著者
S.I.
出版者
公益社団法人日本船舶海洋工学会
雑誌
造船協会雑纂 (ISSN:03861597)
巻号頁・発行日
no.157, pp.200-206, 1935-04
著者
後藤 浩子 Goto Hiroko
出版者
法政大学経済学部学会
雑誌
経済志林 (ISSN:00229741)
巻号頁・発行日
vol.83, no.4, pp.105-136, 2016-03

This paper analyzes the formation of the concept of a "museum" in eighteenth-century France. During the reigns of Louis XIV and Louis XV, the Royal Academy of Paintings and Sculpture formed a professional art institution, which consisted of artists, connoisseurs and conservators. This institution worked out a plan for a Grand Gallery under the supervision of d'Angiville, who was the general director of buildings, arts and manufacturing under Louis XV. This plan, however, was suspended by the French Revolution, and an art museum was then established after a large struggle between the Gironde and the Montagne. This paper analyzes how arts professionals, borrowing their framework from the field of natural history, invented the "museum" and re-evaluated fine art created during the period of "unenlightenment".
著者
岩下 剛
出版者
社団法人空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
no.199, pp.21-27, 2013-10

25℃,28℃の室温,交通騒音の発生あり・なしという条件において被験者を在室させ,作業課題の遂行及びアンケート調査を実施した。1)交通騒音の発生は単純な作業である問題Aにおいて処理速度,正解率ともに正の影響を及ぼし,複雑な作業である問題Bにおいて負の影響を及ぼした。作業に最適な覚醒レベルは単純な課題よりも複雑な課題に対して,より低い覚醒レベルが適していた。2)騒音発生のない条件では,問題Aの処理速度は25℃条件の方が28℃条件よりも速いが,問題Aの正解率には室温の差異の影響がみられなかった。問題Bでは28℃条件の方が処理速度が速く,正解率も高くなっていた。複雑な作業である問題Bを行うには25℃よりも28℃の方が適当な覚醒レベルであったと考えられる。
著者
高尾 征治 瀬戸口 早苗
出版者
人体科学会
雑誌
人体科学 (ISSN:09182489)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.11-21, 2000-05-31

In this paper, it is first made clear that the author's dialectic axiom-theorem and the dialectic monism of material-spirit results in being systematized by developing in succession of Osawa's dialectics of practice and Chishima's dialectics of life, and then it is also shown that it has a possibility of making an important role as a leading principle to develop newly various scientific theories. Second, from a viewpoint of Chishima's Philoso-Science, the right and wrong for previous universe models are critically considered and the dynamic expansion-contraction universe model which is a main stream of modem cosmology is found to satisfy the author's dialectic axiom. This model however has a big contradiction that there has been observed only the half of total amount of matter which is required to make our universe in motion from expansion to contraction. Then, the unknown dark matter is tried to be researched life-scientifically based on the author's dialectic monism of material-spirit and the mind-body scientific mechanism of bearing a high level consciousness made clear by solving two conflicting opinions of near-death experience. Consequently, it is originally found that the dark matter in the material world corresponds in a thermodynamic sense to the decrease in weight of human and rat during dying process, and converts its phase in an endothermic manner from the material to the spiritual world of which energy field is higher than that of the material world. Based on the above, an image of twin universe composed of material and spirit is proposed by criticizing Peti's twin universe model composed of material and anti-material.
著者
楠葉 隆徳
出版者
大阪経済大学
雑誌
經濟史研究 (ISSN:1344803X)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.24-43, 2001-03-31
著者
土屋 政雄
出版者
一般社団法人日本認知・行動療法学会
雑誌
行動療法研究 (ISSN:09106529)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.107-116, 2015-05-31

質問票による測定指標についての尺度研究は、医療や心理学の分野をはじめ、認知・行動療法の研究においても広く行われてきた。しかし類似概念尺度の乱立や、尺度は開発されたものの科学的に明らかにすべき尺度特性が十分に検討されていないなどの問題がある。こうした現状を変えるため健康における測定の分野を中心にCOSMIN(COnsensus-based Standards for the selection of health Measurement INstruments)チェックリストがさまざまな領域の研究者らの合意に基づき作成された。本稿では、COSMINチェックリストの概要を紹介するとともに、これに準拠し尺度研究において失敗しない研究計画を立てるため、特に重要な四つの留意事項((1)例数設計、(2)再検査信頼性・測定誤差の評価、(3)仮説の設定、(4)反応性・解釈可能性の評価)の解説と、その具体的な記載事例を紹介することを目的とする。
著者
中生 勝美
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集 (ISSN:21897964)
巻号頁・発行日
vol.2016, 2016

第二次世界大戦中に、アメリカの人類学者の90%が軍事・政治組織にかかわっていた。人類学者を、軍事的な活動の必要に応じて差配していたのはクラックホーンであった。アメリカの対日戦を理解するためには、日本語資料を駆使する必要がある。今回、4つの事例から日本との戦争を通じて、アメリカの人類学がどのように変容し、国家機関や軍事部門に如何にかかわっていったのかという観点から、アメリカの人類学史を描いてみる。
著者
和田 康由 寺内 信
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.62, no.499, pp.155-162, 1997
被引用文献数
1 1

