した上で、これらの犯罪対策手段として行政処分と刑罰はどのような役割を果たすべきかを検討した。連鎖取引の分野においては、無限連鎖講と連鎖販売取引をめぐる犯罪を取り上げ、その実態と対策を検討した。クレジット・カード濫用の分野においては、その実態、当罰性、刑法の役割について検討した。コンピュータ濫用の分野においては、コンピュータ犯罪の動向とコンピュータ・ウイルスの問題について詳細な資料を駆使して検討を加えた。外国における経済犯罪の実態と理論については掘り下げて研究する予定であったが、当初の計画通りには進展しなかった。これまで外国の経済犯罪に関する文献について5篇を取り上げ、紹介・論評することができたが、引き続き今後の研究に委ねることにする。