This paper deals with the role of housing development by estate campanies, through the case of Kansai Tochi Co. Ltd., which were founded in the middle of Taisho era. Tomosaburo TAKEHARA, the President of Kansai Tochi Co. Ltd., former a stock broker, was actively engaged in the housing enterprises by merging many estate companies, and the way of his housing management was to speculate in the housing estates as if they had been the stocks. He not only took over the business of merged estate companies but employed excellent managers and architects. Especially, Ohmino Den-en Toshi which had been developed by Kansai Tochi Co. Ltd. and MORISHOUJI District in Osaka City which was the project of a land readjustment system, were developed into the residential areas with excellent quality. But the company was in financial difficulties because it owned too many housing estates and a balance between supply and demand couldn't be kept during the war. It disappeared unexpectedly after the war in spite of developing land remarkably.
著者
瀬尾 政雄
出版者
日本特殊教育学会
雑誌
特殊教育学研究 (ISSN:03873374)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.1-13, 1982-07-24
被引用文献数
2

点字を常用する視覚障害者は、日本語が漢字仮名交り文を正書法とするため漢字・漢語の理解特に同音異義語の理解に困難がある。点字使用者のこの不利を明らかにするため同音異義の漢字を想起させてその結果を比較した。被験者は一般学生28名、弱視学生39名、点字使用学生28名。想起数の平均値を点字群と漢字群とで検定した結果0.1%水準で有意差が認められたが各群内の正眼と弱視、先天盲と後天盲では有意差は認められなかった。しかし、漢字群(正眼≒弱視)〉点字群(後天盲〉先天盲)の関係がすべての結果においてみられた。想起された漢字の出現順位は使用文字に関係なく、漢字使用経験の有無にも関係なく一致した傾向にあった。特に漢字経験のない先天盲グループの漢字の理解度も解答頻度から十分に理解したうえで解答していることが確認された。なお漢字・漢語の理解度は今後に予定している文脈における理解力の程度とその影響に関する調査により更に正確なものとすることが今後の課題である。
著者
西村 則昭
出版者
仁愛大学
雑誌
仁愛大学研究紀要 (ISSN:13477765)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.41-55, 2004-03-31

魂とは, ひとそれぞれの個性や来歴とわかちがたくむすびついた, 心の「機微」や「深み」のことである. そうした魂の存在に気づくとき, われわれの意識は, 自我 (現実世界を合理的・意志的に生きる主体) から, 魂へとシフトする. そして魂の観点をもつようになった意識は, 世界の魂 (美) に開かれていく. 魂の現象学とは, そうした人間と世界の両者の魂の現象に即して, そこにみられる論理をたしかな言葉へともたらそうとする試みである. 本稿では, 服飾という現象が扱われた. 服飾とは, 人間の魂と世界 (服) の魂との相応・融合である. 本稿では, とくに創造的なブランド, コムデギャルソンの心理学的な分析検討がおこなわれた. コムデギャルソンの創造性は, 既成の意味の網目を慎重に, 大胆に, 巧妙に解き, 意味以前の物自体, 身体自体の次元に到って, そこにおいて創作をおこない, 人間の存在を問いつつ, 「エレガンス」の名に値する, 新たなものを樹立することであることがわかった. その背後にはたらく元型的な力として, ギリシア神話の神々が, 見通されえた. まずクロノスに言及され, その創造的にして保守的な特質, 抑うつを惹起する邪悪な力が, どのようにコムデギャルソンの創造性と関連しているかが, 論じられた. またコムデギャルソンの提示する異形のエレガンスの背後に, 母親に捨てられた醜怪な子, プリアポスが, その母, アフロディーテにいとおしげに抱きしめられる様が, 透見されえた. そして本稿では, ひとつの臨床事例が提示され, 以上の論にもとついて, その事例の理解が深められた.
著者
松見 俊 マツミ タカシ Takashi MATSUMI
出版者
西南学院大学学術研究所
雑誌
西南学院大学神学論集 (ISSN:03874109)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.109-198, 2011-03

わたし自身,元来組織神学を専門分野として研究し,西南学院大学神学部では実践神学を教える者であり,歴史的研究は門外漢ではあるが,2010年度前期にプラハに在外研究を許された者として,プラハとチェコの歴史にとって避けることのできない重要な人物としてのヤン・フスから彼の神学思想を聞きたいと考えた。この論文では,1.フスの生涯を当時の社会的,哲学的,教会史文脈で考え,2.彼の主著といわれている『教会論』をまとめて提示し,3.彼の生涯と『教会論』を中心とした著作群から見えてくる神学思想の特徴を考察・整理しようと試みるものである。プロテスタント宗教改革は,マルティン・ルターが1517年10月31日,ヴィッテンベルクの教会の扉に「95箇条の提題」を貼り出した時から始まったとみなされがちである。むろん,バプテストの場合は,それ以前のバルタザール・フプマイヤーやアナバプテストの歴史などにも光を当ててきたのである。もっとも,「宗教改革」そのものを無視して,聖書時代に遡ってしまう極端な立場も存在してきた。そのような極端な歴史理解は別にして,ルターの宗教改革は「始まりというより,むしろ,その時点に先立つ二世紀続いた運動の結果」であったと考えるのが適切であると思える。ヤン・フスの教会改革運動も,彼自身,かなり意固地で個性的な性格であったように見受けられるが,ある才能ある個人の孤立した運動というより,この時期の教会改革運動の流れの一部分として理解されるべきであろう。ボヘミアの哲学者・神学者であり,「宗教改革以前の宗教改革者」と呼ばれるヤン・フス(Jan Hus 英John Huss,独Johannes Huss)は,今日でもその評価が分かれている。異端として断罪され,火刑に処せられたフスは,本当に異端思想の持ち主であったのだろうか,あるいは,今日,聖者として名誉回復がなされるべきなのであろうか。そして,いずれにもせよ,今日に生きるわれわれに,フスが死をかけてまで問い掛けようとしたメッセージは何であったのだろうか。われわれキリスト者は,歴史の中から「危険な記憶」としてのイエスの物語と共に,いかなる「記憶」を心に刻み,また,伝承すべきであろうか。これがこの論文の基本的テーマである。
著者
森川 美絵
出版者
国立保健医療科学院
雑誌
保健医療科学 (ISSN:13476459)
巻号頁・発行日
vol.58, no.2, pp.129-135, 2009-06

フィンランド,ドイツ,アメリカ合衆国における介護人材の確保育成策について,インフォーマルな介護者への対応も含めた取り組みの概要,介護従事者の確保・労働条件改善にむけた施策,および,専門的な介護人材の養成に関する施策を検討した.介護供給の公私バランスやシステムは国ごとに異なるが,いずれの国においても家族介護者を支援するための公的施策が講じられ,その射程は,現金の手当・給付のみならず,休日の取得と代替介護の保障,社会保険料の負担(社会保険制度上の配慮),介護者向けのサービス・プログラムの利用支援,相談・指導など,広く設定されていた.介護従事者の確保・労働条件改善については,中高年失業者の再教育・資格取得支援のほか,賃金水準に対する公的部門の直接的な規制もみられた(ドイツ).また,賃金水準の設定については,個々の事業者内部での雇用契約を越えた,より大きな組織単位での協約や交渉が機能していた(ドイツ,フィンランド).人材の定着にむけて,低報酬と専門職としての向上機会の制限に対応する具体策として,キャリアラダーの仕組みづくりが事業者レベルで広がっている(アメリカ).また,専門的な介護人材の養成については,看護と介護の共通基礎教育や福祉と看護・保健医療の共通基礎資格の導入がはかられてきた(ドイツ,フィンランド).こうした共通基礎教育・資格の導入は,ケア人材の専門性・資質という観点のみならず,ケアサービスの構造変化に対応した柔軟な介護労働市場,介護労働力の創出という観点からも推進されていた.こうした諸外国での展開は,今後の日本における介護人材の確保育成に関する政策の枠組みや具体策の検討においても,参考となる.
著者
田中 英道 田中 俊子
出版者
イタリア学会
雑誌
イタリア学会誌 (ISSN:03872947)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.148-170, 1984

L'autore fini di stendere l'opera verso il 1330. Egli era alle dipendenze dei Bardi e rapresentava i loro interessi nell' isola di Cipro e di altri luoghi. Il libro fu da lui scritto con l' intendimento che fosse usato dai mercanti al servizio dei Barbi. Esso e una guida per esercitare la mercatura in Europa ed in Asia. Nella prima parte l' autore da utili indicazioni per poter commerciare con la Cina e l' Asia Centrale, allora possibile grazie alla Pax Mongolica. Nel suo libro egli dimostra quanto desse valore al Commercio della seta. Ed e proprio della stoffa di seta cinese che si puo riconoscere nelle opere di Simone Martini. Nel libro il Pegolotti tratta nei particolari dal valore delle varie monete e dei pesi e misure usati in molti paesi d' Asia ed Europa. Abbiamo provveduto alla traduzione della parte del libro che tratta del commercio con la Cina, cioe abbiamo tradotto i primi otto capitoli allo scopo di sottolineare come il commercio tra Italia e Cina fosse assai sviluppato. In Italia esistono pochi studi recenti su tale tema. Esiste, come e noto, la traduzione inglese di H. Yule e Cordier e lo studio di A.Evans del 1936. Con questa nostra traduzione, vogliamo incoraggiare studi ad alto livello sui rapporti commerciali tra l'Italia e l' Asia nella questa epoca.